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「切腹」って・・・

2010.01.28

こないだ、ニュースで、押尾学容疑者が、亡くなられた女性や遺族に対し、

「腹を切ってお詫びしたい。」

と発言した、というニュースがやってましたね。

 

なのになぜか“無罪”を主張している、という・・・。

これを見た大半の方は、

「切腹だなんて、する気もないくせに・・・。しかも無罪主張って・・・。ワケわからんわ!」

と思ったんじゃないかと思います。

 

僕もそれには同感なんですが、ふと、「切腹」というキーワードに目が止まりました。

以前、新渡戸稲造の『武士道』を読んだ時、確かこんなような一節があったと思います。

「・・・切腹は日本独特の風習で、古来より、腹には霊魂と愛情が宿ると考えた、日本人の解剖的信仰によるものであり・・・」

と。

我々東洋医学を実践する者も、日々「腹診」を行い、その技術は中国よりもむしろ日本において発達、発展した、という話は以前このブログでもしました。

⇒ 「腹診(ふくしん)」で何が分かるの? 参照

 

ここでさらにふと、

「そいじゃあ、切腹の起源て何なんだろう・・・。」

という疑問が僕の頭をかすめました。そこでネットで色々調べていくと、出てくるわ出てくるわ・・・(苦笑)

どうやら、平安末期に、源為朝(※)が切腹したのが、歴史上(記録上)初の切腹、というのが定説らしいですが、実は縄文時代に起源があるとか、

 

腸の形態から、蛇信仰と関係があるとか、諸説あるようです。

※みなもとのためとも・・弓の名手で、保元の乱で大暴れし、敗戦ののちに伊豆半島に島流しにあったが、そこでもまた大暴れし、追討にあって切腹死した武将。

 

↑↑この人の生涯は大変面白いので、ぜひ調べてみて下さい(笑)

しかしまあ、「愛情」「霊魂」の宿る腹をあえて晒して死ぬ、という責任の取り方が日本人ぽいですよねー(苦笑)恐ろしい民族・・・。

第二次世界大戦の終戦間際にも、多くの有名な将校が切腹自殺していますね。

 

(これも、明治以降の武士道教育が大きな影響を与えている、と考えられているようです。)

 

近年では、何と言っても三島由紀夫が有名ですね。

 

(まあ彼の場合はちょっとまた趣が違うような気もしますが・・。)

・・・いずれにしても、日本人は、腹部の

 

「内臓が入ってる大事なところ」

 

という意味「以外」の部分を、かなり重んじていたようです。

 

 

こういった発想から、日本人の昔の医者達が腹診術を創っていった、というのは、現在、毎日患者さんのお腹を診ている僕にとっては、大変興味深いです。

まあそれにしても、押尾学さんは切腹しない気がします(苦笑)

 

 

腹診についてはまだまだ大変興味深いところなので、またなんかあったら書こうと思います!

 

 

 

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