東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪⑰

2024.07.06

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

今日は夕方からものすごいゲリラ豪雨に見舞われましたね。

この時期は、天気が変わりやすいので、傘、かっぱは常に携帯しておきたいなと思いました。

 

 

 

 

今回は併病についてです。  

 

 

 

まずは、太陽と少陽の併病です。

 

 

 

二経が同時に邪を受けて発病したのちに、一経に併帰することです。

 

 

 

 

太陽病証が解していないときに、少陽の病証が現れるものを太陽と少陽の併病と言います。

 

 

 

 

症状は頭項強痛、頭目眩暈、心下痞鞕などが現れます。

 

 

 

 

この場合の治療は、発汗法、攻下法も用いるべきではないため、刺鍼にて太陽を宣散し、かつ少陽の邪を疏散させます。

配穴は大椎、肺兪、肝兪などです。

 

 

 


次回へ続きます。

 

 

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

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