東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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東洋医学をやっている鍼灸院の求人がほとんどないメカニズム

2015.02.12

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清明院、相変わらず忙しいので、猫の手も借りたいです。。。

 

・・・という訳で最近、時期的なものもあってか、求人の面接を連日のようにやっております。

 


そこでよく耳にするのが、

「学校で東洋医学を教わって、あるいは受けて、あるいは本を読んで、すごく興味を持った。やってみたいと思った。

でも、実際に求人票を見てみると、東洋医学をやっている鍼灸院からの求人はほぼ皆無。あっても時給が安すぎる、

場所が遠すぎる。」

というご意見。(笑)

 

これは、私が学生であった15年前と、まったく変わりませんね。

 


自分は東洋医学が早く実践したくて、教わりたくてウズウズしているのに、それを教えてくれて、やらせてくれる職場なんて、ほとんどないのが現状でした。

 

これはー、今後も変わらんでしょうな。

 

 

これ、嘆かわしいようだけど、今では僕は「当たり前」だと思っています。

 

 


教わりたければ自分でお金を払って勉強会に行けばいいし、実践したければ自分の親、兄弟、親戚、友人、恋人などなど、片っ端から患者にしてしまえばいいのです。


(もちろん、”患者”ではなく”献体”ですから、お金なんかとらずに。)

 

少なくとも僕は鍼灸学校の1年生の時から「毎日」それをやってきました。

 


このブログにも、何度も書いているけど、ただ漫然と通って、鍼灸学校を出ただけでは、東洋医学の素人に「すら」なれません。

 


じゃあ、そこら辺の中国人や台湾人や韓国人の無資格の人たちがやっているような、当たり障りのない、医学的な裏付けのない、慰安的なマッサージぐらいならできるかというと、それすら出来ません。

 


ただ単純に触って硬いところとか冷えてるところを


「押す」「揉む」「さする」

ということすらが、です。

 

驚くべきことに。

 


3年間という膨大な時間と、約500万円という、莫大な学費を払って、です。

 

新卒者のほとんどは、「国家資格」とかいう、患者の前ではさして役にも立たない、紙っぺら一枚持っただけの、白衣を着た”ただの人”だと思います。

 

とても”お金の取れる”マッサージなんて出来ないし、ましてや、そこらの整骨院でやっているような、一般的な肩凝り腰痛膝痛に対する、

 

局所的な「筋緊張緩和のための」鍼灸すら、「まったく」と言っていいほどできません。

 


開業前の職場で、人事を任されていた時から考えて、この15年以上、多くの鍼灸学校の新卒の子の面接をしたり、雇用してきた経験から、「実感として」そう思いますね、悪いけど。

 

 


東洋医学を真摯にやっている鍼灸院の先生というのは、鍼灸という道具がいかなるものか、よく分かっています。


(少なくとも僕の知己は。)

 

ですので、そんな素人以下の人間に、自分のところの大事な大事な患者さんに、軽々に鍼なんて打たせられるわけがありませんし、時間に余裕があれば教えるのは構わないけど、

 

それを目的に出勤されても、逆にこっちがお金をもらいたいぐらいです。(笑)

 

そんなワケで、東洋医学的な鍼灸治療を懇切丁寧に教えてくれて、やらせてくれて、しかも普通に給料がもらえるような、夢みたいな現場なんてのは、存在しないんです。

 

「当たり前」ながら。

 


長くなったんで続く

 

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「百会(ひゃくえ)」という経穴 4

2015.02.08

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前回のお話


「百会(ひゃくえ)」という経穴

「百会(ひゃくえ)」という経穴 2
「百会(ひゃくえ)」という経穴 3

 

では、続きいきます!!

 

前回までで、百会穴の別名である「三陽五会」という呼称に関して、話をしました。

 

今日は百会穴が持つ、他の意味について考えたいと思います。

 


◆百会は体のてっぺんにある。

 


百会というのは、人体にのてっぺんにあります。

 


体のてっぺんで、”百脈が会する”のです。

 


ということは、”全身の気”の中でも、とりわけ”上半身の気”を動かすのに、相対的に有利じゃないか、という発想も出来ます。

 


で、そう考えてやってみると、確かに、そういう働き、側面はあるように思います。

 


ある種の肩凝りや腕の神経痛、頭面部の疾患に、百会を使って有効な場合があります。

 

しかし、人体というのは、上半身と下半身、常にその半分半分を、気血津液が縦横無尽に駆け巡って、バランスを調える力が働いているわけです。

上下は密接に繋がっているわけですね。

だから、意外と下半身の病(腰痛や坐骨神経痛や婦人科疾患や腎臓や泌尿器系や腸や肛門の疾患などなど)にも、百会を使う場合があります。

 

一番上の経穴を使って、一番下の異常を正す、という使い方もあるわけですね。

 

 

これは我々にとっての聖典である『黄帝内経霊枢』官鍼(7)というところに「九刺」という、古代の9種類の刺鍼術について記載されているのですが、ここに

 

「二曰遠道刺.遠道刺者.病在上.取之下.刺府腧也.」

 

と書いてあります。

 

 

上の病を下に取るとか、下の病を上に取るとか、そういう考え方は、2500年も前からある訳です。

 

 

しかしそれを、どうやって判断し、良好な結果を得るか。

 

ここら辺が経穴選択の妙であり、プロのみが使い分けられるところです。

 

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標治と本治

2015.01.22

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東洋医学に、「標治(ひょうち)」「本治(ほんち)」という言葉がある。

 

これについては、以前少し書いています。

 


カテゴリ 「再分析」の重要性 参照

 

 

「標治」というのは、その病の「標」を治す、という意味です。

 


「標」というのは、「現象」のことです。

 

具体的に言えば、肩凝りとか、腰痛とか、皮膚の痒みとか、生理痛とか、関節痛とか、そういう、「症状」のことです。

 

「本治」というのはその病の「本」を治す、という意味です。

 


「本」というのは、その病の「本質」のことです。

 

具体的に言えば、腎の臓が悪いとか、肝の臓が悪いとか、湿邪が悪さしてるとか、瘀血が悪さしてるとか、そういう、

「その症状が起こっている根本原因」

のことです。

 


この、「標」「本」を正確に踏まえていないと、病というのはなかなか思うように治っていきません。

 


でも、時と場合によっては「標」の方を重視するべき時期、「本」の方を重視するべき時期、というのがあります。

 


標を治療すれば、いわゆる「症状抑え」にはなります。

 


その場で肩凝りがゆるんで、楽になって患者さんが喜ぶ、でも、本質は変わってないので、またすぐ戻る、というやつです。

 


本を治療すれば、いわゆる「根本治療、体質改善」になります。

 


その場での変化はよく分からなくても、繰り返し繰り返し治療を続けていくと、症状そのものが起こりにくくなってくる、やがて完全に起こらなくなる、というやつです。

 

我々としては、当然「本治」をお勧めします。

 

しかし、治療の時間が取れないとか、経済的に厳しいとか、その場で楽にならないといやだとか、色々な患者さんがおられます。

 

そういう事も全部丸ごと含めて考えて、「標本」を考えないといけません。

 


その術者の真面目さ、拘り、柔軟性、優しさ、深さ、色々な部分が問われます。

 

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代々木公園の蚊でデング熱!?

2014.08.28

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最近、海外旅行歴のない日本国民が、70年ぶりに「デング熱」という病気に感染したというニュースが、国民に不安と衝撃を与えています。

(さらに…)

清明救急病院

2014.08.26

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清明院では、内科疾患や皮膚科疾患、婦人科疾患や精神疾患などなど、重症や、慢性の難治性疾患の患者さんが多い。

現代における鍼灸治療、鍼灸医学、東洋医学の存在意義は、こういう、西洋医学もお手上げ状態になるような疾患に有効性を示すところに、

大きな一つがあると思う。

世間で言われているような、慢性の肩凝り、腰痛、膝の痛みに、その場の痛みやコリをごまかすような、悪く言えば

”気休め目的”

でやるのが鍼灸治療、という認識は間違っている。

しかしこういう事をあまり強調すると、

「それって、経過が長い疾患だから、鍼灸の効果ではなく、その先生との信頼関係で心理的効果が働き、それで安心感から免疫力が高まったから治ったわけであり、

鍼灸そのものの効果ではないのでは??」

という批判(というか言いがかり)もないではない。(苦笑)

そこで、急性疾患はどうか。

清明院にはよく来ます。

昨日も見えました。

急性の腹痛。

言葉を発するのもしんどいほどの、上腹部の痛み。

当然ながら、徹頭徹尾、東洋医学で診立てる。

舌、脈、気色ともに、明確な逆証所見はなく、腹診上の逆証所見やデファンス(筋性防御)もない。

そこで一本の鍼。

上記所見、全て良性の変化。

しかし痛みは治療前10が治療後8程度の変化。

すこーしマシだが、まだ全然痛い状態。

時間を置いて、少し症状や所見の変化を診てから、「これなら大丈夫」と判断。

養生法を伝え、万が一悪化したらすぐに電話するように伝え、明日朝起きたら診せにくるように、と伝える。

・・・で、本日。

痛みはゼロ。

鍼灸の効果は、慢性病だけにあらず。

ごく当たり前に、治療医学。


治療医術。


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爆釣!じゃなかったけどまあ満足。。

2014.06.02

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いやー、昨日は行ってきましたよ、”リベンジマッチ”に。。。

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清明婦人科

2014.05.13

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ちょっと前から最近にかけて、立て続けに不妊治療の患者さん達が妊娠され、現在、清明院は妊婦さんが多いです。

(さらに…)

腎着(じんちゃく)? その2

2014.01.23

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前回のお話


腎着(じんちゃく)? 参照

 

せっかく触れたんで、もうちょっと掘り下げときます。

 

この”腎着証”、東洋学術出版社『中医弁証学』によると、

1、疲れて汗をかいている時に外寒を感受した場合

2、衣服が雨に濡れたり、湿地に居たりして水湿邪が侵襲した場合

3、腎経が虚冷で、なおかつ風湿の邪気を感受した場合

という3パターンで発症するそうです。

(まあ要は、これらの原因で、腰が冷えて体が重くなるのです。)

 

「痹証」と非常に似ていますが、痹証の場合は関節部を中心とした痛みであり、「腎着証」の場合は腰部や背骨の際を中心とした痛みなんだそうです。

痹証についてはスタッフブログ 痹証(その14) 参照

 

もともとこの病名は『金匱要略』という、漢方の大古典に出てきます。

『金匱要略』についてはこちら参照(wiki)↓↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%8C%B1%E8%A6%81%E7%95%A5

 

『金匱要略』には、

「・・・身体重く、腰中冷え、水中に座っているが如く、浮腫みがあるが、咽喉の渇きはない。小便がよく出て、食欲は普通のものを言う。・・・これには、甘姜苓朮湯がよく効くよん!」

・・・と出てきます。

 


昭和の漢方医学の大家である大塚敬節先生は、この苓姜朮甘湯を使って、坐骨神経痛の頑固なやつを治したとか、田畑隆一郎先生はきつい腰痛と冷えを治したとか、

 

近現代の色々な先生も臨床で応用されているようです。

 

さて、じゃあ我々鍼灸家はこの”腎着証”を前に、どうしたらいいのか。

 

続く

 

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「訪問鍼灸マッサージ」の現実 その4

2013.12.27

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これまでのお話

「訪問鍼灸マッサージ」の現実 
「訪問鍼灸マッサージ」の現実 その2

「訪問鍼灸マッサージ」の現実 その3

 

 

 

では、続きいきます!!

 

今日は、

4.鍼灸施術においては、同一部位への施術で、病院の治療との併用が不能

について考えてみたいと思います。

 


これもおかしな話なんですよねー。。

 


現在、医師が同意書を書けば、鍼灸治療に保険が適用される疾患は、

 

 神経痛・・・例えば坐骨神経痛など。

 

 リウマチ・・・急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの。

 

 腰痛症・・・慢性の腰痛、ギックリ腰など。

 

 五十肩・・・肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。

 

 頚腕症候群・・・頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの。

 

 頚椎捻挫後遺症・・・頚の外傷、むちうち症など。

 

以上の、わずか6疾患という、鍼灸が有効である疾患、症状の現実と、かけ離れたような設定になっています。(苦笑)

 

ちなみにWHO(世界保健機構)では、鍼灸治療の適応症としては以下の通りです。

(公社)日本鍼灸師会HP「鍼灸の適応症」 参照 

 

そして、実際はWHOが認めている疾患「以外」にも、さらに無限の可能性を秘めているのが鍼灸医学だ、と、僕は思っています。

 


それは何も僕だけではなく、僕の友人の先生や、先輩、後輩の臨床でも、現実に証明されています。

 

そういった世界基準や、現場の実際とかけ離れた、日本の制度。

 


鍼灸以外にも、いたるところで目に付きます。

 


・・・まあともかく、現行の日本の医療制度では、なぜか、医師が上記の疾患で、その患者さんを治療をしていた場合、我々は保険では、その部位に治療できない決まりになっています。

(しかも、なぜか鍼灸ではダメで、マッサージであればOKなのです。。。)

 


たとえば、腰が痛くて歩けないお年寄りから、往診での鍼灸治療の依頼があったとします。

 


・・・で、同意書を書いてもらって、ほぼ毎日ご自宅まで行ってあげて、一生懸命治療したとします。

 

しかしその月に、たった一回だけ、そのお年寄りが車椅子で整形外科に行って、腰に貼る湿布をもらってきたとします。

 

そうすると、僕らの治療の方は、保険請求できなくなります。。。

 

たとえ、湿布よりも鍼がよく効いて、腰痛が改善していたとしても、です。

 

そういう、訳の分からない制度です。

(これじゃー誰もやらねーわけだー)

 

だから、もし鍼灸の免許しか持っていない場合、この往診事業をやるのは、非常に大変だと思います。

 

(それでも、保険による訪問鍼灸をやっておられる先生も中にはいらっしゃいます)

 

小泉総理の時、規制緩和で、鍼灸学校は全国に、雨後のタケノコのように爆発的に増えました。

(それまでの約3倍、毎年約1000人の卒業生だったのが約3000人に増加。)

 


一般の方はあまりご存知ないでしょうけども、この時、按摩マッサージ指圧師と、鍼師、灸師というのは、実は別の資格で、鍼師、灸師の学校は増えたけど、

 

マッサージ師の学校は増えていません。

 


これには色々な理由があるそうですが、ここではあえて触れません。

 

ですから、鍼灸のみの資格だと、往診事業も難しい、自由診療で食っていけるだけの学術を身に着けないといけないけど、研修、インターン制度があるわけでもナシ。

 

だから、鍼灸師が柔道整復師の免許を合わせて取って、街中によくある「鍼灸整骨院」を開業し、保険を使ってどうにか経営する、というケースが非常に多いのです。

 

話がそれたけど、もうちょい続く。(苦笑)

 

 

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希望

2013.11.15

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本日初診の、なんと90歳の女性。

(さらに…)

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