東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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科学について(その3)

2010.11.08

こんばんは、松木です。

科学について(その1)
科学について(その2)

本日は「帰納主義」について書いていこうと思います。

「帰納主義」とは1600年代にフランシス・ベーコンが提唱した考え方です。本によっては「新しい帰納法」とも書いてあります。

どのような内容かと言いますと、

「個々の経験的事実の集まりから、そこに共通する性質や関係を取り出し、一般的な法則を導き出す」

というものです。


例えば、「カラスは何色か?」

という問いに対して、たくさんのカラスを調べてみます。

そうすると、たくさんの「カラスは黒い」という情報が集まりました。

その結果、「カラス=黒い鳥」

という結果が導き出されるわけです。

この結果は「カラスは黒い」という情報が多ければ多いほど信頼度が増すことになります。



まあ、当たり前といえば当たり前のように聞こえますね。

ベーコンのこの主張が当時斬新だったのは

「科学は、実験や観察などの事実を元にして作られるべきだ」

と主張したことにあります。

それ以前は、伝統的な権威(スコラ学)が、根拠なく信じられてきたからだそうです。

「科学に権威など必要なく、観察という事実を元に、観測事実と矛盾しないように構築されるべきである」

という考え方は、現在の科学のあり方にも大きな影響を残していると思います。

つづく



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