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2010.03.09
前回に続き、花粉症に対する、東洋医学の考え方を簡単に紹介してみたいと思います。
東洋医学には、「花粉症」という概念がありません。
もっと言うと、「アレルギー」という概念すらありません。
(最近の中医学の教科書にはあるかもしれませんが、伝統的には、という意味です。)
・・・でも、治療法はいくらでもあるのです。
どうしてでしょうか。
まず、花粉も、ホコリ(ハウスダスト)も、自然界にはあって当たり前です。
花粉やホコリ自体に毒があるなら、杉林の中に住んでる人とか、掃除業者さんとか、どうするんでしょうか。
即死しますよね。
(苦笑・・・まあ掃除業者の方は、掃除する場所によってはそういうこともあるでしょうが。)
要は、それ自体は毒を持っている訳では無い物質(異物)に対して、体の側が過剰に反応してしまい、鼻だの喉だのに異常を起こす、その体の側に、
すでに何らかの問題があるはずだ、と考えるわけです。
そしてこの場合、体の「何がどう」おかしくなっているか、ということを明確に理解しなくてはいけません。
ここまでは、東洋医学も西洋医学もある意味同じです。
しかし、人体に対するそもそもの認識の仕方、分析方法が異なるため、ここから先は大きく違ってきます。
東洋医学では、「春先」という時期には、五臓の中の「肝」という臓の機能が盛んになる、と考えます。
(ただこれは、あくまでも「生理的に」盛んになる、という話で、正常な人であれば別に体が病気を起こすことはありません。)
「肝」という臓の働きが盛んになると、正常であれば全身に「気血」が充実、充満して、ある意味、パワー全開、元気溌剌状態になります。
皆さんの周りにも、この時期、妙にハイテンションで活発な人、いませんか?
自然界においても、「春先」という時期は、冬眠していた動物たちは動き出し、草木は芽吹き、いわゆる静から動へ、全てのものが大きく変化する時期でもあります。
じゃあ、パワー全開なのに、なんであんなことになるのかというと、花粉症のくしゃみにしても鼻水にしても、涙や目の痒みにしても、
要は「花粉」という異物を洗い流そうとする体の反応ですよね?
当然、目や鼻やのどの粘膜に花粉などの異物がくっついたら、体の中のお水がそこに集まって、一生懸命洗い流そうとします。
しかしそれを「過剰にやり過ぎてしまう」から、不快な症状が出る訳です。
東洋医学では、五臓の中の「肝」という臓が、体に入ってきた異物を処理する際の要となる、と考えます。
ですので、主にこの「肝」の臓の働きが「過度に」盛んになり過ぎたり、あるいは「肝」以外の臓でも、その働きが何らかの原因(飲食の不摂生、睡眠不足など)によって弱っていたり、
亢進したりしてすると、自然界にもともとある、本来なんでもないはずの「花粉」というものに対して、過剰に反応し過ぎてしまうことがあります。
この状態を現代医学では「花粉症」と呼んでいるわけです。
・・・で、実際の鍼治療では、「肝の臓」以外にも、体の「どこがどう」おかしくなってるか(アンバランスを起こしているか)を東洋医学的に考え、
それを整える(平均化する)ように治療します。
そうすると、辛い症状が非常に軽くなる、あるいはまったく出なくなる、というケースが、実際によくあります。
要は、東洋医学では「花粉症」に対して、体の外ではなく「中」のアンバランス、とりわけ「肝」という臓に注目しつつ、それらを整えることを目的として治療をする訳です。
これの具体的なやり方については、無数にあるし、専門的過ぎるので割愛しますが、ポイントは「肝」を落ち着かせることと、体の「上下」のアンバランスを整えることが重要になります。
つまり、花粉やホコリの存在自体はどうしようもないんだから、それに対して「普通に」反応できる体の状態を作ろうぜ、ということです。
・・・僕としては、これまでの経験上、「花粉症」の治療に対する、東洋医学の力は絶大だと思います。
知らなきゃホントに損します。(笑)
毎年毎年辛い症状に悩んでいる方、是非一度ご相談下さい。
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2010.03.07
この時期、よく問題になるのが「花粉症」です。
コレ、実は僕自身も以前、なったことがあります。
ですので、患者さんの気持ちがとてもよく分かる疾患の一つであります。
・・・しかし、ここ何年かは、症状がまったく出ていません。
コレに関しては、西洋医学の耳鼻咽喉科の先生方も手を焼いていらっしゃるようで、なかなか決め手となるようなイイ手段がない、
というのが現状ではないでしょうか。
僕自身の時がそうでした。
僕はいつも、自分が体調を崩した時には自分で自分に鍼をし、それで解決がつかなければ先輩に鍼してもらったりするんですが、
たまに”あえて”病院”(西洋医学)にかかってみて、西洋医学ではどんなことをするのか、参考にしたりします。
花粉症になった時も、行ってみました。
・・・もちろん、ここで「お手並み拝見」みたいな顔して、冷やかしのような態度でいくのではなく、素性も全て明らかにしたうえで、礼儀やマナーには最大限注意して、しっかりとかかります。
(自分が逆の立場だったら嫌ですからね。)
清明院にも、先週ぐらいからチラホラ花粉症の症状を訴えて来られる患者さんがいますが、
「薬をもらったけど、あんまり楽にならない!」
とか、
「楽にはなるけど、また来年も同じかと思うと意味がない(治っていかない)気がする。」
とか、
「薬は効くけど、眠くなるから仕事にならない!!」
といった言葉を、患者さんからよく聞きます。
この病気って、昔はほぼなかったですよね。
(wikipediaによれば、日本では1960年代からだとか、戦後の杉の大量植林が原因だとか。)
ご高齢の患者さんに聞くと、皆さん
「花粉症なんて、昔は聞いたことなかった。」
と仰る。(苦笑)
最近、花粉症以外にも、アトピーやらリウマチやら、「慢性のアレルギー疾患」というものが大変増加して、人々の健康を害し、大問題になっています。
これらをなぜ撲滅できないんでしょうか。
昔にはもう戻れないんでしょうか。
もし撲滅できないとするならば、これらに対する最高の治療とは何なんでしょうか?
現代は、報道を見ていても、やれ花粉だの、ハウスダストだの、乳製品だのと、要するに「体の外のもの」にばっかり目を向けて(向けさせて?)、
肝心の「体の中のバランス」に対する視点がおろそかになっているような気がしてなりません。
「体の中」の話になると突然「ストレスによる免疫の低下、異常」という、あいまいで漠然とした、多くは除去しようのない「原因」が提示されます。
・・・花粉も、ハウスダストも、乳製品も、ストレスも、大昔からありますよ?
戦争をやってた時代のストレスって、現代よりも軽いのか?
何で現代人だけ、こんなことになるの?
そう言うと今度は大概、やれ環境ホルモンがどうしたとか、加工食品がどうしたとか、大気汚染がどうしたとか言われますが、
それって要は「治療できません」て言ってるのと同じじゃないんですか??と、思ってしまいます。
誤解を招くといけないので、付け加えておきますが、別に西洋医学のやり方に疑問がある訳ではなく、
単純に治りの悪い疾患であるだけに、その考え方、治療法がとても気になるのです。
そこで、例えば東洋医学では「花粉症」をどう考え、どう対応するかというと・・・。
続く(笑)
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2025.04.01
清明院では現在、求人募集しております。
本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?
募集内容の詳細はこちら。
◆患者さん各位
以下、2025年4月の診療日時です!!
24節気では春分を経て、もうすぐ清明院に何となくいいことありそうな清明ですね。笑
まあ、いよいよ春本番。
新学期の開始です。
まあ日常の臨床的には、相変わらず1月の後半から、逆上せ、イライラ、浅眠、花粉症の患者さんの多いこと。
皆さん、心身が「よりはっきりと」春めいてきていますし、むしろもう、安定してきています。
清明院では、相変わらず非常に重症の疾患の患者さんを、多く拝診させて頂いております。
特に最近はガンの患者さんが多い。
また3月は、ドクターも治療や見学に見えましたね。
ぜひ実際に私の鍼を受けてもらって、見てもらって、大いに評価して頂いて構いません。
ドクターはじめ、医療関係者の皆さん(特に西洋医学ゴリゴリの)、清明院は東洋医学をやっています。
大いに交流しましょう。
また最近も、各地の医師からの紹介患者さんが、どんどん増えております。
嬉しい事であると同時に、気合いが入りますね。
ただ、そこで無理したり、カッコつけたりする気は毛頭ないです。
やれることを、ただ一生懸命やるのみ。
外来の忙しさ的には、コロナ前の清明院の感じに、徐々にではありますが、戻りつつあるし、コロナ前とは色々な意味でバージョンアップ、グレードアップされています。
正直、猫の手も借りたいほど忙しいです・・・。
誰かホント、ヤル気のある、良い人いましたら、是非とも我が院に、御紹介下さい!!<m(__)m><m(__)m>
また、我こそは!と思う方は、是非とも面接にいらして下さい!!
清明院の求人情報はこちら!!
世の中、暗いニュースや笑えないニュースなんかも色々ありますし、日々面白くないこともありましょうが、清明院は、斯様な考えで、開業以来、いつも通り不動心で、日々診療しております!!
◆清明院、2025年4月の診療日時
臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。
◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。
◆毎週月曜日は、外来診療のみ終日休診となります。
(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)
◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休憩とさせて頂きます。
◆毎週水曜日は、東洋鍼灸専門学校での講義のため、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせて頂きます。
◆4.24(金)は順天堂大学東洋医学研究会にて講義のため、外来は20時まで(19時半スタートが最終枠)とさせて頂きます。
◆初診、再診の御予約、予約時間の変更に関しては、こちらのページからでも可能です。
以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、全ては東洋医学、鍼灸医学の普及啓蒙のためでありますので、何卒ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
清明院 院長 竹下有
2025.03.01
清明院では現在、求人募集しております。
本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?
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◆患者さん各位
以下、2025年3月の診療日時です!!
24節気では雨水を経て、もうすぐ啓蟄ですね。
虫がモゾモゾと動き出しますぞ・・・。
そんな感じで、新しい仕事がモゾモゾと動き出しています。
まあ日常の臨床的には、相変わらず1月の後半から、逆上せ、イライラ、浅眠、花粉症の出始めの患者さんの多いこと。
皆さん、心身が「よりはっきりと」春めいてきています。
清明院では、相変わらず非常に重症の疾患の患者さんを、多く拝診させて頂いております。
特に最近はガンの患者さんが多い。
癌の患者さんも、この時期は心身が不安定になる患者さんも幾人かおられました。
日々臨床をやっていて、西洋医学的な癌の標準治療も、20年前と比較したら随分と洗練されてきているなあ、という肌感覚を感じますが、それでも、厳しい副作用などなど、困っておられる患者さんが多いのは事実。
改めて、鍼は非常にいいものだなあ、と、患者さんとともに実感しますし、もっと早くに知って欲しかった、と思うことが少なくないです。
また最近も、各地の医師からの紹介患者さんが、どんどん増えております。
嬉しい事であると同時に、気合いが入りますね。
外来の忙しさ的には、コロナ前の清明院の感じに、徐々にではありますが、戻りつつあるし、コロナ前とは色々な意味でバージョンアップ、グレードアップされています。
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誰かホント、ヤル気のある、良い人いましたら、是非とも我が院に、御紹介下さい!!<m(__)m><m(__)m>
また、我こそは!と思う方は、是非とも面接にいらして下さい!!
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・・・とはいえ、これまでの15年、スタッフが増える時というのは、特に何もせんでも自然と増えてきたりしましたので、まあ、今はそういう流れなんでしょうね。
もともとは、たった一人で、何もかもやっていた清明院、人が増えないなら、無理はせずに、少数精鋭を意識して、内部充実を図ればいいだけです。
その時の流れに、身を任せることも大事。
世の中、暗いニュースや笑えないニュースなんかも色々ありますし、日々面白くないこともありましょうが、清明院は、斯様な考えで、開業以来、いつも通り不動心で、日々診療しております!!
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(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)
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◆毎週水曜日は、東洋鍼灸専門学校での講義のため、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせて頂きます。
◆3.21(金)は順天堂大学東洋医学研究会にて講義のため、外来は20時まで(19時半スタートが最終枠)とさせて頂きます。
◆初診、再診の御予約、予約時間の変更に関しては、こちらのページからでも可能です。
以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、全ては東洋医学、鍼灸医学の普及啓蒙のためでありますので、何卒ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
清明院 院長 竹下有
2025.02.01
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以下、2025年2月の診療日時です!!
もうすぐ立春ですね。
1月の後半から、逆上せ、イライラ、浅眠、花粉症の出始めの患者さんの多いこと。
皆さん、体が春めいてきましたなあ。
清明院では、相変わらず非常に重症の疾患の患者さんを、多く拝診させて頂いております。
特に最近はガンの患者さんが多い。
癌の患者さんも、立春に向けて不安定になる患者さんも幾人かおられました。
日々臨床をやっていて、西洋医学的な癌の標準治療も、20年前と比較したら随分と洗練されてきているなあ、という肌感覚を感じますが、それでも、厳しい副作用などなど、困っておられる患者さんが多いのは事実。
鍼は非常にいいなあ、と、患者さんとともに実感しますし、もっと早くに知って欲しかった、と思うことが少なくないです。
また最近では、各地の医師からの紹介患者さんが、どんどん増えております。
嬉しい事であると同時に、気合いが入りますね。
外来の忙しさ的には、コロナ前の清明院の感じに、徐々にではありますが、戻りつつあるし、コロナ前とは色々な意味でバージョンアップ、グレードアップされています。
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・・・とはいえ、これまでの15年、スタッフが増える時というのは、特に何もせんでも自然と増えてきたりしましたので、まあ、今はそういう流れなんでしょうね。
もともとは、たった一人で何もかもやっていた清明院、人が増えないなら、無理はせずに、少数精鋭を意識して、内部充実を図ればいいだけです。
その時の流れに、身を任せることも大事。
世の中、暗いニュースや笑えないニュースなんかも色々ありますし、日々面白くないこともありましょうが、清明院は、斯様な考えで、開業以来、いつも通り不動心で、日々診療しております!!
◆清明院、2025年2月の診療日時
臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。
◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。
◆毎週月曜日は、17日以外は外来診療のみ、終日休診となります。
(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)
◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休憩とさせて頂きます。
◆毎週水曜日は、東洋鍼灸専門学校での講義のため、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせて頂きます。
◆2.15(土)は順天堂大学東洋医学研究会にてシンポジウム登壇のため、外来は休診とさせて頂きます。
◆2.17(月)は2.15(土)の振替診療日とさせて頂きます。
◆初診、再診の御予約、予約時間の変更に関しては、こちらのページからでも可能です。
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清明院 院長 竹下有
2025.01.21
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今日は告知です!!
2018年から始まり、2024年の12月で6周年を迎えた順天堂東医研、第6回の公開シンポジウムを開催します!!
順天堂東医研は、現在では毎月、対面とオンラインにて、ハイブリッドの勉強会を行っておりますが、全国の医学生さん以外には基本的に非公開なのですが、
2019年から、年に一回、特別ゲストをお迎えして、公開シンポジウムを行っております。
この公開シンポジウムは、医学生のみならず、医歯薬鍼などの医療系学生はもちろん、医師、鍼灸師その他の有資格者の先生方、また患者さんなど一般の方でも、どなたでも御参加頂けます。
これまでの内容は下記の通り。
2019年 第1回 「東洋医学における予防医学の現状と課題」
2022年 第3回 「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」
どの回も100名以上の皆さんに御参加頂き、非常に盛り上がって印象的でしたが、今回は、総合診療医の業界では世界的に御高名な志水太郎先生(獨協医大総合診療科主任教授)をゲストにお迎えして、
近年、NHKの「ドクターG」などで何かと話題の「総合診療」というものと、西洋医学が日本に入って来るまでは、ある意味、国民の総合診療医的なポジションを担ってきたといっても過言ではないと思える東洋医学の、
類似点や相違点、患者さん主体の、どのような協調関係が考えられるか、実際の症例を通じて皆さんと考えてみようと思います。
ポスターはこちら!!(DL、印刷可能です。)
お申込みはこちらから!!(対面、後日アーカイブ配信付き)
オンデマンド配信専用でお申込み希望の方はこちらから!!
では皆さん、当日か、アーカイブ映像で、お会いしましょう☆
楽しみ~~ 🙂
〇
2024.04.02
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2024年3月も、色々とやりました!!
僕にとって激動の2023年度、いよいよ最終月でしたので、なんかもう、ここまで来たら精一杯やり切ろう、という、よく分からないマインドになっていました。。。苦笑
まず3.3(日)は浅川ゼミ会講演会にて4時間講演。
(北辰会ブログにて報告記事を上げてくれました。)
この講演会も、忌々しいコロナ禍によって、2020年3月に行う筈だったのが直前で中止となって早4年、ついに開催すること出来ました!!
近代日本の中医学導入の第一人者の一人である浅川要先生の勉強会で講演させて頂けたことは、僕のキャリアの中でも大変幸せなことであり、
事後のアンケートでの御意見も好感触であり、ホントやって良かった、やれて良かったです。
因みに、その翌日の3.4(月)には、とうとう43歳になってしまいました。。。
流石に43くらいになってくると、もうすっかりオッサンの仲間入りですね。苦笑
まあしかし、僕が中高生の頃に感じた43歳へのイメージよりは、若くいたいな、とは思っています。
(よくのさばっている”イタイオッサン”、にはならないようにありたいものです。。。)
明らかな老害行為とか、下の世代への嫌がらせ的無理解とかが前面に出るようになったら、もうさっさと退場した方が良いですね。
今後も前を向いて色々頑張りつつ、自分の能力を活かして、若くてヤル気のある人間のサポートを積極的にしていきたいものです。
そして、3.5(火)~3.8(金)は順天堂東医研のインド研修にご一緒しました。
最近、国際社会でも色々な意味でどんどんプレゼンスを増しているインドでは、AYUSH省という国家機関を整備し、ヨガ、アーユルヴェーダといった伝統医学を、国を挙げて推奨しています。
国民の多く(80%と言っていたが、ソースは未確認です。)が、体に不調を感じた時に伝統医学をファーストチョイスするらしく、何と言っても「受療率5%」の日本鍼灸としては、非常に羨ましくも感じましたね。。。苦笑
(まあ、統治機構から何から、日本とは違いますので、一概に単純比較は出来ないですが。。。)
もちろん東洋医学と同じように、色々と、科学的な手法に則った伝統医学の再評価も進めているようで、今後の展開が楽しみですね。
そして3.10(日)は(公社)群馬県鍼灸師会、学術講演会「北辰の医学を求めて」です!
(こちらも、北辰会ブログが詳細レポートを上げてくれました。)
群馬県は、実は北辰会関東支部発祥の地なのです。
1996年(平成8年)に、群馬県鍼灸師会の役員であった中村順一先生を初代支部長として創設されたのが始まりであります。
そしてなんと、この2024年度からは、北辰会内部にて組織再編がなされ、約28年間続いた「北辰会関東支部」という名称は無くなり、本部と一本化されました。
(もちろん東京での定例勉強会は今後もこれまで通り継続し、”関東部会”という名称に変更となります。)
「関東支部」という名称がなくなる節目のタイミングで、群馬から講演依頼が来た、ということは、単なる偶然とは思えず、天からの不思議な力を感じながら喋らせて頂きました。
3.11(月)は日本東方医学会主催の医鍼薬地域連携研究会(DAPA)の症例カンファレンス。
対応に苦慮しながらも、尿管結石の激痛に、鍼灸治療が奏功した症例でした。
この勉強会は、毎月オンラインで開催しております。
どなたでも参加できますので、次回は4.8(月)の20時~、是非こちらからお申し込み下さい。(アーカイブ配信もあります!!)
3.17(日)は北辰会役員講師研修会にて実技指導。
私は講師候補(要はヤル気と能力の高い、若手の先生方)の指導を担当しましたが、皆さんお上手でした。
(この勉強会は非公開であり、あまり詳細を述べることは出来ません。まあ、一定のレベル以上の先生方のみを対象にした、内輪の勉強会であります。)
そして3.18(月)は藤本漢祥院での研修。
蓮風先生が、いつになく爆裂していました。笑
3.20(水)は東洋鍼灸専門学校の謝恩会。
この謝恩会も、コロナ禍をまたいで2019年以来5年ぶりの開催です。
卒業生の皆さんの、晴れやかなお顔が印象的でした。
3.21(木)は順天堂東医研。
今回は長瀬先生のタイムリーな講義「花粉症ーシンポの内容を掘り下げー」でした。
2月に行われたシンポジウムの僅かな時間では、花粉症の東洋医学的な考え方をきちんと掘り下げることはなかなか出来ない、ということで、シンポの内容を補足して下さいました。
3.25(月)は日本東方医学会主催「新・中医臨床カンファレンス」です。
こちらも月に一回のオンライン開催で、ここでは、医師による中医学的な臨床の最前線がありありと分かると思います。
次回は3.25(月)20時〜 (60分程度)となります。
お申込みはこちらから!!
上記以外にも、3月はこういった活動を通じて、これまで交わることの無かった色々な先生方とアンオフィシャルな交流を多くさせて頂き、やはり対面は良いなあ、と再認識しました。
・・・てなわけで、3月も毎日数十人治療しつつ、毎週末、どっかで講演してたり、実技指導してたりしてました。。。笑
幸せなことですが、2024年度は少しペースを落として、臨床に集中します!!
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2024.03.14
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2024年、2月に入っても、グイグイとやっております!!
活動報告が一つ一つ書くと多過ぎるんで、もう月ごとに1記事に纏めます!笑
まず2.11(日)~12(月)は北辰会の冬季研修会(順雪会)で熱海へ。
忌々しいコロナ禍によって、2020年の冬季研修会が中止となって早4年、ついに、2019年以来5年ぶりの冬季研修会(順雪会)を開催すること出来ました!!
今回は、初日からビッチリと打鍼、古代鍼、刺鍼の実技指導が続き、2日目のメインは藤本新風代表、初の「公開臨床ノーカット版」です。
「全身の冷え」という、なかなか手ごわい主訴の患者さんでしたが、見事な弁証と治療で、素晴らしい効果を挙げておられました。
詳細はこちら(北辰会ブログ)!!
そして2.17(土)はドクターズプライムアカデミア、「東洋医学へのいざない 生理学編⑪ 気血津液精神の生理と病理」です!
今回で、生理学編を1区切りとし、だいぶ過去講義も充実してきたので、再配信でキッチリ勉強して頂いて、次回からは隔月でゆるゆると進めていこうと思っています。
2.18(日)は北辰会本部会、2.19(月)は藤本漢祥院にて研修です。
蓮風先生も、冬季研修会で久々に会員の顔を見て、非常に元気になっておられたのが印象的でした。
2.25(日)は順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」。
今回はゲストに日本アーユルヴェーダ学会の会長である北西剛先生をお迎えして、いつもお世話になっている日本東方医学会会長、長瀬眞彦先生とともに、
「花粉症」をテーマに、インド伝統医学のアーユルヴェーダ、漢方、鍼灸の立場から知見を述べるという企画でした。
事後のオンデマンド配信も視られますので、見逃した方、まだ申し込んでない方はこちらから!!
今回、この企画を仕切ったのはなんと医学部の1年生!!
映像も音声も綺麗に撮れているし、しっかりと編集してあるし、素晴らしいの一言です。
未来は明るいね。
・・・てなわけで、2月も毎日数十人治療しつつ、毎週末、どっかで講演してたり、実技指導してたりします。。。笑
幸せなことです。
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2024.02.02
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2024年となり、早1か月が過ぎ去りました。
早い。。。
早すぎる。。。
以前は何かイベントに出ると、その都度ここに報告していましたが、今後は1月分まとめようかな、と思います。
月に出席しているイベントが多すぎる。。。
自分自身の講演も、常に何かのイベントの準備をしている状態です。苦笑
・・・まあでもこうやって、呼んで頂けるうちは、最大限期待に応えて参りたいと思います。
さて、1月は清明院に関わる多くの医師を招いての、上品な新年会から始まりました。笑
幸先が良いですね。(^^♪
1.10(水)には東洋鍼灸専門学校での講義が始まり、1.13(土)にはドクターズプライムアカデミアでの講義「臓腑経絡学 各臓腑経絡の相互関係」をやりました。
DPAでの臓腑経絡学シリーズも各論を終えて、佳境を迎えていますね。
1.15(月)には、静岡県伊東市まで、鍼灸学校時代の恩師(88歳!)に面会に。
学生時代はよく分からなかった話や、当時の貴重な話をたくさん伺うことが出来ました。
ああいったご高齢の先生方は、鍼灸近代史の生き字引ですから、色々な面で、もちろん今の感覚と違う部分はあれども、その話は傾聴すべきであると思っています。
本で読むよりも、全然リアリティが違いますね。
そして1.15(月)の夜は日本東方医学会のDAPAカンファレンス。
今回は清明院スタッフの樫部が「COVID-19罹患後に寝たきり状態となった高齢者の1症例」を発表しましたが、自分ところのスタッフが発表するってのは、自分が発表する以上に心臓に悪いですね。苦笑
まあ、彼女も今回で二回目の発表で、まずまずうまくいったんじゃないかと思います。
1.18(木)はDPA繋がりで、企業向けオンラインセミナー「東洋医学でプチ不調解消!」に登壇しました。
東洋医学を普及啓蒙する上では、こういう、一般人向けセミナーも大事ですね。
まずまずうまく喋れたかな、と思うので、今後も誘いがあれば、極力受けたいと思っています。
1.21(日)は北辰会本部会に出席、翌日は藤本漢祥院で研修。
今回も蓮風先生から、色々と大事なことを教えてもらいました。
1.25(木)は順天堂東医研にて「東洋医学的診断法④ 衛気営血弁証・三焦弁証」を講義。
堅いテーマですが、思いがけずいい話が出来たと思います。
また、今回は頑張っている若手の先生との新たな出会いもあり、それも嬉しかったですね。
1.27(土)は関西中医鍼灸研究会のオンライン講義を聴講。
今回の講師は浅川要先生による「爪甲診」。
爪甲診に関しては、かつて私も何度か講義していますが、この業界ではレジェンド的な存在である浅川先生の講義は流石の情報量で、初めて知ることがいくつかありましたし、
改めて鄧鉄涛(とうてっとう)先生のヤバさがよく分かりました。
1.28(日)は北辰会関東支部にて指導。
今回は本部から藤本新風代表も見えて、御自身の症例を発表して下さいました。
この日は清明院副院長の齋藤君も準講師昇格試験を受けておりまして、次世代の成長を感じることが出来ました。
1.29(月)の夜は日本東方医学会の新・中医臨床カンファレンスを聴講。
花粉症に対して、よく東洋医学を知らない医師から、病名処方的に小青龍湯という漢方薬が出ることがありますが、これを熱証傾向の人が知らずに長期服用すると、結構ヤバいことになる、ということがよく分かる症例でした。
厳に気を付けて頂きたいものです。。。
・・・と、まあこんな感じで、月に10回くらい、色々なものに参加したり、喋ったりしております。
うーん、やっぱ、ちょっと整理していかないとかな、これは。。。
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2024.02.01
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本日は告知です!!
来たる2.25(日)、毎年恒例の順天堂大学東洋医学研究会、第5回、特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!
今回も、座長を順天堂大学大学院公衆衛生学教室の谷川武主任教授にお願いしまして、日本東方医学会会長である長瀬眞彦先生、日本アーユルヴェーダ学会理事長である北西剛先生と御一緒させて頂きます。
インドの伝統医学といえばアーユルヴェーダですが、正直、私は全くの門外漢です。苦笑
でもまあ、以前から色々な先生から、チョイチョイこれに関して仄聞はしてますし、本も何冊かは持ってはいますが、キッチリと履修して、臨床に使っている訳ではない、という感じです。
ですので今回、日本で唯一のアーユルヴェーダ学会の理事長である北西剛先生からお話を伺えるのが、非常に楽しみです☆
まあ、このシンポジウムは、例年通り一般の方も御参加頂ける講演会ですから、事前の企画段階で、あまり難しい話にならないように、との配慮から、タイムリーで身近な話題である「花粉症」を題材に、
鍼灸、漢方、アーユルヴェーダそれぞれの見地から、それぞれの考え方における、共通点や相違点を採り上げて、何か建設的な議論が出来れば、と思っています。
さて、どうなるやら分かりませんが、楽しんで参りたいと思います!!
会場はお茶の水の順天堂大学、どなたでも参加できますし、医療系学生の方は無料、リアルタイム配信はないけど、アーカイブ配信はあります!!
お申込みはこちらから!!
2.25は、順天堂大学に全員集合で!!
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!