東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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第42回 順天堂東医研に参加してきました。

2022.06.22

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6.17(木)の夜は、第42回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回もハイブリッド開催であり、終了後にミーティングもあったので、大学に出向いて参加してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている吉祥寺中医クリニックの長瀬眞彦先生

 

 

講義タイトルは「生薬って何だ? -症例から学ぶ生薬たちの薬能-」です。

 

 

漢方医にとって欠かせない「生薬」をテーマにした講義は、これまでにも2019年の8月に「煎じの実践」、2021年の5月に「生薬を知ろう」というタイトルで行われましたが、

 

「煎じの実践」の方は動画が残っておらず、今回改めてリビルドして講義して下さいました。

 

(これでまた、順天堂東医研アーカイブが完璧に近づきましたね。。。)

 

 

因みに全国の他大学の医学生の皆さん、順天堂東医研の2018年12月から今日までの講義資料と動画は全て保存してあり、共有可能ですので、是非ご相談ください。

 

(動画は2020年以降になります。)

 

 

講義しつつ、教室で補中益気湯を煎じ、エキス剤との違いを味わいながら講義を進め、学生さんに味の感想をコメントしてもらったり、今学んだ内容をクイズ形式で答えるという試みもあり、素晴らしかったです。

 

 

やっぱ対面はいい!

 

 

しかし、ハイブリッド(オンライン)も重要。

 

 

オンライン参加の学生さんたちに、あの教室の熱気がどの程度伝わったか分かりませんが、今後はオンライン参加でも、まるで教室にいるかのような疑似体験が出来るような、講義の在り方が求められる時代になるのでしょうね。

 

 

目の前の聴講生のみを意識した講義では、イマイチと言われるのかもしれません。

 

 

まあそう考えると、テレビタレントの方やアーティストの方は流石ですね。

 

 

会場も盛り上げつつ、お茶の間も盛り上げてるわけですからね。

 

 

そんなことを考えながら、講義を聴いていました。

 

 

さて、私のこれまでの主要講義はアーカイブ化が終わっていますので、来月からはまた新しい扉を開いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、第12回古典ライブを視聴しました。

2022.06.17

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6.5(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!

 

 

今回も岡本一抱(1655-1716)『万病回春病因指南』を題材に、「嘔吐・翻胃(おうと・ほんい)」というテーマでの講義でした。

 

 

これねー、意外と多いんです。

 

 

特に若い人で。

 

 

最近も、消化器内科の先生から、比較的若い患者さんの「FD(Functional dyspepsia 機能性ディスペプシア)」の患者さんを紹介して頂き、何例か診ているところです。

 

 

実は僕自身も、20代のある時期に、一過性でしたが、嘔吐癖のようなものがついてしまったことがあって、以前はお酒を飲んでも相当飲まなければ吐くことはなかったのですが、

 

少し飲んだだけで吐くようになり、酒を飲んでいなくても常に悪心があるような状態となり、結構苦労した思い出があります。苦笑

 

 

また、患者さんでは、もう10年以上前ですが、すい臓がんの末期の患者さんで、亡くなる寸前まで診させてもらった患者さんでしたが、最後はもう黄疸が出て、嘔吐が止まらず、

 

吸い飲みの水や、自分の唾液を少し飲んだだけでも真っ黄色の胆汁まで吐いてしまい、非常に可哀想だったのをよく覚えています。

 

(まさに今回の講義で言う”翻胃”、”上膈”の病の状況だったんでしょうね。)

 

 

このように、軽症から重症まで、非常に様々な思い出がよぎる嘔吐ですが、今回の講義では「胃の冷え」に注目しつつ、「脾胃は寒熱の偏りを嫌う」ことに着眼せよ、という内容で、非常に参考になりました。

 

 

具体的には、嘔吐を治す時に、もし胃の冷えが原因のものであれば、生薬では生姜や山椒が重要になるということです。

 

 

酒ばっか飲んで嘔吐する人に、乾姜を使うことが重要とは、湿熱や湿痰を攻下する事ばかりを考えていた、20代の頃の僕にはほとんどない視点でしたね。笑

 

(・・・あの当時、とある有名な漢方の先生が、僕に対して温剤を処方した意味が、少し分かりました。)

 

 

まあ、平たく言えば、吐くことによって邪気を排出する側面と、吐くことによって正気が傷られる側面があり、そのバランスをよく考え、かつ、吐くことの原因を慎重に追及しないと、なかなか治らないよ、ってことですね。

 

 

あとは、酒飲んだら、基本的には運動と利尿が重要で、むやみに下したらいけないよ、とか、奥村先生が以前から盛んに研究されている「膜原」に対する理解、というのも、重要な指摘ですね。

 

 

やはり膈膜ライン、帯脈ライン、その中心にある胃土エリアは重要だ、というところに行き着きますね。

 

 

また、今回も奥村先生の古典研究の精緻さが光っており、日本の江戸期の古典の中に引用されている、中国の古典にさらに当たって、その文章の内容の違いから、

 

各時代、各国の先生方の考えを類推するという、ベーシックだけど非常に重要な研究方法で、いつもながら、頭が下がる思いがしました。

 

 

こうやって、臨床上よくある症状でも、歴史を掘り下げると、非常に奥が深いことがよく分かりますね。

 

 

なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。

 

 

これを機に入会の方はこちらからぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研、アクティブラーニングイベントに参加してきました。

2022.05.11

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5.9(月)の夜は、順天堂東医研のAL(アクティブラーニング)イベントに、オブザーバーとして参加しておりました。

 

 

これはどういうものかというと、実は先日行われた第3回シンポジウムのスピンオフ企画のようなもので、あの時シンポジウムに登壇された千葉大教授の並木隆雄先生と、

 

その場で意気投合した順天堂教授の谷川武先生の発案によって、今年度の新入生の歓迎イベントとして、並木先生と、横浜薬科大准教授である伊藤亜希先生が行っている、

 

動画やオンラインを駆使した教育ツールであるAL(アクティブラーニング)というものを使って、全国の医大生みんなで漢方の初歩を学んでみよう、という企画です。

 

 

今回、そこまで大きく告知宣伝したわけでもなかったのに、全国16の医学部から、60名を超える参加者があり、大変盛り上がっていました。(゜o゜)

 

 

学生主催のイベントでこれは、なかなか凄いことで、今はあっという間にネットやSNSを介して全国の仲間と知り合うことが出来、イベントを行える、スゴイ時代です。

 

(もちろん、反面怖い部分もありますがネ。)

 

 

これを上手く使えば、自身の学術の研鑽、同じ考え方を持つ仲間の獲得には絶対有益だと思います。

 

 

また今回、嬉しかったことに、私の地元である群馬大学医学部の学生が多く参加しておりました。

 

 

実は、群大医学部は私の実家から徒歩5分の位置です。笑

 

 

小学生の時は群大のキャンパス内にあるイチョウの木の下で銀杏を拾っていましたし、中高生の時は群大の目の前にあるボーリング場と、併設されているゲーセンにたまっていました。笑

 

 

高卒後、群大医学部に進学し、今では立派な医師になった同級生もいます。

 

 

また、今から数十年前、蓮風先生が群馬で行った講演会の後の懇親会で、参加していた医大生に鍼灸医学を熱く語った様子の一部がテープ起こしされて、

 

北辰会機関誌『ほくと』に載っているんですが、その学生は群大の学生で、現在では有名な先生だったりします。

 

 

因みに私の母も叔母も、現在、群大病院にかかっていたりします。苦笑

 

 

そんなわけで、群大の子らはなんか他人に思えなくて、地元に帰ったような気分もして、なんか嬉しかったですね。

 

(まあ、群大生でも、群馬の子ばかりではなかったようですが。。。笑)

 

 

アクティブラーニングの学習ツールに関しては、私も今回初めて使ってみましたが、まあ、欲を言えば改善した方が良い点はあるとは思いますが、

 

基本的には何回も視れるし、好きな時間に視れるし、基本的知識を身に付けるには非常に有用なツールだな、と思いました。

 

 

東洋医学の概念、例えば「六病位」についてだったら、まずはそれに関する講義動画を視て、その後に知識を確認する問題が出て、回答を選択して、正誤を判定する、というものです。

 

(この動画が短いというのもいいですね。)

 

 

これを繰り返せば、自分が「六病位」のどこが理解できていないのか、すぐに浮かび上がる、というもので、厳しい受験戦争を勝ち抜いてきた医大生にとっては、こういうのはお手の物でしょう。

 

 

今後はもっともっとインターフェースやユーザビリティが向上し、恐らくyoutuberみたいな語り手も現れ、全体的にブラッシュアップされていき、基礎学習の主流になるんでしょうね。

 

(大学で行う座学授業、無くなっちゃうね。。。苦笑)

 

 

東洋医学の内容は膨大ですが、基礎的な内容自体は数千年変わらない訳なんで、こういうツールをうまく活用して繰り返し繰り返し学んで、会得したら、後が楽だと思います。

 

 

懇親会ではほんの少しですが、全国の学生さんとお話しすることが出来ましたが、いつもながら士気が高く、スゴイ可能性を感じましたね。

 

 

 

・・・さてさて、今年度も楽しみなことが色々ありそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2022年 5月の診療日時

2022.05.01

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◆患者さん各位

 

 

 

新年度に入って1月経ちました。

 

 

マンボウが明けまして、落ち着き加減がキープできている感じがしますが、戦争のニュース、”悪い”円安のニュース、小児の原因不明の肝炎のニュースと、なかなかいいニュースがないのが嫌ですね。

 

 

不安なニュースばっかりで、精神的に弱い方には大いに堪える筈です。

 

 

依然としてコロナはⅡ類感染症のままです。

 

 

PCR陽性となったり、保健所から濃厚接触者認定されれば、どんなに体調が良くても、家を出れなくなります。

 

 

これは、職場にも行けなくなることを意味しますので、清明院の家族持ちのスタッフは、いまだに戦々恐々としています。

 

 

コロナも戦争も、早く終結してほしいですね。

 

 

・・・ということで、今は確定している、「比較的」信頼できる情報を参考に、冷静に、出来る範囲で感染予防をしつつ、常に心身を調整し、最適化しておくことに尽きますね。

 

 

東洋医学をやってきた僕としては、ワクチンや治療薬の話にはなるのに、自分の身体、心身を如何に調えるかの話にはあまりならないのが残念です。苦笑

 

 

また治療方法にしたって、現状、いい手立てがないのであれば、鍼灸漢方、もっと積極的に推奨したらいいのに、と思います。

 

(ただ、素人考えで、ネットでメチャクチャに取り寄せた漢方やサプリをデタラメに飲んだり、金儲け主義の輩なんかにそそのかされるのには大反対ですが。)

 

 

まあ、予防としては、自覚的な体の不調が少しでもあるなら、早め早めに対処しておくことです。

 

 

鍼灸も、大いにご活用下さい。

 

 

いずれにせよ、終息しない疫病も戦争もありませんので、しっかりと前向いていきましょう。

 

 

清明院は、いつも通り不動心で診療しております。

 

 

 

◆清明院、2022年5月の診療日時

 

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。

 

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

 (※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)

 

 

◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせていただきます。

 

 

◆毎週水曜日は、院長が東洋鍼灸専門学校にて講義のため、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせていただきます。

 

 

◆5.19(木)は院長が順天堂大学医学部、東洋医学研究会に参加のため、午後は18時~の再診受付、15時半~の初診受付が最終枠となります。

 

 

◆5.2(月)~5.3(火)はGWの臨時休診と致します。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上ます。

 

 

 

 

清明院 院長 竹下有

 

 

 

 

第40回、順天堂東医研に参加してきました!!

2022.04.26

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4.21(木)の夜は、第40回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

2018年12月に第一回を行ってから、皆々様の御蔭で、早40回となりました。<m(__)m>)

 

 

今回の講師も、いつもお世話になっている吉祥寺中医クリニック院長の長瀬眞彦先生

 

 

講義の内容は

 

「新型コロナウイルス感染症後遺症の症例から学ぶ東洋医学の基礎理論」

 

という内容。

 

 

コロナは今、第6波が落ち着き加減ではありますが、依然として後遺症問題のニュースもチラホラありますね。

 

 

第7波だって、いつ来てもおかしくないですし、今後またどのような形の変異株になるかも、想像もつきません。

 

 

もう最近の都会では、自分の身の回りにコロナに罹患した人が必ず数人はいるような情勢だと思いますが、コロナ感染後、すぐに治って、以後まったく何の問題もないという人もいれば、

 

ちょっとした倦怠感や嗅覚味覚障害を発症し、数か月経って何となく回復したという人もいれば、「筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群(ME/CFS)」といわれる厳しい状態になってしまい、

 

ほぼ寝たきり状態を余儀なくされたり、因果関係はよく分からないものの、明らかにコロナ罹患後にそれまでなかったような重い症状が出て、それが半年、1年経っても治らず、

 

仕事などを辞めざるを得なくなってしまって、人生が大きく変わってしまった人など、実に様々なようです。

 

 

そんな訳でまだまだ今年も、コロナ禍は続きそうです。

 

 

2020年の秋に私も学会で発表しましたが、それ以降も、コロナ後遺症対応に漢方、鍼灸による東洋医学的な治療が期待されています。

 

 

今回、長瀬先生の方から、実際のコロナ後遺症の症例を通じて、

 

「画一的、通り一遍に、コロナ後遺症には〇〇湯、みたいな考え方はおかしい。」

 

「患者一人一人の病態に合わせた的確な処方を!」

 

というお話がありました。

 

 

そもそも、中国ではコロナに対して主に「三薬三方」と言われる漢方薬で対応し、高い効果を得たという報告がありましたが、2020年に日本中医薬学会で数回に渡って行われた、

 

中国で実際にコロナの治療にあたった中医師の先生方のオンライン講演を聴くと、そういう、公式見解としての診療ガイドラインは参考にしつつも、現場では各先生方がそれぞれの流儀で、

 

「自分の頭で考えて」患者さん一人一人に合わせた処方をし、効果を挙げたという報告が多かった(ほとんどそうだった)ことが印象的でした。

 

 

東洋医学というのは、本来そのように、その患者さん一人一人の体質と現在の症状を東洋医学的に分析し、臨機応変になされるべきものであって、コロナ後遺症だから〇〇、みたいな処方をするのは間違いの元だと思います。

 

(因みに当たり前ですが、これは鍼灸でも同様です。)

 

 

ただし、その臨機応変をどうやって行うかが、なかなか難しい、ということもまた事実で、今回長瀬先生は「先急後緩」という言葉や、東洋医学のいくつかの重要な治療原則を通じて、

 

治療する際の優先順位のつけ方を、西洋医学の話との絡めながら医学生にも分かり易いように配慮して講義されていました。

 

 

僕は医師でも薬剤師でもないので、湯液に関してエラソーに語るのは憚られますが、西洋医学的に検査してよく分からないから、

 

「とりあえず漢方でも」

 

みたいな、いい加減な処方の仕方で、貴重な生薬資源が無駄遣いされないようにしてほしいものです。

 

 

 

東洋医学に対する、きちんとした正しい認識が、「むしろ臨床家側に」広まってくれることを祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

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2022年 4月の診療日時

2022.04.01

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◆患者さん各位

 

 

 

何はともあれ、いよいよ新年度ですね。

 

 

ひとまず、マンボウが明けました。

 

 

でも東京ではすでに、また感染者数が増え始めました。苦笑

 

 

依然としてコロナはⅡ類感染症です。

 

 

PCR陽性となったり、保健所から濃厚接触者認定されれば、どんなに体調が良くても、家を出れなくなります。

 

 

これは、職場にも行けなくなることを意味しますので、清明院の家族持ちのスタッフは、いまだに戦々恐々としています。

 

 

そんな中、日本の遥か西の方では、戦争まで始まっています。

 

 

相変わらずの、コロナの感染者数報道に加えて、今度は戦争で毎日何人亡くなったとか、状況が悪化したとか、不安なニュースばっかりで、精神的に弱い方には大いに堪える筈です。

 

 

戦争に関しては、西側メディアと東側メディアで全く逆とも思えるような報道がなされているようですね。

 

 

これもまた恐ろしいことですが、まあー、戦争に関して、ネット上には様々な意見や見解、御高説が溢れかえっていますが、我々一般国民としては、畢竟するに、早期終結を祈るしかない。

 

 

・・・ということで、今は確定している、「比較的」信頼できる情報を参考に、冷静に、出来る範囲で感染予防をしつつ、常に心身を調整し、最適化しておくことに尽きますね。

 

 

東洋医学をやってきた僕としては、ワクチンや治療薬の話にはなるのに、自分の身体、心身を如何に調えるかの話にはあまりならないのが残念です。苦笑

 

 

また治療方法にしたって、現状、いい手立てがないのであれば、鍼灸漢方、もっと積極的に推奨したらいいのに、と思います。

 

(ただ、素人考えで、ネットでメチャクチャに取り寄せた漢方やサプリをデタラメに飲んだり、金儲け主義の輩なんかにそそのかされるのには大反対ですが。)

 

 

まあ、予防としては、自覚的な体の不調が少しでもあるなら、早め早めに対処しておくことです。

 

 

鍼灸も、大いにご活用下さい。

 

 

いずれにせよ、終息しない疫病はありませんので、しっかりと前向いていきましょう。

 

 

清明院は、いつも通り診療しております。

 

 

 

◆清明院、2022年4月の診療日時

 

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。

 

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

 (※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)

 

 

◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせていただきます。

 

 

◆毎週水曜日は、院長が東洋鍼灸専門学校にて講義のため、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせていただきます。

 

 

◆4.21(木)は院長が順天堂大学医学部、東洋医学研究会に参加のため、午後は18時~の再診受付、15時半~の初診受付が最終枠となります。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上ます。

 

 

 

 

清明院 院長 竹下有

 

 

 

 

順天堂東医研 第2回 アーユルヴェーダ勉強会を視聴しました。

2022.03.17

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3.10(木)の夜は、順天堂東医研第二回アーユルヴェーダ勉強会を視聴しました。

 

 

2018年の発足以来、私が東洋医学の基礎と鍼灸を担当し、2019年の4月からは長瀬眞彦先生が漢方を、2020年の春からは勝又摩吏先生がヨガを担当し、伝統医学の学習の幅を広げてきた順天堂東医研。

 

 

今回、番外編ということで、インド伝統医学であるアーユルヴェーダに関して、二回目の勉強会が行われました。

 

 

普段我々がやっている中国伝統医学、イスラム文化圏で行われているユナニ医学と並んで、世界三大伝統医学と言われることもある、インド伝統医学であるアーユルヴェーダ

 

 

興味を持っている人も多いと思います。

 

 

今回のテーマはアーユルヴェーダの中でも、シロダーラという治療法に関して。

 

 

見たことある方も多いのではないかと思いますが、眉間の少し上の部分にオイルを垂らす、あの独特な治療法です。

 

 

近年では癒しブームとも相まってか、ヘッドスパやエステと抱き合わせで行われることも多いようで、多少市民権を得てきた感じがあります。

 

(まあ、なかなか本格的な施術を受けられる施設は少ないようですが。。)

 

 

アーユルヴェーダでは、全身に中国伝統医学で言う「経穴」のような治療ポイントが存在する、と考えます。

 

 

それのことを「マルマ」といい、これは全身に107つあるとされています。

 

(全身を1つのマルマと考えると108つとなるそうで、これは煩悩の数ですね 笑)

 

 

そこにオイルを垂らす治療法が「シロダーラ」というやつで、これは心身の浄化を行う「パンチャカルマ」という治療において非常に重要な段取りの一つとされます。

 

 

経穴に対する微妙な刺激というのが、全身に著しい変化を及ぼすという事実を日々実感している我々鍼灸師にとっては、経穴にオイルを垂らすというのも、なかなか興味深い手法だな、と思います。

 

 

パンチャカルマには他にも浣腸療法や点鼻薬を入れる方法、瀉血法や催吐法まであるそうですが、まあ、シロダーラくらいまでなら受けてみたいかな、って感じですね。苦笑

 

 

まあ、こういう知識に触れるのも、たまにはいいと思います。

 

 

 

◆参考文献

 

『アーユルヴェーダ入門』地球丸からだブックス

 

 

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研 第三回公開シンポジウムで喋ってきました。

2022.03.03

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2.24(木)の夜は、順天堂東医研毎年恒例の第三回 特別公開シンポジウムが行われました。

 

 

「現存する日本最古の西洋医学塾」である順天堂大学が180周年を迎えた、2018年の12月に産声を上げた順天堂東医研では、以後毎月、鍼灸、湯液、ヨガの勉強会を開催しておりますが、

 

現状、これに参加できるのは医歯薬系の学生のみ、とさせて頂いております。

 

(医歯薬系の学生であれば全国からzoomで参加できますが、それ以外に関しては基本クローズドで行っています。)

 

 

ですので、順天堂東医研が完全オープンになるのは年に一回、この公開シンポジウムのみです。

 

 

この日は鍼灸師も鍼灸学生も、患者さんなどの一般人の方々も参加できます。

 

 

事前申し込みで130名以上、当日参加も100名以上と、学生主催と思えない立派なイベントだったと思います。

 

(もちろん当日参加できなかった30名以上の方も、後日オンデマンド配信で視ることが出来ます。)

 

 

今回、座長の労をとって頂く予定だった順天堂の谷川武教授が急用で途中参加となり、急遽座長を務めることになった長瀬眞彦先生のファシリテーションにも滞りなく、

 

今回のシンポジウムの特別ゲストである千葉大の並木隆雄教授の、千葉大和漢診療科の歴史を踏まえた講義も、最後の総合討論も、趣向を凝らした懇親会も、

 

全て事前に作ったタイムスケジュール通りに、サクサクと滞りなく運営され、改めて順天堂東医研の学生さんの能力の高さを感じましたね。(゜o゜)

 

 

僕は僕なりに、鍼灸の話を聞いたことが無い医大生の方や、鍼灸の興味を持つ一般人の方に向けて、かなり噛み砕いてこの医学の魅力をお話しさせて頂きました。

 

 

鍼灸師の方からしたら退屈な話だったかもしれませんが、ま、近年私は、ああいう仕事もやっています。笑

 

 

もっと臨床的な話、専門的な話が聴きたい、と思った人は北辰会のEラーニングをどうぞ。

 

(近年は絡脈、刺絡、十二経筋、十二経別など、重要な内容を展開しています。)

 

 

昨日、アンケートの集計結果が上がってきましたが、おおむね好評だったようで良かったです。

 

 

時間内に答えきれなかった質問にも、全て回答いたしましたので、後日配信されることと思います。

 

 

2020年からのコロナ禍を、すぐさま福に転じ、オンライン講義やオンラインイベントのインフラを急ピッチで整え、医学生への告知宣伝を強化し、

 

実際に少ない人数でこうしたイベントを回すことが出来ている順天堂東医研の学生諸君、実に将来が楽しみですね☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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2022年 3月の診療日時

2022.03.01

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◆患者さん各位

 

 

しかしオミクロン株、なかなか落ち着きませんね。。。

 

 

今度はBA.2ですか。苦笑

 

参考サイト

 

 

しかし、今のところはまだ軽症が多いように見えます。

 

 

とはいえ、軽症が増えれば重症も死者数も増える。

 

 

そして、依然Ⅱ類感染症です。

 

 

保健所から濃厚接触者認定されれば、どんなに体調が良くても、家を出れなくなります。

 

 

これは、職場にも行けなくなることを意味しますので、清明院の家族持ちのスタッフは、戦々恐々としています。

 

 

私が教えに行っている学校の学生も、どうにか国試を無事受験できたようですが、学生さんはなかなか大変です。

 

 

・・・ということで、取り敢えずマンボウは延長されるようで、それ以上は行政による対策も含め、今後どうなるのかは正確には分かりませんが、

 

今は確定している、「比較的」信頼できる情報を参考に、冷静に、出来る範囲で感染予防をしつつ、常に心身を調整し、最適化しておくことに尽きますね。

 

 

東洋医学をやってきた僕としては、ワクチンや治療薬の話にはなるのに、自分の身体、心身を如何に調えるかの話にはあまりならないのが残念ですけどね。苦笑

 

 

また治療方法にしたって、現状、いい手立てがないのであれば、鍼灸漢方、積極的に試したらいいのに、と思いますがね。。。

 

(ただ、素人考えで、ネットでメチャクチャに取り寄せた漢方をデタラメに飲むのは反対です。)

 

 

まあ、予防としては、自覚的な体の不調が少しでもあるなら、早め早めに対処しておくことです。

 

 

鍼灸も、大いにご活用下さい。

 

 

いずれにせよ、終息しない疫病はありませんので、しっかりと前向いていきましょう。

 

 

日本の遥か西の方では、戦争まで始まったようですが、清明院は、いつも通り診療しております。

 

 

 

◆清明院、2022年3月の診療日時

 

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。

 

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

 (※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)

 

 

◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせていただきます。

 

 

◆毎週水曜日は、院長が東洋鍼灸専門学校にて講義のため、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせていただきます。

 

 

◆3.24(木)は院長が順天堂大学医学部、東洋医学研究会に参加のため、午後は18時~の再診受付、15時半~の初診受付が最終枠となります。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上ます。

 

 

 

 

清明院 院長 竹下有

 

 

 

 

第9回 東京都委託施術者講習会を視聴しました。

2022.02.24

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清明院では現在、求人募集しております。

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2.20(日)の午後は、(公社)東京都鍼灸あん摩マッサージ指圧師会主催、第9回 東京都委託施術者講習会を視聴しました!!

 

 

今回のテーマは

 

「日本鍼灸が立ち向かうべき課題~コロナ禍のただ中から~」

 

という内容。

 

 

今回の演者は日本伝統鍼灸学会の会長である石原克己先生、副会長の戸ヶ崎正男先生、顧問の松田博公先生の3名。

 

 

3先生とも、個人的には、陰に陽に、お世話になっている先生方です。

 

 

3先生それぞれに、中国伝統医学独特の考え方である「気」という概念や、江戸期に訳語として使われた「自然良能」という言葉、大陸から伝来した鍼灸医学の日本的展開についてなど、

 

異口同音にこの医学の個性や展開を説明し、今現在世界中で是とされているワクチンや、コロナ禍そのものに関しても、よく考えよう、といった内容でした。

 

 

この講演会に対して、一部で反ワクチン派の集会だとか陰謀論者の集まりだとか、批判的に騒いだ声があったようですが(苦笑)、あの講演内容からして、

 

それはちょっと過剰反応じゃないかな、と、個人的には思います。

 

 

コロナ禍がもたらしたものとして「分断」「対立」がよく言われますが、ネットやSNSをちょっと覗けば、そこかしこにこれらが氾濫していますね。

 

 

・・・まあ、まだまだコロナ禍の真っ只中であり、始まりから二年以上が経った今現在において、色々と考えさせられる内容であったことは確かでした。

 

 

私としては、端緒はどうであれ、人類の歴史上最高に、これだけ人流、物流において地球が時間的空間的に狭くなった中で、いつか必ず起こる、と言われ続けていたパンデミックが実際に起こり、

 

実際にこうなってしまった以上、世界中がワクチンワクチン、治療薬治療薬と大騒ぎになるのは当然の因果であり、そこに何の疑問も感じません。

 

 

また、それに対して欧米の製薬会社が、中国やロシアとしのぎを削りながら開発し、世界中にそれを売って、我先にと各国が群がる状況も、いつものこと、と思って普通に見ています。苦笑

 

 

ただその中で、ささやかながら東洋医学をやってきた、市井の鍼灸院の主の立場としては、東洋医学的なアプローチによる「治る力」の強化、体質の改善、感染の予防、

 

また、もし感染したとしても軽症や無症状で済み、後遺症も残さない、軽度で済む、というような、自分自身の治る力をフルに活かす方針での実践や研究、

 

そこに光がもっともっとあたって欲しいなあと、ささやかに願うばかりです。

 

(はや二年以上ね 笑)

 

 

このブログを書いている2.24(木)は、とうとう西の彼方の方で戦争が始まってしまいました。

 

 

感染症に加えて戦争まで。。。

 

 

当然、欧米と歩調を合わせる格好になる日本も、この話は無関係ではないです。

 

 

去年の年末に書いたことが当たってしまって、非常に残念です。

 

 

今年は気学では五黄土星の年回りなんだそうで、地震、噴火等の天災も、またいつ来るやら分かりません。

 

 

出来る限り備えましょう。

 

 

・・・とまあ、世界がこんな状況ではありますが、日本伝統鍼灸学会は今年で50周年だそうで、コロナ禍の完全終息までは、オンライン講演を駆使しつつ、

 

次世代への伝統鍼灸医学の学びの火を消さないようにしてほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

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