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大人も気持ちいい小児鍼(その3)

2010.10.20

こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話

大人も気持ちいい小児鍼(その1)

大人も気持ちいい小児鍼(その2)  参照

では、今回は「小児鍼」とは実際どのような治療をするのかです。

「適応年齢」

色々言われておりますが、生後約1か月位~小学校高学年位までと言われています。

「適応疾患」

かんむし・夜尿症(おもらし)・小児ぜんそく・アトピー性皮膚炎・チック症・鼻炎・捻挫・打撲・成長痛など、この時期に現れる様々な疾患に対応します。

ちなみに、「かんむし(疳虫・疳の虫)」とは生後3か月位~5歳位までの小児が引き起こす、様々な症状に対する俗称のことです。

例えば、

夜泣き・キーキー甲高い声(金切り声)を出す・人にかみつく・よく泣く・嘔吐・便秘・下痢・ひきつけ・情緒不安定・突然の発熱・食欲不振etcetc...

この様に多岐に渡ります。

西洋医学で言う「小児神経症」がこれに当たります。

昔は、病気の原因は体の中の「虫」が引き起こすとし、「疳虫」という虫が、本当にお腹の中にいて、それが悪さすることで様々な異常を引き起こしていると考えられていました。

面白い考えですよね~。

また「疳」は「癇癪(かんしゃく)」の「癇」に通じ、精神症状を示すともされています。

「道具」

基本的には、

皮膚に接触させて使う「接触鍼」(鍉鍼・集毛鍼・梅花鍼・ほうき鍼・松葉鍼・員利鍼・円鍼・三角鍼・平鍼など)や、

皮膚を摩擦する「摩擦鍼」(熊手鍼・車鍼・ローラー鍼・長刀鍼・バチ鍼・かき鍼など)を使います。

他にも皮膚を軽く切り、血を軽くにじませる様な鍼や、通常の鍼等も使います。

ほんの、一部ですが、こんな感じの鍼です。

DSC01638










色々な形をしております。

この様な道具を使い、疾患に合わせて、あの手この手で治療していく訳です。

「小児鍼」、なんだか効きそうでしょ(笑)

次回へ続く。



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