東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2024.12.25

 

 

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メリークリスマス☆ 吉澤です!

 

 

 

 

前回までは、「主訴の既往歴~現病歴の聴取」について書いてきました。

 

 

 

 

 

今回は前回の続きで「病の原因(病因)」を知るための考え方を書いていきます。

 
 
 
 
 
前回も書きましたように、治療を的確に行なうための大前提は「原因一結果の法則」となります。

 

 
 
 
そして病を引き起こしうる原因を「病因」といいます。
 
 
 
 
 
 
病因によって、どういう病理機序が働き、いかなる症状を発現させるのか、
 
 
 
 
 
 
その「病機」についても理解していきます。
 
 
 
 
 
 
四診(望診・聞診・問診・切診)で得た情報を元に、病を時系列的に捉え、
 
 
 
 
 
 
論理的に分析(弁証論治論理学)し、病因、病理(病位、病性、病勢)を総合して導きだします。
 
 
 
 
 
 
【 病因病理チャート図の組み立て方 】
 
 
 
 
 
ここからは問診情報などを元に病因がどのように関連しあっているかを図に書き起こす、
 
 
 
 
 
病因病理チャート図の考え方をご説明いたします。
 
 
 
 
 
 
一般的に、伝統医学では、病の本質を示すものは「証」と言われてきました。
 
 
 
 
 
 
この「証」は、病の全過程、例えば、生まれてからの体質から始まり、途中、病を発症し、
 
 
 
 
 
 
そして現在までの状態を含めたものを一定の時系列的な背景において断片的に捉えたものです。
 
 
 
 
 
 
よって「証」の本質は、病の時間的な制約におけるものであり、全体像を把握するためには、病因病機が必要となってきます。
 
 
 
 
 
 
 北辰会では、病機を病理と言い、「病因病理」としています。
 
 
 
 
 
これは、病を全体像で見た場合に症状が必ずしも病理現象だけとはいえず、
 
 
 
 
 
 
生体の生理的現象においても様々な生体防御の反応を起こすことがあるからです。
 
 
 
 
 
 
よって、生理面、病理面を考えた上での、病の全過程をチャート図に示すことにより、
 
 
 
 
 
 
それぞれの「証」の関係を明らかにし、どの「証」が本質かを分析していくことが可能となります。
 

 

 

次回へ続きます!お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房


 

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