お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2019.10.01
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
募集内容の詳細はこちら!!
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 浅田です
先日、“後谿”という経穴について書きました。
“後谿”という経穴 参照
“後谿”の「後」の字は、「后」と書くこともでき、
「后」には君主、帝王という意味があることを知り、興奮していました。
その後も“後谿”の字解きをしていて、特に「谿」や「谷」について調べていたら面白い記載がありました。
『字統』には、
「谿谷の間は山気の深奥なるところであるから、神霊の依るところ」
と書かれており、
谿谷は、神がいる処、神気が出入りする処である、
と考えることができます。
『黄帝内経霊枢 九鍼十二原篇』には、
「所言節者.神気之所遊行出入也.非皮肉筋骨也.」
と書かれており、
経穴は形体としての皮肉筋骨の状況よりも、神気が動いて出入りしている処である、
と認識することの重要性が述べられています。
『経穴名辞攷』には、
「谷や谿は、筋間、骨間の陥凹を表す」
と書かれていますが、
「谿」や「谷」という字が用いられている経穴は、単に筋骨の窪みであること以外に、神の要素を含んでいたり、神気(脈気)が出入りしやすく、経穴としての反応が出やすい為、より注意深く観察しなければならない処である、
と考えることもできます。
従って、“後谿”の「谿」にも、神が関与していることがわかり、経穴としても重要な意味を持つことがわかりました。
経穴のたった2~3文字に深い意味が込められていて、それを詳しく紐解いてみると面白い妄想ができますね。
参考文献
・『現代語訳 黄帝内経霊枢』 東洋学術出版社
・『経穴名辞攷』 小田規矩之助
・『字統』 平凡社 白川静
・『漢辞海』 三省堂
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.11.22
久しぶりの怪我2024.11.21
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは④2024.11.20
問診について⑨2024.11.19
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは③2024.11.18
血の病2024.11.17
機能性ディスペプシアと鍼灸⑥2024.11.16
立冬②2024.11.15
段階的に克服する2024.11.14
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは②2024.11.13
問診について⑧2024.11.12
小便黄赤(しょうべんおうせき)とは①2024.11.11
気の病㊶2024.11.10
機能性ディスペプシアと鍼灸⑤2024.11.09
立冬2024.11.08
寒さ対策2024.11.07
呃逆(あくぎゃく)とは③2024.11.06
問診について⑦2024.11.05
呃逆(あくぎゃく)とは②2024.11.04
気の病㊵2024.11.03
機能性ディスペプシアと鍼灸④2024.11.02
風邪㉗2024.11.01
痩せた2024.10.31
呃逆(あくぎゃく)とは①2024.10.30
問診について⑥2024.10.29
呑酸(どんさん)とは②2024.10.28
久しぶりの排球観戦2024.10.27
機能性ディスペプシアと鍼灸③2024.10.26
霜降2024.10.25
食事量の調整2024.10.24
呑酸(どんさん)とは①2024.10.23
問診について⑤2024.10.22
乾嘔(かんおう)とは④2024.10.21
そろそろ冬2024.10.20
論文を読む上でのフレームワーク②2024.10.19
風邪㉖2024.10.18
ひと安心2024.10.17
乾嘔(かんおう)とは③2024.10.16
いい香り2024.10.15
乾嘔(かんおう)とは②2024.10.14
とうとうこの季節2024.10.13
論文を読む上でのフレームワーク①2024.10.12
秋2024.10.11
食欲がない2024.10.10
乾嘔(かんおう)とは①2024.10.09
問診について⑤2024.10.08
嘔吐(おうと)とは④2024.10.07
夏バテ2024.10.06
機能性ディスペプシアと鍼灸②2024.10.05
寒露2024.10.04
自然と癒やし