東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「胆」って何ですか?(その8)

2013.02.10

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これまでのお話・・・

 

「肝」って何ですか?(その13)
「胆(たん)」って何ですか??(その1) 
「胆」って何ですか?(その2)        
「胆」って何ですか?(その3)

「胆」って何ですか?(その4)
「胆」って何ですか?(その5)
「胆」って何ですか?(その6)
「胆」って何ですか?(その7)

 

 

では、続きいきます!!

 

 

◆「胆汁」ってナニ??(その2)

 

では今日は、東洋医学の言う「精汁(胆汁)」というものがいかなるものなのか、もう少し僕なりに愚考してみたいと思います。

 

確かに、現代の一般的な中医学の教科書なんかによく書いてあるように、胆汁は「肝の臓」の気血(余気)が変化して出来た、黄色くて苦い液体であり、

 

胆から「小腸の腑」に出ていって、脾胃の消化吸収を助けるモノである、という考えは、別に否定はしません。

 

それも確かなことだと思います。

(ちなみに、そもそも”中医学”がなんだか分からない方は過去記事 東洋医学と中医学 参照)

 

また、なぜ胆汁のことを、”精汁”と呼ぶのかについては、「肝の臓」の精気が濃縮された汁、という意味だと思います。

 

また、これが清らかであるのは、「胆の腑」が飲食物を通さない、しかも肝の精気を濃縮して溜めている、極めて清潔な腑だから、とも言えるでしょう。

 

因みに、面白いことに、「肝の臓」の働きが亢進している人は、妙に潔癖症になったりすると、東洋医学では考えたりします。

 

『難経』16難「・・假令得肝脉.其外證.善潔.面青善怒.・・」参照)

 

 


こういった考え方と、もう一点、これは前回チラッと書いた私見なんですが、やはり胆汁は全身の「枢(とぼそ、くるる)」に関わるのだと思います。

 


門扉の蝶つがいの中心軸を滑らかに動かすには、潤滑油が必要ですよね?

 


その潤滑油になるのが、「胆の腑」に貯蔵されている「精汁」なんじゃないか、と愚考しています。

 

つまり、「胆の腑」が大事に貯蔵する「精汁(胆汁)」というのは、一つにはそのまま「小腸の腑」にドロリと出てきて、

飲食物の消化吸収を助ける面と、もう一つには霧のように自由に全身を伸び伸びと巡り、全身の「枢」部分に行きわたり、

各所で”開閉”を調整し、発汗、排尿、排便などのスムーズな働きを助けているんじゃないか、と思っています。

 


そう考えると、臨床的につじつまが合うことが多い、と思うからです。

 

ちょっと難しくなるけど、「胆の腑」は、その気が流れる経絡である「足少陽胆経」と、この「胆汁」を介して、全身の「枢」の働きにコミットしている、

大変重要な腑である、と「僕は」考えています。

(違うよ、と思われる方は、是非ご意見聞かせて下さいネ☆)

 

また、このシリーズの(その1)で、『淮南子(えなんじ)』という書物に、面白い言説が載っている、という話をしました。

 

 

長くなりそうなんで、それは次回。

 

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「胆」って何ですか?(その7)

2013.02.08

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これまでのお話・・・

 


「肝」って何ですか?(その13)

「胆(たん)」って何ですか??(その1) 
「胆」って何ですか?(その2)        
「胆」って何ですか?(その3)

「胆」って何ですか?(その4)
「胆」って何ですか?(その5)
「胆」って何ですか?(その6)

 

 

では、続きいきます!!

 

 

◆「胆汁」ってナニ??(その1)

 


これまで、

・「胆の腑」は人間の精神の働きと関連する

・「胆の腑」は「肝の臓」の働きを助ける

・「胆の腑」は「”精汁”という清い汁(胆汁)」を貯蔵している

・「胆の腑」は全身各所の開閉を調整するのに大きく関わる

・「胆の腑」は六腑の中では仲間ハズレ

・「胆の腑」は個性派グループである”奇恒の腑”の中でも仲間ハズレ

ということを書いてきました。

 


・・・だいたい「胆の腑」の特殊性がお分かりになってきたんじゃないかと思います。

 

なぜそうなのかを考える前に、胆の腑が貯蔵してるこの「精汁(胆汁)」って、一体何なんでしょ?

 


いわゆる、現代医学的な解剖生理学における「胆汁(bile)」というのは、「肝臓(Liver)」で生成される、消化を助ける液体であり、肝臓で生成された後、

 

「胆嚢(gallbladder)」に貯蔵されて濃縮され、食事の度に「十二指腸(duodenum)」に出てきて、未消化物とごちゃ混ぜになることで、消化吸収を助けます。

 

(学生時代、生理学の先生が”胆汁は大便に色を付けます”と説明してましたね)

 


よく、お酒を飲み過ぎたりして嘔吐し、これ以上吐くものがないぐらい吐き続けると、そのうち黄色くて苦い、ナゾの液体が出て来ることがありますね?

 

あれがまさに「胆汁(bile)」なのです。

 

しかし、東洋医学における「精汁(胆汁)」の役割というのは、西洋医学のそれとは概念が異なります。

 

現代の中医学の本には、大体の本には


”「胆汁」は、「肝の臓」の余った気(余気)から生成され、「小腸の腑」に分泌され、脾胃の運化(消化)を助ける”


とあり、西洋医学そのまんまな感じがしますが、谷口書店の『基礎中医学』P98に、
『医原』という書物からの引用で、

 

「飲食物が入ってくると、小腸が満ちて、胆の腑を上に押し上げて、胆汁が絞り出される」

 

という面白い記載があります。

 

 

脾の臓と胃の腑を説明した時に、飲食した後に手足を動かすことで、脾の臓が活性化し、馬蹄形に胃の腑に巻き付いて、胃の腑をグリグリと揉むことで、

 

蠕動運動が起こる、という説明を紹介しましたが、それに似てますね。(笑)

 

 

また、重篤な病の際に現れる「黄疸」という病変がありますが、これも東洋医学では「胆汁」が常道を外れて皮下に溢れた結果、と考えます。

 

 

つまり、胆汁は普段は消化管に出てきて、脾の臓や小腸の腑、大腸の腑の働きを助けると言われますが、東洋医学的には全身各所に関わって(特に”開閉”に)、

 

五臓六腑のバランス調整の潤滑油として働いている、と考えた方が東洋医学的には正確だと思います。(私見)

 

続きは次回。(笑)

 

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「胆」って何ですか?(その5)

2013.02.06

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これまでのお話・・・

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「胆(たん)」って何ですか??(その1) 
「胆」って何ですか?(その2)        
「胆」って何ですか?(その3)

「胆」って何ですか?(その4)

 

 

では、続きいきます!!

 

◆「胆の腑」の特殊性(その1)

 

前回、「胆の腑」は他の五臓五腑と比較して、特殊な存在である、ということを書きました。

 


六腑の中では、「三焦の腑」というのが、際立って特殊な存在であることは、以前に書きました。

「三焦」って何ですか?(その12) 参照

 


今日は、”じゃあ「胆の腑」の場合は、どう特殊なのか”という話です。

 


五臓と六腑の特徴を大まかに分けると、

・五臓:中味のしっかりつまった内臓

・六腑:中に穴の空いた、管状の内臓

という「形態的な」特徴があります。

 


さらに、

・五臓:大切なものをしまってある内臓

・六腑:余分なものを通過させる内臓

という「機能的な」特徴があります。

 


そう考えれば、胃、小腸、大腸は管状であり、しかも”大便”という余分なものを通過させる器官とも言えますし、膀胱は、

形は袋状だから管状ではないけど、”尿”という余分なものを通過させる機関です。

 


あの特殊な三焦にしたって、”水を通過させる”という機能は持っています。

 

・・・じゃあ、「胆」は?

 

形は膀胱のような袋状だが、「胆汁」という謎の液体を、大事にしまっている。。。

 

(通過させるとも言えますが、胆汁の場合は貯めておくことに重きが置かれています。)

 

 

また、あとで触れようと思いますが、胆の腑は腑でありながら、「決断」という精神作用に関わります。

 

(精神作用を主宰するのは、東洋医学の場合は脳ではなく五臓でしたね。)

 

 


このように、臓のようでもありながら、腑のようでもある、実に他の人達(臓腑)と合わない、いわばヘンテコな「腑」なのです。

 

それを指して、古典では「胆の腑」のことを「奇恒(きこう)の腑」と呼んでいます。


(『黄帝内経素問』五蔵別論(11)です。)

 

また、この「奇恒の腑」には「胆の腑」以外にもいくつかあるのですが、その中でも「胆」は仲間ハズレなのです。。。

 

次回はそのお話。

 

 

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「胆」って何ですか?(その4)

2013.02.03

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「胆」って何ですか?(その2)        
「胆」って何ですか?(その3)

 

では、続きいきます!!

 


◆「胆の腑」と枢(くるる、とぼそ)

 

胆の腑を考える上で、臨床的に大事なのが、この「枢(くるる、とぼそ)」に関わる、という考え方です。

 

どういう考え方かというと、まずこの聞き慣れない”とぼそ、くるる”というのは、ドアを開閉する際に使う”蝶つがい”の真ん中に通す棒のことです。
↓↓

枢(くるる、とぼそ)


↑↑外からは見えないけど、コレの真ん中の、回転する部分に差し込んである棒のことネ。

 

(清明院の初診室の扉です☆ よく動きまっせ―!!)

 

これは要は扉の「回転軸」のことです。

 

門扉は、開くにも閉じるにも、回転軸がないと上手く出来ません。

 


人間の機能にも、扉を開閉するがごとき機能が、いくつもありますよね?

 

汗をかく時に、皮膚表面にある汗が出る穴(汗腺)が開閉しますし、排尿する時は膀胱~尿道が開閉しますし、排便する時は肛門の開閉、

 

飲食物の飲み込みから消化の、咽喉、食道、胃腸の開閉なんかがそうです。

 

これらの扉がもし開きっぱなし、閉まりっぱなしだったら、色々な障害が生じるということは、簡単に想像が出来るでしょう。

 

 

そういう病気もたくさんありますね。

 

東洋医学では、その全身各所の開閉の調整をし、開閉の「スムーズさ」に大きく関わるのが、回転軸をつかさどる「胆の腑」だというのです。

(もちろん、発汗、排尿、排便は他の臓腑も複雑に関連しあって、成り立っていますがネ。)

 

ですから胆が異常を起こすと、開閉がうまくいかなくなる症状が出ることがあります。

 


コレは実は、大変な問題に繋がることがあります。

 


アトピー性皮膚炎、糖尿病、ガンなどの重大な病は、ここがおかしくなっていることが少なくありません。

 

・・・ところでなぜ、開閉をつかさどるのが胆の腑なのか、実はこれには深い意味があると思います。

 

まあ、古典にそう書いてあるから、と言ってしまえば簡単ですが、それだけではイマイチ納得できません。(苦笑)

 

・・・で、色々と妄想するワケですが(笑)、一つには、胆の腑というのは、それ以外の五腑と比較して、非常に特殊な腑でして、

独特の特徴を持っていることと関係しているんじゃないかと思っています。

 

 


その話は次回。

 

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「胆」って何ですか?(その3)

2013.02.02

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これまでのお話・・・


「肝」って何ですか?(その13)
「胆(たん)」って何ですか??(その1)
「胆」って何ですか?(その2)

 

さて、今日からいよいよ東洋医学の言う、「胆の腑」とはどういうものか、を簡単に解説していこうと思います。


簡単に、です。

難しい、いかめしい話が好きな方は、そういう感じの解説サイトや専門書はいくらでもありますんで、そっちを見てもらうとして、

僕がやるのはチョーカンタンな、肝胆(カンタン)の話です。(笑)

 

・・・でも、ポイントは外さないように注意を払います。

 

分かる人が読んだら分かる、大事な話も入れていこうと思っています。

 


 

前回、「肝胆相照らす」という言葉が出て来ましたが、東洋医学的にも、「胆の腑」「肝の臓」は非常に密接な関係にあります。

 

以前書きましたが、この2者(肝と胆)を陰陽で分けると、「肝の臓」は相対的に陰、「胆の腑」は相対的に陽、という関係性にあり、これを”表裏の陰陽関係”なんて言います。


「表裏(ひょうり)」する臓腑 参照

 


「肝の臓」の詳細については以前書きましたので、
そちらをご参照いただくとし、要はそういう、「肝の臓」の働きをサポートするのが、

「胆の腑」の大きな役割の一つ、という訳です。

 


肝胆で協調して、一つの働き(漫才コンビみたいなもんです。)を成しているワケですね。

 

そういう意味では、機能における関わりの密接さにおいて、「脾胃」とも似ているものがあります。

カテゴリ 「脾胃」 参照

 


そして、肝胆は脾胃と同じく、中焦に存在し(ただし肝は下焦まで大きく垂れ下がっていますが。)、この4者で、飲食物を消化、吸収し、


「気血のもと」を調達するとともに、完成した「気血」を上下左右前後、全身へくまなく巡らせる、という役割もやっています。

 


コレは大変重要な役割でありまして、多くの患者さんでは、ここのところ(肝胆、脾胃の4臓腑)が機能失調を起こして、

それがあらゆる慢性病の原因になり、また、治らない原因になっていることが多く見受けられます。

 

なんていうか、このワンユニットは「生命のモーター」「自然治癒力のモーター」ですな。

 

まずコレが大事です。

 

 

そしてその中で、「胆の腑」は独特の役割を果たします。

 

次回へ続く。

 

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急性症との戦い

2013.01.26

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最近、急性症の患者さんが多い。

カゼに限らず、今朝からおかしいとか、昨日から急におかしいとか。。。

症状としては、胃痛、眩暈、腹痛、下痢、関節痛、頭痛などなど、実に様々です。

こないだ書いたように、24節気で「大寒」過ぎたら次は「立春」

「易(えき)」の世界では、「風」とか、「雷」に例えられる、よく言えば動的で活発、悪く言えば極めて不安定な「春」という季節のお出ましです。

(震雷木、巽風木の卦)

・・・で、すでにその影響か、非常に動きの速い病にかかっている患者さんを診ることが少なくありません。

こういう場合、どれだけタクティカルに治療を進められるか、術者のウデが問われます。

鍼をした、その場で楽になった、ハイじゃあ3日後に来てネ、では、急性症を治療しているとは言えません。

全然不十分です。

治療直後から、時系列的に何が起こっていくか、ということを詳細に予測し、実際に観察し、結果を分析することが、多くの重要な知見を与えてくれます。

清明院では、急性症の場合、2時間後、あるいは翌日、どういう状況になったか、必ず電話してもらって確認します。

・・・で、その変化を見極めた上で、次の手を打って行きます。

病と対峙して、常に先手先手が打てるように、細心の注意を払います。


スリリングな日々。(笑)

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肺と疲労

2013.01.17

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咳や痰と言ったら、「肺の臓」の異常から起こっていることが多いです。

「肺」って何ですか?(その12) 参照

カゼを引くと、咳や痰がよく出ます。


患者さんが治療中にゲホゲホ咳をしていると、院内が何とも言えない空気感になりますね。

(THE 医療機関!って感じね。)


東洋医学では、肺と皮膚は関係が深い、と言います。

 

(『黄帝内経素問』痿論(44)「肺主身之皮毛.」)

 


皮膚が急激に冷やされた結果、「肺の臓」の気の流れが悪くなり、呼吸そのものや気道に、様々な症状が出る。


なんか、分かったような、分かんないような話。(苦笑)

でも実際、こういう考え方でイケるケースも、あります。


咳が出ると、患者さんは

「カゼを引いた、冷えた。」

と訴えます。


しかし、当然ながら、それをまったく鵜呑みにすると、上手くいかない場合がある。

年末年始の胃腸の弱り、年始からの仕事の多忙さによる睡眠不足等の疲労、ストレス、こういうものの方が、大きな原因になっていることがある。


特に、ベースにキツイ疲労があって、急に咳が出だしたような場合は、治療に工夫がいる。


咳など、急性の症状というのは、色々なことを教えてくれる。

 

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悪心嘔吐と鍼灸

2013.01.15

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これ、去年の年末あたりから、相当診ました。

悪心嘔吐、お腹の張り、食欲不振などの、胃腸の症状を伴うカゼ・・・。

年末あたりから、ノロウイルスなんてのも流行っていますし、病にも”流行り廃り”がありますねえ。

”流行り廃り”があれば、”永久不変”もまたあるワケです。

東洋医学が2500年以上前に説いた病治しの法則性は、その”永久不変”の部分をこそ、説いているのです。

・・・さて、こういった症状、本当に鍼で治るのでしょうか。

僕は「治る」と思っています。

僕が鍼をしたことによって、結果的に患者さんの”治る力”が賦活化され、結果的にウイルス感染による悪心嘔吐や、それに伴うカゼの諸症状が治った、

 

と、清明院の患者さんは思っておりますし、僕もそう思っています。

特に、ノロウイルスについては、去年の年末に、蓮風先生ブログ『鍼狂人の独り言』でも、触れられていましたね。

『鍼狂人の独り言』 ノロウイルス を含む記事 参照

カゼのウイルスがあるから、ノロウイルスがあるから必ず発症するワケではない、カゼひいたり、吐き下ししたりするのは、

 

そのウイルスにさらされた「人間側に」そもそも何らかの原因、問題があったからです。


そこを考えた上で、しかも今現在の状況を東洋医学的に分析し、治療するのが我々の仕事です。

結果的に、治る場合が多い、という印象を持っています。

また、重要なのは、今現在のこの症状、病気が自分の手に余るものかどうか、それを判断する技術も、東洋医学にはあります。

だからどうか、受けてみてもらいたい。

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患者さんの声(20代女性 逆流性食道炎 眼瞼痙攣 頭痛 冷え症)

2012.12.30

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「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します。

(さらに…)

鍼をしたら手先足先がジンジンしてきた患者さん

2012.12.21

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とある、冷え症、むくみ、腰痛、のぼせ、胃痛の患者さん。

(さらに…)

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