問診について⑤

2024.10.23

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こんばんは。吉澤です！

前々回の続き、「筆跡」をテーマにブログを書いていきたいと思います。

おさらいですが、注目すべきポイントは以下の3つでした！

1⃣ 筆圧

2⃣枠内に文字がきっちり収まっているか

3⃣字体が揃っているか

今回は、〇の付け方に注目していきます。

北辰会カルテには〇付けで回答してもらう、質問事項も多く存在します。

そのため、〇付けにも患者さんの性格や精神状態などが垣間見えます。

1、〇がきっちりしているか、杜撰か

その患者さんの精神状況や性格が現れると言われています。

特に、主訴に関する症状だけは大きくきっちりと〇付けをしていても、他の一見関係なさそうな項目の〇が杜撰である場合、その方の意識は主訴にのみ向いていると言えます。

2、職業欄の〇の付け方

職業欄の〇付けでおおよそ、今の職業に対する意識がわかります。

3、「既婚・未婚・離婚・死別・再婚」欄に〇付けをしない場合

「既婚・未婚・離婚・死別・再婚」欄に〇付けをしない場合、知られたくない何かがある場合が多いです。

こちらに関しては、問診にて注意深く、確認をしていきます。

このように〇一つ取っても、様々な情報を含んでいますので、見逃せませんね。

次回は病歴に関してです！お楽しみに☆

【参考文献】
『鍼灸臨床能力北辰会方式理論篇』
藤本蓮風監修、(一社）北辰会学術編著、緑書房

『鍼灸臨床能力北辰会方式実践篇』
藤本蓮風監修、(一社）北辰会学術編著、緑書房

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