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2014.01.04
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皆々様、明けましておめでとうございます!!!<m(__)m>
2013.10.19
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先日、大きな被害のあった台風26号。。。
2013.09.27
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いやー、急激に、寒くなりましたねえ。。
清明院の患者さんも、大なり小なり、この冷えの影響を受けております。
冷えと言っても、いわゆる感冒症状ばかりではない。
腰痛、皮膚炎、関節炎などなど。。。
冷えと、それに伴う患者さんの体の変化の、なんと奥が深いことか。
このことはこれまでにも何度も書いていますが、急激な気候変動で風邪ひきさんが増えると、いつも実感します。
皮膚表面や、うっかり露出したまま寝てしまった部分が、睡眠中に急激に冷やされたことにより、生体は実に様々な症状を呈します。
表面が冷えたことで、内に熱がこもる場合も多い。
その熱が、どこに籠ったのか、なぜそうなったのか、を、考えることが大事です。
今日も一日、頭フル回転。
大変、勉強になりました。<m(__)m>
精進します。
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2013.06.11
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これまでのお話・・・
脳卒中と鍼灸 その1
脳卒中と鍼灸 その2
脳卒中と鍼灸 その3
脳卒中と鍼灸 その4
ではでは、続きいきます!
今回は、脳卒中に伴う急性期、慢性期の数々の症状を、東洋医学ではどう考えるのか、というお話です。
◆卒倒して意識不明、意識混濁
これは、重症の脳卒中で起こる症状です。
東洋医学的には、正常な精神活動に大きく関わる臓腑、つまり肝の臓、心の臓、あるいは脳、こういったところを、急激に痰や風などの、
何らかの邪気が襲い、まともに機能しなくなった時、意識不明になったり、意識が混濁したりする、と考えます。
「肝」って何ですか?(その13)
「心」って何ですか?(その7) 参照
これは、発症した時の迅速で的確な処置が肝要で、倒れた時点できっちり戻せないと、その後も慢性的に意識不明、あるいは意識混濁状態になってしまいかねない、大変コワい症状です。
◆言語障害
これについては、正常な発語に関わる臓腑、つまり肺の臓や、発声に直接関わる機構である「声帯」を養う経絡経筋が大きく障害された時に、発症します。
本人にとっては、伝えたいことがうまく伝えられないという、大変つらい症状ですね。
◆めまい
これは、軽度から重度の脳卒中で起こりますが、主に上焦における気血の左右のバランスを大きく崩すと、平衡感覚が狂って、発症します。
また、何らかの原因で、上焦における気血が不足した場合にも、発症します。
一口にめまいといっても、ぐるぐると目が回るようなものから、左右にぐらぐらと揺さぶられるような感覚のもの、あるいは立ち上がった時にフラッとしたり、
グウーッと沈み込むような感覚がして、立っていられなくなるようなものなど、色々な種類のものがあり、それぞれ、関係する臓腑、邪気の種類など、病態が違います。
具体的には、肝の臓、胆の腑、風邪、湿痰、こういったものが関わることが多いです。
「胆」って何ですか?(その12)
カテゴリ 邪気(発病因子) 参照
・・・長くなったので、次回は続き、とても重要な「半身不随」からいきます。
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2013.06.01
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これまでのお話・・・
では続きいきます!
現代人にひっじょ~に増加傾向の「脳卒中」・・・。
これは、東洋医学でも2500年前に認識され、原因から治療方法まで、あれやこれやと模索されてきました。
・・・で、2500年分の膨大な情報を大体まとめると、原因としては、
1.精神的なストレス(特に急激な怒り)
2.飲食の不摂生(特に酒)
3.過労(特に過度のSEX)
4.急激な気温変化
だそうです。
結局、どんな病気も、根本原因は似たようなもんですな。(笑)
前回述べたように、東洋医学では「脳卒中」は最終的には主に「肝の臓」「胆の腑」の病、という風に認識するんですが、
それが成立するまでには「心の臓」「腎の臓」「火邪」「痰」「風邪」「瘀血」なんかも大きく関わります。
カテゴリ 肝・胆
カテゴリ 心・小腸
カテゴリ 腎・膀胱
カテゴリ 邪気(発病因子) 参照
これらの臓腑の弱りや、各種の邪気が複雑に関わり合って体をいためているところに、さらにそれらが上記の1.~4.の4つの原因によって、
急激に助長され、成立するのが「脳卒中」という病なのです。
次回、これの具体的な症状とそのメカニズムを考えてみます。
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2013.05.11
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今日も朝から、大雨の中、「ノンストップ・鍼灸臨床大会」でした。
悪天候の中、遠方からわざわざ足を運んで下さった患者さん達に感謝します。
また、風邪で発熱し、悪天候もあって動けず、残念ながら診せに来れなかった患者さん、週明けにお待ちしています。
今日の新患さんは、癌の方、リウマチの方です。
清明院が、こういう重篤な疾患そのものを、東洋医学的に診たてて治療してほしい、とご相談いただける鍼灸院であること、
ありがたく、誇らしく、また、心して、腹くくって、精一杯、臨ませていただきます。
あー、全てに感謝します。
やっぱ臨床、イイネ。(笑)
ホント、気合い入ります。
清明院は重篤な疾患の患者さんが多いけど、もちろん軽症から重症まで、老若男女、ゆりかごから墓場まで、
清明院は対応しますので、皆さん、困ってたり、諦めてないで、どんどん出てきて下さいね♪
「治未病」です。
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2013.03.28
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前回のお話・・・
早速、続きいきます!!
前回、くしゃみは病的なものばかりではなく、症状が回復する時に出るものもある、というお話をしました。
今日は、くしゃみする前の、あの鼻がムズムズする感じ、「鼻痒(びよう)」について、ちょっと話しときましょう。
これは、大まかに言うと、
1.諸々の原因で、結果的に鼻に熱がこもった場合
2.肺の臓が弱っている場合
この2パターンです。
(『症状による中医診断と治療 下巻』P514)
また、鼻を「風邪(ふうじゃ)」という邪気が襲った場合にも生じる、とあります。
これも、邪気を陰陽に分けると「陽邪」であり、「熱邪」の仲間ではありますが、治療法が違います。
自然界においても、火を燃やせば上昇気流が生じます。
気圧の高いところから、低いところに向かって、大気が移動します。
これとよく似た現象が、人体内でも起こります。
詳しくは「風」「火」について 参照
また、古典には、
「心の臓が蔵する”神”が乱れると、鼻痒が起こってくしゃみが出るよ~ん。」
という記載があります。
(明代:董宿、方賢著『奇効良方』鼻門から抜粋意訳by竹下)
つまり、鼻がムズムズしてくしゃみが出る場合、「風」「熱」「肺の臓」「心の臓」に着眼することが大事で、
これらが傷んでいるような兆候(所見や症状)がみられない場合は、陽気が回復してくる兆候とみてもよい、
ということです。
つまり、体が回復し、陽気が立ちあがってくる際、一過性に鼻部で陽気が充満して、熱を生じ、気の「生理的な」停滞が起こり、
それを通じさせるためにくしゃみが出る場合がある、という訳です。
こういう判断が、きちんとできるかどうか、臨床の現場では、極めて大事なのです。
また、そのように患者さんに説明し、理解を得ないといけません。
花粉症の話はまだまだあるんで、シーズンが終わっちゃう前に、もうちょい進めときましょうかね。(笑)
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2012.10.05
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今日は気温がだいぶ上がったようで、アツいとか、急な気温変化についていけないとかおっしゃる患者さんが多かったですね。
2012.01.22
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金曜日に、関東地方でも初雪が降りました。
幸い、道路に積もったり、交通機関が麻痺するほどではなかったので、往診事業部には影響は出ず、私もバイクに乗って元気に往診に出ました。
ここのところ寒い日が続いていましたので、ついに来たか!という感じでしたネ。
やはり寒いと、いわゆる「カゼ」をひく人が多いです。
寒さが原因で、神経痛や、五十肩が悪化するケースもあります。
これを東洋医学的にどう考えるかというと、「風邪(ふうじゃ)」と「寒邪(かんじゃ)」が合わさって、「風寒邪(ふうかんじゃ)」となって、
自然界の”邪気(じゃき)”として、健康な人体の”正気(せいき)”を脅かすからだ、と考えます。
そしてこれは、もともと、飲食の不摂生があったり、睡眠不足などからくる過労があったり、過度のストレスによる血行不良があったりする人は、
当然邪気に侵入されやすく、この「風寒邪」にももちろん侵入されやすくなります。
結局は普段の養生が大事だ、ということですな。
そしてその「邪気に入られた時のカラダの状況と、邪気の強さや種類」によって、結果的に呈する症状も経過も、千差万別、という訳です。
こういうことを前もって予測するのに、自然界の大きな動きを東洋医学的に把握しておくことは非常に有益です。
そこで重要なのが、(一社)北辰会、橋本浩一先生の
『内経気象学(だいけいきしょうがく)』
です。
これは大変膨大な学問で、抵抗のある人も多いんですが、専門用語の問題だけ慣れてしまえば、実は非常に論理的で分かりやすい学問です。
基本的には60年周期で、いついつの何年は土運太過だから、四季はこうなると予測できる、というモノですから、パソコンともよく馴染みます。
そこで橋本先生は、なんと内経気象学のPCソフトまで開発しております。
(スゴ過ぎる・・・!)
内経気象学リアルタイム 参照
常に先手先手を打った治療、また、大自然の大きな動きをも視野に入れた「壮大な」弁証論治が表現できてこそ、東洋医学なんだと思います。
・・・精進しなくては、と思います。
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2011.12.16
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こないだ、とある看護師と医者と知り合う機会があった。
そこで、こんな話が出た。
看護師「竹下先生って、鍼師さんなんですよね?鍼で腰痛とか肩こりが治るのは、血行が良くなるのかな~って、何となく分かるんだけど、不眠とか風邪とかアレルギーが治るのって、何でなんですか??」
医者「そりゃあ自律神経系や免疫系に作用して、自然治癒力が高まるからだよ。ねえ、先生?」
竹「・・・ん~、ま、そう解釈される場合もあります。でも実際は東洋医学の理論に基づいてやるので、現代医学の考え方に完全に還元することは難しい、というか不可能だと思っています。」
医者「俺が風邪ひいたら、まず薬なんて飲まないね。〇〇顆粒なんて、よく出回ってるけど、あんなもん、とんでもないよ。カゼの引き始めに免疫力下げてどーすんだよ。」
看護師「ええ~!〇〇顆粒はいい薬ですよ~。引き始めに飲んだら、症状も楽になるし、すぐ治りますって~!!何度も経験ありますよ~。」
医者「だから~、症状がおさまるのと治るのは違うんだよ。一時的に症状を抑えるのは根本解決にならないからかえって経過が長引くだけなの!ねえ先生?」
竹「はは(笑)、でも症状を緩和するのも大事なことですよ。」
医者「まあね。どうしても明日仕事に出なきゃいけない時とかは、しょうがない時もあるけど、ああいう強引な抑え方って、よくないと思うんだけど・・・。」
竹「それは基本的には僕も同感ですが、先生はどうしてそう思うんですか?西洋医でありながら。」
医者「僕は大学病院にいた時代、”最先端”と言われている西洋医学の治療によって全然治らない症例を嫌というほど見てきました。それで、医者でありながら一部の西洋医学の方法や考え方に不信感を感じるようになったんです。」
竹「なるほど。」
看護師「西洋医学と東洋医学がいいとこ取りできればいいと思うんですけどね~。」
医者「そりゃ無理だよ。根本的なカラダの見方が違うんだから。」
竹「そうそう、そうなんです。先生はそこまで分かってるのに、東洋医学はやらないんですか?」
医者「前々から興味はあるけど、時間がなくて・・・。」
・・・という会話でした。(ごく一部ですが。)
皆様はどう思われますか??
医師の中に、”薬を飲みたくない”という人が多くいることは事実でしょう。
どうしてでしょうかネ。
随分前にも、とある若いドクターに、
「東洋医学を勉強したいんですけど、どこに行ったらいいんですか??」
とか、
「鍼灸を勉強するには、鍼灸学校に行かないとダメですか?」
と、聞かれたことがあります。
潜在的には、患者さんからも、医療従事者からも、非常に注目度が増してきているこの医学・・・。
西洋医学の現場で働いている人の間でも、徐々に認識が高まってきています。
・・・さあ、この動きが加速していった時、日本の鍼灸家、漢方家は、医師達、西洋医学の畑の人たちからの期待に応えられるか。
徹頭徹尾東洋医学で、医学の世界、治療の世界が表現できるか。
大問題だと思う。
・・・まあ、職種に限らず、どういう状況になっても、キチッと自分らの立場を明確に出来て、かつ結果の出せる仕事じゃないとネ。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!