東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について⑫

2024.12.11

 

 

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こんばんは。吉澤です!

 

 

前回に引き続き、「痛みの問診」について書いていきます!

 

J.弁病の決定 
 
 
 
 
基本的には、現時点(来院時)の情報となる、弁病を決めるための問診を行っていきます。
 
 
 
 
 
しかし、のちの既往歴~現病歴を問診していくに従い、別の弁病が浮き上がる場合もあります。
 
 
 
 
 
 
その場合は、病因病理に従い、適切な弁病に対してアプローチしていくことになります。
 
 
 
 
 
 
また、カルテの記入は、言葉だけでなく、人体図に記入したり、症状にて色分けしたりすると、より使いやすくなるので、工夫するとより良いです。
 
 
 
 
 
 
 1) 「主訴の増悪因子・緩解因子」
 
 
 
 
あくまで主訴に関わる因子を書いていきます。
 
 
 
 
主訴は悪化しないが、そのほかの症状が悪化するならば、主訴以外のどの症状が悪化するのかを別欄に明記しておくことが、後の情報の混乱を防ぐことになります。
 
 
 
 
例としては、雨天時は全身はだるいが、主訴は悪化しない場合などが挙げられます。
 
 
 
 
 
 2) 「環境・職歴・生活環境・家族構成・七情の乱れ」 
 
 
 
 
 
この項目は既往歴~現病歴と関連して問診していくと、環境などの外的因子と病との相関性が浮き彫りになり、わかりやすくなります。
 
 
 

「痛み(主訴の現病歴)」に関してのブログはここまでとなります。

 

 

 

次回からは「主訴の既往歴~現病歴の聴取」です。

 

 

 

次回へ続きます!お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房


 

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