東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鼻乾(びかん)とは①

2024.08.20

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

本日は「鼻乾(びかん)」について、お話していきたいと思います。

 

 

鼻乾とは、鼻腔の乾燥のことを指します。

 

 

鼻燥とも呼ばれることがあります。

 

 

弁証分類は、主に次の5つがあります。

 

 

1.肺熱の鼻乾

2.胃熱の鼻乾

3.燥邪傷肺の鼻乾

4.肺陰虚の鼻乾

5.肺脾気虚の鼻乾

 

 

鼻乾の病因は、燥、熱、虚であり、津液が損傷したことで引き起こされます。

 

 

臓腑としては、肺、脾、胃などが特に関係があります。

 

 

この他にも、温燥性の漢方、治法を誤用または過用することで発生することがあり、益陰潤燥の漢方、治法を加える必要があります。

 

 

本日は「肺脾気虚の鼻乾」について、お話していきます。

 

 

脾は運化を主り、肺は輸布を主りますが、肺と脾の気が虚すと水穀の精微が上輸できないため、鼻は濡養されず、鼻孔が乾燥します。

 

 

この場合、鼻の乾燥に加えて痒みをともない、乾痂がみられることが特徴です。

 

 

顔が白い、無力な咳嗽、息切れ、自汗、腹痛、食欲不振、泥状便、舌質淡、舌苔薄白、脈細弱などを呈します。

 

 

治法は、補中益気、健脾補肺を用います。

 

 

つづく

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店

『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

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