東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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お腹の痛み④

2021.09.21

 
 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きとして、腹痛の弁証分類についてお話ししていきます。
 
 
 
 
 
 
腹痛の弁証分類は主に4つに分類でき、4つ目の弁証分類についてです。
 
 
 
4.実痛
 
 
 
この場合、さらに次の3つに分類することが出来ます。
 
 
 
①気滞
 
 
 
情志失調により、怒ったり、感情が鬱したりすることで、肝気の条達がのびやかでなくなり、
 
 
 
肝気が横逆し、気機鬱滞して逆乱し、脾胃の気を阻害して腹痛を引き起こします。
 
 
 
痛みは、遊走性の脹痛といった特徴を持ちます。
 
 
 
この場合、怒りや悩みといった情緒の変化によって痛みが増減します。
 
 
 
その他の症状として、胸脇脹満、少腹部に引きつる痛みを伴うことがあり、
 
 
 
げっぷ、失気を出すと痛みが軽減する特徴があります。
 
 
 
②瘀血
 
 
 
気滞血瘀、寒凝血瘀、湿熱血瘀により、経脈が不通となり、腹痛を発症します。
 
 
 
この場合、腹部に固定性の刺痛がみられます。
 
 
 
夜間に増悪しやすく、拒按であり、日にちが経過しても腹痛が軽減しない特徴があります。
 
 
 
③食滞
 
 
 
暴飲暴食、脂物、辛い物の多食、不衛生なものの飲食によって脾胃が損傷し、食物が停滞し運化されなくなったことで腑気が通じなくなり、腹痛を発症します。
 
 
 
この場合、脘腹部が膨満し、疼く痛みがみられます。
 
 
 
拒按で、他にも呑酸、口臭、厭食といった症状がみられます。
 
 
 
腹痛についてのお話は以上です。
 
 
 
次回は「身体の痒み」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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