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2018.06.17
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こんばんは。上村です。
前回の続きを書いていきます。
前回ブログ 参照
緊張や精神的に影響を受けると、肝の疏泄作用が失調することで、肝気鬱結証という状態になります。
肝気鬱結により、気機が失調すると上逆して肺を犯し、咳嗽、喀血が起きます。
また、横逆して脾を犯し脾気が昇らなくなると、未消化の薄い下痢便が出る大便溏薄や、腹部が張ったりします。
気鬱が長期化すると、化火して肝火上炎証を引き起こします。
肝火上炎症の症状としては、頭顔面に熱象が現れる特徴があります。
主な症状として、頭痛、眩暈、顔面紅潮、目の充血、急躁(いらいら)、易怒などがあります。
肝は目に開竅するといわれているため、目の充血の症状がでたり、胆経が耳に入っているため、肝熱が胆に移ると耳鳴りがでます。
火が津液を損傷すると、咽頭の乾き、口渇、便秘などが起こります。
次回に続く、、
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