東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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大暑

2018.07.16

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
本当に暑い日が続きますね。
 
 
 
7月もあっという間に中盤に差し掛かりました。 
 
 
 
本当に時間が過ぎるのは速いですね。
 
 
 
大暑は12番目の節気で、期間は723日~87日となっております。
 
 
 
「暑気いたりつまりたるゆえんなれば也」と暦便覧にも書かれている通り、最も暑い頃という意味ですが、実際に一番熱くなる時期はもう少し後ですね。
 
 
 
夏の土用の時期で、子供を持つようになると嫌いになる、夏休みが始まるのもこの頃で、空には雲の峰が高々とそびえるようになってきますね。
 
 
 
また、夏の時期に暑中見舞いを出す方も多いと思いますが、暑中見舞いの暑中とは暑い中=大暑(もしくは小暑)という意味で、この時期に出すから暑中見舞いと言うそうです。
 
 
 
それでは、七十二候ではどのように記載されているのでしょうか。
 
 
 
初候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
 
 
 
723日頃で、桐の花が実を結び始めます。
 
 
 
桐は箪笥や下駄など暮らしの道具に欠かせないものです。
 
 
 
桐って花を咲かせるんですね。笑
 
 
 
次候:土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
 
 
 
728日頃で、土がじっとりとして蒸し暑くなる頃です。
 
 
 
蒸し暑いことを「溽暑(じょくしょ)」と言います。
 
 
 
地球温暖化って騒がれていますが、大昔も「溽暑」と表現されるくらい、暑かったんですね。
 
 
 
末候:大雨時行(たいうときどきふる)
 
 
 
82日頃で、ときどき大雨が降るようになります。
 
 
 
むくむくと湧き上がる入道雲が夕立を招き、乾いた大地を潤します。
 
 
 
往診で晴れていても、カッパを必ず持っていくようになるのもこの頃ですね笑
 
 
 
表現的にどんどん夏真っ盛りになりそうな表現をされていますが、二十四節気での夏は大暑の15日間で終わり、その後、秋を迎えます。
 
 
 
続く
 
 
 
 
 
 
 

 

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