東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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健康とは③

2020.03.30

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回のお話はコチラ

 

 

 

精気神学説

 

 

 

精気神学説は簡単に説明しますと中医学が「人間を見るモノサシ」です。

 

 

 

ですが、精気?神?といった疑問が出てきてしまうので、

 

 

 

まず、そもそも精気とは?というところから、お話したいと思います。

 

 

 

精気に関して書いていくと、非常に範囲が広すぎてしまうため、簡単に説明していきます。(簡単にしかできません汗)

 

 

 

精気に関する精気学説では、「この世の物は、全て気からできている」と考えます。

 

 

 

そしてこの「気」が、精気ということになります。

 

 

 

現在、私が資料作りをしているPCも、参考にしている本も、この生活している空間もすべて精気でできているという考え方です。

 

 

 

精気という目に見えないものが集まると、色々な目に見えるものが生まれ、気が散ってしまうと、目に見えないものに戻ると考えました。

 

 

 

水で例えると、水は目に見えるので、精気が集合したものとなります。

 

 

 

しかし、沸騰すると気が散り水蒸気になり、形の無い物に変わりますが、水蒸気は冷えると再び水に戻るという理論展開をしていました。

 

 

 

古代の人にとって世界は、「天と地」そして「その間にある空間」と捉え、初めは別れていなかっだと、精気学説では考えます。

 

 

 

精気が充満することにより、軽いものは上に浮かんで天になり、重く濁ったものは、下に沈んで地になりました。

 

 

 

つまり全ては精気で構成されているという考えです。

 

 

 

そして、その精気が天地の間で動くことにより、天=陽と地=陰が交わり、色々なものが発生、変化し、生まれ育ち、やがて死んでいくと考えました。

 

 

 

精気学説は簡単にいうと「世界を見るモノサシ」という事になります。

 

 

 

精気神学説に到達できませんでした!

 

 

 

続く。

 

 

 

参考文献        

『中医学ってなんだろう』 ①人間のしくみ 小金井 信弘 (東洋学術出版社) 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会学術部(緑書房)

 

  

 

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