東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪⑮

2024.06.15

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

 

今週は暑い日が続きましたね。いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

それでは今回も引き続き、合病と併病についてです。

前回記事はこちらです。

 

 

 

・陽明と少陽の合病について

陽明と少陽の二経が同時に邪を受けて、同時に発病したものです。

 

 

 

症状は、陽明裏実証と少陽半表半裏証の症状が現れます。

 

 

 

・陽明裏実証の主な症状

腹満、腹痛、拒按、下痢、手足の発汗

 

 

 

・少陽半表半表証の主な症状

悪心、心下部〜胸脇部の膨満感

 

 

 

陽明に偏っていることが多いため、治法は下法で、排便させ体内の積滞、結を除去します。

承気湯類(大承気湯、小承気湯、調胃承気湯)を用い瀉下します。

 

 

 


次回へ続きます。

 

 

 

 

参考文献

『中国傷寒論解説』 著者:劉 渡舟

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著:柯 雪 帆

『中医基本用語辞典』監修:高金亮 主編:劉桂平、 孟静岩

 

 

 

 

 

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