東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

体重の増減がある②

2021.12.14

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
*********************************************************************************************

 

 

こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前回の続きで、消痩の弁証分類について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

前回のお話しはこちら!

体重の増減がある 肥胖の弁証分類

 

 

 

消痩の弁証分類は主に6つあり、病因は全て内傷に分類されます。

 

 

 

1.脾胃気虚

 

 

 

後天の栄養不良や思慮過度による脾胃の損傷によって生じます。

 

 

 

この場合、食欲不振、食後の腹満、軟便、泥状便、疲労倦怠感、息切れ、懶言がみられます。

 

 

 

2.気血両虚

 

 

 

過労や病後の失調により、気血の生化不足により生じます。

 

 

 

顔色が萎黄で艶がなく、疲労倦怠感、息切れ、懶言、頭暈、眩暈感がみられます。

 

 

 

3.肺陰虚

 

 

 

長期の咳嗽による肺の損傷や肺を傷害するなどの原因により、肺津、肺陰が消耗することで生じます。

 

 

 

乾咳、少ない痰、痰に血が混じったり喀血がみられる、口咽の乾燥感、潮熱、盗汗、午後の頬部紅潮がみられます。

 

 

 

4.胃熱

 

 

 

辛辣物、甘味や脂物の過食による化熱や、熱邪が津液を消耗して生じます。

 

 

 

口渇、喜冷飲、多食しても飢餓感がある、胸やけ、口臭、尿が濃い、硬い大便がみられます。

 

 

 

5.肝火

 

 

 

陰虚体質あるいは抑鬱、怒り、悩みによる肝鬱化火で肝火が亢盛となり営陰が消耗して生じます。

 

 

 

イライラ、易怒、頭暈、眩暈感、脇肋部の灼熱感と疼痛、口苦、目の充血、尿が濃い、硬い大便がみられます。

 

 

 

6.虫積

 

 

 

不潔な飲食物に寄生虫が生じ、胃中不和や脾の運化失調が生じたために引き起こされます。

 

 

 

顔色萎黄、胸やけ、臍周囲の発作性の疼痛、食欲不振または異食症、軟便がみられ、

 

 

 

この場合、まずは寄生虫を除去するための治療を行うべきとされています。

 

 

 

消痩についてのお話しは以上です。

 

 

 

次回は「顔面神経麻痺」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ