東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「インスパイア」という言葉

2011.05.18

 

 

 

 

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「インスパイア」という言葉があります。

 

ここでしたい話は、ホンダの車のことではありません。(笑)

 

辞書で調べると・・・、

inspire(インスパイア):活力となるような思想・感情を吹き込むこと。鼓吹。

と出てきます。

 

最近よく、

「〇〇にインスパイアされて、この作品を作り上げた。」

という表現が、よくされます。

 


こういう風に使う場合は、

「既存のものに創意工夫を加えて、まったく新しいモノを創り出した。」

という意味で使われます。

 

要は、単なる模倣、サル真似、いわゆる”パクリ”とは全然意味が違いまっせ、という意思表示に使えます。(笑)

 

この場合、実際に”パクリ”とは違います。

 

既存の何かにヒントを得て、自分のオリジナルな発想をそこに加えて、また別の、完成度の高いものを新たに作り出す、ということです。

 


そう考えると、この言い方が音楽や芸術の業界で使われることが多いのもうなづけます。

 

・・・ちなみに、これと”音的に”よく似た言葉に、「インスピレーション」という言葉があります。

 

そこで、ついでにこれも辞書で調べると・・・、

inspiration(インスピレーション):創作・思考の過程で瞬間的に浮かぶ考え。ひらめき。霊感。

と、出てきます。

 


東洋医学というのは、3千年にわたる歴史を持っております。

 


「気」と「陰陽」という根本哲学に則って、ありとあらゆる診断法や治療原則が導き出されております。

 

現代日本には、鍼灸の「流派」というものが数多く存在します。

 


どの流派も、オリジンとしての古代中国医学の思想に「インスパイア」されて、各流派の創始者の先生方が、自分達の臨床経験の中から、ある種の「インスピレーション」を得て、創造してきたものなワケです。

 

僕たち若い世代が、その先生方が創造してきたものに「インスパイア」されて、そこに「インスピレーション」が働いて、さらに完成度の高い「オリジナル」を創造できるかどうか、

「比類なき本気度」

  と

「確かなセンス」

「大いに」問われますネ・・・。

 

 

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(社)北辰会5月本部基礎コース

2011.05.16

昨日、5月15日の日曜日は、大阪、上本町で行われた、(社)北辰会本部基礎コースに参加してきました!!

これで2週連続、しかも藤本漢祥院での研修も合わせると、3回にわたる関西移動です・・・。

これはなかなかのもんです。

しかし、出来る時にやっとかなかったら、あとで後悔します。

だからやってます。

「鉄は熱いうちに叩け」

 

です。

今回は諸事情により午前中は出られなかったんですが、午前中は油谷真空先生による講義、

「背候診・原穴診(はいこうしん・げんけつしん)」

でした!

コレらについてもそのうちこのブログにて紹介したいのですが、我々の治療に欠かすことのできない、大切な診察法であります。

午後は堀内齊毉龍(ほりうちさいりゅう)先生による講義、

「気の思想・陰陽について」

でした。

「気」が何であるか、「陰陽」とはどのような考え方であるか、という根本問題を、正しく理解する、ということは、この医学を理解していく上でのスタートラインです。

「気」ってなんですか?
「陰陽(いんよう)」って何ですか? 参照

この根本哲学に対する理解があやふやだったり、ハナから信じていなかったり、ということだと、なかなかこの医学がよく分かりません。

・・・で、結局いつまでたっても理解できず、しまいには盲目的に、この医学の実践者や患者さんを批判してみたりする、実はこの業界内にも、

 

そういう輩が後を絶たないのが現状です。(苦笑)

これは大変、嘆かわしい話です。

東洋医学に対する頭ごなしな批判については、まさに「現代科学」というものが生んだ、「負の産物」のような気がします。

現代科学はスゴイ、それに立脚した西洋医学ももちろんスゴイ、しかし、それは「相対的に」「ある側面において」スゴイのであって、

決して絶対的で唯一の価値観、尺度なんかではなく、「気」や「陰陽」という哲学に立脚し、数千年もの間、実効をあげてきた東洋医学も当然スゴイのだ、

そこに全体としての「優劣」を設定しようとすること自体がナンセンスなのだ、という理解の仕方が、「ごく普通」かつ「妥当」だと思います。

・・・まあ、あんまり言うと話が長くなりそうなんで、今日はこの辺で。(笑)

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「トポロジー(位相幾何学)」について(その6)

2011.05.04

 

 

 

 

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これまでのお話・・・

「トポロジー(位相幾何学)」について
「トポロジー(位相幾何学)」について(その2)
「トポロジー(位相幾何学)」について(その3)
「トポロジー(位相幾何学)」について(その4)
「トポロジー(位相幾何学)」について(その5)

 

「トポロジー」という考え方は、非常におもしろくて、なおかつ東洋医学の考え方と似ている感じもあって、書いていたら長くなっちゃったんですが、

あまり突っ込んでいってもどんどん難しくなっていっちゃって手に負えなくなるんで(苦笑)、ここらで一旦まとめます。

 

またそのうち、「フラクタル」「メビウスのリング」「ホロニック」「クラインの壺」などという、トポロジーから派生する、興味深い概念について、もっと突っ込んで書いてみたいと思います。

 

・・・ここまでのお話の中で、「トポロジー」という考え方は、

一見関係ない2つの対象を、「同じもの」ととらえることが出来る。

ものの座標軸を自由に変えることが出来る。

未知のもの(例えば宇宙)の存在のありよう、本質を考えるのに有用

「ミクロ」と「マクロ」の関連性(調和)を考えるのに有用

という風に考えることが出来るように思えます。

 

東洋医学では、人体に12の主要な気のルート(経絡:けいらく)と、8の補助ルート(奇経:きけい)がある、と考えております。

カテゴリ「経絡(十二正経)」 

カテゴリ「経絡(奇経八脈)」   参照

 

それらが、「上下」「左右」「前後」の6つで分けられる、空間物体としての人体の中を縦横無尽に巡り、隅々まで「気」を行きわたらせ、平常状態を保っている、と考えられています。

 

ここでふと、なぜ主要ルートが12なのか、補助ルートが8なのか、という疑問がわきます。

 

古典には、主要ルート(十二正経)については、古代中国の主要な大河川が12あり、それを人体に重ねた、という説明があります。

(『黄帝内経霊枢』経水篇(12)です。)

 

補助ルート(奇経八脈)については説明はありませんが、「八」という数字自体が空間の広がり(八方向:東西南北+四隅)を示すことから、考えだされたのかもしれません。

 


これらの発想も、実にトポロジー的です。

 

大自然の姿を、そのまま人体に重ね合わせて、それを現実の臨床と突合しながら考究したんですね。

 

また、実際の治療においても、東洋医学では、「上の病を下で治す」とか、「右の病を左で治す」とか、「前の病を後ろで治す」という言葉(考え方)があります。

 

また、上下のアンバランスを治すために左右のアンバランスを調整する(その逆もしかり)、という考え方もあります。

 

こういう、座標軸の転換も、実にトポロジー的です。

 

・・・まあ、歴史的に考えたら、東洋医学がトポロジー的なのではなく、、トポロジーが東洋医学的なんですよね。(笑)

 

こういう考え方を、数千年前からすでに当たり前にやっていた、ということです。

 

その考え方に準じて治療をすると、単純に効くからです。

 

「陰陽論」というのは大変な知恵なんです。

 

最近の量子力学やら、宇宙物理学なんかの最新知見の内容に近いことが、実は東洋哲学の古典にはすでに書いてあったりすることがあるようです。

 

・・・こういうの、おもしろいですねえ。

 

人間の考えることなんていうのは、何千年経っても実はそんなに大きな進歩はないのかもしれませんね。

 

参考図書  『トポロジーの発想』川久保勝夫 講談社ブルーバックス

 

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「トポロジー(位相幾何学)」について(その5)

2011.04.27

 

 

 

 

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これまでのお話・・・

「トポロジー(位相幾何学)」について
「トポロジー(位相幾何学)」について(その2)
「トポロジー(位相幾何学)」について(その3)
「トポロジー(位相幾何学)」について(その4)

 

 

・・・今日はトポロジーの考え方の発展版を考えてみたいと思います。

 

まず、我々は”3次元空間”に存在しております。

 


ここで、そもそもよく耳にする、この「次元」というのはどういう意味なんでしょうか?

 

・・・あまり深入りしないように説明しますと(てゆーか難しくて深入り出来ないけどネ(苦笑))、次元というのは、

「空間の広がりを表す指標」

と言いかえることが出来るそうです。

 

図でいうと、0次元が点、1次元が線、2次元が面、3次元が立体(正六面体で表わされる)となります。(リンク図参照)

 


そしてさらにここに、「時間」という概念を重ねると4次元、となります。

(ちなみに、ドラえもんで有名な「4次元」というものについて、あえてここでは立ち入りません。笑)

 

 

また、次元というものを「世界の構造」という意味で使うこともしばしばあります。

 

・・・最初に言ったように、我々人間は、上の図の正六面体で示されるような、「縦」、「横」、「高さ」で規定される3次元空間に存在する、”空間物体”であるとも言えます。

 

この、「縦」、「横」、「高さ」という軸を、仮に「絶対的なもの」と考えると当然、

「上」は「上のまま」、

「下」は「下のまま」、

「右」は「右のまま」・・・、という風になります。

 


これは言いかえると、融通が効かない、この空間の中で規定されたものは、そこでの定義から離れられない、ということでもあります。

 

そこで、トポロジー的な発想でこの3次元空間をとらえ直しますと、空間とは、

「物体の大きさや向きを示す尺度」

ではなく、

「物体が自由に動き回れる幅(スペース)」

という風に解釈を変換することができます。

 

そして、このように考えると、

「上は下であり、右は左であり、前は後ろである」

という、

「要は分けようと思えば分けれるけど、意味的には同じことでしょ?」

という考え方が成立するのです。

 

・・・分かりにくいです??(苦笑)

 

要するに、トポロジーの発想というのは、「たて・よこ・たかさ」という座標軸をも、自由に変換してしまうことが出来るのです。

 

トポロジーというのは、こういう「自由」で「柔軟」な側面を持っていて、これが実は現代最先端の宇宙物理学なんかの分野では非常に役に立っているそうです。

(具体的にどう役に立っているかについては、とても僕のような素人には分かりやすくは説明できませんがネ・・・。(苦笑))

 


ここまで来ると、何やらこれって、以前から盛んにこのブログでも言っている、東洋医学の「陰陽」という考え方と、非常に近いような気がしませんか??

 


自然、人体という「空間」を、「陰陽」という融通無碍な法則に則って、「縦横無尽に」動き回る「気」というものの存在・・・。

 


左右も陰陽、上下も陰陽、前後も陰陽、男女も生死も天地も陰陽陰陽・・・。

 

 

こういった発想は、「トポロジー的」であるように思います。

 

まあ、ものごとを「詳しく」「細かく」「分析的に」調べて調べて、それでもよく分からないときに、あえてそれとは違う角度から考えてみる、あえて丸ごと、おおざっぱにつかんでみる、固定的な定義を外してみる、

 

そうすることで、ものごとの理解の新たな局面が見えてきたりすることが、実際にあります。

 

これは、我々の日々の臨床でもそうです。

 

そのことはすでに、東洋医学の古典にも書いてあります。

 

 


・・・次回はそんなお話。

 

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「心包」って何ですか?(その5)

2011.04.19

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これまでのお話・・・

「心包」って何ですか?
「心包」って何ですか?(その2)
「心包」って何ですか?(その3)
「心包」って何ですか?(その4)

 

さあさあ、続き、いきます!!!

☆なぜ「心包の臓」には経絡がなかったのか


・・・前回、「心包の臓」には、もともと経絡がなかった、というお話をしました。

これは、「心包の臓」というのはあくまでも「心の臓」のガードマンであり、主役は「心の臓」だからである、


という考え方が背景にあるのではないか、と考えられています。

(要は、心包の臓は脇役なので、経絡なんてない!贅沢言うな!!というわけね。)

 

☆なぜ「心包の臓の経絡」が考えだされたのか

・・・ではなぜ、あとになってやっぱり「心包の臓の経絡」が足されたんでしょうか。

これは、体の中の

「気の循環ルート(経絡)の流れるパターン」

と、それらが

「人体の動的なバランスをどうやってとっているのか」

を考えながら観察、治療をしていった時、

「五臓六腑すべての経絡で11本のルート”のみ”がある」

 

と考えるよりも、そこに「心包の臓の経絡」を1本加えて、

「”六臓六腑”の経絡が全身に左右12本ずつ、全部で24本あり、手と足に左右6本ずつ分布しているのだ~!!」

 

と考えた方が自然である、というのが定説となっていったからだと思います。

 

つまり、

 

右手に6本、右足に6本、合わせて12本、同じように左手に6本、左足に6本、合わせて12本、

左右ぜ~んぶ合わせると24本の、左右対称な気の通り道がある、と、理論が整備されていったのです。

 

そしてその経絡の一つ一つが、六臓六腑それぞれと深く関わるのだ~、とされていったワケです。

 

そしてそして、さらにその一つ一つがスッキリと「陰の経絡」「陽の経絡」と分類され、手と足でそれぞれ3本ずつの対をなしている、と理論が整備されていきました。

 


しかも、それらは全て繋がっており、そのルート上を「気」が一定の速度で循環している、という風に考えられるようになりました。

 


まさに”環の端無きが如し”です。

「如環之無端」という言葉 参照

 


・・・なぜこうなっていったかというと、こう考えた方が理論的にも、実践的にも妥当性が高い、と、当時の医師たちが判断したからであろう、とされています。

 

(まあ、そうとしか考えられない、っていうね。)

 

理論的には「十二」を「三」で分けていったということにも深い意味があると思いますが、これについてはここでは触れません。

 


このように、東洋医学は古代で終わってしまっている化石のような医学ではなく、古代中国人なりの自然哲学(気や陰陽五行)の枠組みの中で、

 

常に進化発展してきている面もあり、その意味では「古くて新しい」側面もある医学なのだ、ということが僕的には強調したいですね。

 

☆三陰三陽学説について


・・・まあ、このように12本の経絡を陰陽にキレイに分類して考える学説を、

”三陰三陽学説(さんいんさんようがくせつ)”

なんていいまして、これは東洋医学の聖典『黄帝内経(こうていだいけい)』に至って初めて登場した学説、なんて言われております。

以降、これに関しては、歴史上、真っ向からこれを否定する目立った意見は出ておらず、『黄帝内経(こうていだいけい)』以降の東洋医学の医者たちに、支持され続けております。

 


・・・その年数、なんと現代に至るまで、2500年であります。

 

もし、この考え方がまったく間違っていて、古代中国人の原始的な妄想の産物に過ぎず、まったく真理を突いていない、机上の空論であるとするならば、

こんなにも多くの人に、長いあいだ支持され、利用され続け、確かな効果を発揮し続ける筈はありません。

(・・・と僕は思っています。)

 

現代日本はもちろん、世界中の医療を席巻している西洋医学というものがヨーロッパで生まれて、約200年。

 

わずか200年。

 

しかもその短い時間の中で、血液検査の検査基準や、血圧の基準、その他ガイドラインが毎年のようにコロコロ変わる医学が、今から2300年後に、どういう形で残っているのでしょうかねえ・・・。

 

 

西洋医学の考え方が発展、エスカレートすれば、自然の中の動物の一種、霊長類、自然現象としての人間は、まったく違った姿になっていきやしないでしょうか。

 

 

次回に続く。

 

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とある新興宗教の教祖さまから・・・

2011.04.17

先日、とある新興宗教の教祖さまから、このブログのとある記事について感想メールをいただきました。

その宗教の名前は、

「そうね」教。(笑)

なんと信者は、その教祖たった一人です。(笑)

その、大変徳の高い、立派な「そうね」教の教祖さまがありがたいお言葉を下さった記事は、

「試験に落ちた」と嘆く人

です。

この記事の中で、試験に落ちて悲しみに打ちひしがれる患者さんに、僕が色々と考えて、

何とかマイナスをプラスに転じようと、色々な言葉をかける、という場面が出てきます。

教祖さまがお言葉を下さったのは、この部分です。

「そういう場合、私なら、”そうね”、”そうね”と、ひたすら聞きにまわります。論理的に考えて、ポジティブな言葉をかけることが、必ずしも解決には繋がりません。」

とのことです。また、

「何とかしよう、という考え方自体は、極めて男性的な思考です。それだけでは解決しないこともあります。」

・・・なるほど、確かにそうです。

また一つ、問題解決の臨機応変性について学びました。

「ただ聞く」という、一見何もしていないかのように見える「行為」によって、結局は速やかに問題が解決する・・・。

これも高度な陰陽論なんですね。

私の知己には、このように、素晴らしい新興宗教の教祖たちが何人かおります。

(笑・・・みんな、信者全然いないけどネ。)

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「心包」って何ですか?(その4)

2011.04.13

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これまでのお話・・・

「心包」って何ですか?
「心包」って何ですか?(その2)
「心包」って何ですか?(その3)

さあさあ、どんどんいきます!!


走り出したら止まりませんよ~!!!

 

☆「心包の臓」の歴史


「心包の臓」が歴史に登場するのは、東洋医学の聖典である、
『黄帝内経(こうていだいけい)』です。


そしてここでもやはり、

”「心包の臓」は「心の臓」に絡みついていて、「心の臓」のガードマンである!”

ということで、重要視されています。

(『霊枢』経脈篇(10)、邪客篇(71)でございます。)


・・・しかし、面白いことに、この『黄帝内経』よりも以前の本には、「心包の臓」の経絡(けいらく)が載っていないのです。

『陰陽十一脈灸経』『足臂十一脈灸経』でございます。)

・・・ここで、「経絡」というものについてサッとおさらい。


「経絡」というものについては、以前ごく簡単に述べました。

「経絡(けいらく)」って何ですか? 参照

 

この中で述べているように、この経絡というものは「体を流れる”気”の通り道」、という理解でいいのですが、この通り道を分類すると、いくつか種類があります。

それについてもそのうち詳しく述べようと思っていますが、今は簡単に、

”六臓六腑それぞれの経絡が存在し、それが経絡の中心となる”

という風に理解しておいて下さい。

・・・つまり、全身には全部で12本の「気のルート」が存在し、それが人体の主要な臓腑(五藏六府)とかかわる「経絡」である、という訳です。

具体的に言うと、これまで解説してきた、「心の臓の経絡」、「胃の腑の経絡」、「腎の臓の経絡」・・・、という風に、12通りある、ということです。

そしてそれが、もともと「心包の臓の経絡」に関しては存在していなかった、ということです。


これは一体どういうことなんでしょうか。

なんで「心包の臓」だけ経絡が存在しなかったんでしょうか。

 

それは次回。(笑)

 

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中庸の学

2011.04.10

 

 

 

 

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今日は、お昼からちょっとした打ち合わせに行ってきました。

 

清明院の変化は、まだまだ止まりません。

 

水面下で、まだまだ色々な話を動かしています。

 

そしてそのどれもが、患者さんにとっても、スタッフにとっても、プラスに働くようなことを、慎重に選んで実行しているし、今後もそうしていくつもりです。

 

やっぱり何かしようと思った時に、そりゃあ時には強引さは必要だけど、あまり強引にやっても続きはしません。

 


ある程度、自分の意思において、その時点で関わっている、お世話になっている方々のコンセンサスを得ながら進めていくべきです。

 

だからものごとというのは一気には進まないんだけど、でもだからこそ、上手くいった時に得られるものも大きい、という訳です。

 


決して妥協はしない。

 

かといって大胆さも失わない。

 

時、人、地の利を活かして突き進む。

 

コレまさに、東洋医学の言う、「陰陽論」、「三因制宜(さんいんせいぎ)」という言葉から学んだ、人生訓であります。

「陰陽(いんよう)」って何ですか?
「三因制宜」って何ですか?     参照

 


・・・ところで、これらの実践を考える場合に、「中庸(ちゅうよう)の学」という言葉があります。

(まあ簡単に言うと、偏らない、ド真ん中をヨシとする考え方ネ。)

 

これは実はなかなか難しい言葉でして、「和」を重んじる多くの人にとっては一見ヨシとはされるけども、この”中庸”というもの自体が時、人、場所によって常に変動しますので、

要はそれをつかむ感性、感じ取る嗅覚に、結局は一任、ということになり、「あなた自身が」「その時点で」どこに中庸を設定するか、が問題、という話なんですね。

 


つまり自分なりの「中庸」が、世の中のそれとずれていたら、自分と周りとの間にコンセンサスを得ることは極めて難儀、となります。

 

・・・では、そう考えると一部の天性の人間にしか、この世はうまく渡っていけないかというと、僕はそれも違うと思っています。

 


そこで頼りになるのが、幅広い「常識」や、「道徳観」に基づいた、個々のそれらを理解しうる「ロジック」なんだと思います。

 

だから僕のような凡人は、アラユル書籍に手を出すワケです。

 

アラユルことやものと、積極的に関わるのです。

 

一度の人生、なんか上手くいかなかったらヤダな、という「漠たる不安」が、とどのつまりはポジティブシンキングと、積極的行動を生む。

 

これも結局は陰陽論なのでしょう。

 

 

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パニクらない理由

2011.03.27

こないだ、大阪に(社)北辰会役員講師研修会に行った時、昼食を何人かの先生で一緒にいただきました。

その時、僕が淡々と、地震発生当時から、それ以降の東京の状況を語っていると、とある関西の先生が、

「(笑)・・・先生はどうしてそんなに平然としていられるの??」

と聞いてきました。

僕は一瞬、自分でも、

「あー、そういえば何でかな・・・?」

と思いながら、

「・・・まあ”不動心”なんで。」

と答えました。(笑)

地震が来た時の新宿の様子は、当日、このブログで書きました。

新宿ビル街騒然の地震!! 参照

あのとき、偶然にも外に出ていた僕は、グラグラ揺れるビルを見ながら、ただただ驚いていました。

横を見ると、若い女の子が、彼氏に手を引かれてはいるものの、見た目に分かるぐらい足が震えています。

新宿は立ってられない程の揺れではなかったけど、驚きと恐怖から、腰が抜けたようにその場にへたり込んでしまう人も多く見かけました。

・・・でも、そういう場面だと、不思議といつも以上に、妙に冷静になれることって、ありませんか?

これまた陰陽だと思います。

また、僕らの場合は「職業がら」ということもあると思います。

こないだ、実は清明院の新旧スタッフ達を連れて、大歓送迎会をやったのですが、その時、それまではかなり酔っていたスタッフが、

さらにベロンベロンに酔っ払った別のスタッフを介抱していたら、酔いが一気に醒めた、という後日談をしていました。

(ちなみに歓送迎会の具体的な様子は、とてもここには書けません・・・。(苦笑))

それと同じように、周りがあまりにもパニック状態になっていると、かえってそれにひいてしまい、いつも以上に冷静になる、という場合があるんじゃないかと思います。

第一、みんながパニックになっている時に、自分も一緒になってパニックになった場合と、冷静さを保てた場合とを比べて考えたら、

後者の方が圧倒的に建設的な判断、行動が出来るはずだと思いませんか??

それもあってか、地震以降、本日も清明院はいつも以上に「平常心」で治療を行っております。

ちなみに東京では、おとといあたりから今度は水の買い占めが起こっているようです。(ため息)

卵、牛乳、日用品、ガソリンに続いて・・・。

東北地方に比べて、実害としては極めて少なかった東京の人々に、被災地に自分の家の余ったものを送ろう、という機運よりも、

食料や燃料を買い占める機運が高まってしまうことに、なんだか寂しいような思いが致します。

周りにつられてパニクってしまう人が多いのは、すでにして陰陽バランスの悪い人が多い、ということを示唆しているような気がしてなりません。

災害時も冷静で助け合うことが出来る、高潔な国民性であると、海外のメディアから高く評価されたのを額面通り受け取って、胸を張るのもいいけれど、それは「全体的にみて」という話。

被災地では空き巣や強盗、実際に起こっているそうです。

被災地以外でも、義援金詐欺、今回の震災に絡めた振り込め詐欺、実際に起こっているそうです。

僕個人的には、こういう犯罪については見つけ次第、その場で即死刑でもいいと思います。

憤りを通り越した感情を覚えます。

まあ、実際にどうなっているか、何が起こっているかを凝視する姿勢、そしてその現実の中で、

自分が何をなすべきか、何が出来るかを「冷静に」考えることを、各人が怠ってはいけません。

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ポジティブシンキングのススメ

2011.03.19

歴史的な地震から1週間以上経ちました。

地震以来、電車やらなんやらの都合で治療に来れていなかった患者さん達が、本日にはもう大部分戻ってこられました。

今日はそんな患者さんと交わした会話を。

「ちょうど地震の時会社にいたんですけど、棚のものが落ちたり、みんなパニックで、もう怖くて怖くて・・・。」

「あれから電車とか、密閉された空間にいると怖くて・・・。」

とのこと。

その患者さんが僕に聞きました。

「先生は大丈夫でした・・・?」

僕は即答で、

「ハイ!まったく問題ありません。僕は微動だにしていません。眉ひとつ動かしていません。(笑)」

と答えます。

するとその患者さんが、

「サスガです。(笑)・・・でもだいぶ患者さんもキャンセルとかあったんじゃないですか?」

と。

僕は再び即答で、

「確かにそうです。しかし、お蔭で鍼の本が5冊も読めました。」

と。

患者さんそれを聞き、

「あー、ナルホド・・・。」

とのこと。(笑)

マイナスはプラス。

転んでもタダでは起きない。

周りがあきれるほどのプラス思考。

これも陰陽論の実践なのです。(笑)

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