東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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オリンピック招致活動

2013.03.19

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ウチの商店街から、「オリンピック招致記念バッジ」なるものが配られてきた。。。

(さらに…)

黄砂やらPM2.5やら・・・

2013.03.09

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すっかり暖かくなり、「春」って感じがしますね~♪

 


今年は花粉の飛散量が、前年の比じゃないぐらい多いらしく、しかも花粉に混じって黄砂やら、PM2.5という謎の物質やらが飛んでいるらしいです。


なんでも、今日は国から、外出を控えるように、という呼びかけもあったんだとか。

この国もいよいよ外出もままならない国になってきましたか。。。

清明院の患者さんでも、落ち着いていた花粉症が久々に出た!と仰る方が何人かいらっしゃいました。

・・・ま、黄砂だろうが、PM2.5だろうが、こっちはやるこた同じです。(笑)


飛んでる物質をコントロールすることはできないんだから、粘膜が空気中の物質に暴露されないように最大限ガードしてもらって、

あとは粘膜の過敏さを抑えるように、患者さんのカラダ側を持っていければOKです。


目や鼻やのどの粘膜がどうして過敏になるか。


これには色々な原因がありますので、対処法は人によって全然違ってきます。


腰から足を温めた方がいい人、

運動して汗をかいた方がいい人、

刺激物や脂っこい物を控えた方がいい人、

睡眠をとらなくてはならない人、

呼吸の仕方を考えた方がいい人などなど、

人によって違います。

ただ、テレビでよくやっている、手洗い、うがい、マスクという方法は、ベタだけれども、症状を抑えるという意味ではなかなかいいようです。

花粉症の多くは、症状そのものが、全身状態、アンバランス、臓腑の機能失調を悪化させ、よけいに症状を悪化させる要因になる場合もあるのです。

 

冷静に、確実に対処すれば、鍼灸、東洋医学の考え方で、かなり症状が楽になります。


来年に備えた、予防も出来ます。

ぜひ、花粉症の第一選択肢に鍼を。

間違っても、ネット通販で、花粉症にはコレ!みたいな漢方薬を乱用するのは、やめましょうね。

 

冷静に、確実に。

 

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深酒しないためには

2013.03.01

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今日、患者さんから問われた。

「深酒しないためには、どうしたらいいですか?」

これはなかなか、難問だ。

「アルコール中毒」という患者さんが存在するぐらい、いわゆる

”分かっちゃいるけどやめられない”

患者さんにとっては、切実な問題だ。

そう思ったから、まあ、真面目に答えた。

全員に当てはまる答えではないけど、その患者さんの場合は、「運動すること」だった。

都会人は、運動をほぼしていない。

というよりも、両極端であり、やってる人は、ジムなんかでかなりストイックにやっている。

でも、それでは心が緩まない。

 

ストイックにやって、理想の体重や体型を手に入れることで頭がいっぱいになって、精神的緊張が全然緩んでいない。

 

仕事が終わって、夜の8時過ぎからジムで運動して、興奮してなかなか眠れず、睡眠不足とか。。。(苦笑)

意外とここが決定的な病因になっていることは多い。

冒頭の患者さんも、運動の重要性を指摘すると即座に、

「えー、じゃあ運動すれば、お酒を飲まないで済むんですか?」

ときた。(苦笑)

「適度に運動して、余分な緊張を緩めれば、徐々に、自然と、量が減ると思いますよ。」

と、答えた。

酒をたくさん呑んでしまうには、それなりの事情があるものです。

しかしそれで胃腸に負担をかけ、悪循環に入ったら、治るものも治りません。

臨床家の皆さん、どう答えますか??

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「胆」って何ですか?(その7)

2013.02.08

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これまでのお話・・・

 


「肝」って何ですか?(その13)

「胆(たん)」って何ですか??(その1) 
「胆」って何ですか?(その2)        
「胆」って何ですか?(その3)

「胆」って何ですか?(その4)
「胆」って何ですか?(その5)
「胆」って何ですか?(その6)

 

 

では、続きいきます!!

 

 

◆「胆汁」ってナニ??(その1)

 


これまで、

・「胆の腑」は人間の精神の働きと関連する

・「胆の腑」は「肝の臓」の働きを助ける

・「胆の腑」は「”精汁”という清い汁(胆汁)」を貯蔵している

・「胆の腑」は全身各所の開閉を調整するのに大きく関わる

・「胆の腑」は六腑の中では仲間ハズレ

・「胆の腑」は個性派グループである”奇恒の腑”の中でも仲間ハズレ

ということを書いてきました。

 


・・・だいたい「胆の腑」の特殊性がお分かりになってきたんじゃないかと思います。

 

なぜそうなのかを考える前に、胆の腑が貯蔵してるこの「精汁(胆汁)」って、一体何なんでしょ?

 


いわゆる、現代医学的な解剖生理学における「胆汁(bile)」というのは、「肝臓(Liver)」で生成される、消化を助ける液体であり、肝臓で生成された後、

 

「胆嚢(gallbladder)」に貯蔵されて濃縮され、食事の度に「十二指腸(duodenum)」に出てきて、未消化物とごちゃ混ぜになることで、消化吸収を助けます。

 

(学生時代、生理学の先生が”胆汁は大便に色を付けます”と説明してましたね)

 


よく、お酒を飲み過ぎたりして嘔吐し、これ以上吐くものがないぐらい吐き続けると、そのうち黄色くて苦い、ナゾの液体が出て来ることがありますね?

 

あれがまさに「胆汁(bile)」なのです。

 

しかし、東洋医学における「精汁(胆汁)」の役割というのは、西洋医学のそれとは概念が異なります。

 

現代の中医学の本には、大体の本には


”「胆汁」は、「肝の臓」の余った気(余気)から生成され、「小腸の腑」に分泌され、脾胃の運化(消化)を助ける”


とあり、西洋医学そのまんまな感じがしますが、谷口書店の『基礎中医学』P98に、
『医原』という書物からの引用で、

 

「飲食物が入ってくると、小腸が満ちて、胆の腑を上に押し上げて、胆汁が絞り出される」

 

という面白い記載があります。

 

 

脾の臓と胃の腑を説明した時に、飲食した後に手足を動かすことで、脾の臓が活性化し、馬蹄形に胃の腑に巻き付いて、胃の腑をグリグリと揉むことで、

 

蠕動運動が起こる、という説明を紹介しましたが、それに似てますね。(笑)

 

 

また、重篤な病の際に現れる「黄疸」という病変がありますが、これも東洋医学では「胆汁」が常道を外れて皮下に溢れた結果、と考えます。

 

 

つまり、胆汁は普段は消化管に出てきて、脾の臓や小腸の腑、大腸の腑の働きを助けると言われますが、東洋医学的には全身各所に関わって(特に”開閉”に)、

 

五臓六腑のバランス調整の潤滑油として働いている、と考えた方が東洋医学的には正確だと思います。(私見)

 

続きは次回。(笑)

 

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夜回り先生の処方箋

2012.12.14

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最近あんまり出ないけど、以前ちょくちょくテレビに出ていらして、有名な夜回り先生こと水谷修先生

水谷修先生のブログ → http://www.mizutaniosamu.com/blog/

知らない人のために簡単に紹介すると、水谷先生は元定時制高校の先生で、教員生活のほとんどの時期、生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、

 

生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっておられる先生です。

 

また、若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを通して、多くの若者たちとふれあい、彼らの非行防止と更生に取り組んでいることから、

 

「夜回り先生」と呼ばれるようになりました。


この先生が、最近、

「心の病を、簡単に治す方法があります。」

と仰って、2つの方法を述べておられます。


それを以下に紹介します。

 


私のもとには、ずっとこころを病んでいる、たくさんの人からの相談が来ます。

その人たちに共通することは、次のことです。

①自分に自信がない。

②それまでの経験から、他人を信じることができず、すべてを抱え込んでしまう。

③昼は、できる限り、動かず、そして、人との接触を避ける。

④夜は、ただひたすら、悩み苦しみ、ネットやメールで、見えない相手とつながろうとする。

⑤いつも、自分のことだけを考え、人のことを考える余裕を失っている。

すべてが哀しいことです。

実は、こころの病を簡単に治す方法があります。

それは、たった二つです。

①昼間、ともかく徹底してからだを動かす。

10キロ以上は、歩き、美しいものにふれる。

ともかく、昼間くたくたになるまで、からだを疲れさせる。

そして、三食をきちんと食べる。

②すぐに、インターネットや携帯電話、メールの機器を、捨てる。

健全なからだにしか、健全なこころは宿りません。

まずは、からだをきちんと疲れさせ、 体調を良くすること。

これが、一番のこころの病の治療法です。

お金もかかりませんし、薬のように副作用もありません。

体調が悪ければ、考えることは、すべてが悪い方へ悪い方へと向かってしまいます。

私に相談してくる人たち、子どもたち、まずは、これを一週間やってみてから、私に相談してください。

口や言葉に救いを求めても、それは、無理です。

救いは、君たち自身の中にしかありません。

君たちが、まずは動かないと・・・。

 

・・・とのことです。

なるほど、これは東洋医学的に考えても、完璧ではないにせよ、理にかなっております。

何十年もの間、非常に厳しいケースや、難しいケースに相談に乗って、乗って、乗ってこられた先生だからこその、大変「重い」結論なんだと思います。

しかし、これを読んだネットユーザーの反応ときたら、冷たいもんです。(苦笑)

一部、以下に紹介します。↓↓

そんなことしたら死んでしまいます><

じゃあ病人でいいです

どっちも(´・д・`) ヤダ

今ネット捨てたら逆に鬱になりそう

会社勤めで運動なんてできん

・・・だそうです。。。

こういう意見を持つ人が大勢を占めている、という現実があることも、よく認識しておかねばなりませんが、

我々も、誠意を持って、アドバイスし続けるしかないデスネ。。。

まあ、こういう態度で、ネットに書きこめるレベルの人はまだそんなに心配ないでしょうが(笑)、徐々に、こうやって笑って、

バカにしてもいられなくなって、深刻化してくるケースが、実際は多いのです。

運動不足、暴飲暴食、夜更かししてネット依存・・・。

みんなある意味、精神疾患、心身症予備軍と言っていいでしょう。

手遅れになる前に、こういう真面目な呼びかけに、耳を貸して欲しいものですネ☆

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高血圧はコワい?

2012.11.20

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先日、こんな患者さんがおられました。

 

以前から清明院にかかっておられる患者さん。

 

様々な症状、いずれもかなり落ち着いていたが、久しぶりに来院。

 

歯ぐきが膿んで、膿みが骨まで達していて深いので、歯を抜かなければいけなくなったと。

 

・・・で、いざ抜歯する前に血圧を測ったら、180/100だった。

 

担当の歯医者さん曰く、

「上が150以下じゃないと抜歯できない。内科医を紹介するから、降圧剤をもらって、飲んで下さい。」

と言われたと、不安顔。

 


この患者さんは、以前から西洋医学よりも東洋医学、鍼灸であらゆる症状を治してきており、”降圧剤”という響きに非常に抵抗を覚えたそうです。(苦笑)

 

「降圧剤!?それって一生飲まなければいけないんですか??」

と歯科医に聞くと、

「そんなことはないです。抜歯が済んだら止めてもいいですよ。」

とのこと。

 


・・・でも、まだ安心できない、とのことでした。

 


抜歯の際に血圧を一定程度下げなくてはいけないのは、麻酔の際に麻酔薬の作用で血管が収縮し、血圧が一過性に上がるからなんだそうで、
抜歯の手術中にショック状態になって、

 

患者さんが死亡した事例もあるそうで、ここは歯科医にとっては当然譲れない部分でしょうし、麻酔ナシで抜歯するなんてのは拷問です。(苦笑)

 

したがって、この歯科医の先生が仰ったことは、至極妥当といえるでしょう。

 

しかし、患者さんは強い不安を感じた。

 

・・・この背景には、

 

「降圧剤」=一度飲んだら、一生飲まなければならない薬

 

という認識が、国民にしっかりと浸透してしまっていることが大きく関係しているように思います。

 

こちらのサイト様によれば、日本は、血圧には特にうるさいと言われることがあるそうです。

 


末梢の血管にかかる内圧が上がれば、血管が次第に柔軟性を失って、硬化しやすくなるし、破けて出血する可能性も高まる。

 

だからそのリスクを減らすために、予防的観点からも、降圧剤を飲むのだ~、という主張(脅し?)には、実に説得力がありますよね。

 

・・・でも、血圧を下げたら、血流に勢いがなくなり、今度は血管が詰まる可能性が高くなるんじゃないでしょうか?

 

 

だから脳出血、脳溢血を予防しようとして、かえって脳梗塞になった、なんてことがあり得るんじゃ・・・、という推測です。

 

 

 

この疑問に関しては、こちらのサイト様が非常に分かり易かったです。

 

 

 

多くの論文を参考にすると、結論としては、高齢者の場合は注意が必要、という認識でいいようです。

 

 

ネットを見渡すと、中には

 

高血圧=降圧剤長期服用=かえって脳梗塞のリスク高まる

 

という感じで、断定的に書いてあるサイトもいくつかあるようですが、ここはちょっと冷静に考えた方が良いと思います。

 

 


・・・とはいえ、これを飲んだら一生飲み続けないといけない、という考え方は、病態によっては致し方ないケースはあるにせよ、やはりやや乱暴だと思います。

 

いくら薬とはいえ、漢方薬と違って、自然界には本来ない、合成された科学物質なワケですから、人体にとって副作用の方が問題になるケースもあるだろうし、

急場しのぎとして使うのは仕方ない場合はあるにせよ、一度使ったら、今後、継続的に使わないためにどうするかを考えるのが普通だと思いますし、

やはりその方が建設的ではないでしょうか。

 


いいから言われた通り、何がなんでもこれを一生飲むのだ~!

 

という考え方で、一番得するのは、本当に患者さんなんでしょうか・・・?

 

血圧に関しては、私の考えとしては、

 

鍼灸・漢方などの自分自身の治る力を活かす医療と、食養生と、日々の適度な運動

 

で正常値にするように努力する、というのが王道だと思うし、別に日常生活に差し支える症状がないのであれば、”基準値”より少々高くたって、

 

別にいんじゃないの??と思ってしまうのは、僕だけでしょうか。

 

因みにこういった、「西洋医学的な検査数値の基準値」に関する詳しく、分かりやすい記述はネット上にたくさんありますので、そちらをぜひご参照ください。

 

 

現代は、わざわざ本屋に行かずとも、専門家に聞きに行かずとも、インターネットから、専門的な情報が簡単に手に入ります。

 

 

病院で、何かの異常値を指摘されたら、まずは情報を集め、諸説を踏まえて、それの意味をキチンと理解することから始めましょう。

 

 

 

あまり簡単に言いなりみたいな感じになると、あとで思わぬ後悔を味わわされる可能性があると思います。

 

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「痩せる鍼ってないですか?」

2012.10.02

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いまだに、たま~に聞かれるこの質問。

「先生、”痩せる鍼”ってないんですか??」

・・・こないだ、かなり久しぶりに聞かれて、妙に懐かしい気持ちになってしまいました。

この業界に入った頃、患者さんから同じ質問をされ、

「よし、やってみましょう。」

なんていって、一生懸命患者さんの耳に鍼をしていた頃を思い出しました。(苦笑)

残念ながら、これで結果が出た、という経験はありませんでした。


(あっても、ごく一時的で、”ホントに鍼の効果だったのか?”と思うことなら何度かありましたが。)

・・・その後、僕の勉強も進み、今では答えは当然、

「ないっすよ。もしそれがあったら、この世に肥満の人なんていないと思いませんか?」

です。(笑)

 


そうするとさらに、

「じゃあどうすれば痩せれるんですか?」

と、ムキになって食い下がってくる人がいますが、これに対しても、

「今より運動するようにして、食べる量を減らせばいんじゃないですか?」

で終了です。(苦笑)

 

 

でもさらに、

「じゃあ何を食べれば!?」

ときたら、

「旬のものを、野菜中心にバランスよく食べたらいんじゃないでしょうか。」

だし、

「どんな運動を!?」

ときたら、

「無理なく、習慣的に何カ月も、何年も続けられるような、歩く、走る、泳ぐなどの有酸素系の無理のない全身運動がイイです。」

です。


まあこれって要は「自助努力の大事」という話しなんです。


いつまでたっても、サプリメント会社が、若くて美しいタレントさんを広告塔に使って「〇〇ダイエット!」とかCMを打ってますが、

ダイエットするのに鉄則があるとすれば、上記が究極だと思います。


若いタレントさんの体づくり、美容への自助努力のレベルは、生活がかかってる分、並みじゃないはずですよね。


普通のOLさんや主婦の方が、それと同じモチベーションでやろうと思ったら、相当な意識改革が必要になるでしょう。

まー、いつの時代もいる、誰にもある、「他力本願」という考え方に付け込んで、お金もうけをしようというヤカラに騙されないよう、気を付けましょう。

数年前に騒がれた、「耳の特定のツボに鍼をすると痩せる」という話は、僕は今ではあまり信じておらず、それよりも、病的な肥満や病的な痩せ(羸痩るいそう)の人には、

 

東洋医学的なキチッとした診断・治療が重要だ、という立場、考え方でおります。


標準体重よりも若干多いくらいなのに「痩せたい痩せたい!」と声高に騒ぐ方に対しては、「どうぞ。」と優しく微笑みかけるようにしています。(笑)

ちなみに、ここで変なカン違いをされないように付け加えておきますが、当然、最近の栄養補助食品やサプリメントの中にも、使い方によっては、

 

いいものはあると思っております。

僕はああいうものも、全否定する立場ではありません。


鍼をしていて、患者さんの体重に変化があることはあります。


でもこれは、

「体重を減らしたり、増やしたりすることを目的とした鍼」

をした結果なのではなく、キチッと東洋医学の理論に基づいて、カラダをめぐる「気・血・津液・精・神」を動かし、五臓六腑の不調和を正した結果なのです。

消化機能が弱く、痩せ過ぎの人に食欲が出て、結果的に体重が増えてくることはあります。

ストレス食いで太り過ぎの人がドカ食いしなくなり、結果的に体重が減ってくることはあります。

東洋医学は医学であり、魔法ではないのです。

 

最近では、巷に掃いて捨てるほどある、「東洋医学」というものの「質」を上げようと思ったら、消費者である患者さん自身が賢くならないと。

 

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乳製品は体にいい?(その2)

2012.08.03

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昨日の記事に、ムスタファさんからご質問いただきましたので、僕なりの回答含め、何回かに分けて、ちょっと補足しようと思います。

乳製品は体にいい? 参照

ちょっと専門用語が出てきたりしてややこしいので、つまんない人は斜め読みして下さい。(笑)

・・・まず、乳製品は冷やす冷やす、と、なぜ東洋医学では言われるのか、という問題からいきます。


コレは、乳製品の過飲が、胃腸に負担をかけるから、結果的に消化力を落とし、他の飲食物の栄養吸収力が下がり、結果的にエネルギーが産生されにくくなったり、

 

老廃物が停滞したりする場合があるから、ということだろうと思います。


少し専門的な話ですが、東洋医学では「四気五味説(しきごみせつ)」と言って、自然界の飲食物を

 

”寒・熱・温・涼”の四気

”酸・苦・甘・辛・鹹”の五味

 

に分けて考える学説があります。

(この学説についても、そのうち解説しましょう。)


あらゆる漢方薬や薬膳などの生薬、食品の配合も、基本的にはこの「四気五味説」に従います。

これで言うと、牛乳は東洋医学では

 

「乳ナイ(女+乃)」

 

と言われ、

 

四気では平(へい・・・つまり、寒熱どちらにも偏っていない)、

五味では甘

 

臓腑では脾胃に主に関わる

 

とされ、

 

潤・降の作用がある

 

ことから、

 

陰虚や血虚、通便に効果あり

 

とされております。

ここだけ聞くと、色々なものに効く、魔法の飲み物のように思えますが、「潤・降」の作用が強いということは、逆に言えば陽気の働き(体を温め、清らかな気を昇らせる)を抑えてしまう側面も持っている、ということです。

つまり専門的には、あくまでもその人のキャパを超えて「過飲すると」の話ですが、牛乳は主に脾の臓の陽気を傷める側面がある、だから結果的に冷えるのだ~!

という論なんだと思います。

脾の臓については「脾」って何ですか?(その9) 参照


ちなみに牛乳については、現代医学的にも、現代栄養学的にも、

 

ガン予防、安眠作用、血圧降下作用、骨粗鬆症予防作用など

 

が謳われていますが、これについて辛辣な反論もある、というのは、前回書いた通りです。


・・・まあただ、「過飲」という量の定義なんて、人によって違い過ぎるので、一概にこの量飲んだらいけません、なんて話は出来ませんし、

一切飲むな、というのも行き過ぎだと、個人的には思います。

そもそも「牛乳を飲む」という食文化が日本に入ってきたのは飛鳥時代以降だそうですが、最初は天皇や皇族のみが利用していたそうです。

一般庶民が飲むようになったのは明治以降、さらに、”アメリカンライフスタイル”なんつって爆発的に普及しまくったのは、戦後の話だそうです。

給食で出るようになったのも、戦後からです。

(・・・ここら辺が、一部の人の思想を大いに刺激して、偏った、感情論的であったり、謀略論的な論調がネットに溢れている一つの要因なんじゃないでしょうか。)

まあ確かに、明治政府や、戦後の日本政府が採用した栄養学の是非論については、僕も興味のあるところで、あれが果たして正しかったのか、

 

相当見直す必要があるのでは?とは思っています。

伝統食の復権』(島田彰夫 東洋経済新報社 2000年)には、

「高脂肪・高タンパクを説くドイツ栄養学を無批判に受け入れた明治日本。

戦後は、アメリカの食糧戦略に基づいた食生活改善運動により、伝統的な食文化は否定され破壊された。

高度経済成長の影響もあり、今や日本は “飽食の時代” を迎えている。」

とあり、この指摘は、参考にする価値が高いと思います。

しかしながら、最近のアレルギーベイビ―の問題であったり、三大成人病の問題を、すべてこれのせい、と短絡的に結論付ける風潮も、

いかがなもんか、と思っていますが。

一番イカンのは、最初に無批判に受け入れたことと、時代が変わっても、それに合わせて変えようとしない姿勢だと思いますが。


・・・話が逸れた、次回に続きます。(笑)

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『息身仏』

2012.07.29

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こないだ、患者さんから、とある本をいただきました。

(さらに…)

「血」って何ですか?(その3)

2012.05.03

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これまでのお話・・・

「血(けつ)」って何ですか?
「血」って何ですか?(その2)

 


続きいきます!

 

 

◆「血」の居場所

 


最初に述べたように、「血」「血脈」をその通路として全身を巡回し、全身の各部位を栄養します。

ドックンドックンと、律動的に、全身を巡っております。

 


ドックンドックンと押しこくられるパワーは「心の臓」が関与し(主血作用)、その律動性は「肺の臓」が、主に関与(治節を主る)しています。

 

「血」の通路であるこの「血脈」は、「心の臓」と関係が深いです。


「心」って何ですか?(その3) 参照

 


・・・というよりも、「心の臓」自体が、ある意味「血脈」の一部、とも考えられます。

 

胎児が育っていく過程で、「血脈」のある部分が膨らんで、特別な働きを持ったモノ、これが「心の臓」であるとも考えることが出来ます。

 



 

話がそれたので戻しますが、「血」というのは、例えば運動して筋肉を使えば筋肉に、パソコン作業で目を使えば目に、すぐにサッと集まって、その部分の働きを支えてくれます。

(まあ、燃料みたいなもんですナ。無尽蔵ではないけど。)

 

 


人間が、ある部分を使う時は、その部分には「気と血」が必要なのです。

 

だからやり過ぎ(使い過ぎ)たら休ませて、その間に「気血」を生成して、また使う、これの繰り返し以外あり得ないのです。

 

これは自然の摂理です。

 

また、あまり体を使っていない時、つまり寝ている時なんかは、「血」はどこにいるかというと、全身を巡ってないわけではないですが、

 

日中ほどは必要とされないので、主に「肝の臓」に貯蔵されています。


「肝」って何ですか?(その2) 参照

 


このように、東洋医学の言う「血」というものは、肝、心、脾、胃、肺、腎など、五臓六腑と密接に関わりながら、「気」や「精」というものとも深く関わりつつ、

 

全身を栄養し、潤してくれているのです。

 


だからこの「血」が不足すると、体が栄養不足を起こし、パサパサになります。(苦笑)

 

 

次回はその具体例のお話。

 

 

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