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これまでのお話し
「腹哀」という経穴 ④ 参照
◆夢分流腹診で言うと「肺先」に位置する。
前回、「腹哀」穴のすぐ上には「日月」穴と「期門」穴があり、これらは「膈」と大きく関わる経穴である、という話をしました。
「膈」については北辰会でも非常に重視していますが、『経方医学』で有名な、京都の江部洋一郎先生の考え方も参考になりますので、興味のある方は読んでみるといいと思います。
(『経方医学4』小柴胡湯のところに詳述されています。)
夢分流の腹診では、「腹哀」穴の位置は「肺先」と呼ばれます。
さて書こうかな、と思ったら時間が無くなったので、また今度。(゚∀゚)
続く
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2019.01.26
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これまでのお話し
「腹哀」という経穴 ② 参照
◆「哀」をどう考えるか。(続き)
小田規矩之介『経穴名辞攷』によると、「哀」の字に関しては『礼記』月令の
「其の音は商」
を引用し、五音(角、 徴、 宮、商、 羽 かく、ち、ぐう、しょう、う:西洋の音階でいうとミ、ソ、ド、レ、ラ)の中の「商(つまりレ)」が、この場合商星(さそり座のα星(アンタレス)とその前後のσとτをあわせた3星、転じて西方、陰)を意味し、
太陰を意味することから、「悲哀の情」という意味に加えて、位置的に関門穴の外方であることから、関外の悲しさを連想させると同時に、
太陰という意味を込めたのではないかと推察しています。
このように、小田先生はこの
”腹哀の横並びに重要経穴たくさんあるよね問題”
に着眼して下さっており、そこには腹直筋の第二腱画があることから、足太陰脾経の流注が下肢から上行してきて、大横穴から内上方に上行し、
商曲穴を通り、建里穴から第二腱画を通って外方に、石関、関門、腹哀と流れることを表している、と考えておられるようです。
(”腱画”に着眼するあたりは、西洋医っぽいですね。(^^))
小田先生は関門より内側を王畿(王様が実際に統治するエリア)とし、胸部を紫宮(天子のいるところ、日本で言えば皇居)を表していると考えておられるようです。
王畿と紫宮は膈で遮られ、王畿の内外は「関」で仕切られる、というワケです。
そして腱画は気の通り道と考えた、というワケですね。
・・・ということは、腹哀、関門から中に邪が移動するか、外に邪が移動するかは、腹診における超重要問題になります。
続く
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2018.12.18
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16日の日曜は、大森にある東京衛生学園で行われた(一社)北辰会関東支部主催、代表特別講演に参加してきました!!
今回、藤本新風先生が新代表に就任してから初の関東支部講演です。
歴史的瞬間ですね。(゜レ゜)
しかも今回は、中医学的な鍼灸漢方を教える団体である三旗塾塾長の金子朝彦先生もご参加いただき、非常に貴重な会となりました。
実は来年、平成最後の年の3.17、北辰会代表の藤本新風先生が、三旗塾のセミナー(オープン講座)で講演します。
日本で、中医学をベースとした、日本的な鍼灸治療を行う流派同士が、このように健全に交流することは、これまでになかった、大変喜ばしいことです。
毎回、関東支部のこのイベントは、他団体の先生方や、他業種の方が参加されるのも面白いところですね。
今回も医師の方、看護師の方から、教育学博士から、以前清明院に見学に見えた千葉大の鍼灸師の先生、慶応の医学部で講義をなさっている先生から、
他の鍼灸学校の学長さんまで、幅広い業種の先生方が参加されました。
素晴らしいことです。
午前中は尾崎真哉支部長の「腹診・打鍼の歴史」。
膨大な情報量を、コンパクトにまとめて、一生懸命喋っておられました。
今回の尾崎先生の講義は、実は資料をまとめていく段階から関わらせていただきましたが、現在判明している範囲での、腹診、打鍼に関する歴史認識の内容は、
ほぼ網羅されていたんじゃないでしょうか。
あの講義資料は、良くまとまった、超貴重なものだと思います。
午後一は私から「腹診・打鍼の重要点」。
・・・まあ、この講演会は他業種や学生さんから、中堅から先輩から大先輩まで、全レベルの聴講者がいらっしゃる講演会なので、せっかくなら、
初心者からベテランまでが、みんな満足納得できる内容にしたいなあ、というのが最初にありました。
・・・で、私なりに腹診打鍼の重要点を箇条書きにして設定し、それを喋っていく、という構成にしました。
アンケート的には、おおむね好評いただけて嬉しかったです☆
最後は新風先生による「腹診・打鍼の実技披露」。
昔から知っていますが、新風先生の指導、教育にかける情熱は尋常じゃないです。
前代表で北辰会創始者である蓮風先生が臨床でやっておられることを、非常に上手に言葉にして表現し、あれに近づくにはどうしたらいいか、
そのためにはどのように指導していくべきか、という問題を、非常によく考えておられます。
新風先生になってから、「指導の実際」をみんなに見てもらう、というのをやっています。
指導を受けた受講者の手つきがどう変わるか、というのを見せています。
これは非常にユニークな試みで、業界初の試みなのではないでしょうか。
そして最後は打鍼実技披露。
スタッフの動きがまだもう一つ慣れず、ちょっとバタバタしましたが、相変わらずの繊細な手技で、モデル患者さん三人ともに、バシッと直後効果を出しておられました。
聴講者へのインパクトは絶大だったんじゃないかと思います。(^^)
・・・さて、これにて、公式な大仕事はほぼ終わりです。
あとは明日の東洋鍼灸専門学校での講義、木曜日の秘密の特別講義を終えたら、年内の講義は終了です。
あとは最終週、事務的な院長業務を終わらせて、今年も終了です。
・・・いやー、早いねー☆(;’∀’)
来年も楽しいことやりたいねえ~~(ΦωΦ)
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2018.12.15
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あっという間に、明日は年末恒例のイベント「北辰会関東支部主催代表講演」のお時間です。(゚∀゚)
しかも明日のテーマは1日通じて「打鍼・腹診」です!!
「打鍼」を含む記事 参照
今年は伝統鍼灸学会でも「打鍼」が一つの大きなテーマでした。
WFAS以来(まあそれ以前から)、
「日本の鍼灸とは何ぞや??」
というテーマがそこかしこで叫ばれています。
これの具体例の大きなものが「腹診・打鍼」でしょう。
・・・さーて、今年最後の大仕事。
(実は来年に繋がる可能性のある大仕事的なものがもう一つあったりするんですが。。。)
色々、いいこと喋りまっせ~~(゚∀゚)
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2018.11.30
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ここまでのお話し
難しい会議が、なんと90分もかかって30分押しで終わり(苦笑)、今大会のメインテーマでもある
「日本鍼灸のアイデンティティ」
というシンポジウムを聴きにメインホールへ。
NAJOM(『北米東洋医学会誌』)の副編集長であるスティーブン・ブラウンさんの話の途中(終わりかけ)から参加しました。
結論としては、ちょっとよく分かりませんでした。。。(苦笑)
最初から聴かなかったのもあるんですが、けっきょく、結論が出たんでしょうか、これ??
というか「日本鍼灸のアイデンティティ」とはこういうことだー!!というのが、伝統鍼灸学会レベルで色々討論して、結果的に出せたとして、
それをどうするんでしょうか・・・?
何をどうするために、その概念を用いるんでしょうか・・・?
なんかちょっと、モヤモヤしました。。。(^^;)
(今度呑んだ時に、登壇者の一人である横山 奨先生に聞いてみよ☆)
打鍼法、管鍼法などの独特の刺鍼法があって、繊細で個性的な診察術としての腹診術とかがある、ってのがまあ日本鍼灸独特の具体例で、あとはもう、
細かい学術の方は流派乱立、百家争鳴状態になっているのが現状、でいんじゃないすかね?
社会的にみても、鍼灸の保険医療化推進などの業団もバラバラ、学術研究機関である学会や大学もバラバラ、現場では湯液と鍼灸もバラバラ、しかも湯液の中もバラバラ、鍼灸の中もバラバラ、
結果的に日本の東洋医学は、国民にあまり正当に認知されているとは言えない、というのが実情なんじゃないんでしょうか。
(それがアイデンティティと言えなくもないような。。。(苦笑))
日本国内で、法とか制度を作っていくのには、あまりにもまとまってなさすぎる。
その点では、中国は資格制度的にも、共通理論、共通用語、大学も、湯液と鍼灸も、マンパワー的にも、一応はまとまっているんじゃないすか?
(まあ僕もそこまで詳しくないし、内部ではもちろん色々あるんだろうけども。)
だから今後、もし世界基準策定とか法整備を進めるなら、それをリードするのは普通に中国の考え方になるんじゃないすかね・・・?
まあ、注視しましょう。(ΦωΦ)
・・・で、最後は日中学術交流会。
中国人の先生の鍼というと、メチャクチャ強刺激で乱暴、というイメージが昔はあったんですが、近年、伝統鍼灸学会や中医学会に来て講演される先生は、
ほとんど日本の鍼と同じ、繊細でソフトな刺激の鍼ですね。
(もちろん”ヨソイキ”の鍼なのかもしれませんが。。。(笑))
ただこの実技セッションは、座学があまりにも長く、中国語が聴き取れないし、同時通訳も上手ではあったもののやっぱイライラするし、僕的には正直イマイチでした☆(苦笑)
終了後の飲み会では、和ら会の先生方とご一緒させていただき、他にも色んな流派の先生方や学生さんとお話しすることが出来て、これは大変良かったですね。
続く
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2018.11.27
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11.24、25と、大阪の茨木市、立命館大学で行われた日本伝統鍼灸学会に参加してきました!!
今回は色々と見逃せない企画や講義があったので、珍しく土曜の診療を休ませていただき、土日の二日間、朝から晩まで参加させていただきました!!
土曜しか来れない患者さん達、本当に申し訳なかったです!<m(__)m><m(__)m>
今回学んだことを、必ず治療に活かせるように精進しますので、何卒ご容赦ください。
今回は色々と感想があるので、何回かに分けて書こうと思います。
まず、1日目の朝は一般口演。
土曜の朝一なのに、けっこう人が入っているなあ、という印象。
(一社)北辰会から、奥村裕一先生、油谷真空先生のご発表がありました。
学術部長である奥村裕一先生は、数十年前から日本伝統鍼灸の打鍼、腹診に注目し、その臨床、研究を重ねて来られました。
奥村先生の研究はまだまだ続くと思いますが、今回も素晴らしい内容でした。
ただ、抄録と、僅か7分でダーッと聴いただけでは、よく理解するのが非常に大変な、重厚な内容なので、ぜひ論文化してほしいと、夜の飲み会で何度もお願いしてきました。
(苦笑・・・それでも、なるかどうか分からないけど。)
油谷先生の発表は、北辰会の実際の臨床における打鍼の活用の実態に関する発表。
北辰会の講師の先生を中心に、約80症例を集積し、分析した発表でした。
キッチリと中医学的に弁証した上で、打鍼「のみ」の治療で、一回の治療を終わらせている北辰会だからこそできた発表だったと思います。
打鍼以外にもあれこれやってたら、その効果が本当に打鍼の効果かどうか、分かりません。
しかも、実験室で被検者にやるのではなく、実際の患者さんにやって、効果が出て、良い評判が立つくらいの代物でなければ、現場での利用価値はナシ、ということになります。
まあ僕が言うと手前ミソになりますが、上記の二つを満たした、80もの症例とその内容分析がパッと出せるのは、北辰会以外に無いでしょう。
症例集積に関しては、もちろん今後は、統計学的な計算方法だったり、もっと詳細な研究方法、検討方法があると思いますので、そこは今後の課題でしょう。
(ここは研究者と組んだ方が早いかな、という気もしました。)
後の二つの一般口演も、無分流打鍼継承会の関信之先生と、いやしの道の大浦慈観先生によるご発表で、関先生の発表には清明院の元副院長、
松木宣嘉先生も関わっており、どちらも非常に興味深かったです。
画像も動画も残っていない、江戸期の打鍼や毫鍼の道具や手法を、文章と絵図からイメージを膨らませて、それを頼りに現代に蘇らせ、それを実践の中で再検討し、
現代に定着させようという、昭和初期から、過去の先生方も連綿とやってきた試みが、再び過熱しているように思えます。
とてもいいことだと思います。
明治~昭和初期まで、ほぼ断絶してしまったと言っていい日本伝統鍼灸、ここ試みから何か、大きな発見や、今よりもいいやり方が見つかる可能性は大いにあると思います。
僕も市井の一鍼灸臨床家として、出来ることをやっていこうと思います。
続く
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2018.11.06
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11.4の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!
今回は午前中は京都の木下慶治先生による「腹診」、神戸の各務裕貴先生による「背候診」と、セットで”腹背”のお話し。
腹診も、背候診も、北辰会では臨床に欠かせない超重要項目です。
今年の関東支部特別講演会でも「腹診・打鍼」がテーマです。
今月に大阪で行われる日本伝統鍼灸学会も、主要なテーマの一つは「打鍼」です。
北辰会方式のみならず、日本伝統鍼灸にとってとりわけ重要なテーマが「腹診・打鍼・体表観察」です。
午後は3時間ぶっ通しの実技訓練。
今回、3時間、各班を徘徊しながら、指導したり、先輩から指導を受けたり、先輩の指導を見たり、治療を受けたりなんだりしていましたが、
やはり臨床能力、指導力は重要だなあと、再確認しました。
・・・さて、今年も残りあとわずか。
大イベントがいくつかあります。
どれにも登壇者として関わります。
さーて、張り切っていきたいと思いまっす!!(゚∀゚)
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2018.10.19
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昨日、11.24(土)~25(日) 日本伝統鍼灸学会 大阪大会に関して告知しました。
これを読んだ人は全員来ましょう。(゚∀゚)
・・・で、告知が続きますが(苦笑)、今日は12.16(日)に開催される、毎年年末恒例の、(一社)北辰会、東京衛生学園特別講演に関して告知します!!
この特別講演は、かれこれもう10年くらい前から、毎年やっているんじゃないでしょうか。。。
10年くらい前、ある先生方との呑みの席で、パパっと開催が決まったこのイベント。(笑)
確か一発目は、北辰会関東支部の設立15周年記念特別講演かなんかだったんですよね。
以来毎年、藤本蓮風先生をお招きして、普段の定例勉強会とは違う、特別なテーマでの講演会をやってきました。
去年から、(一社)北辰会の代表が藤本新風先生に代わりまして、今後は新風先生をお招きして行う形になることと思います。
私はこの講演会に関しては、企画発案者であることもあって、全回で前座を務めてきました。
今年もやらせていただきます。(゚∀゚)
今年のテーマは何と、1日通して「打鍼縛り」です!!
東洋医学は現在、中国が国家主導で推し進めているTCM(現代中医学)をベースに世界中で教育され、広まりつつありますが、日本には、日本独特とってもいい、
優れた東洋医学の技術や考え方がいくつかあります。
カテゴリ 中医学 参照
そのうちの一つが「腹診術・打鍼術」でしょう。
「打鍼」を含む記事 参照
今回は午前中に尾崎真哉支部長から「腹診・打鍼の歴史」、
午後一は私から「腹診・打鍼の重要点」、
最後は藤本新風先生による「腹診・打鍼の実技披露」と、日本独自の「腹診・打鍼」を知る上では、この上ない内容になっております。
そして終了後は忘年会です☆
(今年もスペシャルゲストが来ますよ~~!!)
これ読んだ人は、全員来ましょう。(ΦωΦ)
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全員ロン毛の講師陣で、お待ちしております☆(*‘∀‘)
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2018.09.20
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そろそろ24節気では秋分、夏が終わり、今年もあっという間に年末が来ます。
年末といえば、恒例の東京衛生学園での(一社)北辰会、年末代表講演会です。
今年も12.16(日)にやります!!
これを読んだ人は全員来ましょう。(゚∀゚)
しかもなんと今年のテーマは、「打鍼」縛りです!!
朝から尾崎真哉支部長による「腹診・打鍼の歴史」。
午後一は私から「腹診・打鍼の重要点」。
最後は藤本新風代表から「腹診・打鍼の実技披露」。
と、朝から晩まで、ガチガチの打鍼縛りです。(笑)
今年は、11月に大阪で行われる日本伝統鍼灸学会でも、「打鍼」が大きなテーマの一つです。
(これについても、そろそろ告知します。)
「打鍼」については、このブログでも何度となく触れてきました。
・・・まあとにかく、12.16は必ず東京衛生学園に来ましょう!!
毎年そうだけど、年末講演会の内容は永久保存版、マジで絶対来た方がいいと思いますよ~!!!(*‘∀‘)
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2018.09.13
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これまでのお話・・・
前回、三大体質の最後である「解毒証体質」について簡単に説明しました。
前回書き忘れましたが、一貫堂では、この解毒証体質というのは、遺伝的要素も多分にあると考えているようです。
(だから幼児期に治療に着手することを重視してる訳ね)
まあよく言われる、「胎毒※」ってやつですね。
※胎児の間に母体から受けるあらゆる毒(病理)の総称
・・・で、実際に解毒証体質であることの診断は、基本としては望診において
浅黒い(くすんだ)皮膚の色
であり、
体格はやせ型か筋肉質、
腹診において
腹筋の緊張強く、過敏であり、特に肝経上の緊張と、肝臓部(右季肋部)の腫大があること
が重要だそうです。
さらに、小児期の「柴胡清肝散」がフィットするパターンであれば、脈診では緊脈が中心で、頚が細く、胸が狭い、腹診ではくすぐったがる、などの所見が顕著であり、
青年期の「荊芥連翹湯」がフィットするパターンであれば、望診での皮膚の色はよりどす黒く、腹診では肝経上に加えて陽明経上~心窩部にも緊張がきつく、
「竜胆瀉肝湯」のパターンでは脈診上、緊脈の他に”中湿の脈”と言われる、”ボカリボカリ”とした脈を打つ、と言われており(まあこれは難しく考えず、普通に「滑脈」のことじゃないかな、という気がしますが)、
腹証では肝経上の緊張以外に臍周~下腹部の緊張を認めるそうです。
・・・で、これを鍼灸で考えるとどうか、という話ですが、そもそも「解毒証体質」では大枠として「肝の臓の解毒の力」に着眼し、これを高める訳ですから、
治療方針は「肝の臓を上手に調整すること」に他なりません。
ただ、東洋医学のいう「肝の臓」に、生理作用としての「解毒」は特に謳われていません。
しかも東洋医学の概念には「結核毒」なんていう考え方もありません。
(そもそも”細菌”という考え方がない訳ですからね。)
東洋医学では、感染性の強い病原菌に関しては「疫癘(えきれい)の邪気※」という考え方をします。
※感染力や毒性が極端に強い病邪のこと
このように、このブログ上で、かつて再三再四に渡って述べまくったように、東洋医学の言う「肝の臓」と、西洋医学の言う「肝臓(liver)」はまったく違うもの、
と考えた方がいいので、ここを混同しないように、厳に注意したいですが、東洋医学的な「肝の臓」には「疏泄、蔵血」という重要な生理作用があり、
これが失調すれば、要するに西洋医学の言う「免疫力が低下した」状態になりますので、結核その他の感染症には罹患しやすくなるでしょうし、
逆に「肝の臓」の機能を上手に賦活化することが出来れば、結果的に体内の毒素(病理産物)を排出しやすくなりますので、まあ、東洋医学のいう肝の臓には、
「疫癘の邪気」を無害化、無毒化するような、一定の「解毒能」があると言っても、過言ではないと思います。
ただ、何度も言うけどこの辺の、概念の混同には、ホント注意した方がいいです。
(双方の意味をキチンと分かった上で、方便として運用するならいいけども)
かつて『あはきワールド』にも書きましたが、「肝の臓の機能調整」は臨床上、北辰会が最も重要視するところです。
北辰会方式では、肝の臓を調整するには数多くのパターンを持っていますが、まあそれについては、
等の書籍を精読してください。<m(__)m>
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一貫堂の言う「解毒証体質」へのアプローチでは、北辰会が持つ肝病治療の多くのパターンのうちから、温清飲的なアプローチ、つまり、肝血の不足に配慮しながら、
肝気実、肝の実熱を捌くように配穴処置をする、ということですね。
(まあ北辰会の先生でなくても、プロの鍼灸師であれば色々な配穴が思いつくでしょう)
・・・ところで、現代では結核の患者を東洋医学で診る機会はほとんどなく、温清飲にしても、そのもとになっている黄連解毒湯にしても、現代では
慢性で難治性の「アトピー性皮膚炎」の患者さんで使用している患者さんが少なくありません。
これが上手くフィットせずに、あるいは、最初は良かったけど、ある段階から全然効かない、または悪化する、という患者さんが清明院にチラホラ見えますので、
これに関しても、重要なことなので少し解説しておこうと思います。
続く
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!