東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五神⑲

2021.12.20

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

今年も残り僅かですね。

 

 

 

年末に向けて色々とやらなくてはいけないことが多いと思いますが、頑張って進めていきましょう!

 

 

 

それでは、前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

前回は、東洋医学的聴覚に関して、書きました。

 

 

 

今回は、嗅覚に関して、書いていこうと思います。

 

 

 

東洋医学的嗅覚を書く前に、まずは西洋医学的に嗅覚のメカニズムに関して、簡単ではありますが書いていこうと思います。

 

 

 

まず、においの正体は、空気中を漂う化学成分とされており、その成分を鼻の中にある嗅細胞が感知します。

 

 

 

感知した情報は、大脳辺縁系の一部である嗅球へと伝達されます。

 

 

 

その後、大脳の嗅覚野に嗅覚として伝わり、「臭い!甘い!酸っぱい!」など、認識されます。

 

 

 

嗅細胞は人間の場合、2000万~5000万ほどあり、反応できる化学物資とは一対一の関係にあり、約1000種程に分類されています。

 

 

 

 

様々なにおいのバリエーションは、これらの臭いの刺激の組み合わせにより生み出されているといわれています。

 

 

 

 

嗅細胞数や分布状況などに関しては個人差があるため、特定の臭いに鈍感、敏感など、差が出てきます。

 

 

 

鼻でキャッチして、脳で嗅ぎ分けているわけです。

 

 

 

余談ですが、視覚や聴覚と違い、視床下部を経由せず脳にダイレクトに情報が伝えられておりますが、これは嗅覚が本能的な行動判断をするために、重要な働きをしているからだと考えられています。

 

 

 

また、記憶を主る海馬を経由するということで、においが記憶と結びつきやすいとも考えられています。

 

 

 

参考文献

『よくわかる「脳」の基本としくみ』 監修:後藤和弘 (秀和システム)

 

 

 

 

 

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