東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

胃痛、胃もたれがする②

2021.08.19

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前回の続きとして、胃脘痛の弁証分類についてお話していきたいと思います。

 

 

 

前回のお話はこちら!

胃痛、胃もたれがする

 

 

 

胃脘痛の弁証分類は主に7つあり、すべて内傷によって引き起こされます。

 

 

 

1.脾胃虚寒

 

 

 

気虚体質であったり、慢性病に消耗により、脾胃の陽虚をきたして内寒が生じると、胃が温養されなくなる為、胃脘痛を引き起こします。

 

 

 

心窩部に持続性の鈍痛を訴える特徴があります。

 

 

 

その他にも、食欲不振、摂食量減少、水様の嘔吐がみられます。

 

 

 

増悪因子は、患部を冷やす、空腹時であり、

 

 

 

緩解因子は、患部を押さえる、温める、食後です。

 

 

 

2.寒邪犯胃

 

 

 

今の時期に多く見られそうな、冷たいもの、生ものの多量摂食時や寒冷により、寒邪が裏に入って脾胃を侵した為に胃脘痛を引き起こします。

 

 

 

胃脘部に絞られるような痛みが突然生じるといった特徴があります。

 

 

 

緩解因子は患部を温めることであり、温飲を好みます。

 

 

 

痛む時は悪寒も伴い、白い唾液を吐き出します。

 

 

 

3.肝火犯胃

 

 

 

肝鬱化火、辛辣物や濃い味の食物の嗜好、温熱性の薬物の過用による胃熱、六淫邪の化熱入裏により、

 

 

 

火熱が脈絡を塞ぐことで気血を失調させ、胃脘痛を引き起こします。

 

 

 

この場合、心窩部の強い灼熱性の疼痛を訴え、かつ拒按です。

 

 

 

冷やすと心地よく、温めることを嫌がる特徴があります。

 

 

 

その他に、胸やけ、呑酸、口乾、口苦がみられ、

 

 

 

場合によっては、吐血、便血、煩燥してイライラしやすいといった症状を伴います。

 

 

 

少し長くなってしまいそうなので、残りの4つに関しては、次回のお楽しみということで!

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ