東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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立冬

2018.11.05

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

寒くなってきましたね。

 

 

 

紅葉が徐々に進み始め、道端に落葉が増えてきましたね。

 

 

 

そんな117日に、立冬を迎えます。

 

 

 

暦便覧に、「冬の気立ち初めて、いよいよ冷ゆれば也」と記載されている通り、

 

 

 

朝夕冷えこみ、日中の陽射しも弱って来て、冬が近いことを感じさせる頃、木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。

 

 

 

立冬が過ぎると、初霜が降りて冬の佇まいへと変わります。

 

 

 

この日から立春の前日までが冬で、立冬とは、冬の始まりとのことです。

 

 

 

「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。

 

 

 

これらを四立(しりゅう)といいます。

 

 

 

では、七十二候ではどのように記載されているのでしょうか。

 

 

 

・山茶始開(つばきはじめてひらく)

 

 

 

117日頃で、山茶花(さざんか)の花が咲き始めます。

 

 

 

椿と混同されがちですが、先駆けて咲くのは山茶花です。

 

 

 

山茶花の種子をしぼって取った油をサザンカ油といい、医薬品の軟膏の原料に使います。

 

 

 

・地始凍(ちはじめてこおる)

 

 

 

1112日頃で、大地が凍り始めます。

 

 

 

サクサクと霜柱を踏みしめて歩くのが楽しみな時期です。

 

 

 

小さいころは、よく踏んで楽しみましたよね!

 

 

 

・金盞香(きんせんかさく)

 

 

 

1117日頃で、水仙が咲き芳香を放ちます。

 

 

 

「金盞」は金の盃のことで、水仙の黄色い冠を見立てています。

 

 

 

水仙の根を、金属以外のおろし器ですりおろした汁は、腫れ物や筋肉痛などに効果があるようです。

 

 

 

ただし、食べてしまうと、嘔吐や腹痛をおこし、ひどければ痙攣や昏睡に陥り、死に至るそうなので、充分注意して下さい!!

 

 

 

暦上では、冬が始まりましたね。

 

 

 

どんどん気温も下がり、風邪がはやり始める頃ですので、体調管理には充分気を付けてください。

 

 

 

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