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1.12の日曜日、今年最初の勉強会は、北里大学で行われた、毎年恒例の「第7回 鍼灸医学史研究会」に参加してきました!!
この勉強会には、何年か前から、毎年参加させていただいております。
この日は会場に、知り合いの顔がチラホラ。( ^ω^ )
1コマ目は左合昌美先生による「以字考 −酔以入房の解−」。
東洋医学の重要な養生法に「房事」に関するものがあります。
「房事」とは、SEXや自慰行為のこと言いますが、これをみだりにやると病になる、酒を飲んでやるのはなお良くない、という考え方です。
左合先生の研究は何時も非常に精緻なのですが、今回も実に細かい部分に関して疑問を持たれ、解読していかれる姿勢が素晴らしいと思いました。
2コマ目は鈴木達彦先生による「生薬とからだをつなぐ−自然の規範と治療について− 」。
今回、「形象薬理」の話が出てきたのが個人的には嬉しかったです。
しかし、鈴木先生も仰っていたように、現代ではそればっかりではなく、科学的な研究成果とも合わせて、あらゆる知見を駆使して運用するべきだろう、
ということだと思います。
3コマ目は長野仁先生、富田貴洋先生による 「『五躰身分抄』と『金袖光義抄』をめぐって− 丹波雅忠『医心方拾遺』佚文保存の可能性 − 」。
先日の『歴史秘話ヒストリア』でも出演された長野先生と、その教え子さんである富田先生の講義。
長野先生よりも富田先生の喋る時間が長く、たいへん精緻な御研究で、優秀な教え子さんを育てておられるなあ、と思いました。
富田先生の講義では、先生の古典研究の好きさが伝わりました。(^^)
あのまま研究を進めて、ぜひ平安鎌倉時代の日本医学史研究を発展させてほしいと思います。
4コマ目は宮川浩也先生による「七情を再考する」。
七情についてはずいぶん前に書きましたが、実は中医学の教科書にある「七情」以外にも、『黄帝内経』その他の『詩経』『礼記』などの古典には、
人間の感情と体調変化については、様々な興味深い記載が出てきます。
この辺をもっと掘り下げて、中医学の七情論をアップデートした方がいいのではないか、という内容。
私も同感ですが、実際それを臨床的に考えると、なかなか難しいように思います。
結局は、どのような感情が生じたにせよ、最終的にその患者さんにどのような変化が起こったかを東洋医学的に診て分析し、そこから身体への影響を類推するしかないのかな、と思いました。
発表者の先生方は皆さん非常に精緻な研究をしておられ、素晴らしかったです。
私も見習います。<m(__)m>
2019.12.27
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昨日、陀羅尼助丸を紹介したので、ついでに百草丸も紹介しときましょう。
「百草丸」も、黄蘗を主成分とした丸薬です。
これは御岳信仰から生まれた薬だそうです。
黄蘗の、胃腸への作用は昔からよく知られていたんですね。
以前は「お百草」なんて言って、家庭の薬箱に常備して、普段から飲んでらっしゃる患者さんもよくいたんですが、最近ではあまり出会いませんね。。。
こうやって伝統、伝承、民間薬は徐々に失われていってしまうのか。
かつて、何かあったらすぐに「お百草」を飲むのを習慣にされていて、百歳過ぎまで元気にされていた患者さんをよく知っています。
〇
2019.12.26
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今日、患者さんが仰った。
「朝、錠剤が飲みにくくて。。。」
と。
私が、
「あれ、錠剤なんて飲んでましたっけ??」
と問うと、
「いやあ、若い頃からたまに陀羅尼助(だらにすけ)を。。。」
と仰る。
まあ当たり前だが、こういう民間薬は、バカにならない。
歴史の風雪に耐えてきた意味、民間伝承の重みがある。
陀羅尼助丸をググると、主に奈良に伝わる伝統的民間薬だそうです。
1300年前、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が疫病のために作ったとされる薬だとか。(゜o゜)
主成分は黄蘗(おうばく:ミカン科キハダの樹皮)。
他にゲンノショウコ、センブリ、ゲンチアナ、エンメイソウなどが含まれるという。
黄蘗は清熱の効が強く、有名な梔子蘗皮湯や黄連解毒湯に含まれ、湿熱によく使いますので、暴飲暴食、二日酔いによく使われる傾向があるという印象を持っています。
陀羅尼助丸は一般的には穏やかな胃腸薬として知られています。
おそらく、今日の治療で、明日の朝の陀羅尼助丸は飲み込みやすくなり、排便後、舌の暗紅と白厚膩苔は取れると思います。
伝統民間薬とコラボ。(^^)
〇
2019.12.22
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今週は山ほどカゼの患者さんを診た。
ついでに自分もじゃっかんカゼ気味となった。(苦笑)
カゼと言っても、東洋医学的には、ホントにバリエーションが多彩。
簡単なものは気分がいいが、通り一遍の治療で上手くいかないものもある。
表の中心、裏の中心、それらのウエイトまで考えないと、あとがカッコ悪い。
その場でノド痛が取れた!とか、治療後、寒気が取れて、大量に発汗して解熱した!となると、その時は患者さんも自分も気分がいいが、
その後ぶり返したり、咳が長引いたり、下痢や食欲不振、体重節痛が続いたり・・・。
あるいは、一回下がった熱やのど痛がまた出てきたり。。。
そんなことやってたら、西洋薬も当然入ってきます。
東洋医学的に綺麗に、短期間で完璧に治そうと思ったら、ホント奥が深いです、カゼは。
『傷寒論』が、いかにスゴイ本か。
まだまだですが、勉強させていただいています。<m(__)m>
2019.12.20
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昨日の夜は、順天堂東医研の創立1周年記念、公開シンポジウム「東洋医学における予防医学の現状と課題」にシンポジストとして参加してきました!!
他のシンポジストは順天堂の公衆衛生学助教である友岡清秀先生、吉祥寺中医クリニック院長である長瀬眞彦先生。
座長は順天堂の公衆衛生学教授である谷川武先生。
この1年、月に一回、講義と実技を続けてきて、1周年で公開講座が出来たことは大変素晴らしいことですね。
学生さんはもちろん、この活動に陰に陽に力を貸して下さった多くの先生方に感謝感激です。<m(__)m>
100名入れる会場は超満員。
予備の椅子も出して、112名の、医学生、医師、薬剤師、看護師、鍼灸師、患者さんなどなど、実に幅広い方々がお見えになりました。
全体として、鍼灸、漢方を実践する側としては、東洋医学を学び、この鍼灸、この漢方がより効くであろう患者さん(レスポンダー)を如何に見つけるか、
が重要であろうし、現代的な研究としては、数値化できるところ、統計的に有意差を証明できるところはしていくのが重要、という内容だったと思います。
実践者側は、東洋医学を杓子定規でなく、専門的に高度に扱えるようになることと、社会的には、より多くの人に東洋医学の良さを理解してもらって、
すそ野を広げること、この二つが極めて重要である、ということがうまく表現できたシンポジウムだったのではないかと思います。
予防医学というのは、教科書的には1次予防、2次予防、3次予防に分けて論じられるわけですが、そのどの段階においても、東洋医学は有用だと思います。
現状では、2次予防、3次予防の段階で、西洋医学的な治療がうまくいかない場合に、東洋医学を使う、というのが一般的かと思います。
しかし、出来れば1次予防の段階で東洋医学が介入するのが一般的になった方が、理想的だと思います。
そうなるためにはどうすべきか。
西洋医学でうまくいかない病の治療はもちろんですが、理想的には、「東洋医学ドック」「東洋医学的検診」「未病外来」みたいな考え方が普及することを願っています。
2019.12.12
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何度かこのブログで告知したように、来たる12.22(日)に、(一社)北辰会、代表特別講演が、東京衛生学園専門学校で行われます。
すでに申し込み期限は過ぎてまして、お陰様で去年を上回る満員御礼であります。<m(__)m>
・・・まあ喋る側としては、相手が何人でも変わらないっちゃ変わらないんですが、大勢いて熱気があった方が、より気合いが入る感じが、ないではないです。(`・ω・´)ゞ
すでにスライドはほぼ出来ていまして、なかなかいい話が出来ると思うので、頑張ります!!!
また、これも以前告知しましたが、実はその3日前の12.19(木)の夜に、順天堂東医研の創立1周年記念の公開シンポジウム(PDFポスター)があります!!
これもすでに100名を超える申し込みがあり、もう少しで立ち見の状況になりそうです!
(まあ、予定では1時間半なんで、立ち見でも大丈夫!(笑))
医師、医学生はもちろん、歯科医師、薬剤師、看護師、鍼灸師、鍼灸学生、一般人、患者さん、役人さんなど、実に多彩なバックボーンを持った聴講者が揃うようです。
15日が締め切りとのことなので、あと3日しかないので、お申し込みはお早めに!!
こちらからお申込できます!!!
清明院10周年、臨床20周年の節目の年末ですからね、ヤなこと忘れて、いっちょパーッと、終わりたいね☆
2019.12.08
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これまでのお話し
さてさて、今年の4月から、学術部の一員としてお世話になっている日本伝統鍼灸学会の学術大会、生まれて初めて、開会式から閉会式まで、
参加してみました!!(゚∀゚)
・・・まあ、全体的にみますと、動員数は過去最大の850名来たし、元日本東洋医学会の会長である寺澤先生もご講演に見えたし、一般発表では若い先生が多かったし、
これまでの歴史の総括、見直し再構築の話や、現代医療業界の中で伝統鍼灸医学がどうあるか、みたいなことも話題になっているし、良いことだらけで大成功、
といった感じじゃないでしょうか。
しかし、この業界をさらに大きく俯瞰で見ると、鍼灸界の最大の学会(学術団体)は(公社)全日本鍼灸学会です。
ここは伝統鍼灸学会と違って、公益社団法人格を持っていますので、国から公益性を認可された団体、という位置づけになります。
(因みに伝統鍼灸学会は任意団体であり、法人格はないです。)
またそれ以外にも、(公社)日本鍼灸師会とか、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会とか、学会ではなくいわゆる「業団」が乱立しているのが、この業界の現状です。
さらに、漢方薬の方まで含めて考えれば、医師、薬剤師も含めて、東洋医学最大の学会と言えば(一社)日本東洋医学会です。
このように、簡単に言うとまとまりがなく、それぞれが孤軍奮闘しているし、中にはとんでもなくレベルの高い先生や研究もあるが、全体としては医療行政の中でいいポジションが取れていない、
というのが現状でしょう。
これでは、学生からしても、どこで勉強したらいいのか分からないし、他の業界から見たって、
「いったいこの業界の窓口、代表的な見解はどこに求めたらいいのだ。。。」
ってなると思います。
少し前、巨人の澤村選手の鍼治療による医療事故疑惑報道があった時も、この業界は声明文を出すのに「主要9団体」と名乗って声明文を出していました。。。
(主要っていうなら、せめて三団体くらいでしょ。。。)
現在、鍼灸マッサージ師の国家資格を有する人のうち、実際に鍼灸マッサージ師として就業しているのは10万人強、というデータもあるようです。
しかもいつも言うように、ある調査によれば国民の鍼灸の受療率は5%程度と。(*´Д`)
そのように、公的には非常に小さな団体、職種が、しかも内部で9つにも分裂しているとは。。。
そういう現状にあって、僕は以前から、東洋医学の学会も業団も、一個でよくね??と思っている派です。
二日間、色々な発表や講義を聴きながら、せっかくみんな、一生懸命、いい研究や臨床をしているんだから、もっと大きく、鍼灸師も医師も薬剤師も学者さんも一塊になって、
東洋医学、伝統鍼灸の素晴らしさを世に訴えることが出来るような装置、団体は出来ないのかね・・・、と、思ってしまいました。
現在、漢方薬を保険から除外しようという動きがあるとか言われているようですが、こういうのも、結局一丸となって意見が言えないから、行政に声が届かない部分もあるように思います。
鍼灸マッサージの、医師から同意書をもらっての保険治療も、風前の灯火でしょう。
この業界も、まずはもうちょっとまとまる、力を合わせる必要があるように思います。
もちろんその中に、いわゆる私塾的な「学派」や「流派」「専門分野」なんてのは、1000でも2000でも、あっていいと思います。
今後もし、そういう大同団結の流れが来たら、大いに尽力したいと思っています。
2019.12.05
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これまでのお話し
二日目の午後一は、千葉中央メディカルセンター、和漢診療科部長である、寺澤捷年先生による「和田啓十郎の医療観と鍼灸の新たな挑戦」。
これも今回、個人的に楽しみにしていた講演でした。
寺澤先生は、かつて日本東洋医学会の会長も務めた、日本の東洋医学の世界では知らない人のいない先生でしょう。
・・・でも、鍼灸の学会で講演して下さるのは今回がほぼ初めてだとか?
これも、歴史の一つの変化かもしれません。
なぜか、長らく隔たりのあった鍼灸と漢方の業界が、また少し近づきつつある。。。
昭和初期、あの7人の写真が示すように、医師と鍼灸師と薬剤師と医史学者が、流派や垣根を越えて協力して、この素晴らしき東洋医学を世に問う。
そういう時代が再来する日も、近いのかもしれません。
しかも今回の講演テーマは、私の人生を変えた本と言ってもいい、昭和初期の漢方復興運動のきっかけの大きな一つになった名著『医界之鉄椎』の著者、和田啓十郎の話です。
非常に楽しみに、拝聴させていただきました。
寺澤先生の話は何度か拝聴したことがありますが、非常に話が上手いし、声がいいので聴きやすいです。
和田啓十郎のルーツである佐久間象山、吉田松陰の名前が出てきたのも、嬉しかったですね。
和田啓十郎が東洋医学に開眼した後、弟子入りしたという多田民之助という人物についても、今後何か新事実が出てくるのが楽しみですね。
そしてまさかの、最後のスライドに(一社)北辰会、藤本蓮風会長の名前が出てきたのには驚きました。
講演後、ご挨拶に伺いましたが、四診合参の末、絞りに絞り込んで一穴での鍼灸治療に落とし込むという北辰会方式が、寺澤先生には非常に卓見に感じたそうです。
・・・まあ、この辺が、
「一穴なんかで患者が満足する訳ない!」
だの、
「問診があんなに長かったら、患者が嫌がるでしょうよ。」
だの、
「北辰会は難しいのが売りだから、どーのこーの・・・」
だの、
「医療人でロン毛とか、ないよね。。。」
だのと言ってくる人たちとは、まったくレベルの違いを感じ、単純に嬉しかったです。(笑)
やはり、分かってくれる人は分かってくれる。
伝わる人には、ちゃんと伝わる。
続く
2019.12.04
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これまでのお話し
学生セミナーの後は森のくすり塾主催である小川康 先生による市民公開講座「チベット医学から見る日本の漢方と鍼灸」を少しだけ拝聴。
小川先生は、実はこの業界の人にとってはかなり有名人です。
1992年に東北大学の薬学部を出た7年後の1999年、インドに渡ってチベット語を学び、2009年にはチベット医(アムチ)として認められたという、
かなり個性的な経歴を持った先生です。
主な著作は以下の通り。
・・・まあ、経歴だけ見ても、相当優秀で個性的な先生であることが分かります。
私も以前からこの先生のスピーチをTEDで視て注目しており、今回ちょこっとだけ聴いてみようと思っていました。
小川先生の喋りは抜群です。(笑)
喋りのテンポや活舌の良さ、随所にユーモアを入れて笑いをとる話し方は、もはや芸人さんのようでした。(゚∀゚)
チベットでの動画を解説するというのも、今風(TED風)でよかったと思います。
最後まで聴けなかったのが残念ですが、DVDでじっくりチェックしようと思います。
この先生のように、昔は東洋医学の医者も、厳しい山に入り、自分で植物を観察し、採取し、修治して、患者さんに使って、薬効を調べ、古典を検証し、
新薬を創方し、弟子や子や孫の代に伝える、ということを当たり前にやっていたかと思うと、貴重な伝統が途絶えてしまっているような気がして、
実に残念な気持ちになりますね。。。
数千年、そういう活動の隣にあったのが鍼灸な訳ですからね。。。
続く
2019.11.27
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前回のお話し
さて、1日目の開会式をサッと見た後は、小ホールに移って、学術部セミナーです。
一人目の登壇者は学術副部長である平地治美先生の「医道における”医の倫理”」。
平地先生は鍼灸師で薬剤師であり、鍼灸院と漢方薬局を開業され、千葉大の和漢診療科でもご活躍なさっている、大変高名な先生です。
今回、学校の授業でもほとんど触れられることの無い、医の倫理の問題を、ヒポクラテスから中神琴渓まで、非常に分かり易くご講演下さいました。
(最後にまさかの麻原彰晃が出てきたのも良かったですね。(笑))
墓マイラー 7 参照
二人目は伝統鍼灸学会の副会長であり、学術部長の戸ヶ崎正男先生による「刺鍼施灸技術」。
戸ヶ崎先生も、鍼灸院を開業しつつ、和ら会(やわらかい)という伝統鍼灸の研究会を主宰されている、大変高名な先生です。
私は今回、座長という立場で聴講させていただきました。
戸ヶ崎先生は、戦前から現在まで続く「経絡治療」という学派の主張の、見直しと改善を図ることが重要だと主張され、そのために、江戸期の鍼灸家の残した文献を調査し、
そこから、経絡治療に欠けているもの、積み残してきたものを浮き彫りにしようと試みておられます。
今回はその講演シリーズの第三回目ということで、再び多くの情報を提供していただきました。
先生がご提供くださった情報を参考に、これだけ東洋医学の国際化が進む中、やはり世界に打ち出すべき、
「真の日本伝統鍼灸とは何か」
ということを、今後もみんなで考えていく必要があると思います。
続く
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!