東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪㉖

2024.10.19

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 
 
 
最近は、1日の中での気温差が大きいため、体温調節をこまめにしながら過ごしていきたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
今日は厥陰病についてです。
 
 
 
 
 
 
 
厥陰病は傷寒六経病証の最後の段階で、三陰経の最後です。
最終段階であり、非常に重篤な病態です。
 
 
 
 
 
 
 
『内経』では「内陰交尽きる、故に厥陰という」と記載されています。
 
 
 
 
 
厥という字には極まるという意味があります。
よって、病が厥陰に至れば、陰寒が極致に達し、陰が尽きると陽が生じ、寒熱錯雑した病態となります。
 
 
 
 
 
 
 
厥陰病の条文は、「消渇、気上って心を撞き、心中疼熱し、飢えて食を欲せず」です。
 
 
 
 
 
 
厥陰病は虚実錯雑し、上熱下寒を呈します。
 
 
 
 
 
 
 
厥陰病の治法は、寒なる者は温め、熱なる者は清し、寒熱錯雑なる者は寒温併用します。
 
 
 
 
 
 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『傷寒論を読もう』 編著:髙山 宏世

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

 

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