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2018.06.11
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こんばんは。齋藤です。
だいぶ、間隔が空いてしまいましたが、前回の続きです。
今回は、馬肉を西洋医学的と東洋医学的に見ていきたいと思います。
まずは、西洋医学的から。
日本で馬刺しの有名な県が二つあります。
馬肉の生産量日本一の熊本県と、日本に二位の福島県です。
面白いのが、この二つの県で馬刺しに使用する、馬の種類が違うという事です。
福島の馬は、サラブレットの様な馬で、体重が軽く脂も少なめでヘルシーだそうです。
熊本の馬は、ロバをものすごく大きく、筋肉質にしたような馬で、体重が重く、脂が多めで、霜降りだそうです。
地域によって違っていたなんて初めて知りましたね。
そんな馬刺しですが、どんな栄養価がふくまれているのでしょうか?
馬肉には、糖分、ビタミンA・B・P、タンパク質が多く、牛肉より鉄分やカルシウム、マグネシウムを多く含んでおり、体を強くして抵抗力を高めます。
他にも、健康に欠かせない必須脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸等の不飽和脂肪酸)が多く含まれています。
これは人の体内では造ることができない善玉コレステロールで、コレステロール値を下げたり血液循環を良くする効果もあります。
この不飽和脂肪酸が不足すると、発育不良や動脈硬化、心筋梗塞などのリスクが高くなるので、ぜひ馬肉でこの栄養をとってほしいものです。
ちなみに馬肉は、豚肉や牛肉と比べて、カルシウムは約2倍で、鉄分は約2倍〜3倍、グリコーゲンは5倍以上、脂質は5分の1以下、カロリーは半分以下などものすごく体に良いことがわかりますね。
続く
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