東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鼻乾(びかん)とは③

2024.08.27

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「燥邪傷肺と肺陰虚の鼻乾」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
 
いずれも病位は肺にあり、鼻竅が滋潤されないことにより、疼痛は無いものの、鼻や咽が乾燥します。
 
 
 
 
違いとしては、外燥と内燥という点で異なります。
 
 
 
 
燥邪傷肺の鼻乾は、秋の外気が乾燥する季節に生じ、外燥に分類されます。
 
 
 
 
この場合、鼻乾と鼻閉、嗅覚低下が顕著となることが特徴です。
 
 
 
 
発症初期は、頭痛、発熱、全身が重だるく痛むといった表燥の症状がみられます。
 
 
 
 
その他にも、空咳、少量の痰または無痰、口渇、口唇の乾燥、舌質紅、舌苔薄で乾燥、脈浮細で数を呈します。
 
 
 
 
治法は、清肺潤燥を用います。
 
 
 
 
次に肺陰虚の鼻乾についてです。
 
 
 
 
熱病の後で陰津が回復していない時期や、発汗が甚だしく、肺陰が消耗して発生します。
 
 
 
 
この場合は、内燥に分類されます。
 
 
 
 
少量の鼻汁、粘稠な痰、喉の掻痒、身熱、空咳、胸痛、盗汗、嗄声などの陰虚の症候がみられることが特徴です。
 
 
 
 
その他にも、舌質紅、舌苔薄白で乾燥、脈細で無力を呈します。
 
 
 
 
治法は、滋陰潤燥を用います。
 
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

 

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