東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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内生五邪⑦

2023.09.16

 

 

 

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

昨日は昼頃からゲリラ豪雨もあり、大変な一日となりましたね。

 

 

 


今回は、先天性素因についてです。

 

 

 


先天性心疾患素因とは、父母から受け継いだ発病因子で、遺伝性の素因、妊娠中の母体の不摂生による胎児への影響がある事です。

 

 

 


稟賦と遺伝先天の稟賦は、小児の成長、発育に重要な影響を与えます。

 

 

 

 

稟賦不足は小児の発育不良や虚弱体質の重要な原因で、父母の形室の偏りは子に遺伝し、似通った疾病を引き起こしやすいです。

 

 

 


まず父母の先天不足についてです。主に、父母の先天の本(腎精虚損)を指します。

 

 

 

父母双方、または一方が早婚であると、精気が充実していないために、子も必然的に先天不足となり体質が弱く、病気がちになります。

 

 

 


また、父母の性生活の不摂生や高齢出産は子の稟賦不足の原因となります。

 

 

 


症状は、誕生時の体重不足、皮膚が薄く血色が無い、眼に力がない、泣き声が弱い、呼吸が弱い乳を吸う力がない、体が冷たい、寒がる、よく吐く、食欲がない、など成長発育が遅く、五遅五軟を呈することもあります。

 

 

 


次に、父母の形質の偏りについてです。

 

 

 

父母の陰陽気血の偏盛、偏衰を指します。父母が肥満していると子も肥満しやすく、父母が脾胃虚寒であれば、子も脾胃虚寒が生じやすくなります。このように、子にも似通った体質が遺伝して相応した病気が生じやすいのです。

 

 

 


・胎養、胎教についてです。

 

 

 


胎養は妊娠期間中の母体の生活調摂のことで、胎児の発育、出生後の健康状態と密接な関わりがあります。

 

 

 


例えば、妊娠中に悲しみ、怒り、驚き、恐れなどで母体の情緒が不安定になると、出生後の子は気血失調や精神不安を起こしやすくなります。

 

 

 


また、母体が辛辣なものや油物を食べすぎると、胎児は胎毒を感受し、生後に斑疹が出る場合もあります。

 

 

 

 

胎教は妊娠期間中の母親の精神修養のことです。

 

 

 


妊娠期間中は調和の取れた精神状態で、美しい事物に触れる事は、胎児の気血を調和させ、心身の安寧が得られます。

 

 

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所

『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰

『中医弁証論』    編著 柯 雪 帆

 

 

 

 

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