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03-6300-0763
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2015.10.30
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今日、患者さんから言われて、何気に嬉しい言葉があったので書きとどめておく。
2015.10.11
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「患者さんの声」をいただきましたので紹介します。
2015.10.03
◆必要資格
鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師の国家資格を「必ず3つ全て」持っており、東洋医学的な鍼灸治療や、在宅医療に興味のある、優しく、真面目で、健康な方。
(学生であっても、3年生で、成績優秀でやる気があれば、特別に見習いとして雇用する場合があります。)
◆年齢
ヤル気のある、20代~30代までの方を希望します。(男女不問です。)
◆条件
アルバイトでも、常勤でも、相談に応じます。
(なるべく常勤を希望します。未経験や、経験が浅い場合は、アルバイトは不可とさせていただきます。)
(なお、体験入社として、就職することを前提に、往診事業部スタッフの往診に同行して頂くことも可能です。)
◆給料
・常勤の場合、最低月給25万円。アルバイトの場合、最低時給1200円。あとは経験、能力に応じます。
(臨床未経験者の場合、最低でも最初の3か月間は研修、試用期間とし、月給20万円とします。)
(経験者であっても、学術のレベルに応じて、着任後3か月~6か月程度は研修期間とする場合があります。)
・通勤交通費は基本的に全額支給しますが、月の通勤交通費の合計が2万円を超える場合は要相談となります。
◆待遇、昇給、福利厚生等
・常勤社員は社会保険、厚生年金、雇用保険、労災保険完備。
・院内勉強会(東洋医学、在宅医療)、実技指導、研修教育制度有り。
(当院のスタッフは、院長をはじめ、鍼灸学校で教鞭をとっている鍼灸師もおります。)
・年に一回、社員旅行有り。(過去に沖縄、奄美大島など。入社二年目より参加可能。)
・年末年始、夏季、GWに連休有り。
・協会提携の保険会社にて所得補償保険(任意)、賠償責任保険(弊社負担)加入。
・慶弔休暇・有給休暇・産休・育休制度あり。
◆業務内容
1.往診(患者宅、あるいは介護施設)による鍼灸マッサージ治療、リハビリ訓練、運動療法等。
(当院の往診患者の多くは鍼灸治療のみか鍼灸治療併用です。治療に関して、学・術両面からサポートします。)
2.院内診療助手(弁証問診、体表観察カルテ記入、施灸、刺絡の助手、受付業務、電話対応、ベッドメイク等)。
現在に至る。
◆臨床経験者、普通自動2輪の免許を持っている方を優遇します。
興味のある方、質問のある方は、
お電話 03(6300)0763
あるいは
メール seimeiinn.advertising@gmail.com
まで、お気軽にお問い合わせください。
事前に履歴書にて書類選考の上、面接させていただきます。
清明院は、外来診療部門では、徹頭徹尾東洋医学的、伝統的な鍼灸治療をメインにしながら、医師(西洋医学の各科および漢方医)と連携し、健康保険を活用した在宅診療部門も併設しているという、全国的にみても、ほとんどないスタイルの治療院です。
本格的な東洋医学を日々勉強しながら、自分自身も毎日患者さんが診ることが出来て、給与面でも一般企業並みの待遇も受けられるという、本気で確かな技術、知識、経験を磨くには最高の環境だと思います。
当院で数年間勤めて、その後に開業した先輩の先生達は、全国各地で、伝統鍼灸の鍼灸院を盛業しております。
2015.09.22
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これまでのお話
「尺膚診(しゃくふしん)」について
「尺膚診」について 2
「尺膚診」について 3
「尺膚診」について 4
「尺膚診」について 5
「尺膚診」について 6
「尺膚診」について 7
「尺膚診」について 8
「尺膚診」について 9
「尺膚診」について 10
「尺膚診」について 11 参照
では続きいきます!
◆『傷寒論』における尺膚診の記載?
さて、前腕の皮膚の状態を詳細に伺う診察法である、この”尺膚診”というものに関して、超有名な古典である、
『史記』『黄帝内経』、そして『難経』における記載を紹介してきました。
今日は東洋医学を学ぶものにとってのもう一つの聖典、『傷寒論』における尺膚診の記載を紹介したいと思います。
『傷寒論』については 『傷寒論(しょうかんろん)』という本 参照
この傷寒論の最初に”傷寒卒病論集”という、序文のような文章があります。
ここに、
・・・觀今之醫、不念思求経旨、以演其所知、各承家技、終始順舊、省疾問病、務在口給、相対斯須、
便處湯薬、按寸不及尺、・・・(中略)・・・、所謂窺管而已。
という文章が出てまいります。
これを簡単に意訳しますと、
最近の医者をみてると、古典を学んで、そこから原理原則を自分で新たに発見して、自分の学術をレベルアップさせようとは少しも思はず、
それぞれ、自分の流派の技術を受け継いで、優れたものとし、始めから終わりまで、古いしきたりに従うだけであり、
病人を診察するにも、顔色を窺い、巧みに口を使って丸め込むことに身を入れて、診療にかける時間はいとも簡単に済ませ、
いい加減に薬を与えている。
脈診も、手首の脈を見るのが関の山で、尺膚は診ない。
こんなんじゃあ、細い管から天を臨むようなもんだ。
・・・という風に、『傷寒論』の著者である張仲景は嘆じて、当時の医療界を憂いています。
ここで言う”尺”をどう訳すかについては、
”尺膚(前腕の皮膚の状態)”
という説と、
”尺位の脈(手首の動脈の一部分)”
という説と、諸説紛々なんだそうですが、個人的には尺膚であってほしいですね。(笑)
『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)に書いてあるように、脈診情報と尺膚診情報は太鼓とバチのような関係ですのでね。(笑)
尺膚診情報と脈診情報、この二つが一致するのをもって順と考える。
尺膚診で相対的に陰をうかがい、脈診で相対的に陽をうかがう。
で、これら二つよりも顔面診はさらに相対的に陽をうかがう、と。
このように、各診察法は並列ではなく、それぞれに診ているポイントがあり、それらの陰陽のグラデーションまで考え併せて、弁証に資する情報と位置付けるのですな。
だから、各診察法の位置づけが明確であるほど、正確な診断を下すことが可能になる。
シャープな治療が可能になる。
位置づけがあいまいな人がやっている鍼よりも、大きく気を動かすことが出来る。
続く
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2015.09.21
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これまでのお話
「尺膚診(しゃくふしん)」について
「尺膚診」について 2
「尺膚診」について 3
「尺膚診」について 4
「尺膚診」について 5
「尺膚診」について 6
「尺膚診」について 7
「尺膚診」について 8
「尺膚診」について 9
「尺膚診」について 10 参照
では続きいきます!
◆『難経』13難における尺膚診の記載
ここまでで、『史記』『黄帝内経』における尺膚診の記載を引きながら、尺膚診という診察法の重要性を紹介してきました。
今日は、我々鍼灸師にとっての、もう一つの聖典と言っていい、『難経(なんぎょう)』という本の中の、尺膚診に関する記載を紹介したいと思います。
因みに、この『難経』という書物ですが、時代的には『黄帝内経』の後で、『傷寒論』の前、後漢の時代に書かれたと言われる本であり、
内容が多岐にわたり、様々な異なった立場や見地から述べられている『黄帝内経』とは違い、外邪に侵襲される病について詳細に論じた『傷寒論』とも違い、
薬でも灸でもない、鍼治療に関する内容に特化してスッキリとまとめられており、内容に非常に一貫性がある書物です。
日本の鍼灸師で、この本を知らないものはいないでしょう。
内容は『黄帝内経』と同じように81篇にまとめられ、1篇目から”1難、2難・・・、”と数え、最後は”81難”に至ります。
この本の”13難”に、尺膚診に関する記載があります。
どのような記載かというと、まず
五藏有五色.皆見於面.亦當與寸口尺内相應.
(五臓にはそれぞれ5つの色があって、その異常は顔面に出る。そしてそれは脈は尺内(前腕内側の皮膚の状態)と一致する。)
と出てきて、その後に
脉數.尺之皮膚亦數.
脉急.尺之皮膚亦急.
脉緩.尺之皮膚亦緩.
脉濇.尺之皮膚亦濇.
脉滑.尺之皮膚亦滑.
五藏各有聲色臭味.當與寸口尺内相應.其不相應者病也.
(脈が早ければ尺膚に熱感が現れ、脈が堅ければ尺膚も堅い、脈が緩んでいれば尺膚も緩み、脈が渋れば尺膚も渋る、脈が滑らかならば尺膚もなめらかである。
五臓にはそれぞれ声、色、臭い、味があるが、それらは脈、尺膚の状態と一致するものであり、一致しないのが病なのだ。)
と、出てきます。
※( )内は僕なりに平易に訳してみました。
ここの解釈なんですが、江戸時代中期にいた広岡蘇仙(1696-?)という人が書いた、『難経』の解釈本である『難経鉄鑑』という本の中に、
わざわざ”尺内”と書いてあることへの解釈がなされています。
”尺内”は前腕の内側を示し、外側でなく内側であることの理由として、前腕内側は陰経が流注する部位であり、相対的に陰であり、皮膚が和らかく、診やすいからである、
と述べ、尺膚よりも脈、脈よりも色が優位なのは、人体においては陽の方が優先されるからである、と説明しています。
一つの、参考にすべき考え方だと思います。
続く
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2015.09.10
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前回のお話
では続きいきます!
◆『史記 扁鵲倉公列伝』における尺膚診の記載
中国に、司馬遷(しばせん)という人が書いた『史記』という、超有名な書物があります。
東洋医学、東洋哲学をやるものなら、聞いたことのない人はいないような書物です。
wikipediaによれば、これは、前漢(BC206~8)の武帝(7代目の皇帝)の時代に、司馬遷(BC145頃~87頃)という歴史家によって編纂された、中国の歴史書だそうで、
中国が正しいと認めた歴史書(正史)の第一に数えられ、計52万6千5百字もの大著で、二十四史(にじゅうしし)(中国の王朝の正史24書のこと)のひとつで、
『漢書』と並んで最高の評価を得ているそうです。
司馬遷自身が名付けた書名は『太史公書』(たいしこうしょ)なんだそうですが、後世に『史記』と呼ばれるようになると、
これが一般的な書名とされるようになったそうです。
「本紀」12巻、「表」10巻、「書」8巻、「世家」30巻、「列伝」70巻から成る、紀伝体(上位に位置づけられた2項目、「本紀」と「列伝」に由来する)の歴史書で、
叙述範囲は伝説上の五帝の一人である黄帝から、前漢の武帝までだそうです。
(この”黄帝”は、我々東洋医学者のバイブルである『黄帝内経』の黄帝のことです。)
このような記述の仕方は、その後の中国の歴史書、正史記述の雛形となっていて、この書は、単に歴史的価値だけではなく、その文学的価値も、高く評価されているそうで、
日本でも古くから読まれており、元号の出典として12回も採用されているそうです。
〇
・・・とまあこのような、スゴイ本に、我々が日々やっている、”尺膚診”の記載が出てきます。
『史記』の中の”扁鵲倉公列伝”というところの中の、”倉公伝”というところの中の、”診藉(言わばカルテ集)”の中に、
「臨菑氾里女子薄吾病甚.衆醫皆以爲寒熱篤.當死.不治.
臣意診其脉曰.蟯瘕.蟯瘕爲病.腹大.上膚黄麤.循之戚戚然.
臣意飮以芫華一撮.即出蟯可數升.病已.三十日如故.
病蟯得之於寒濕.寒濕氣宛篤不發.化爲蠱.臣意所以知薄吾病者.
切其脉.循其尺.其尺索刺麤.而毛美奉髮.是蟲氣也.
其色澤者.中藏無邪氣及重病.」
という文章が出てきます。
これを竹下なりに、端折って端折って、翻訳すると・・・、
今でいう山東省の近くで、女の子が病気になった。
周りの医者は重篤な病で、もう助からないと言っていた。
これに対して、僕(倉公)は脈を診て、回虫の病と判断して、一つまみの薬草を飲ませた。
すると、すぐにたくさんの回虫を吐き出して、治った。
回虫の病は、腹が大きく張って、元気がなくなり、皮膚が荒くなる病気。
30日で、元通り元気になった!
この病気の診断は、脈と、前腕の皮膚(尺)の状態を診ることによって分かった。
回虫の病は寒湿の邪気によってかかってしまう。
寒湿の邪気が発散できれば治るけど、発散できないと重症化する。
この患者さんは、前腕の皮膚は荒かったが、毛や髪は綺麗。
その光沢からして、五臓に邪気は入っておらず、重病ではないと判断したわけさー。
(訳が間違ってたら、誰か教えてー(*‘∀‘))
まあ、これが尺膚診の出典の一つ。
古来より、脈診と並んで、大変重視されていたことが分かります。
続く
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2015.08.05
2015.07.21
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僕の周りには、どこかで講師をしながら、臨床もやっている先生が沢山います。
まあ、二足の草鞋ってやつですね。
僕は因みに、講師やることが、臨床の足しになると思っているので、疲れる時もあるけど、やっております。
そこでこの、「講義力」と「臨床力」。
この二つがリンクするか、という問題。
講義の上手い先生は、果たして臨床も上手いか。
結論から言えば、必ずではないんだけど、おおむね比例する、と言っていいと「僕は」思っています。
なぜなら、僕が言う講義力と言うのは、座学講座であれば
”全くの素人を相手に、分かりやすく、興味を持たせながら、自分の専門分野を説明する能力”
のことであり、実技講座の場合であれば、
”全くの素人を相手に、分かりやすく、興味を持たせながら、自分の専門技術を披露し、かつ指導する能力”
だからです。
(基本的には。)
要約力 参照
これが臨床能力とリンクしない筈はない、というのが私の考えです。
患者さんに、東洋医学的な病態を説明する能力、何か質問された時にパッと分かりやすく答えられる能力、こういうものとリンクしますし、
実際に効かせる鍼、効いたと実感できる鍼を打つ能力とリンクするからです。
多くの患者さんは、全くの素人な訳ですから、分かりやすく東洋医学を説明してくれたら、安心、納得します。
納得すれば、気の動きは良くなります。
・・・で、そういう状態の患者さんに、キッチリと、効かせる鍼、効いたと実感できる鍼を打つ。
結果的に、鍼灸の効果が最大化しやすくなります。
患者さんからの評価としては、スゴイ先生、上手い先生、という風になるわけです。
これは、講義における、学生からの評価も同様だと思います。
よく、臨床やりながら講師やってるなんて言うと、
「中途半端」
とか、
「臨床でメシ食えないから講師やってる」
とかいう、性悪な批判をする輩がいますが、外野はともかく、それが臨床家であれば、そういう輩の治療院に行って、ぜひそのお方の
「臨床を」
見学させていただきたい。
・・・あとまあ、実際に居るのか、よく知らんけど、単なる安定志向だけで学校教員やってながら、
臨床家に関してああだこうだ言う連中に関しては、つける薬がない。
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2015.06.30
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今日、腎透析中の患者さんがこんなことを言いました。
「先生、牛蒡茶(ごぼうちゃ)を飲むようにしたら便通が調子いいです!」
と。
・・・ほほー。
牛蒡茶というのは、ちょっと前に
”牛蒡茶若返りダイエット”
なんつって、例によって女性誌なんかで紹介されて、少しばかり話題になったことがあります。
これは、牛蒡をささがきにして、乾煎りして煮出したものです。
食品としてよく使う、牛蒡の根っこの部分は、生薬名では牛蒡根(ごぼうこん)と呼ばれ、その効能は
「祛风热,消肿毒治风毒面肿(風熱邪をとって、腫れや毒、特に顔の腫れをとる)」
ということになっております。
発汗させたり、利尿させることで、毒素を排出したりします。
漢方薬では牛蒡の種の方がポピュラーで、
”牛蒡子(ごぼうし)”
と呼んで、風邪や熱邪や湿痰をとったり、大小便の出が悪い時などに、よく用います。
五臓で言うと肺と胃に作用し、邪気を発散したり、冷やし、降す作用も持っています。
病気で言えば咽痛とか乳腺炎、皮膚炎なんかに応用されます。
(もちろん、本気でそういったものを治すなら自己判断ではなく、東洋医学のプロに処方してもらいましょうね。)
〇
思いがけず、治療のヒントになりました。
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2015.06.19
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これまでのお話・・・
「柴胡桂枝湯証(さいこけいしとうしょう)」という状態
「柴胡桂枝湯証」という状態 その2
「柴胡桂枝湯証」という状態 その3
「柴胡桂枝湯証」という状態 その4
「柴胡桂枝湯証」という状態 その5
「柴胡桂枝湯証」という状態 その6 参照
久々に続き(というか補足)です。
ここまで、「柴胡桂枝湯」という薬について、簡単に、もともとカゼをひいた時の薬であった、という説明を中心に書いてきました。
まあこう書くと、
「じゃあ、柴胡桂枝湯っていうのは、ある種のカゼ以外には使えないんかい?」
と思う人もいるかもしれません。
その辺を、廣田先生からご指摘いただきました。
柴胡桂枝湯についての考察 参照
漢方薬というのは、もともとカゼひきの時に使う目的で考え出されたものでも、長い長い歴史の中で、どんどん色々な病気に応用されて、カゼ以外の慢性の病気にも効果が高い、
ということが伝わり、むしろ、もともと考え出されたシュチュエーション「以外での」使用方法が、結果的にメインになっていることも、少なくありません。
この柴胡桂枝湯という薬も、ある種の慢性病には、積極的に使われるようです。
僕ら鍼灸師としても、四逆散などと同じように、
「この場合、柴胡桂枝湯的な効果を狙いたいな~」
と思いながら鍼をすることがあります。
まあ要は、その患者さんの状態をどれだけ的確に把握できるか、にかかっているのです。
それが出来ないと、治療効果はピンボケします。
その時に、『傷寒論』に書いてある、きめ細かな方剤分類の考え方が、たいへん役に立つことがある、ということです。
とりあえず終わり
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
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2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
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清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
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第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!