東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

頭痛とは④

2022.12.08

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回のつづきのお話で、「肝陽上亢の頭痛」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回までのお話はこちら!
 
 
 
本日より、表裏だと裏、内傷による頭痛についてお話していきます。
 
 
 
情緒抑うつ、怒りなどにより肝火上炎したり、肝陰虚のために肝陽が上亢し、清竅が擾乱され、目眩と頭痛を生じ、怒りにより増悪する特徴を持ちます。
 
 
 
肝は足厥陰経に属して経脈が胸脇から頭頂に循行しており、肝と表裏関係にある足少陽胆経は体幹と頭の両側に循行していることから、
 
 
 
頭痛は頭頂あるいは両側頭に放散し、耳鳴や胸脇痛を随伴します。
 
 
 
肝陽上亢や肝火旺は、陰液を消耗するため、口乾、顔面紅潮が生じ、熱が心神を擾乱するため、イライラ、易怒、不眠がみられます。
 
 
 
弁証のポイントは、頭痛に目眩が随伴し、怒りが頭痛の誘引因子・増悪因子となる、舌質紅、舌苔少、脈細数を呈するかどうかを確認することです。
 
 
 
肝火上炎による頭痛かつ、目の充血、口渇、口苦、尿が濃い、便秘、舌苔黄、脈弦数を呈する場合の治法は、清瀉肝火となります。
 
 
 
肝陽上亢による頭痛が慢性化して腎陰虚を伴い、頭の鈍痛が持続する、腰膝酸軟、盗汗、不眠、舌質紅、脈細を呈する場合の治法は、滋養肝腎を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

 
 
 
 
 

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ