東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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いくつかの臨床センス

2013.06.04

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学校で教えていても、勉強会で教えていても、スタッフに教えていても、思うことがある。

(さらに…)

「痹」から「痿」へ。。。

2013.05.23

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東洋医学における、重要な病態認識で、「痹証(ひしょう)」という考え方(カテゴリー)があります。

これが、なんと鍼灸学校の教科書でも、「痺証」という、間違った漢字で記載されていることがある、という話は、こないだ書きました。

「痹」「痺」は違うのです。(苦笑)

「痹(ひ)」ってやつ 参照

「痹証」は、2500年前、中国で成立したとされる、東洋医学のバイブルである『黄帝内経(こうていだいけい)』という書物の中でも、

すでに認識されており、今現在の日本でも、我々はこの考え方で治療を行い、成果を上げております。

(永久不変の真理を説いているワケですよ。スゴイネ~)

これについては、以前スタッフブログに副院長がまとめてくれました。

痹証(その19) 参照

ところで、東洋医学の教科書をみますと、この「痹証」の定義は、

”様々な原因から、風、寒、湿、熱の邪気が経絡に侵入し、結果的に手足や関節で気血の循環障害が起こったモノ”

とされております。

・・・で、たとえ邪気の種類が「風・寒・湿」であっても、これがなかなか治らなかったり、気血の循環障害がきついと、けっきょく気の鬱滞は熱化して、

”熱痹(ねつひ)”
になる場合がある、とされております。

ではそれが、さらに進むと・・・?

今度は「痿証(いしょう)」という病態になる場合があります。

「痿証」というのは、筋肉や関節が萎えて、動かせなくなってしまったものを言います。

「痹証」では、痛みが中心になりますが、「痿証」では、運動障害が中心になります。

こうなると、たとえ局所的であっても、全身的であればなおさらですが、なかなか治りにくいです。

カン違いして欲しくないのは、こうなったとしても、治らないとは言いません。

しかし、そういう状況になる前に、早めに治療することが重要なのです。

先ほど言う『黄帝内経』には、

『風論(ふうろん)』
 ↓↓
『痹論(ひろん)』
 ↓↓
『痿論(いろん)』
 ↓↓
『厥論(けつろん)』

という4篇が、連続して記述されております。

 

東洋医学をやっているのであれば必読でしょう。

それぞれの病態の違い、連続性、治療法の違い、たいへん重要です。

いずれにせよ、早い段階で、キチンと分かっておられる先生にかかれば、その後起こりうる、ものすごい不幸を回避できるということです。

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舌診か脈診か。。。

2013.05.16

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昨日、学生から、「講義の中で”舌診”についてやって欲しい!」と言われた。

 

なんでも、これまでの2年間の中で、ほとんど舌診について学ぶ機会がなかったんだそうだ。

 

こういうことではよくない。

 

せっかく先人が残してくれた、極めて有用な診察法を。

 

もちろん快諾した。

 


 

今現在は、授業の中の、余った時間を使って、「脈診」の練習をしている。

 


脈診については、このブログにも何度となく書いている。

「脈診」を含む記事 参照

 

上手い(基本的なことはすぐに理解し、すぐに実践できる)人もいれば、なかなか上手く出来ない人もいる。

 


技術というのはそういうものだ。

 

向き不向き、得手不得手があるのは当たり前。

 


運動神経のようなもの。

 


そもそも、手首の脈の打ち方から、全身の状態を伺おうとするなんて、非常に高度な技術に思えるから、それだけで尻込みするのも分かる。

 


まるで神業のような気がしてね。

 

しかし、この技術は、2500年も前から、現在まで、一度も途切れることなく、東洋医学の医者によって実践されてきた、ある意味、基本中の基本の診察法。

 

ド基本からド応用、さらにはスーパー名人芸まで、習得のプロセスや考え方は「これでもかというぐらい」きちんと示されている。

 


だから、きちんと基本からやれば、F1ドライバーにはなれなくたって、公道を安全に走れるぐらいにはなる。

 


真面目にやれば。

 


誰だって。

 

では、舌診の場合はどうだろうか。

 

「見りゃわかる」んだから、脈診よりも簡単か?

 

・・・さあ、果たして。

 

そーいえばこのブログで、舌診についてはまだ書いてなかったから、そろそろ書きます!!

 

 

 

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「熱」を籠らせないこと

2013.05.13

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生きてれば「熱」を生じる。

死ねば冷たくなる。

だから「熱」を生じるのは生きてる証拠。

大いに熱を発し、それを大いに発散する。

これが生命の輝きに繋がる。

・・・でも、これが籠ると、問題が起こる。

籠る場所によって症状は千差万別。

現代の様々な病、癌、リウマチ、アトピー、各種の精神病、東洋医学的にはいずれもこの「熱がこもる」というメカニズムが関与していることが多い。

熱が身を焦がし、気血水を凝滞させ、病をなす。

そこで、籠らせないための工夫が必要。

運動のやり方、食生活、睡眠状況・・・。

改善しないと、色々と問題が起こる。

治療的には、「熱の発散経路」に目を向けることも重要。


生体を、オーバーヒートさせてはいけない。

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「痹(ひ)」ってやつ

2013.04.28

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来週、東洋鍼灸専門学校で「頚肩腕痛(けいけんわんつう)」について喋ってこようと思います。

(苦笑・・・真面目にやってるでしょ☆)

東洋医学では、肩こりだとか、腰痛だとか、膝痛なんかの、よくある整形外科的な疾患、いわゆる運動器疾患というやつをどう考えるか。

北辰会ではこれ、大きく分けて4パターンの考え方があるのですが、その中でも重要なのが「痹証(ひしょう)」という考え方です。

これについては、以前副院長がまとめてくれました。

スタッフブログ 痺証(その19) 参照

ちなみに、細かいこと言うと、「痹証」を語る場合に”痺”という漢字を使うのは、本来誤りです。

「痺」はもともとは”うずらのメス”という意味で、全然この場合の意味と違います。

やまいだれの中の「卑」についても、”いやしい”という意味ですから、全然当たらない。

正しくは「痹」と書いて”しびれる”という意味の漢字です。

黄帝内経をはじめ、あらゆる古典にはこっち(痹)の文字で出てきます。

これ実は、鍼灸学校の「東洋医学臨床論」の教科書ですら間違っていますし、PCの東洋医学辞書なんかでも普通に変換すると「痺」の方の漢字が出てきます。

本来は、現代医学でも「麻痺」という時は「麻痹」と書くのが正しいのですが。。。

こうやって、情報というのは間違って伝わっていくのです。

テーゼそのものを疑う必要があるのです。

(細かすぎる指摘かもしれないが。)

・・・ま、この「痹証」ってのは様々な原因で、

筋肉や関節の気血の巡りが悪くなる
   ↓
そこに色々な種類の邪気が入り込む
   ↓
痛みやしびれや麻痹が発生!

ってやつです。

で、それが起こった部位だとか、入り込んだ邪気によって、細かく分類し、治療します。

問題は、(当たり前だけど)ただ分類しただけでは治らない、ということです。

患者さんの症状を、様々な診断法を使って、東洋医学的にキチッと分類する、これは重要です。

しかし、分けただけで満足してちゃダメ。

それをどう治すか。

ここがとっても大事です。

特に痹証は。

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オリンピック招致活動

2013.03.19

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ウチの商店街から、「オリンピック招致記念バッジ」なるものが配られてきた。。。

(さらに…)

黄砂やらPM2.5やら・・・

2013.03.09

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すっかり暖かくなり、「春」って感じがしますね~♪

 


今年は花粉の飛散量が、前年の比じゃないぐらい多いらしく、しかも花粉に混じって黄砂やら、PM2.5という謎の物質やらが飛んでいるらしいです。


なんでも、今日は国から、外出を控えるように、という呼びかけもあったんだとか。

この国もいよいよ外出もままならない国になってきましたか。。。

清明院の患者さんでも、落ち着いていた花粉症が久々に出た!と仰る方が何人かいらっしゃいました。

・・・ま、黄砂だろうが、PM2.5だろうが、こっちはやるこた同じです。(笑)


飛んでる物質をコントロールすることはできないんだから、粘膜が空気中の物質に暴露されないように最大限ガードしてもらって、

あとは粘膜の過敏さを抑えるように、患者さんのカラダ側を持っていければOKです。


目や鼻やのどの粘膜がどうして過敏になるか。


これには色々な原因がありますので、対処法は人によって全然違ってきます。


腰から足を温めた方がいい人、

運動して汗をかいた方がいい人、

刺激物や脂っこい物を控えた方がいい人、

睡眠をとらなくてはならない人、

呼吸の仕方を考えた方がいい人などなど、

人によって違います。

ただ、テレビでよくやっている、手洗い、うがい、マスクという方法は、ベタだけれども、症状を抑えるという意味ではなかなかいいようです。

花粉症の多くは、症状そのものが、全身状態、アンバランス、臓腑の機能失調を悪化させ、よけいに症状を悪化させる要因になる場合もあるのです。

 

冷静に、確実に対処すれば、鍼灸、東洋医学の考え方で、かなり症状が楽になります。


来年に備えた、予防も出来ます。

ぜひ、花粉症の第一選択肢に鍼を。

間違っても、ネット通販で、花粉症にはコレ!みたいな漢方薬を乱用するのは、やめましょうね。

 

冷静に、確実に。

 

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深酒しないためには

2013.03.01

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今日、患者さんから問われた。

「深酒しないためには、どうしたらいいですか?」

これはなかなか、難問だ。

「アルコール中毒」という患者さんが存在するぐらい、いわゆる

”分かっちゃいるけどやめられない”

患者さんにとっては、切実な問題だ。

そう思ったから、まあ、真面目に答えた。

全員に当てはまる答えではないけど、その患者さんの場合は、「運動すること」だった。

都会人は、運動をほぼしていない。

というよりも、両極端であり、やってる人は、ジムなんかでかなりストイックにやっている。

でも、それでは心が緩まない。

 

ストイックにやって、理想の体重や体型を手に入れることで頭がいっぱいになって、精神的緊張が全然緩んでいない。

 

仕事が終わって、夜の8時過ぎからジムで運動して、興奮してなかなか眠れず、睡眠不足とか。。。(苦笑)

意外とここが決定的な病因になっていることは多い。

冒頭の患者さんも、運動の重要性を指摘すると即座に、

「えー、じゃあ運動すれば、お酒を飲まないで済むんですか?」

ときた。(苦笑)

「適度に運動して、余分な緊張を緩めれば、徐々に、自然と、量が減ると思いますよ。」

と、答えた。

酒をたくさん呑んでしまうには、それなりの事情があるものです。

しかしそれで胃腸に負担をかけ、悪循環に入ったら、治るものも治りません。

臨床家の皆さん、どう答えますか??

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「胆」って何ですか?(その7)

2013.02.08

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これまでのお話・・・

 


「肝」って何ですか?(その13)

「胆(たん)」って何ですか??(その1) 
「胆」って何ですか?(その2)        
「胆」って何ですか?(その3)

「胆」って何ですか?(その4)
「胆」って何ですか?(その5)
「胆」って何ですか?(その6)

 

 

では、続きいきます!!

 

 

◆「胆汁」ってナニ??(その1)

 


これまで、

・「胆の腑」は人間の精神の働きと関連する

・「胆の腑」は「肝の臓」の働きを助ける

・「胆の腑」は「”精汁”という清い汁(胆汁)」を貯蔵している

・「胆の腑」は全身各所の開閉を調整するのに大きく関わる

・「胆の腑」は六腑の中では仲間ハズレ

・「胆の腑」は個性派グループである”奇恒の腑”の中でも仲間ハズレ

ということを書いてきました。

 


・・・だいたい「胆の腑」の特殊性がお分かりになってきたんじゃないかと思います。

 

なぜそうなのかを考える前に、胆の腑が貯蔵してるこの「精汁(胆汁)」って、一体何なんでしょ?

 


いわゆる、現代医学的な解剖生理学における「胆汁(bile)」というのは、「肝臓(Liver)」で生成される、消化を助ける液体であり、肝臓で生成された後、

 

「胆嚢(gallbladder)」に貯蔵されて濃縮され、食事の度に「十二指腸(duodenum)」に出てきて、未消化物とごちゃ混ぜになることで、消化吸収を助けます。

 

(学生時代、生理学の先生が”胆汁は大便に色を付けます”と説明してましたね)

 


よく、お酒を飲み過ぎたりして嘔吐し、これ以上吐くものがないぐらい吐き続けると、そのうち黄色くて苦い、ナゾの液体が出て来ることがありますね?

 

あれがまさに「胆汁(bile)」なのです。

 

しかし、東洋医学における「精汁(胆汁)」の役割というのは、西洋医学のそれとは概念が異なります。

 

現代の中医学の本には、大体の本には


”「胆汁」は、「肝の臓」の余った気(余気)から生成され、「小腸の腑」に分泌され、脾胃の運化(消化)を助ける”


とあり、西洋医学そのまんまな感じがしますが、谷口書店の『基礎中医学』P98に、
『医原』という書物からの引用で、

 

「飲食物が入ってくると、小腸が満ちて、胆の腑を上に押し上げて、胆汁が絞り出される」

 

という面白い記載があります。

 

 

脾の臓と胃の腑を説明した時に、飲食した後に手足を動かすことで、脾の臓が活性化し、馬蹄形に胃の腑に巻き付いて、胃の腑をグリグリと揉むことで、

 

蠕動運動が起こる、という説明を紹介しましたが、それに似てますね。(笑)

 

 

また、重篤な病の際に現れる「黄疸」という病変がありますが、これも東洋医学では「胆汁」が常道を外れて皮下に溢れた結果、と考えます。

 

 

つまり、胆汁は普段は消化管に出てきて、脾の臓や小腸の腑、大腸の腑の働きを助けると言われますが、東洋医学的には全身各所に関わって(特に”開閉”に)、

 

五臓六腑のバランス調整の潤滑油として働いている、と考えた方が東洋医学的には正確だと思います。(私見)

 

続きは次回。(笑)

 

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夜回り先生の処方箋

2012.12.14

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最近あんまり出ないけど、以前ちょくちょくテレビに出ていらして、有名な夜回り先生こと水谷修先生

水谷修先生のブログ → http://www.mizutaniosamu.com/blog/

知らない人のために簡単に紹介すると、水谷先生は元定時制高校の先生で、教員生活のほとんどの時期、生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、

 

生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっておられる先生です。

 

また、若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを通して、多くの若者たちとふれあい、彼らの非行防止と更生に取り組んでいることから、

 

「夜回り先生」と呼ばれるようになりました。


この先生が、最近、

「心の病を、簡単に治す方法があります。」

と仰って、2つの方法を述べておられます。


それを以下に紹介します。

 


私のもとには、ずっとこころを病んでいる、たくさんの人からの相談が来ます。

その人たちに共通することは、次のことです。

①自分に自信がない。

②それまでの経験から、他人を信じることができず、すべてを抱え込んでしまう。

③昼は、できる限り、動かず、そして、人との接触を避ける。

④夜は、ただひたすら、悩み苦しみ、ネットやメールで、見えない相手とつながろうとする。

⑤いつも、自分のことだけを考え、人のことを考える余裕を失っている。

すべてが哀しいことです。

実は、こころの病を簡単に治す方法があります。

それは、たった二つです。

①昼間、ともかく徹底してからだを動かす。

10キロ以上は、歩き、美しいものにふれる。

ともかく、昼間くたくたになるまで、からだを疲れさせる。

そして、三食をきちんと食べる。

②すぐに、インターネットや携帯電話、メールの機器を、捨てる。

健全なからだにしか、健全なこころは宿りません。

まずは、からだをきちんと疲れさせ、 体調を良くすること。

これが、一番のこころの病の治療法です。

お金もかかりませんし、薬のように副作用もありません。

体調が悪ければ、考えることは、すべてが悪い方へ悪い方へと向かってしまいます。

私に相談してくる人たち、子どもたち、まずは、これを一週間やってみてから、私に相談してください。

口や言葉に救いを求めても、それは、無理です。

救いは、君たち自身の中にしかありません。

君たちが、まずは動かないと・・・。

 

・・・とのことです。

なるほど、これは東洋医学的に考えても、完璧ではないにせよ、理にかなっております。

何十年もの間、非常に厳しいケースや、難しいケースに相談に乗って、乗って、乗ってこられた先生だからこその、大変「重い」結論なんだと思います。

しかし、これを読んだネットユーザーの反応ときたら、冷たいもんです。(苦笑)

一部、以下に紹介します。↓↓

そんなことしたら死んでしまいます><

じゃあ病人でいいです

どっちも(´・д・`) ヤダ

今ネット捨てたら逆に鬱になりそう

会社勤めで運動なんてできん

・・・だそうです。。。

こういう意見を持つ人が大勢を占めている、という現実があることも、よく認識しておかねばなりませんが、

我々も、誠意を持って、アドバイスし続けるしかないデスネ。。。

まあ、こういう態度で、ネットに書きこめるレベルの人はまだそんなに心配ないでしょうが(笑)、徐々に、こうやって笑って、

バカにしてもいられなくなって、深刻化してくるケースが、実際は多いのです。

運動不足、暴飲暴食、夜更かししてネット依存・・・。

みんなある意味、精神疾患、心身症予備軍と言っていいでしょう。

手遅れになる前に、こういう真面目な呼びかけに、耳を貸して欲しいものですネ☆

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