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2012.02.03
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これまでのお話・・・。
「表裏同治(ひょうりどうち)」とは
「表裏同治」とは(その2)
「表裏同治」とは(その3)
前回、漢方薬に「表裏双解剤(ひょうりそうかいざい)」というグループが存在する、というお話をしました。
これはまさに読んで字のごとく、「表証」と「裏証」を同時に解く(治療する)お薬のグループです。
そしてそれは、さらに3パターンに分けられております。すなわち・・・、
1.解表温裏(げひょうおんり)・・・表証を治しながら、裏を温める。
2.解表清裏(げひょうせいり)・・・表証を治しながら、裏の熱を冷ます。
3.解表攻裏(げひょうこうり)・・・表証を治しながら、裏を攻め下す。
(『中医臨床のための方剤学』神戸中医学研究会 編著 医歯薬出版株式会社から引用)
・・・まあ、コレ以上いくとどんどん難しくなっていくので深入りはしませんが、要は、表裏両方を治そうとする場合、
「表の状態」「裏の状態」にそれぞれ適切に合わせた処置をしないと治せませんよ、ということなんです。
ここで、こぼれ話になりますが、3.の”解表攻裏剤”の中に、有名な「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」という薬があります。
”メタボリックシンドローム”というものが騒がれるようになった近年、「やせ薬」なんつって大々的にうたわれ、話題になった薬です。
・・・やせ薬??
・・・漢方に??
いやいや、ちょっと待ってよ、そーゆーの、と思いませんか??
そういう、太ってるから、太鼓腹だから、イコールこの漢方、とかっていう考え方、また、そう誤解されるような宣伝方法に、僕はまったく賛成しない立場です。
この薬はもともと、1172年、元の時代に、「金元の四大医家」の一人といわれ、火熱論という学説を唱え、寒涼派といわれる劉完素(りゅうかんそ 1120-1200)によって書かれた、
『黄帝素問宣明論方(こうていそもんせんめいろんほう)』、通称『宣明論(せんめいろん)』という本に登場するお薬であり、この薬の目的は、
表裏、三焦(つまり全身)ともに実(邪気が旺盛)のものに使うことです。
・・・まあ確かにそう言われると、慢性的な食べ過ぎ飲み過ぎで、肥満から糖尿病が大流行りの現代人にとっては、とてもいい薬な気がします。
でも、コレ飲んで痩せようなんてのは、虫がイイ話です。
場合によっては(証が合っていなかったら)具合が悪くなることもあるかもしれません。
たまたま証があっていれば、スッキリと汗や便や尿が出て、痩せるケースもあるでしょうが、もしそうなったとしても、僕はあまり感心しません。
やっぱり薬に頼る前に、適切な運動、食事、睡眠です。(笑)
足すことよりも引くことを考えないと。
それでもダメな場合に、もし漢方薬でやりたいなら、漢方薬の専門家の診断に基づいた、適切な処方を選ぶことをお勧めしますねえ・・・。
忙しくて時間がないのは分かりますし、お手軽を求め、それに飛びついてしまう気持ちも分かります。
しかしながら・・・、です。
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2011.12.12
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
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昨日は、珍しくブログを更新できず・・・。
2011.11.13
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昨日から今日にかけて、例によって寝まくりました。(笑)
今日は久々のオフでした。
行きたい勉強会があるにはあったんですが、どうしてもというほどではなかったんで、今日の朝の段階の気分で決めようと思っていました。
・・・で、今朝、
「もうちょっと寝たい・・・。」
ということで、自分の意志の弱さに負けて、ガッチリ2度寝です。
「惰眠」をむさぼる、これも最高の日曜日の一つの在り方です。
〇
ところでこの時期、脾の臓の弱りが出やすいですね。
(苦笑・・・いきなり真面目な話ですが。)
夏の間の暴飲暴食のせいであったり、寒くなって汗をかきにくくなったせいもあったり、気温や湿度の乱高下に腎の臓や肝の臓が悪影響を受けてだったり、
色々な原因が重なっているのですが、食後眠くなったり、横になりたくなったり、体が重だるく、集中力が途切れがちになったり、やる気がもう一つでない、
これらは最終的には「脾の臓の弱りの症状」であることが多いです。
(絶対じゃないよ、”多くの場合は”という意味です。)
・・・こんな時、どうするか。
手足を使った軽い運動+鍼ですよね!?
という訳で、ヨヨコーに走りに行ってきます!!!
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2011.08.30
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30代の女性患者さん。
メインの症状には、初潮以来の月経の異常が大きく関わっている。
加えて、運動不足や過度の飲酒等、日常生活にもいくつかの問題が見受けられる。
いつも通り問診をし、治療が終わり、症状、劇的に変化。
しかし、この症状は根が深い問題と大きく関わっていることを伝え、治療には時間がかかるであろうという旨をお伝えした。
また、良好で安定した状態に至るまでは、週2回程度は治療に来た方がいいとも伝えた。
患者さんは意外な効果に驚きながらも、やや不安そうな顔で、
「でも、ある程度治った後もずっと通い続けないといけないんでしょうか・・・?」
とのこと。
・・・で、僕が
「いーえ。そんなことないですよ。よくなったら治療を打ち切りますから。」
すると、
「そしたらまた(症状が)戻っちゃうんじゃないでしょうか・・・?」
とのこと。
・・・これに対しては大体、
「戻らないよう最大限の努力はします。しかし鍼は魔法ではないので、鍼で治ったモノは一生再発しない、とは言い切れません。継続的な生活養生が大事なのは言うまでもないです。」
とお答えしています。
(病によりますけどね。)
時間的制約、経済的制約等々、「現実問題」があることはこちらも重々承知しております。
しかし、治療家としては理想的な段取りと養生法を提案します。
好きなモン食って、好きなだけ寝て、わがまま放題やって、理に背く人は治らない、と、昔の名医が戒めています。
まったくその通り、と思います。
清明院も、あまりにも無茶な要求には、お応え出来かねる場合もあります。
(たとえば2、3週に1回来たり来なかったりで、治せ治せ、とかネ。)
・・・本来、人間は元のバランスのとれた状態に戻ろうとしており、その「治る力」が追い付かないから、今の症状が出ているワケです。
鍼で「治る力」をフォローしてフォローして、一度”元の良好な状態”に戻ったら、少々無理があっても、その人が元々持っている「治る力」でも十分対応可能になるから、
治療間隔を開けていくことが出来るし、卒業することも出来る訳です。
清明院は、巷によくあるような、「通わせてナンボ」の、商魂丸出しのヤカラとは違います。
そんなことやったら、鍼の神様にたたられます。(笑)
ですので、初診の患者さんには、本気でやるなら心を決めて、やるならやる、やらないならやらない、もう一度家に帰って、ゆっくり考えてから決めていただいても結構ですよ、と言う時もあります。
・・・で、「やる」と決心した患者さんについては、あとは全力で治療にあたるのみです。
だから要は、治療は真剣勝負なんです。
勝ち負けのはっきり出る、コワい、でも楽しい世界です。
掃いて捨てるほど鍼灸院がある都内で、ウチを選んでくれたことは単純に嬉しいし、なにかの縁あって僕のところに、
「タスケテ・・クレルノ・・?」
と手を伸ばしてきたわけだから、これに対しては全力で引っ張りあげようとします。
そして、ある程度症状が落ち着いた段階で、最もいい状態を患者さんとともに模索していくのです。
治療は本当に二人三脚だなあ、と、最近よく思います。
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清明院に皆様のお力を!<m(__)m>
2011.08.10
清明院では現在、求人募集しております。
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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。
40代 男性
症状:アトピー性皮膚炎による皮膚の痒み、フケ、激しい頭痛、下痢、倦怠感、パニック障害様の諸症状(人ごみや車の運転で不安感、緊張感など)
※この文章は、患者さんの奥様が書いて下さいました。
夫は、昔から病院が嫌いで、ひどい頭痛や下痢、倦怠感に悩まされていたのにもかかわらず、
病院で重大な病名を告げられる事が怖くて、診察を受けることなく、何年もそういった症状を市販の薬でごまかし続けていました。
数年前、夫の父が、会社の健康診断で突然癌があると指摘され、それまで何の症状も無く元気に見えた父が、
入院、手術した途端にみるみる弱って、数か月で亡くなったことがとてもショックだったらしく、
「怖い病気が発見されたら、俺も病気を気に病んで死ぬよ。病気があったとしても、知らない方が長生きできる。」・・・その後、縁あって娘が清明院にお世話になったのをきっかけに、「鍼なら悪いデータやレントゲン写真を見せられることもないだろう」と、
渋々ではありましたが夫も竹下先生に診て頂くようになったのです。
竹下先生が、いつかTVで見た中国の鍼師さんのように、体が針山のようになる程たくさんの鍼を刺すのではなく、
一回の施術に1本しか鍼を使わない、という事も夫にとっては恐怖感が軽減出来た理由のようです。
その頃の夫は、3年程家の中での事務的な仕事を続けていたので、家の中で用を足すのと、たまに駅前の本屋さんに行くなどの15~20分位しか歩くことが無くなり、
これといった運動もせず、また、家族以外の人と会って話す機会がほとんど無く、外見を気にすることも無いためか、
外で働いていた時と比べると20キロ近く太ってしまっていました。
具合が悪くなってしまう為、よけいに家にこもりがちになってしまう、という悪循環に陥っておりました。
治療を始めてすぐに、頭痛や下痢が少なくなり、また、皮膚の状態がとても良くなり、ずっとひどいフケに悩まされていたのが、気が付くと気にならなくなっていました。
その後、だんだん体調が良くなったようで、半年位経った頃、もうこのまま一生外で働けないのでは、と思っていた私の予想に反して、
前に勤めていた事務所に復職をする事になりました。
また、毎回毎回毎回先生が食養生のお話をしてくださったのが効いたためか、食事の嗜好が少しずつ変わり、好きだった肉類よりもあっさりした物や、
野菜を良く食べるようになり、どんなに私に咎められても止められなかった程大好きだった甘いもの(一時期は、飴を毎日1袋食べていました!)もあまり欲しがらなくなったので、
体重がどんどん減っていき、2か月ほどで計10キロ以上痩せました。
今では、体重は安定しており、食欲は前より少し増していますが、リバウンドすることもありません。
ただ一つ、残念なことは、夫は何故か「何となく自然に治った。」と思っているふしがあり、鍼のすごさを今一つ理解できていないということです。
(治療していただいている時には、いつもあんなにリラックスして人前でぐうぐう寝ているくせに!)
人と話す時に緊張しがちな夫に余計な気を使わせないようにと、(空気)のように接してくださった院長先生の「技術」の賜物ではないかと思っております。
鍼で、体から、心を、さらに運命まで整えて頂けたのだなあと、感動と感謝の念でいっぱいです。
今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。
この方は、まだ幼い娘さんが治療に来ていたついでに、奥様のすすめもあって、渋々、清明院で治療を受けるようになった患者さんです。(苦笑)
なかなか自分の思っていることや考えていることを人に伝えるのが苦手な方で、あまり無理に喋らせようとすると過緊張が起こってしまうので、
問診よりも体表観察 に重きを置いて、「肝陽上亢(かんようじょうこう)、湿熱(しつねつ)」と証を立て、治療を進めました。
治療中は極力笑わせたり、和ませたりすることに重きを置き、症状のことを細かく細かく聞いていく、ということはあえてあまりしませんでした。
その結果、患者さん御本人としては、鍼がよく効いたというよりは、「自然治癒」だとお考えになったようです。(苦笑)
・・・まあ、鍼というのは、人間にもともと備わった「治る力」を引き出すためのものなので、僕としてはそう思っていただいてもいいと思っています。
清明院HPでも、このブログ上でも、何度も書いているように、あくまでも「自然治癒(治る力)」の手助けをするのが鍼灸治療です。
「”正しい”鍼灸をする」決して鍼灸が患者さんの心身を「完全に」コントロールしている訳ではありません。
「医療」というのはどんなものであれ、あくまでもサポート、「手助け」なのであります。
ですので、この「手助け」に対してどれぐらい重い価値を見い出すかが、人によって違うというのは当たり前です。
ここは興味深いところですネ・・・。
ともかく、本症例の場合は、鍼が明らかに「治る力」の手助けになっている、ということは、上記のような、
治療を開始してからのご主人の心身の著しい変化が、結果から証明してくれていると思います。
初診の時の、御自宅での引きこもり状態から考えると、現在の仕事スタイルは、考えられないほどの激変であり、ちょっと心配な面もありますが、
今後もさらなる症状の改善、心身の安定を目指して、治療を続行していきたいと考えております。
・・・それにしても、この方の「病気を気に病んで死ぬ、知らない方が長生きできる。」という言葉・・・、考えさせられるものがあると思います。
2011.08.09
清明院では現在、求人募集しております。
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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介します。
7歳 女児
症状:アトピー性皮膚炎 止まらない咳 便秘など
※以下の文章は、Sちゃんのお母様が書いて下さいました。(笑・・・念のためネ。)
初めて清明院に伺ったのは、1年半ほど前、娘の咳が薬を飲んでもなかなか治らないので困っていた時でした。
このまま薬を飲み続けることに抵抗と疑問を感じていた時に、たまたま『チャングムの誓い』という韓流ドラマで、鍼で病気を治すシーンを見て、
大昔から現代まで廃れていない鍼治療を受けたらこの咳が治るかもしれない・・・と直感的に思ったのです。
たくさんの鍼灸院のホームページの中で清明院を選んだ理由は、医院長先生の自己紹介のところに「趣味・寝ること」とあったからです。
「なんと正直なお医者様でしょう!この先生になら安心して娘を診て頂けそう!」(笑・・・もちろん、ホームページやブログの他の内容もしっかり拝見して、決めさせて頂きましたよ。)
竹下先生のお人柄を見て、もし不親切な先生だったら他の鍼灸院に移ろうと考えていました。
また、通い続けているうちにまるで親戚の家にでも来たかのように清明院でのびのびとする娘に、
いつも優しく、たまにキビシく接してくださる竹下先生のお人柄に触れるうちに、娘が成長して大人になっても、老人になっても、
あらゆる病気についてご相談できる一生の主治医さんにやっとお会いできたんだなということを確信できるようになりました。
娘の生活環境、生活状況などは、関係が無さそうで実はみんなつながっていて、全体的に改善していかないと、
本当の意味で「元気になった」とは言えない、ということが理解できるようになり、納得いたしました。
現在娘は、おかげさまですっかり元気になりました。
朝昼晩飲んでいたアレルギーの薬は、特に痒い時だけ飲めば大丈夫になり、皮膚の具合の悪い時に塗るステロイドの少し入った薬も、めったに使わずに済むようになりました。
娘の場合も「鍼ではなく、成長によって治ったのでは?」と思われる人もいるかもしれません。
私は、この文章を読んで、鍼灸院になじみが無いために、行きあぐねている方の背中を押させていただければと思い、主 に清明院を選ばせていただいた理由について書かせていただきました。
今後とも、どうぞよろしくおねがいいたします。
大変気持ちのこもった「声」をいただき、とても嬉しく思います。
Sちゃん自身の声としては、実はかなり以前(1年半ほど前)に、このブログに登場してくれております。
嬉しいプレゼント 参照
小児の病、というのは、どういう病であれ親御さんとの関係性や、親によってコントロール出来る、衣・食・住全てに渡る生活環境と、大きく関わります。
この女の子の場合も、初診時、お母様が大変な思いをしながらも、非常に冷静に、かつ合理的に、娘さんに最適な医療を模索しておられることがひしひしと伝わってきました。
お母様自身もお仕事が非常に忙しいのに、大変だったろうと思います。
問診してみると、生活の中に、アレルギーを治すには不利な状況、環境があることがよく分かりました。
しかしそれでも、鍼の力で心身を整えることで、どこまでいけるか、という症例だと思います。
「肝脾同病(かんひどうびょう)」と証を立てて治療を開始し、1年半の間、雨の日も風の日も一生懸命通院され、少しづつだけど、今では上記のように、かなりよくなりました。
御両親、特にお母様の御努力は相当なものであったろうと思います。
お母様はよくなった理由を鍼と、運動と、生活リズムと食事、と分析されましたが、私から見ると、ここまでよくなった理由は、
「それら+御両親の努力」今後もSちゃんの健やかな成長を見守っていきたいと思います。
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2011.08.08
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「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します!!
40代 男性 タクシードライバー
症状:腰の激痛、左膝痛、右五十肩
私は28歳の時に初めてギックリ腰を患って以降、常時痛いわけではないですが、何年かに1回の周期で、ひどい腰痛に悩まされてきました。
いつもは、近所の整形外科で腰の牽引と電気治療をすると1週間程度で痛みは解消されていました。
しかし、今年の6月末に腰痛がひどくなった時に感じた痛みは、いつもと違う、神経に響くような激痛でした。
それでも痛みをおして、いつものように仕事をしながら整形外科に通いましたが、なかなか痛みが解消されませんでした。
慌てて漢方をのんだり、マッサージをしたり、いろいろなことを今回は試しましたが、全然よくなりませんでした。
残る治療は「鍼」しかありません。
しかし「鍼」はちょっと怖かったので躊躇していました。
そんなときに「清明院」を知人の医者から紹介されて、人生初の「鍼治療」を試してみることにしました。
初めて試した「鍼」の効果はというと、想像以上に効きました。
最初に受けた治療で、あんなに痛かった腰が、ほぼ9割がた解消されました。
しかも、患部にたくさんの鍼を刺すのかと思っていたら、なんと1箇所に鍼を刺すだけでした。
そして、その1箇所で、このところ痛かった肩や膝の痛みまで同時に和らいでしまいました。
不思議なんですが、先生が触診してくださるときに
「ここの痛みは?」
とか、
「これは痛い?」
などと質問しながら触られているうちに、その最中から腰の痛みが和らいでいくのにはとても驚きました。
竹下先生には本当に感謝しています。
今後もよろしくお願いします。
【清明院からのコメント】
この患者さんは、私が以前から懇意にさせていただいている整形外科医の先生からのご紹介でお見えになりました。
この患者さんのように、タクシードライバーやトラックの運転手さんが病む定番の病は「腰痛」です。
多くは慢性的な運動不足がある上、車内のエアコンによる冷えや、車の振動という物理的な負荷がかかり続けることによって発症する、と説明されます。
本患者さんも、一見すると、そういう単純なメカニズムで発症しているようにもみえます。
しかし、よくよくお話をうかがうと、幼少の頃からアトピーがあり、喘息もあり、過去にはうつ状態になった経験もあり、と、
生来、体に弱い面がある上、過去から現在にかけて、常に精神的なストレスの影響を体が受けやすい状態であることが分かりました。
また、実際にお体を診させていただくと、空手の師範をなさっていた経験もあるせいか、筋肉質なんですが、筋肉の付き方にアンバランスがあることがよく分かりました。
患者さんが現在や過去にスポーツをやっていた場合、その競技によって筋肉の付き方に特徴が出るし、それによって病や症状に違いが出てくることがあります。
こういった患者さん個別の特長を勘案したうえで、さらに「今回の場合の」バランスの崩れを分析し、治療しないと、なかなかうまくいきません。
初回、「心肝気鬱(しんかんきうつ)」と証を立て、治療すると、1回目から著効し、2回目にはほとんど痛みがなくなりました。
しかし、常に腰に負担をかけるハードな生活です。
多少のぶり返しはありましたが、こちらとしてはまったく動揺せずに、同じ証に基づいた治療を続け、今では上記のような文章を書いていただけるぐらいになりました。(笑)
今後も再発予防、もともとの弱い部分も視野に入れて、治療していく考えであります。
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2011.08.05
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またまた、「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します!!
60代 女性
症状:変形性腰椎症による腰痛、臀部痛、右下肢痛、歩行困難
病院で、背骨の軟骨の右側片方が変形していると診断され、それにより腰から右足に痛みがあり家事、歩行が苦痛でした。
整形外科で電気治療を受けていましたが、日に日に痛みが増加してしておりました。
そんな折、古くからの友人の紹介で清明院を知り、竹下先生の治療を受ける事になりました。
夫や娘は、すでに、他の鍼灸院で鍼治療を経験しておりましたが、私は鍼に対する怖さが先に立ち、これまで敬遠しておりました。
初回の、竹下先生の一時間以上に及ぶ問診の間に、先生のお人柄にふれ、安心して治療を受け始める事が出来ました。
現在六回目の治療を終えた所ですが、頭頂部にたった一本の鍼を打つだけの治療ですが、腰、足の痛みがほとんど無くなりました。
私にとっては毎日家事とパートで時間に追われる生活をしておりますので、治療中は、心身共にリラックス出来、治療の一時間は至福の時です。
帰りは、精神面まで治療して戴いたように感じられ、感謝の気持ちで一杯になります。
これからも、何かありましたら先ずは先生にご相談させていただこうと思っております。
【清明院からコメント】
この患者さんは、平成23年の初め位から、特に思い当たるきっかけもなく腰痛を発症し、整形外科では「腰椎(腰の部分の背骨)の変形」と診断され、
湿布、痛み止めなどが処方され、電気治療を継続するも、痛みは一向に改善せず、むしろ徐々に悪化し、清明院に来院される10日ほど前からは、
立ち上がり時に臀部に強い痺れ感を自覚するようになり、普通に歩くこと、立って作業をすることに障害が出てきたので、
古くからのご友人(清明院の患者さんの御家族です。)の強い勧めもあって、これまで敬遠していた鍼灸治療をようやく受診することとなりました。(苦笑)
腰の痛みの原因を、腰の部分の骨の変形と考える、というのは、西洋医学の、整形外科の立場から診た場合のしっかりとした御見解、診断です。
もちろんそれを否定するつもりはまったくありません。
我々は、もちろん西洋医学的な見解も参考にしますが、問診と体表観察(四診合参)によって、「東洋医学的に」痛みの原因を考えます。
この方の場合は、若い時分から、子宮筋腫、卵巣嚢腫等の、婦人科疾患の既往が多いこと、また現在、プライベートな問題で、
肉体的、精神的に極めてハードであること、また、以前から、甘味やカフェイン類の過度の飲食、慢性的で極端な運動不足など、
生活自体に様々な問題があることが分かりました。
そこで「肝胆湿熱(かんたんしつねつ)、右上への気の遍在」と証を立て、治療を開始すると、1回目からビックリするような効果が出て、
4回ほどで日常生活に問題なくなるほどに回復されました。
しかし、こういう、生活習慣、もともとの体質の問題等が複雑に関わり合っている病の場合、それでめでたしめでたし、とはいきません。
予想通り、多少のぶり返しがありましたが、慌てず騒がず、治療と養生指導を続行し、現在では、この患者さん自身が、
東洋医学的な痛みの原因とメカニズムについて理解され、自分から進んで養生なさるようになりました。
「痛みの原因」というものに関して、「腰椎の変形」と言われても、患者さんはどうしたらいいか分かりませんもんね。
仮に「腰椎の変形」があっても、腰に痛みのない人もいます。
この違いは何なのか、それを細かく細かく考えることが、非常に重要と思います。
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2011.07.18
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患者さまの声をいただきましたので、紹介します!!
30代 女性
症状:ぎっくり腰、頭痛、眼痛、アトピー性皮膚炎
私は腰痛持ちで、1年半前に歩けないほどひどくなり、友達の紹介で清明院にお世話になることになりました。
院長先生の指導の通り日々の生活を気を付けるようにしたところ、
腰痛以外にも、小さい頃から患っていたアトピーも改善され、体重も5kg以上減りました。
【清明院からのコメント】
この方は初診時、ぎっくり腰を起こして、整体に行っても、整形外科に行ってもよくならず、しかもカゼを引いて、ボロボロになった状態で来院されました。
御本人も述べておられますが、生活状況を確認すると、慢性的な運動不足に加えて、カフェイン類や、甘い物の過剰摂取、
それに加えて職場での人間関係からくる重度の精神的なストレスにさらされていることが分かりました。
ともかく、まずはカゼと腰から、ということで治療を開始し、カゼと腰がすぐによくなったので、そこからは「肝欝気逆(かんうつきぎゃく)、湿熱(しつねつ)」と証を立て、
生活上の問題点を一つ一つ改善しながら、鍼で体のバランスを整える、というやり方で1年以上治療を継続したところ、
皮膚の状態も見違えるほど、一見アトピーとは分からないぐらいに改善しました。
ついでに体重もへって、パッと見た感じの印象が随分スッキリとされました。
随伴症状としてあった頭痛や眼痛も、今ではほとんど出ません。
このように、最も辛い症状を治療しながら、副産物としてそれ以外の症状も同時にとれていくのが、東洋医学独特の
「常に全体を意識し、全体のバランスを整える視点」
の、真骨頂です。
また、最初の頃はいつも眉間にしわを寄せて、不安そうだったり、いつも真顔で、病気のことばかり心配し、なかなか笑顔が見られなかったのですが、
体調が好転するに従って、徐々に笑顔が出るようになってきて、今では笑顔で入ってきて、治療が始まった瞬間爆睡するようになりました。(笑)
今でも気がゆるむと飲食の不摂生が出やすいですが(苦笑)、今後もさらなる改善を目指して、治療を継続していこうと思っています。
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2011.07.05
前回までのお話・・・
35℃超え!!
「熱中症」について
「熱中症」について(その2)
「熱中症」について(その3)
「熱中症」について(その4)
続いていきます!!
熱中症が起こりやすいパターンの3つ目、「激しい運動をしたとき」のお話に参ります!
今日はそれを東洋医学ではどのように考えるか、というお話です。
まあコレも、専門的には激しく「どんな」運動をしたのか、というところまで、本当は考えないといけないんですが、今日は大づかみバージョンのお話をさせていただきます。
激しい運動をするということは、気血津液が体を盛んに巡る、ということであります。
ですので、脈拍も早くなるし、呼吸も早くなりますし、体温も生理的に上昇しようとします。
全体として”動的な状態”つまり「陽」に傾くわけです。
気が体を盛んに巡れば、言わば交通量が増えて、生理的な鬱滞(というか充満)を生じ、「熱」を生じます。
その熱が、汗として十分に発散されてくれれば、余分な熱(邪熱)は生じませんが、汗がうまく出ない、あるいは出過ぎて、冷やす力(生理的な水分)まで失われた、
こうなった場合に、「余分な熱」が体内に籠り、オーバーヒート状態となり、まさに「熱に中(あた)る」、熱中症の第1段階になります。
・・・つまり、ここまでを纏めると、
・暑熱環境にいる→外界の熱邪に、生体側が過剰に反応し、「熱邪による」問題発生。
・大量発汗している→必要以上に出過ぎると陰陽ともに出てってしまうので補給が必要→補給できないと「熱邪」や「気と津液の不足」による問題発生。
・激しい運動をする→うまく発散されないと体内に熱邪(余分な熱)発生→それが籠ると「熱邪」による問題発生
ということになります。
(甚だおおざっぱではありますが。)
まー要するに、
・体内に熱をこもらせないこと
・水分、塩分、ミネラルをしっかりと補給し、発汗過多による体内の「水不足」「電解質不足」が起こらないようにすること
が肝要である、ということです。
コレを適切に遂行するには、平素からの自分の体質に対する「正しい」理解と、それにマッチした「正しい」養生、「正しい」鍼灸を受けておくことが、予防として有効なのは言うまでもなく、
たとえ、重度の熱中症状態で意識がないとか、嘔吐がひどくて口から飲めない、という状況になってしまったとしても、東洋医学的にやりようがない訳ではないということ、
また、そういった重篤な局面では、現代では「点滴による輸液」という大変優れた手法があるので、そうなった場合はそちらをやった方が安全確実、といったところです。
・・・では当然、熱中症にならないためには、そもそも
1.暑熱環境に行かず、
2.汗を極力かかず、
3.激しい運動もしなけりゃ問題なくね??
という視点が浮上します。
確かに上記3つを避ければ、熱中症にはなりにくいでしょう。
しかし、真夏にクーラーの効いた部屋で、汗もかかず、体も動かさない、それが健康的な夏の過ごし方かというと、それは違いますよねえ??
この辺を東洋医学ではどう考えるか。
次回に続く。
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