東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

耳聾・耳鳴(じろう・じめい)とは⑥

2023.08.10

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「耳聾・耳鳴」の続きで、「痰火の耳聾・耳鳴、気滞瘀血の耳聾・耳鳴」について、お話しいきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら
 
 
 
まずは痰火の耳聾・耳鳴についてです。
 
 
 
『古今医統』に「耳聾証は、すなわち気道通ぜず、痰火は鬱結し、壅塞して聾を成すなり」と記載があるとおりです。
 
 
 
特徴は、両耳がゴウゴウ鳴って、難聴となり、耳の閉塞感を伴うことです。
 
 
 
他にも、胸や腹が脹って苦しい、頭のふらつき、頭重、咳嗽、痰が多い、大小便がスッキリ出ない、舌質紅、舌苔黄膩、脈弦滑を呈します。
 
 
 
治法は清火化痰、和胃降濁を用います。
 
 
 
次に気滞瘀血の耳聾・耳鳴についてです。
 
 
 
情緒の抑うつによる肝気の鬱結や外傷により、気血が停滞して発生します。
 
 
 
特徴は、全身的な気滞血瘀の症候をともなうことです。
 
 
 
難聴、耳鳴は突発的に起こりやすく、頭のふらつき、頭痛、イライラ、胸脇苦満、舌苔黄、脈弦細がみられます。
 
 
 
治法は行気、活血化瘀を用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ