東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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働きすぎに休みすぎ

2020.06.08

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

そろそろ関東地方も梅雨入りが近づいてきている事もあり、ジメジメした日が多くなってきましたね。

 

 

 

こんな日が続くと憂鬱な気分になってくるので、少し体を動かしたりして気分転換したくなりますよね。

 

 

 

今回は労逸「ろういつ」に関して書いていこうと思います。

 

 

 

労逸とはなんぞや?という所からになってくると思います。

 

 

 

労逸とは簡単に言うと、働きすぎや休みすぎの事を言います。

 

 

 

中医学では労逸損傷といい、病因の内の一つで、不内外因に属します。

 

 

 

正常な運動は、人の気血の巡りを改善させ、筋肉や骨を丈夫にし、体力や抵抗力を増強させます。

 

 

 

また、適度な頭脳労働や、節度ある性生活も健康の助けになります。

 

 

 

一方、過度な労働や頭脳労働、性生活の不摂生などは、体力低下を招き、抵抗力を低下させ、発病因子になります。

 

 

 

また、労働後の適度な休養は体力回復になりますが、過度の休みすぎもまた、体力や抵抗力を損傷し、発病因子になります。

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』  神戸中医学研究会  (燎原) 

『中医病因病機学』 宋 鷺冰 主編  柴﨑 瑛子 訳 (東洋学術出版)

 

 

   

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