東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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分からない

2010.12.03

こんばんは、森岡です(^_^)

「分からない」という言葉。

皆さんも、一度は言ったことがあると思います。

「先生、今の説明分かりません。」

「あなたの気持が全く分からない。」

「意味分からない。」

日常生活でも、よく聞きますよね。

僕は、この言葉を使う時は注意しています。

「分からない」の意味には、2つあると思います。

1つは、

理解しようと極力努めたが、本当に理解できなかった。

もう1つは、

理解しようとする気持ちがはなから無い。

稀に、分かっていても、「分からない」という方もいらっしゃいますが・・・(苦笑)

これは「姿勢(気持ち)」の問題が重要です。

前者において使う場合は、言われた相手もさほど不快感を感じず、

むしろ、なぜ相手に伝わらなかったのかを考えることができる、

良い機会となると思います。

言った本人も、分からないことに対して、良い回答が得られれば、

更なる発展を望めます。

双方に良い訳です。

しかし、後者の場合は違います。

言われた側は、間違いなく不快感を感じるでしょう。

それが、もし、その人が真剣に学んだ知識だったり、

理解してもらおうと、一生懸命になって説明したことだったりした場合は特に。

そうなると「君、分かろうとする気がないんだろ?」となります。

そして言った側も、不快となります。

なぜなら、この言葉をよく使う人は、

自分が、「分かろうとする気が無い」ことに、「気づいていない」ことが多いからです。

むしろ、自分は「分かろうとして聞いている」とさえ、思っていたりします。

ですから、言われた側が不快感を示したことに、不快感を示します。

「何で、そんな態度取られなきゃいけないの?」

しかし、これは、明らかに相手に対して「失礼」に当たります。

こうなると、この先は何も発展は望めません。

双方に悪影響です。

ですから、僕は「分からない」を使う時は、その前に一度、自問自答をします。

「自分は分かろうとするための気持ちをもって、最善の努力をしたのか?」

この、

「分かろうとする姿勢」

を持つことが、非常に重要なんじゃないかなと思います。

たとえ、自分が興味のないことであっても、「分からない」を使う時には、分かろうとする努力をする。

この姿勢は、「積極性」「自主性」にもつながると思います。

また、言葉には不思議な力があります。

自分が発した言葉は、相手はもちろん、自分も聞いているのです。

つまり、

相手に言っているようで、その実、自分に言い聞かせている。

「分からない」とは、

自分に対して「分からなくていいんだ」

と、言い聞かせているのです。

これは怖いことです。

皆さんは、自分の姿勢を棚に上げ、内なる自分に、知らず知らずに、

「分からない」

を、発していませんか?


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