東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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漢字から考察する陰陽(その1)

2010.11.06

こんばんは、森岡です(^_^)

今週は、長々と漢字について書いて参りました。


漢字を楽しむ(その1)

漢字を楽しむ(その2)

漢字を楽しむ(その3)

漢字を楽しむ(その4)

漢字を楽しむ(その5)

今回は、「陰陽」の「字解き」をしてみたいと思います。

病気とはどこから生まれるのか?

を、考えると、東洋医学的には

「陰陽の不調和」

です。

陰陽については院長ブログ 「陰陽(いんよう)」って何ですか? 参照

この陰陽が、何らかの原因でバランスを崩したものが「病気」となり、様々な症状を引き起こします。

素問『四気調神大論』にも、

「陰陽(の法則)に従えば生き、逆らえば死ぬ。陰陽(の法則)に従えば治まり、逆らえば乱る」

と書いてあります。

ですから、「陰陽」は非常に重要な概念です。

では、この陰陽とは何かを、中医学的におおまかに言うと、

①自然界における、全ての相対的事物(例:女と男、月と太陽、静と動など)を表現し、その変化を表すもの。

②人体の形(陰)と機能(陽)を表す。

③病気の深浅・勢い・性質(冷え傾向か熱傾向か)などを表す。

の、およそ3つにまとめられます。

ではこれを、次回は漢字から読み解いてみようと思います。


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