東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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東洋医学をプロデュースしたい人達

2015.02.20

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今日、とある人の紹介で、

「東洋医学(鍼灸・漢方)を世に大々的にプロデュースしたい人達」

に、お会いしてきました!!

まあ、このブログに何度も何度も書いているように、東洋医学、鍼灸医学に対する、世間一般の認識は、ほぼほぼ間違っています。

「東洋医学って、迷信みたいなもんでしょ?」

「鍼灸って、肩こり腰痛だけでしょ?」

「漢方薬って、即効性ないですよね?」

などなど、世間の認識の、おかしいことおかしいこと。(苦笑)


嘆かわしい嘆かわしい。

なぜ、こうなってしまったのかについては、これまで色々とこのブログにも書いてきたとおりなんですが、最近ではポツポツと、東洋医学というものの

”良さ”

に本気で気付き、これを大々的に世にプロデュースしていこう、という志を持った人たちが出始めているようです。

彼らは社会的、業界的に力のある医師や政治家、社会に与える影響の大きい大手メディアなんかを味方につけて、あの手この手で東洋医学の有用性を世に訴えていきたいようです。


その目的は金儲けではなく、

「国民のため」

「患者のため」

なんだそうです。



・・・素晴らしいじゃないですか。

いいと思いますよ。

我々、東洋医学をやっている鍼灸院の院長や、漢方薬局の店長が、いくらブログ等々で東洋医学の有用性を訴えても、正直言って

「草の根運動感」

がハンパじゃないです。(爆)


彼らのような仕事に、それ専門で時間と労力とお金を割ける人達が、今後もどんどん増えていって欲しいと思います。


僕も何かできることがあれば、ぜひ協力しますよ、とお伝えしました。


ただ僕は、あくまでも在野の臨床家。

一生、一鍼師で生きると決めています。

死ぬ瞬間まで、あの症例は、こう考えて、あそこに鍼した方がもっと効くかもしれない、とか言ってたいです。(笑)


それだけに、業界とか力関係とか、難しいことはよく分からんのだけども、彼らが世に伝えたい、東洋医学の良さというのは、まさに我々の日々の臨床の中にこそある筈。

であるからして、我々が協力できることはある筈です。

誰が何と言おうと、東洋医学はいいものです。

だからキチッと、国民の認識の間違いはこちらから修正して、的確な内容を国民に周知徹底してもらい、今よりももっともっと、東洋医学が国民の健康に寄与するべきだと思っています。

 

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「肥満」と東洋医学 6

2014.05.30

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前回のお話し・・・

「肥満」と東洋医学
「肥満」と東洋医学 2
「肥満」と東洋医学 3
「肥満」と東洋医学 4
「肥満」と東洋医学 5

 

・・・では、続きいきます!!

 

ここらでいったん切りましょう。

 


◆糖尿病の治療で肥満になる!?


肥満には、西洋医学的には、飲食の不摂生や、運動不足に起因する

単純性肥満

と、ホルモンや脳の病気などに由来する

症候性肥満

と、2種類の肥満があります。

(単純性肥満が90%とも言われます。)

慶応義塾大学 KOMPAS「肥満」

日本肥満学会診療ガイドライン2016   参照

 

 

 

この、症候性肥満の中に、内分泌性とか、遺伝性とか、色々な種類があるのですが、この中に、

 

”糖尿病の治療によって、結果的にホルモンの異常が起こってなるもの”

 

というのがあるそうです。

 


これについて、少し考えてみましょう。

 

普通、糖尿病といったら、一般人としては「二型糖尿病」を連想する訳で、暴飲暴食や贅沢な食事を繰り返し、結果的に肥満になったり、

 

結果的に糖代謝が乱れ、血液中の糖の値、つまり血糖値が上がってしまった病気、という認識だと思います。


(・・・ザックリし過ぎ?(笑))

 

因みに「二型糖尿病」以外に、免疫の異常から、膵臓のインスリンを分泌する細胞が壊れてしまって、結果的に血糖値の上がってしまう「一型糖尿病」があります。

 


いずれにせよ、これらを治療していて、肥満になるとは、一体全体、どういう訳か。

 


これは、糖尿病の治療で、糖代謝を正常化するために、インスリンというホルモンを注射したりして補充する治療を行う場合があるのですが、

これによってインスリンがかえって過多になったりすると、脂肪が合成される方向に働き、肥満になってしまう、という場合があるようです。


あるいは、治療によって目的通り血糖値が下がったが、それによって空腹感が強く出て、我慢できなくて食べ過ぎてしまって、かえって肥満になってしまう、というケースもあるようです。

この背景には、糖尿病の患者さんの管理に関しては、入院でもさせない限りは、患者さんの3食の時間やメニューまでキッチリと管理することは難しいため、調整が難しい現状があるようです。

 

ですので、上記のような不具合がありつつも、漫然とインスリン投与を続けてしまう患者さんも多いのだとか。

我々も、糖尿病の患者さんを診ることはありますので、この辺の知識は踏まえておいた方がいいと思い、最後に加えました。

 

・・・なんか最後は堅い、しかも西洋医学の話になっちゃったけど、肥満と東洋医学、いったん終わり。(笑)

 

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「肥満」と東洋医学 3

2014.05.24

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前回のお話し・・・

「肥満」と東洋医学
「肥満」と東洋医学 2

 


・・・では、続きいきます!!

 

 

前回まで、肥満のメカニズム、東西両医学の肥満に対する認識について話してきました。


いずれにせよ、現代では、古代中国と違って、あまりにも簡単に飲食物が手に入る。

そして、好きなものを好きなだけ食べることで、日頃の緊張を緩めて、ストレスを一定程度発散し、バランスをとっているパターンが多い。


・・・で、日中はPC作業中心の、頭脳労働。

運動不足。

こりゃー、肥満が増加するにきまってますね。(笑)

生活自体を変えないと、もはや太る一方です。

だから、自分ではどうにもできないと感じ、他力本願になる人が多いのも分かる。

そんなワケで、近年では東洋医学サイドも、肥満に対してはどちらかというと「予防、改善すべき病的な状態」として認識している、という感じでしょう。

 

 


◆耳鍼について


よく、鍼灸の分野で、”痩せる鍼”なんて言われて有名なのが「耳鍼」です。


聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。


僕も実は、かつて雇われの時にやっていたことがあります。


でも、今はやっていません。

要望があってもお断りしています。(苦笑)

これは、実は1950年代にフランス、リヨンのポール・ノジエというという整形外科医が、それまでヨーロッパに伝わっていた民間医療を応用して、

”耳介療法”という、耳を刺激する治療法を研究発表したことが始まりなんだそうです。

(エライ最近の話でしょ?)


始まりは、ノジエ医師にかかった患者の坐骨神経痛が、「耳のある部分を焼く」療法を行っていたおばあちゃんの治療で、確かに治っていることに興味を持ち、

 

ノジエは当時、鍼灸治療も習っていたため、耳を鍼で刺激することで、様々な疾患に効果があることに気づきました。


その臨床研究の成果が、ドイツ、ミュンヘンのバッハマン(鍼灸専門誌の主幹)に伝わり、彼の雑誌に掲載されたことが世界中に広まり、

 

それを日本の長友次男(ながともつぎお)という先生が昭和23年に翻訳して日本に紹介し、実は”日本経由で”中国に伝わった経緯があるそうです。

 

医道の日本『欧米耳針法の理論と臨床』

長友次男『長友・MP鍼灸講話八十八輯』 参照

 

 

・・・しかし当時、中国はそれ(耳鍼の発表)を受けて、

「は?別に、以前からやってましたけど・・・?」

というようなリアクションを取ったそうです。(苦笑)

 

でも実は、耳鍼について専門的に研究された古典等々は、その時なかったはずです。

 

内心、けっこう慌てたんじゃないでしょうか。(笑)

 

 

因みに、ノジエの調査によれば、ヒポクラテスの本や、エジプトにも、耳の一部を出血させたり、耳を鍼で刺激して遠隔部位を治療する方法はあったそうです。

 

 

続く

 

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「肥満」と東洋医学 2

2014.05.23

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前回のお話し・・・

「肥満」と東洋医学

 

では続きいきます!!

前回、肥満は現代病として、問題視されているが、中国古代では、さほど問題視されていなかった、というお話をしました。

◆肥満のメカニズム


・・・なぜ、肥満になるのか。


これは、西洋医学的に言えば、摂取カロリーと消費カロリーのアンバランス(摂取過剰)から、体内に余ったエネルギーを脂肪組織に蓄えてしまうため、

それが徐々に徐々に体内に蓄積するためです。

何故脂肪なのかというと、糖質やたんぱく質よりも、圧倒的に脂肪の方が貯蔵効率が高いからですよね。


これが、単純な運動不足や飲食の不摂生に起因する、単純性肥満の西洋医学的なメカニズムだそうです。

 

(詳しくは(一社)日本肥満症予防協会様のサイト 参照)

・・・では、東洋医学ではどうか。

中医学では、肥満のことを”肥胖(ひはん)”と呼び、

主に脾の臓を中心とした臓腑及び全身の代謝機能の低下(気虚)+痰湿、脂膏を中心とした病理産物の増加

と説明されます。

 

(『症状による中医診断と治療 上巻』参照)

 


因みに中医学、脾の臓、気、湿痰については過去記事

カテゴリ「中医学」
「脾」って何ですか?(その9)

「気」ってなんですか?
「痰(たん)」「瘀血(おけつ)」について
「湿熱」について                参照


まぁ要は、東洋も西洋も、似たようなこと言ってるわけですが、これは中医学の方が、西洋医学の考え方に寄せてまとめたような感じがします。


なぜなら、前回言うように、東洋医学では、太っていること自体はあまり問題ではなく、太っている人が何らかの陰陽バランスの不調和を起こしていないかどうか、

を問題にするので、肥満そのものについては「イコール病気」とはとらえてこなかったからではないかと思います。

 

ここにも、個体差(各々における陰陽バランスの調和度合い)を重視する東洋医学と、やれBMIだの理想体重だのと、集団における平均値や理想値を重視する西洋医学の違いがハッキリと見て取れますね。

 

 

また、一般国民が理想とするような体格も、男性は背が高く、手足が長く、スリムであり、女性では胸があり、腰はくびれがあり、お尻は大きく、足は長く、

 

という、もともとの日本人らしからぬ体型なのも、明治維新以降の、西洋化の流れの一つかもしれませんね。

 

 

そういう視点で見ても、興味深いと思います。

 


因みに、あまり聞きなれない「脂膏」という表現ですが、『黄帝内経霊枢 衞氣失常(59)』に出てきますし、『黄帝内経素問 異法方宜論(12)』には「脂肥」という表現が出てきます。

 

 

専門家の方はご参照あれ。

 

続く

 

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「肥満」と東洋医学

2014.05.22

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前にも書いたけど、たまーに、というかいまだに、患者さんから聞かれる、この質問。

「鍼で痩せられますか?」

 

・・・僕は大体、

「食う量減らして、運動すりゃあ、鍼しなくても痩せるよ。(笑)」

と答えています。

肥満に関しては、飲食の不摂生と、運動不足が大半(90%とも言われる)ですので、そう答えるのが普通、という認識です。

まあ中には、症候性肥満といって、病気が隠れているものもありますが。


因みにこれに関する真面目な回答は、清明院HP内の「よくある質問」のページに上げてあります。↓↓

http://www.seimei-in.com/question.html#no_10


確かに、現代では、芸能人やモデルのように痩せたスタイルは、多くの女性の憧れです。

男性でも、だらしなく太った体よりも、引き締まったスリムな体の方が見栄えがいいと考えるのは分かります。

だから、自助努力なしで痩せることが出来れば、願ったり叶ったりです。

しかしそういう考えが、すでにしてだらしない。(笑)

ココロの肥満ですな。

来週、学校で「肥満」の講義をするんですが、肥満は、飽食の時代における現代病です。

脳や心臓や代謝障害など、あらゆる病気のリスクを高めます。

現代ほど食べるものに恵まれていない古代中国では、実はあまり「肥満」そのものを問題視する傾向はなかったようです。

たとえ肥満であっても、その体に東洋医学的な異常所見や症状がなければ良しとしていたようです。

 


これから、ちょっとこれについて書こうと思います。

 

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「天安門」という場所

2013.10.31

 

 

 

 

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こないだ、学校で「中医学」について喋りました。

 

当然なんですが、話の中に「毛沢東」とか、「天安門広場」とかいうワードが出てきました。

 


・・・で、今、天安門が大変なニュースになっています。

 


いわくつきの場所です・・・。

 


知らない方は
こちら参照

 

現中国政府の政治に不満を持っている人たちは、ウイグルやチベットの人たちだけではないでしょう。

 

ちょっとしたことで、爆発的な運動、革命、内戦のようなものが起こる可能性があります。

 

不安定ですねー、おとなりさん。。。

(日本も、人のこと言えないか。(苦笑))

 

毛沢東については、以前このブログにも書きました。

「毛沢東」という人物(その2) 参照

 


ニュースでは、今回の件で、中国政府は、ウイグル独立派への弾圧を強化する方針だそうです。

 

よくないねー。。。

 


禍根が残るねえー。。。

 

これだけ歴史を繰り返しても、やっぱりそうなるワケね。

 

人間。(苦笑)

 

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患者さんの今までとこれから

2013.10.26

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患者さんの話を聞いていると、多くは一定の「体質傾向」が出てくる。

幼少の頃から、ストレスの影響を体が受けやすい体質だったとか、暴飲暴食しやすく、便秘体質だったとか。

運動し過ぎで常に疲労していたとか。

・・・で、そうこうしているうちにこういう症状が出てきて、次にこういう症状が出てきて、で、今はこうなって・・・、と、これまでのストーリーが明らかになっていくと、

もともとのその人が持つ特性(体質)が、今現在のその人の症状に大きく関与していることは少なくない。

同じ条件に置かれても、その症状を発症するかは、その人の固有の体質が大きく関わっている。

人間性(性格)も含めて。

きのう書いたように、こういう風に、メカニズムを明確にするのが重要。

東洋医学的な病のメカニズム 参照

・・・で、その患者さんのストーリー、メカニズムが明確になると、

「じゃあ今後、どうなっていく可能性が高いか。」

が分かる。

それに基づいて、間違った方向に転ばないように、養生指導できる。

今後、どういう病にかかる可能性が高いか、予測できる。

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往診で重症患者さんと接すること

2013.09.22

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清明院は、外来もそうですが、往診事業部の患者さんは特に、大変な重症患者さんが多いです。

死に直面することも少なくありません。

また、ニーズは様々です。

リハビリ的な機能訓練、運動療法をしてほしい患者さん。

マッサージをしてほしい患者さん。

鍼灸によって、痛みを改善してほしい患者さん。

などなど、実に多岐にわたります。

これら重症の患者さんを、清明院往診事業部のスタッフたちは、日々、一生懸命診させてもらっております。

そりゃあもちろん、難病や重症に対して、正確無比な東洋医学的弁証と、高度な刺鍼技術によって、それ自体を治癒に導くとか、奇跡的な効果を挙げたりとかは、

 

駆け出しのスタッフのレベルでは、もちろん荷が重い話ですし、それを清明院が要求することもしません。

 

(まあ患者さんからもそこまでは要求されないしね。)

でもだからと言って、自分に最大限何ができるかを考えないのでは話になりません。

分かっていることは少ないし、経験も少ないし、出来ることだってそんなにあるわけじゃない。

でもその中で、何ができるか考え、最大限の医療を行う。

それでも報われず、悔しい思い、みじめな思いをすることもあります。

苦渋、辛酸をなめる。

 

苦心惨憺。

しかしこれが数年後、数十年後、必ずスゴイ財産となって生きてきます。

 

 

僕がそうであるように。

 

 

失敗を、失敗のままで終わらせなかったら、結果的に失敗にならない。

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「散歩」の絶大な効果

2013.06.17

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私事ですが、最近背中にコリ感が。。。

治療すると楽になりますが、2日もすると、また出てきます。

色々と考えた結果、「運動不足」「PCの使い過ぎ」という原因しか考えられず。。。

というわけで、今日の空き時間に、メガネをはずし、ひたすら歩く。

ひたすらひたすら、兵隊のように歩く。

・・・何日か繰り返したら、すっかり、症状が消える。

さあ、どの程度効果がもつか。

明らかに、鍼をしただけよりも、背中以外の全身症状にも変化がある。

「養生あっての治療、健康」であるということを、今更ながら実感。

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脳卒中と鍼灸 その4

2013.06.05

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これまでのお話・・・

脳卒中と鍼灸 その1
脳卒中と鍼灸 その2
脳卒中と鍼灸 その3


ではでは、続きいきます!

 

 

脳卒中の症状と言えば、発症してすぐの急性期と、後遺症としての慢性期に分けられますが、東洋医学的にも西洋医学的にも、なんといっても急性期の対応が極めて重要です。

 

発症した時、即座に正しい処置を行えば、その後の後遺症の状況が全然違ってきます。

 

また、もし後遺症が残ったとしても、継続的な治療と、的確なリハビリによって、残存機能の維持増進、再発予防が出来ます。

 


脳卒中の急性期では、重症のものでは急に卒倒したり、意識障害、言語障害、半身不随、顔面麻痺、強いメマイなどを伴います。

 

あまりにも有名な症状が「片麻痺(かたまひ=半身不随)」ですね。

 


たとえば、こないだ国民栄誉賞をとった野球の長島監督。

 


健康だった時を知っているだけに、長島監督のあの姿は、医療従事者ならいざ知らず、多くの一般の方から見て非常にショッキングでしょうが、

あのように、左右どちらかの半身が運動麻痺になってしまったり、言語障害になってしまったりする、実にコワい、いやな病気が脳卒中です。

 


・・・で、いざ倒れた急性期、西洋医学では、血管が詰まった「脳梗塞(のうこうそく)」の場合は、発症からの時間によって、おもに血管に詰まったゴミを溶かす治療(点滴)を行います。

あるいは、脳内で血管が破けた「脳出血」の場合は、点滴や内服薬で出血を止めたり、場合によっては外科的に、頭蓋骨を開いて、出てしまった血液の塊を除去したりします。

これらは近年、大変多い疾患であるだけに、1975年には「日本脳卒中学会」なるものも組織され、盛んに研究されております。

 

 

まあ、物理的に血液中のゴミ(プラーク)が血管に詰まってしまったとか、出血してしまって、それが塊となって脳を圧迫しているとかであれば、

 

迅速にゴミを溶かしたり、血腫を取り除いたりせざるを得ないと思いますし、この対応が早く適切であれば、後遺症も軽く済むことが多いようです。

 

ではこうした場合に、東洋医学、鍼ではどうするかというと・・・、長くなったのでそれは次回。(笑)

 

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