東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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スポーツと体育①

2021.07.25

 

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こんばんは。土元です。

 

 

 

前回の記事では体育の日がいつの間にかスポーツの日に改称されていたことに触れました。

 

 

 

前回の記事はこちらです。

スポーツの日

 

 

それでは早速、スポーツと体育の違いについて調べてみましょう。

 

 

 

体育という言葉の語源を辿ると、明治期にさかのぼります。

 

 

 

イギリスの哲学者スペンサーの著した「スペンサーの教育論」では、教育を知育・徳育・体育の三つの要素にわけて分析しており、翻っていえば、体育というのは教育の一要素であったわけです。

 

 

 

この視点から申し上げますと、大人はあまり体育しません。教育の対象ではないと考えられていたからです。

 

 

 

スポーツ、という言葉の語源はラテン語のdeportareデポルターレという単語にあるといわれています。

 

 

 

原義としては「運び去る・運搬する」といった意味の言葉です。

 

 

 

転じて「気晴らしする」という意味でも使われるようになり、スポーツの語源となりました。

 

 

 

つまり、スポーツは誰もがやってよい気晴らしのようなものである、ということですね。

 

 

 

体育の日がスポーツの日に改称された理由のひとつは、年齢に関係なく誰もがスポーツに親しんでほしいという狙いがあるように思われます。

 

 

 

他にも理由があるようにも考えられますが、今回はここまでとします。

 

 

 

【参考資料】

スポーツ庁公式ホームページ「スポーツ基本法

文部科学省公式ホームページ「スポーツ基本法

 

 

 

 

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