東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

顔面神経麻痺

2021.12.16

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
*********************************************************************************************

 

 

こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「顔面神経麻痺」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

先日、院長ブログでも触れられていた症状ですね!

 

院長ブログはこちら

 

 

 

顔面神経麻痺というと、口や目が歪んで閉じることが出来ないといった症状がみられますが、

 

 

 

東洋医学的には口眼喎斜(こうがんかしゃ)と呼びます。

 

 

 

その他にも、面癱、吊綫風、歪咀風、口眼歪斜などと呼ばれることもあります。

 

 

 

先人たちは長年の臨床経験から、口眼喎斜は中風の前兆の一つとしていて、要注意の症状であり、

 

 

 

口眼喎斜を丁寧に治療することは、患者さんの苦痛を取り除くだけでなく、中風の発生に対する積極的な予防となりうるとされています。

 

 

 

口眼喎斜の弁証分類は主に5つあり、外感によるものと内傷によるものに分類されます。

 

 

 

まずは外感による口眼喎斜についてです。

 

 

 

1.風邪外襲

 

 

 

風邪が顔面の陽明経脈に侵入して気血の運行を阻害し、絡脈が栄養されなくなってしまうことで発生します。

 

 

 

①風寒

 

 

患側顔面に緊張感、疼痛、皮膚の厚ぼったくて硬い感じ伴います。

 

 

 

②風熱

 

 

顔側顔面の筋肉が弛緩して、皮膚に熱感を伴います。

 

 

 

③風湿

 

 

患側顔面に腫れた感じがあり、眼瞼の浮腫を伴うことがあります。

 

 

 

次に内傷による口眼喎斜についてです。

 

 

 

2.肝風内動

 

 

 

怒りなどにより肝気が上逆し、肝陽化風となり、顔面の陽明経脈を損傷し、欠盆と両頬を牽動して顔面麻痺が起きます。

 

 

 

突然発生する特徴があり、重篤な場合は顔面の肌肉が痙攣します。

 

 

 

その他にも顔面紅潮、肢体のしびれ感、耳付け根の引きつった痛み、眩暈感の悪化、頭重足軽がみられます。

 

 

 

少し長くなってしまいそうなので、続きは次回のお楽しみということで!

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ