東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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機能性ディスペプシアと鍼灸①

2024.09.29

 

 

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こんばんは 謝敷です

 

 

 

 

ここから数回は機能性ディスペプシアと鍼灸についてご紹介したいと思います。

 

 

 

機能性ディスペプシアは、あまり聞きなれない疾患名かと思います。
英語名をFunctional dyspepsiaというため「FD」とも呼ばれています。

 

 

 

過敏性腸症候群という疾患名は聞いたことがある方もいらっしゃると思いますし、
以前、こちらのブログでもご紹介しましたが(→こちら)、
FDは過敏性腸症候群と共に「機能性消化管疾患」に分類される疾患で、
器質的な病変(潰瘍や腫瘍、炎症)等がないにもかかわらず、症状を呈する機能性の疾患の1つです。

 

 

 

 

過敏性腸症候群が、下部消化管(主に大腸)の機能障害であるのに対し、
FDは、上部消化管(主に胃)の機能障害を呈します。

 

 

 

日本人の有病率は、11~17%と報告されており、
上腹部症状を有して病院を受診する患者さんでは約半数ともいわれています。

 

 

 

症状としては、
食後の胃もたれや、少し食べるとすぐに胃が張ってしまい
最後まで食事を食べられないようにといった「食後愁訴症候群」と
みぞおちの痛みや焼けるような感覚を呈する「心窩部痛症候群」の2つに大きく分類されます。

 

 

 

内視鏡所見では問題がないため、かつては「慢性胃炎」として診断されていた疾患ですが、
日本では、2013年に保険病名として収載されました。

 

 

 

FDの原因としては、内臓の知覚過敏や、心理社会的な要因、
遺伝的な要因、感染性胃腸炎の罹患、生活習慣等と多種多様で、
それらが複雑に絡み合っていることも多々あるようです。

 

 

 

 

治療としては、これらの症状が、
ピロリ菌による可能性がある場合は、ピロリ除菌を行いますが、
ピロリ陰性の場合は、胃酸を抑えたり、胃の動きをよくするような薬の他、
アコチアミド(アコファイド)というFDのための薬、
六君子湯といった漢方薬などを処方されることがあります。

 

 

 

来週はガイドラインでの記載ぶりや論文などをご紹介致します。

 

 
 
 
 

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