東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

出血のメカニズム④

2022.05.05

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こんばんは!樫部です。
 
 
 
ゴールデンウィーク中はお休みいただきまして、ありがとうございました。
 
 
 
昨日より外来診療、往診事業部が診療開始しております。
 
 
 
再び元気に相棒のロードバイクとともに、患者さんのお身体を少しでも楽に出来るよう、東京中を走り回りたいと思います!!
 
 
 
では、本日は前回の続きで、「出血のメカニズム」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら
 
 
 
今回は、肝不蔵血・疏泄失調による出血について、お話していきます。
 
 
 
肝不蔵血・疏泄失調は、2つに分けることが出来ます。
 
 
 
1.血熱妄行型
 
 
 
この治療法は、前回のブログでもお話したとおり、清熱止血です。
 
 
 
「涼血」止血は、営血分の深いところをターゲットにしていますが、
 
 
 
「清熱」止血ですので、多くは気分の熱を指します。
 
 
 
肝の異常により、気分の熱が上がり、出血します。
 
 
 
肝の異常とは、具体的には、肝の臓は血を蔵していて、血の支配の大半を占めていますが、この失調により肝不蔵血となり出血します。
 
 
 
2.疏泄太過型
 
 
 
これはジワジワ長期に渡って出血して、徐々に弱っていきやすいタイプです。
 
 
 
この場合の治療法は、収斂止血であり、血管を引き締めて出血を止めます。
 
 
 
そして、疏泄太過というだけあて、肝の調整が第一となります。
 
 
 
ここで言う引き締めるというのは、弛緩しすぎているものに程よく緊張してもらうことをいいます。
 
 
 
営血による出血もきついものの、肝不蔵血の血熱妄行も激しく出血する特徴を持っています。
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『鍼灸医学における実践から理論へ パート4』
藤本蓮風著、谷口書店
 
 
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ