東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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一貫堂医学について 3 (臓毒証体質について) 

2018.09.10

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これまでのお話・・・

 

一貫堂医学について 1

一貫堂医学について 2      参照

 

 

 

・・・さて今日は、森道伯一貫堂医学の言う三大体質の二つ目、「臓毒証体質」について掘り下げます。

 

 

「臓毒証体質」とは、風毒、食毒、梅毒、水毒の四毒に侵された体質、だそうです。

 

 

この四毒を少し詳しく言いますと・・・、

 

 

「風毒」とは、ここではあらゆる病のもととなるようなキツイ邪気のことを言っているようです。

 

 

「食毒」とは、そのまんまですが食べ物の毒、それも急性の中毒ではなく、慢性の毒とも言えるもので、要するに肉食中心の偏った食生活や、

 

暴飲暴食の過剰な栄養だったり、また現代であれば加工食品や添加物などによる 内臓機能の低下なども広く含まれる考え方だと思います。

 

 

「梅毒」というのは性感染症で有名なあの梅毒で、現代では残念ながら増加傾向だそうです。

 

国立感染症研究所「日本の梅毒症例の動向について」

 

 

「水毒」というのは腎機能が低下して不要な水分の排出が滞って、水滞(浮腫みも含む)が起こったもののことを指しているようです。

 

 

この「四毒」が体内に蓄積し、単一に、あるいは複合して、健康を害しているようなものを、「臓毒証体質」と名付け、

 

これらすべてを「防風通聖散加減」で治療していた、というワケです。

 

 

この体質のものは、ガッチリしていて若いうちは丈夫だが、壮年期になると癌や脳卒中、痔疾や腎疾患を起こすと言われます。

 

 

診断は望診、脈診、腹診であり、

 

皮膚は黄白色、脈は実脈や堅い脈が中心で、腹は全体が堅いか、あるいは全体が軟満しているか、

 

だそうです。

 

 

防風通聖散は、以前このブログでも紹介した金元の4大医家の一人である劉完素(1120-1200)の著作である『黄帝素問宣明論方』(1172)に出て来る方剤で、

 

もともと熱のこもりやすい人が風寒邪に罹患し、「表裏ともに実」になったものに使う方剤と言われます。

 

金元の4大医家 劉完素(りゅうかんそ)   参照

 

 

実はこれ、近年になって”やせ薬”みたいに言われて、「ナ〇シトール」だの「コッコ〇ポA」とかいう商品名がついて製品化されています。。。

 

(しかし、痩せたいからといって安易に使用するのは、危険極まりないので絶対にやめましょうね。)

 

 

まあ、こういうものがよく売れるぐらい、安逸過度や暴飲暴食で実熱証、毒素をため込んでいる人が多いというのは、森道伯先生の晩年の、

 

第一次大戦後の、未曽有の好景気であった大正~昭和初期の日本と似ているのかもしれません。

 

 

しかし、私もたまにのぞかせていただき、勉強させていただいている、山口の村田漢方同薬局村田恭介先生は、そのブログの中で、

 

「特殊な状況においてしか使う必要のない、まして現代においては全く必要のない、支離滅裂に近い配合」

 

と断じておられます。(笑)

 

 

 

・・・うーん、この辺、漢方家からしてどうなんでしょうね。

 

 

まあ、防風通聖散の方意を見ると、表は風邪邪実、裏は腸胃の湿熱の実、で、表は疏風して裏は清利湿熱で、表裏双解剤、というわけですから、鍼ではどうやるのが近いでしょうかね。

 

 

外関や合谷やりながら、上廉で下すような感じ?しかも養血や和中の穴処も加える??

 

 

あるいは上腹部の沈んだ実をややキツ目に瀉すか??

 

(これだと難易度は高いね。)

 

 

まあ、確かなのは、防風通聖散も、単に痩せようと思って長期に服用するなんてのは、バカ丸出しだね。(苦笑)

 

 

毎日、メシ減らして走ってりゃ、絶対痩せます。

 

 

漢方薬のそういう使い方を聞いたら、天国で森道伯が泣いているでしょうな。

 

 

 

続く

 

 

 

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一貫堂医学について 2 (瘀血証体質について)

2018.09.09

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前回、一貫堂医学の基本中の基本である、「三体質・五処方」を紹介しました。

 

 

今日はこのうちの「瘀血体質」なるものについて少し掘り下げましょう。

 

 

「瘀血」という病理産物については、東洋医学では誰でも知っているような重要な概念で、このブログでもチョイチョイ登場しています。

 

「瘀血」を含む記事 参照

 

 

まあ要するに、「使いもんにならん、停滞した血(けつ)」のことです。

 

 

あらゆる病気、症状に関わり、あらゆる病気、症状を治りにくくする、病理産物であります。

 

 

一貫堂医学では、これを叩くことを治療、予防の3本柱の一つとして、非常に重視してるわけです。

 

 

一貫堂のいう瘀血体質というのをもう少し詳しく述べると、要は「体内に停滞した血液を持っている者」のことであり、血液の多くは腹部にあることから、

 

腹部、それも下腹部、骨盤内(それも左側)に瘀血が停滞しやすい、特に閉経後や月経不順のある婦人に多いと考え、皮膚の色、脈診、腹診などで判断するようです。

 

(皮膚は赤ら顔、爪は暗赤色、あるいは貧血して黄白色、脈は細実、腹は臍周に緊張、腹直筋が緊張など)

 

 

瘀血体質の患者がかかり易いのは脳溢血、片麻痺、喘息、胃腸病、肝臓病、肺結核、痔疾、淋疾、精神疾患、婦人病などなど、とのことです。

 

(幅ひろー(゜o゜))

 

 

・・・で、これらを通導散加減で治療します、と。

 

 

通導散というのは、中国明代、16~17世紀を生きたと言われる龔廷賢(きょうていけん 生没年不詳)の著作である『万病回春』に所収されている処方で、

 

現代でも超有名な駆瘀血剤(瘀血を取り去る薬)です。

 

 

この『万病回春』は、江戸時代の日本人の医師に広く読まれた古典であり、極めて実践的な内容で、あの和田東郭や、原南陽も高く評価しているそうです。

 

和田東郭という人物

「原南陽(はらなんよう)」という人物   参照

 

 

つい最近、1989年になって、大塚敬節先生の指示を受けた松田邦夫先生全訳解説本を出版されたことでも知られています。

 

 

この通導散は、『傷寒論』の陽明病の薬として有名な大承気湯当帰、紅花、甘草を加えた加味承気湯に、さらに蘇木、枳殻、陳皮、木通を加えたもので、

 

気の停滞、瘀血を取り去る力の強い薬です。

 

『万病回春』の原文には”童便、黄酒各一鍾で温服すべし”とありますが、”童便”ってまさか。。。( ;∀;))

 

 

・・・で、私は鍼師ですので、さてこれを、鍼でやるならどうするか、という問題にぶち当たる訳ですが、北辰会では瘀血証には三陰交、膈兪、血海、臨泣などを瀉法で使いますが、

 

通導散のイメージに一番近いものとなると、この中では臨泣でしょうかね。。。

 

 

 

ただし「上手にやれば」ですね。(ΦωΦ)

 

 

 

続く

 

 

 

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(一社)日本東洋医学会に参加してきました!

2018.08.07

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清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

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8.5の日曜は、宮城県仙台市、東北大学で行われた、(一社)日本東洋医学会に参加してきました!!

 

 

今回の内容は

 

「漢方医学教育協議会@東北」

 

ということで、

 

「医学部における東洋医学教育を今後どうするか」

 

というのがテーマでした。

 

 

もちろん、僕は医学部での東洋医学教育に関しては、全くの部外者で、当事者ではないんですが、(一社)北辰会や、いくつかの鍼灸専門学校や、このブログ上で、

 

かれこれ10年くらい、しつこくしつこく、東洋医学の重要性、必要性を説いている立場上、個人的に興味のあるところなので、聴いてきました。

 

 

会場に入って、まず感じたのは、

 

1.重要なテーマなのに、人数が少ない

 

2.年配の先生が多い

 

3.会場が綺麗(東北医大、やっぱデカい)

 

これでした。(苦笑)

 

 

1日通しての感想は、やはり東洋医学の教育サイドには、優秀でアツい先生は単体ではいても、それが全体的な、大きなうねりにはなっていないのを感じました。

 

 

内容としては、まあ僕が正確に聴けていれば、の話ですが、まず現状において、全国に医学部が82校あって、その中で、東洋医学に関するカリキュラムは、

 

最低で4時間(240分=90分+90分+60分)入れることになってはいるが、各医学部によって、内容や分量はマチマチで、中には三潴忠道(みつまただみち)先生のいらっしゃる福島県立医大のように、

 

20時間以上組み込まれてあり、しかも実技(腹診や脈診、漢方を煎じるなど)の実習まである学校もあれば、講師の不足や、予算の問題などで、

 

鍼灸については(漢方についてもなのかな?)全く実施出来ない学校もあったり、そもそも最低限必要な内容(共通カリキュラム)というのが定まっていないため、

 

学校によって、講師によって、やっている内容も分量もバラバラ、従って国試にも出題されない、と、まあ問題山積のようです。

 

(これで、国試を通って医師にさえなれば、漢方が処方でき、鍼が打てるというのだから、恐ろしい以外の何物でもないです。。。)

 

 

・・・で、この現状を少しでも改善、打開するために、まずは基本となる共通カリキュラムを作ろう、ということで、2015年から聖マリアンナ医大松田隆秀教授を中心に、

 

「漢方医学教育協議会」という協議会を立ち上げており、今回は、基本となる講義のひな形を作ったので、それを発表してみる、という試みの会だったようです。

 

 

で、90分の講義を二つと、60分の講義を一つ、拝聴いたしました。

 

 

具体的内容については、まだ協議中であり、今回のはあくまでもたたき台、とのことなので、ここでは伏せます。

 

(講義の中に”鍼灸”の文字があったので、若干ホッとはしました。(苦笑))

 

 

で、最後に各大学の先生方での総合討論がありましたが、ここでの問題は、大きくは講師不足の問題、予算の問題、でしたかね。

 

 

でもここで感じたのは、何年経っても東洋医学の基本は変わらない訳だから、予算の問題で講師が呼べないのであれば、座学講義についてはEラーニングを大いに活用すればいいと思うし、

 

鍼灸についても、既存の鍼灸学校や鍼灸師会、煎じの実習なんかは薬剤師会や、薬剤師の先生方の中で東洋医学の勉強、実践を行っている団体等に声をかければ、

 

全て解決という訳にはいかないにせよ、何とかなることも多いように感じました。

 

 

そういう、すぐに依頼できるような横の繋がり、相互関係、スキームが、まだまだ十分に構築されていないように感じましたね。。。

 

 

・・・まあ正直、僕自身の経験から言えば、いっぱしの漢方医、鍼灸医になろうと思ったら、毎日、東洋医学の勉強と臨床をビッチリやって5~10年はかかると思います。

 

(少なくとも鍼灸は間違いなくそうです。)

 

 

だから、もし国民のために本気で東洋医学振興をやるなら、東洋医学専門の医学部、東洋医学専門の病院を作らなきゃいけないぐらいが本当なんだと思いますが、

 

それは非現実的でしょう。(苦笑)

 

 

明治政府の漢方医学廃止政策が、まあ今でもこうやって生きてるわけです。

 

 

・・・と、嘆いていても始まらないので、じゃあ出来る範囲で、西洋医学一辺倒の医学部の中で、キチッとした東洋医学を、まずは教育しましょう、

 

そのために皆で知恵を出しあいましょう、ということな訳ですから、この動きは、一先ずはいいんじゃないかと思っています。

 

(ただ、鍼灸師、薬剤師も、もっと巻き込んだ方がいいとは思いましたが。)

 

 

あとは時間をかけて、世界情勢も鑑みながら、徐々に徐々に医学部内での東洋医学に関する法定のカリキュラム数を増やして、やがて医師国試にも出るようになれば、

 

学生の側にも、真剣に学ぶものが増えるでしょう。

 

 

まあ仕方ない、こうやって地道に進めていく他ないよね。

 

 

これはまだまだ一生かけて、開拓しがいのあるところだなーと思いましたね。(゚∀゚)

 

 

あと個人的には、「漢方医学」教育協議会じゃなくて、「東洋医学」教育協議会にして欲しいと思いましたけど。。。

 

(意図的に鍼灸が蚊帳の外に置かれているような感じがしますんで。。)

 

 

そもそもが狭い中で、さらに分離しててもしゃーないっしょ。

 

 

 

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(一社)北辰会エキスパートコースに参加してきました!!

2018.05.15

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5.13の日曜日は、大阪で行われた、(一社)北辰会エキスパートコースに参加してきました!!

 

 

今回、午前中は実技訓練。

 

 

尊敬する、傷寒論のマエストロ、愛媛の水本淳先生に治療していただきました。

 

 

水本先生の話は非常にサクサクしていて分かりやすい。

 

 

並みの漢方家では太刀打ちできないレベルの、『傷寒論』に関する深い御見識をお持ちです。

 

 

そして鍼もよく効きます。

 

(水本先生の鍼を受けたのは初めてかな・・・?)

 

 

北辰会に脈々と続く『実践から理論』の精神を感じました。

 

 

そして午後は藤本新風先生による刺鍼実技デモ。

 

 

新風先生の鍼は、先生のキャラの通り、カミソリのように繊細です。

 

 

師匠であり御尊父でもある蓮風先生の鍼を十分に踏まえて、その上で独自の鍼の世界を表現しておられるなあ、という感じがしました。

 

 

最後は関東支部の若手期待のホープである坂井祐太先生による症例報告「頚痛、腰痛」

 

 

まあ、主訴としてはありふれた症状ではありますが、既往歴を見るとなかなか興味深い。

 

 

しかもそれを、打鍼で治療したという、珍しい症例です。

 

 

患者さんからしたら、頚と腰が痛いのに、お腹に刺さない鍼をして、しかもなんか知らないけどコンコンと木槌で叩いて、腰や首が治っていくというのは、

 

摩訶不思議な世界だったんじゃないでしょうか。(笑)

 

 

今年は11月に大阪で行われる日本伝統鍼灸学会でも、日本独自の技術である打鍼や腹診に、大いに焦点を当てた発表がたくさんなされることと思います。

 

 

昭和中期以降の日本で、打鍼を世に大きく広めたのは、北辰会の影響は非常に大きいと思います。

 

 

こうやって東京の若手にも、脈々と北辰会方式打鍼術は受け継がれていきます。

 

 

また今回の症例発表は、大変多くの質問が出たのが良かったと思いました。

 

 

色々な質問がありましたが、皆さんいよいよ本気になってきている、ということでしょうかね。

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。7

2017.12.14

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これまでのお話

 

「紅汗」について考えてみましょう。

「紅汗」について考えてみましょう。2

「紅汗」について考えてみましょう。3

「紅汗」について考えてみましょう。4

「紅汗」について考えてみましょう。5

「紅汗」について考えてみましょう。6  参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『宋本傷寒論』の「辨不可發汗病脉證并治第十五.」の条文

 

 

さて、ここには

 

「動氣在右.不可發汗.發汗則而渇.心苦煩.飮即吐水.」

 

と、出てきます。

 

 

簡単に訳しますと、

 

「腹診して、おへその右側に堅さや動悸などの異常が出ている人を、発汗させてはいけない。発汗させると鼻血が出て喉が渇いて、胸が苦しくてイライラし、

 

水を飲んだらすぐに吐いてしまう。」

 

となります。

 

 

誤治を戒めているわけです。

 

 

恐ろしいですねー。( ゚Д゚)

 

 

おへその右側に異常があるお腹については、鍼の聖典として有名な『難経』の16難の中に出てきます。

 

 

引用しますと、

 

「假令得肺脉.・・・其内證.齊右有動氣.按之牢若痛.・・・有是者肺也.無是者非也.」

 

と出てきます。

 

(中略しています。)

 

 

簡単に訳しますと、

 

「脈診をして、肺が病んでいるとしたら、・・・おへその右側に気の動きの乱れがあり、堅くて、圧すと痛む。・・・これがあってはじめて肺の病と言える。」

 

となります。

 

 

ある種の肺の病に対して、発汗させるということは、かえって肺を傷めてしまい、良からぬ変化が起こるぞ、ということです。

 

 

・・・ただ、この記載はあまり杓子定規に、教条主義的に扱うべきではなく、場合によっては発汗させることで回復する肺の病もあるんじゃないかと思います。

 

 

肺の病で、しかもおへその右側に異常があるものは、発汗法を用いる時には注意が必要、と思っておけばいいでしょう。

 

 

弁証上は肺の陰虚がないかどうか、ですね。

 

 

肺病は非常に繊細さが要求されるというのは、日常の臨床で良く思うことです。

 

 

 

続く

 

 

 

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バカにされた経験

2017.12.11

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20代前半の頃、東洋医学の医者になりたいと意気込んで、毎晩、目を爛々とさせながら、夜中まで勉強して、日曜日は勉強会に行って、

 

空いた時間は先輩や、気になる治療院に治療を受けに行き、分からないことは先輩に聞きながら、必死になって東洋医学を身に付けようとしていた。

 

 

・・・でも、現実は厳しくて、患者さんは誰も、僕の出来損ないの東洋医学なんて受けようとしてくれなかった。

 

 

毎回、分からないなりに脈を診て、舌を診て、腹診をして、

 

「肝臓がどうのこうの」

 

とか、

 

「腎臓がどうのこうの」

 

とか、

 

「東洋医学ではどうのこうの」

 

とか、よく意味の分からない説明をしては、手先や足先など、症状と全然関係ない場所に鍼治療するのだが、ある日、ご高齢の男性患者さんから言われた。

 

「あのさー、そんなんどうでもいいから、早く肩もめよ。」

 

と。

 

僕が、

 

「いや、でも内臓の不調も考えて、根本的な治療をしないと・・・、」

 

と食い下がると、

 

「腎臓だの肝臓だのは、病院のそれ専門の先生に診てもらうから、別にアンタに診てもらわんでもいいよ。」

 

と言われた。

 

 

僕は歯を食いしばって、

 

「そうですか、分かりました。」

 

と頭を下げて、悔しさで震える手で、その患者さんの肩をもんだ。

 

 

一人で群馬から東京に出てきて、友達もいない中、そんな惨めな日々だった。

 

 

 

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日本伝統鍼灸学会のルーツ

2017.11.10

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最近、他流派の先生方と交流させていただくことが多い。

 

(飲み会で(笑))

 

 

ありがたいことです。

 

 

特に、「伝統鍼灸」系の先生方と交流させていただくことが多いです。

 

(今後は東洋医学に興味のある医師や、西洋医学系の先生方ともガンガン行きたいですね。)

 

 

僕も所属している「日本伝統鍼灸学会」

 

 

この学会がこの名称になったのには、それなりの経緯があります。

 

 

それに関して、日本伝統鍼灸学会のHPに簡単に書いてあります。

 

こちら 参照

 

 

まあ要は、昭和48年(1973年)に、岡部素道先生経絡治療研究会(のちの経絡治療学会)と、福島弘道先生東洋はり医学会が協力して、

 

相互の学術交流と親睦を図る目的で結成されたのが、日本伝統鍼灸学会の前身である日本経絡学会、ということです。

 

(経絡治療学会と東洋はり医学会は、現在でも伝統鍼灸系の大変大きな団体として存在します。)

 

 

日本経絡学会結成の前年(1972年)に、日中国交正常化があり、昨日書いた、北里大学に東洋医学総合研究所の鍼灸治療センターも出来たわけですね。

 

北里大学、東洋医学総合研究所にて研修してきました!! 参照

 

 

1970年代~1980年代というのは、日本国内では、中国がアツかったんでしょうかね。

 

(その背景には、また色々あるようですが、ここにはあえて書きませんので、ぜひ色々調べてみてください。)

 

 

・・・で、それからずいぶん時代が下って、「日本経絡学会」への参加団体もどんどん増えて、20以上の団体(流派)の集合体になっていき、

 

平成8年(1996年)に至って、上記のHPに書いてあるような理由から、「日本伝統鍼灸学会」という名称になった、という流れのようです。

 

 

・・・で、その名称変更から20年以上経った今、「日本の伝統鍼灸」の今後の方向性をどうしていくか、世界情勢も鑑みて、再考する時期じゃないでしょうか。

 

 

参加団体の世代交代も、どの団体を見ても進んでおります。

 

 

そして、次世代の先生方は、なんかみんな普通に仲いい。(笑)

 

 

お互いを尊重し、話を聞こうという空気感があります。

 

 

こないだの金沢で行われた日本伝統鍼灸学会の学術大会での、藤本新風先生の実技は、次の流れの萌芽を感じさせてくれました。

 

 

もちろん、色々な意見があっていい。

 

 

色々な立場があっていい。

 

 

ただ、これだけインターネットが普及し、飛行機での交通網が普及し、これだけ世界が時間的空間的に狭くなっている中にあって、世界のよそ様から見た時や、

 

国内で鍼灸師や医師、薬剤師に伝統鍼灸を教える時には、伝統鍼灸医学の総体としてきっちりと「こうですよ」と示せるものがあった方がいいんじゃないか、

 

とは思いますね。

 

 

日本伝統鍼灸の方法論や理論は現状、玉石混交状態であり、全く統一されておらず、エビデンス的にも極めて不透明、しかも現状の実際の医療現場では、

 

数の上では鍼灸整骨院や整形外科のリハビリ室で行われるような、経絡経穴ではなく、筋や神経を意識した、西洋医学的な局所治療が主であり、

 

世界から見た、日本伝統鍼灸の特異点としては、歴史的事実から腹診法や打鍼術、管鍼法が挙げられるが、それに対する考え方や手法もバラバラ。

 

 

まあただ総じて、患者さんをよーく触って診断しようとする点や、ただ押さえた際の圧痛などのハッキリとした指標だけでなく、寒熱や虚実などの、

 

皮膚表面の微細な変化や、脈の微細な変化を触知して診断しようとする点が日本独特である。

 

 

・・・ってな感じでいいんすかね??

 

 

日本の伝統鍼灸は実際の医療現場では数の上では少数派ですが、とりあえず繊細なんですけどネ、どうすかね?・・・みたいな??

 

 

僕としては共通の理論と用語は、世界情勢に合わせてTCM(中医学)のものを採用しつつ、それぞれの良さ、個性は中医学の用語で説明する、

 

出来ないならできない理由を明確にする、ということでいいと思うんですがね。

 

 

もちろん、日本の資格制度や医療現場等々に、中国人が我が物顔で入り込んできて、日本独自の鍼灸の考え方を認めず、日本の鍼灸師がやりにくくなるみたいな、

 

そんな状況は大反対ですよ。

 

 

ただねえ、WHO、ISO含め、世界基準を度外視することはしない方がいいでしょうよ。

 

 

反対派の人は、ヤダヤダ言ってるばっかりじゃなくて、他にもっといい方法があるなら伺いたいくらいなんですがねえ。。。

 

 

日本伝統鍼灸学会も、結成から40年以上たってますんで、50周年あたりを目処に、その辺、考えた方が良くないすかねえ。。。

 

 

 

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刺さない打鍼か、刺す打鍼か。

2017.11.01

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今日、学校で「夢分流腹診」に関して講義してきました。

 

 

北辰会方式では、腹診に関して、実際の臨床では古典に基づく色々な考え方を重層的に運用していますが、中心となるのが「夢分流」の考え方です。

 

 

これまで、このブログでも、「夢分流」「打鍼」については何度も何度も触れています。

 

「夢分流」を含む記事

「打鍼」を含む記事 参照

 

 

北辰会では、今から50年ほど前から、もともとの古典に書いてあった通りの打鍼の道具を作り、実際に試してみたけど、先の尖った鍼を、鉛の入った、

 

打面の重たい木槌で叩く手法は、相当上手にやらないと、患者さんに痛がられることが多く、使いにくい、これでは一般的に普及させにくい、

 

ということで、先端の丸い、太い短めの鍼を腹壁に当てて、一本の木から削り出した木槌でコンコンと叩く、というやり方を採用するようになりました。

 

 

現在では、他流派の先生なんかでは、もともとの古典に書いてある通りの先の尖った鍼で、

 

「刺す打鍼術」

 

を使っておられる先生もいらっしゃるようですが、これはこれで良いです。

 

 

むしろ

 

「それでなくてはいけない場合」

 

というのはどういう場合なのか、というところが興味深いです。

 

 

こないだの金沢の日本伝統鍼灸学会でも、清明院元副院長の松木先生がこの辺の話を発表していましたね。

 

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!!(1日目編)

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!!(2日目編)   参照

 

 

・・・まあ、「腹診」「打鍼術」というのは世界の中でも日本独特の技術であり、共有財産でありますから、みんなで一生懸命研究して実践して、

 

それで患者さんが助かりゃ何より。(゚∀゚)

 

 

ザッツオール。(゚∀゚)

 

 

流派とか多様性とか、解釈の分かれるところとか、大いにあっていい。

 

 

どんどん議論でもコラボでもすりゃあいい。

 

 

あとは全員、口ばっかでやってねえで、毎日患者さんやって、症例を出しゃあいい。

 

 

 

・・・で、内外の批判を仰いだらいい。

 

 

 

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日本の鍼灸をガラパゴス化させてはならない

2017.09.04

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こないだ、「日本固有の伝統鍼灸」って何なんすか??という記事を書きました。

 

 

また、ずいぶん前になりますが、日中韓の三か国で、東洋医学の用語や理論の標準化を進める会議に出ておられる先生の講演会に行ってきました。

 

日本東洋医学会   参照

 

 

そこで印象的だった、

 

「日本鍼灸のガラパゴス化」

 

という言葉。

 

 

中国では東洋医学をやっているのは中医師、韓国では韓医師。

 

 

欧米でも、今やガンや精神疾患などに、鍼灸を推奨する病院は多いとか。

 

 

日本くらいですな、こんなに扱いが低いのは。(笑)

 

 

国民の多くは、鍼で色々な病気の治療が出来ると思っていませんから、病気があって、病院の治療で治らなくても、まず鍼灸院に来ません。

 

 

鍼灸師の側にも、色々な病気に対応できるレベルの技術を持った先生は少ないでしょう。

 

(てゆーか、ほとんどいねえー)

 

 

だから誇大広告打ってみたり、姑息な手段を使って、

 

「あぶく銭」

 

を血眼になって追いかける鍼灸師が後を絶たない。

 

 

江戸期、江戸医学館の先生方の東洋医学の文献研究は世界最高峰だったことは、ほとんど誰にも知られていません。。。

 

(しかもその先生方が残した本の多くが海外(中国、台湾)に流れているという恐ろしさ。)

 

 

打鍼も腹診も管鍼法も、日本発祥じゃい!!( ゚Д゚)

 

 

このまま、日本だけガラパゴス化させてはならないと思います。

 

 

ヤル気あるみんなで、協力してやらないと。

 

 

 

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「検査しなければよかった」

2017.08.04

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たまに、患者さんがおっしゃる。

 

「検査したら〇〇が見つかりました。すごくショックです。検査しなければよかった。。orz」

 

と。

 

 

・・・さてこんな時、どうしますか?

 

 

そもそも、その検査自体、こちらが勧めた検査だったら、どうしますか?

 

 

例えば、出血でも痛みでも痺れでも、ある症状がなかなか治らない患者さんがいたとする。

 

 

でも、東洋医学的な所見(脈診、舌診、腹診、背候診など)に大きな問題がなく、鍼灸治療後の反応からしても、問題ない。

 

 

そこで、

 

「大丈夫だと思いますので、もう少し治療しながら養生して、様子を見ましょう。」

 

と声をかける、こんなことは、鍼灸院では日常茶飯事でしょう。

 

 

しかし、それでもその症状が取れてこなければ、患者さんの不安は募るばかりです。

 

 

現代は、手に持っているスマホで、インターネットで自分の症状を打ち込んで調べたら、なんでも出てきます。

 

 

ちょっとした症状でも、ガンの可能性、難病の可能性などなど。。。(苦笑)

 

 

鍼灸治療や、鍼灸院に対するマイナス情報だって、溢れかえっています。(苦笑)

 

 

そこで、

 

「先生は大丈夫と仰るけど、本当ですか?ガンじゃないんですか??難病じゃないんですか???」

 

と始まる。(笑)

 

 

不安が、術者への信頼感を上回ってくるわけです。

 

 

こうなると、その症状を、こちらの治療によって、治療直後に明らかにスパッと取らないことには、患者さんの不安は払しょくされません。

 

(因みに、取ったとしても、払しょくされなかったりします。(苦笑))

 

 

そういう場合、デッドロックを回避するために、清明院ではほとんど、

 

「では病院で、精密検査してみたら?」

 

と勧めてしまいます。

 

(もちろん言いっぱなしではなく、良さそうな病院を探してあげて、紹介状を書くことがほとんどですが。)

 

「紹介状」を含む記事 参照

 

 

そして、検査をした。

 

 

ガンや難病ではなかったが、思いがけない病気が判明した。

 

 

それがショックで、また不安が募る。

 

 

これが患者さんです。(笑)

 

「不安」の原因

不安と焦りと病

「不安」と「症状」(その2)   参照

 

 

そこで、最終的には、心身一如や、ポジティブシンキングを説くのが吉。

 

(説くならね。)

 

 

常に治療者は患者さんより先回り出来ていないと、仕事にならない。

 

(特に東洋医学の場合は。)

 

 

現代は、触れたくない情報には触れない方が幸せとか、見ない方がいい気がするから見ないとか、見るなとか、そういう考え方を患者さんに説いても、非常に弱い。

 

 

ほぼ無理でしょう。

 

 

インターネットは、すげえ力です。

 

 

また、適正な検査も、重要です。

 

 

ただ、検査だけで、何かが治るわけではない。

 

 

要は使い方です。

 

 

僕はそう考えています。

 

 

デッドロックを避けながら、上手に話を進めて、適正に治療を進めていけば、ほとんどのものは何とかなります。

 

 

 

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