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2017.05.12
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本日、一時的ではありましたが、清明院のブログ(院長ブログ、スタッフブログともに)の記事が全て消えるという
実にコワ~い事態がありました。
約8年書いてて初めてです。(゜o゜)
当然、毎日、全てのデータは管理会社と清明院の両方でバックアップしていますので、問題なかったんですが、こええ~
超こええ~~
・・・ですので、今日僕が一生懸命書いた胃の気の脈診の第3弾は消え去りました!!orz
我ながらいい記事だったのに。。。
うー、もう一回書くのめんどくせえ~~~
今日はもう、呑んで寝る~~~(゚∀゚)
ガルルー
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2016.10.24
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10.23の日曜日は、(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!
今回は午前中は実技訓練「胃の気の脈診」。
私も臨床班を一班担当しました!
どーも今週は、東洋鍼灸専門学校でも、東京衛生学園でも、北辰会でも、ずーっと「胃の気の脈診」の講義をしているように思います。。。
「胃の気の脈診」をきちんと理解しようと思ったら、まずは北辰会の言う「胃の気」とはどういったものなのか、その原理を理解し、
次に「胃の気の脈診」の、実際の実技における脈の診方の4分類と、その根拠を覚えることが、基本中の基本として重要なんですが、
正直この、基本中の基本が、出来ていない人が多い。。。
基本がない中で、ヘンに背伸びして、応用的なことを言ったりやったり、考えたりすることほど、危険なことはありません。
上記がまずは出来ていないと、何年やっても、「胃の気の脈診」の上達なんてないと思います。
午後は成増で「伝統鍼灸 松田蓮絲堂」を開業している松田蓮山先生による「臓腑経絡学 肝・胆」。
見た目は中国マフィアみたいにいかついし、長年少林寺拳法をやっていたため、実際に腕っぷしも相当強い松田先生ですが、
話してみると、クマのプーさんのような、心優しいひょうきん者です。(笑)
今回の講義から「蓮」の字を使った号も名乗って心機一転、東京で大暴れしてほしいと思います。
最後は浅草で「伝統鍼灸 かみなり」を開業している土田丈先生による講義「問診・体表観察」。
土田先生は、実は僕の鍼灸学校時代の同級生です。
もともとスポーツマンで、スポーツトレーナーの畑に居た先生ですが、今では立派な北辰会の講師になられました。
チョンマゲも切り落とし、心機一転、ますます東京で暴れてほしいと思います。
僕も何か、心機一転しようかな。(゚∀゚)
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2016.10.18
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16日の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!
今回は午前中は実技練習「胃の気の脈診」。
北辰会独自の脈診です。
ですが、完全な独創というワケではなく、ちゃんと『黄帝内経』や明代の医家「張景岳」の学説を踏まえた、非常に分かりやすい、
かつ臨床家にとってありがたい脈診法です。
(少なくとも僕はそう思っています。)
今回は初心者の先生のモデルになりましたが、どうしても初心者というのは、つい慌てて難しいことをしようとしたり、
難しいことばかりを考えてしまって、結果的に基礎が見につかない、というケースを多く見かけます。
蓮風先生や、講師の先生方のように、カッコよくハイレベルな脈診がしたい気持ちは痛いほどよく分かるのですが、
早くそうなりたいのであれば、まずは徹底的に基礎を固めることです。
その方が結果的に早いのです。
北辰会の言う「胃の気の脈診」は、基本中の基本から一つ一つ丁寧に身に付けていけば、こんな簡単で分かりやすい脈診法もない、
というぐらい明快な脈診法です。
数十年前に蓮風先生が「胃の気の脈診」の本を初めて出した時のタイトルは、『”簡明”鍼灸脈診法』であったことをお忘れなく。
ぜひキチッと身に付けていただき、それをきっかけに、どんどん深遠な脈診の世界に入っていってもらいたいと思います。
午後は神戸の「輝鍼灸院」院長、原元氣先生の講義「臓腑経絡学 心包・三焦」。
原先生の講義は、非常に分かりやすいです。
スタンダードコースの受講者に合わせて、重要な発言もたくさん入れて下さいました。
そして、終わった後は酒。(笑)
住宅ローンについて考えさせられましたネー。(笑)
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2016.10.13
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東洋鍼灸専門学校での後期講義、始まっております。
昨日は「脈診」に関して講義してきました。
東洋医学的な診断治療を行う上で、欠かせない診察法である「脈診」。
このブログでも、何度も触れています。
脈診と言えば、現代日本では一番大きな、伝統鍼灸の学派である「経絡治療学会」が提唱する「六部定位脈診」という脈診法が、
経絡治療学会の講師の先生方などによって、全国の多くの学校で教えられています。
国家試験にも出題されます。
これは、昭和初期に「古典に帰れ」と提唱したといわれる柳谷素霊先生の高弟の先生方が提唱した脈診法であり、その後、
現代まで、ずーっとメジャーな脈診法として扱われています。
墓マイラー 15 参照
学生さんに聞いても、脈診と言ったら「六部定位脈診」しか知らない、東洋医学的な治療方式と言ったら「経絡治療学会のやり方」しか知らない、
という学生さんも多いです。
しかし、脈診の歴史を紐解くと、中国でも日本でも、必ずしも「六部定位脈診」のみが行われてきたわけではない。
・・・というか、「六部定位脈診」が、こんなに偏って、広く教育されているのって、近現代の日本のみなんじゃないだろうか。(苦笑)
そこで僕は毎年、「脈診」そのものの、客観的に見た、極力偏りのない「脈診の歴史」から講義しています。
その上で、今やグローバルスタンダードと言っていい、現代中医学が採用している脈診(28脈状診と言います。)の基本的理論と実際を説いてから、
我々北辰会の脈診法(胃の気の脈診と言います。)について、理論と実際を紹介するようにしている。
これをすると、毎年学生から、
「初めてちゃんと脈診を教わりました!」
と言われて、驚きます。
(3年生ですよ。。)
まあ要はその講師が、自分のやり方考え方について「だけ」しか語っていない、なんてことは、真面目な学生さんは御見通しなんですね。
(真面目だったわけではない僕ですら、学生時代そう思っていました。)
その先生の見解はどうでもよくて、そうでない、永遠に使える東洋医学のスタンダード、基礎基本を、学生さんは求めているんだと思います。
まずそれを理解し、その上で、色々と取捨選択していきたいんだと思います。
当然ですよね。
日本で唯一、東洋医学を勉強できる公的教育機関である鍼灸学校がそうなっていないというのは、大いに問題だと思っているのは、私だけでしょうか。。。
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2016.03.10
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3.9の水曜日で、東洋鍼灸専門学校、2015年度の後期授業が終了しました!!
〇
・・・いやー、長かったー!!(@_@)
今回は「体表観察学」を昼夜3クラスに、「臓腑経絡学」を昼1クラスに、各クラス約20コマずつ、合計80コマの講義を終了しました!!
この、1日4コマ講義の話を受けたとき、どんなことが起こるか、楽しみとか言っていましたが、結果的には、「僕が」けっこう疲れました。
(苦笑・・・すなわち、まさかの”僕が疲れる”という結果が得られました。。。)
まあでも、ここに、カリキュラム内容を公開し、記念碑にしようと思います。
【昼専科、夜本科専科】
1.ガイダンス~北辰会方式概論
2.中医学概論 実技デモ
3.28脈状診 実技
4.胃の気の脈診 実技
5.舌診 実技
6.腹診 実技
7.背候診 実技
8.原穴診・八脈交会八穴診 実技
9.顔面気色診・眼診 実技
10.臓腑経絡学概論 実技
11.弁証問診①総論 実技
12.弁証問診②各論 実技
13.弁証問診③女性カルテ 実技
14.弁証問診④男性カルテ 実技
15.刺鍼術・施灸術 実技
16.難病症例解説 実技
17.公開臨床①(問診)
18.公開臨床②(体表観察~治療~養生指導)
19.空間診 実技
20.爪甲診・井穴診 実技
【昼本科】
1.ガイダンス 実技
2.臓腑経絡学総論 実技
3.臓腑経絡学 肺 実技
4.臓腑経絡学 大腸 実技
5.臓腑経絡学 胃 実技
6.臓腑経絡学 脾 実技
7.臓腑経絡学 心 実技
8.臓腑経絡学 小腸 実技
9.臓腑経絡学 膀胱 実技
10.臓腑経絡学 腎 実技
11.臓腑経絡学 心包 実技
12.臓腑経絡学 三焦 実技
13.臓腑経絡学 胆 実技
14.臓腑経絡学 肝 実技
15.奇恒之腑 実技
16.奇経八脈① 実技
17.奇経八脈② 実技
18.気と陰陽論基礎 実技
19.神主学説基礎 実技
(昼本科については前期に体表観察学の一通りの講義が終わっているため、座学講義の後半は実技で体表観察の練習をしました。)
・・・専門家の皆さん、なかなかのラインナップでしょ??(笑)
上記講義、どのコマも、一切の手抜きナシです。
やるからにはマジです。
でもちょっと疲れたので(苦笑)、2016年度はコマ数を半分に減らして、臨んでみようと思います。
やっぱ僕の居場所は、患者前だ。
それをよく理解する上で、大変大きな半年でした。
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2015.10.20
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※なぜか昨日アップされなかったようなので再アップします。
10.18の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!
朝一は大阪の足立尚哉先生による講義
「舌診」。
舌診は、我々が非常に重視している診察法です。
この講義のスライドの編集の段階から関わらせてもらった講義でしたので、非常に興味深く拝聴させていただきました。
午後一は大阪の堀内斎毉龍先生による講義
「臓腑経絡学 心包 三焦」。
これは、臓腑経絡学の中でも、非常に難しい二つです。
堀内先生は大変頭脳明晰な先生で、この難題二つをサクサクっと分かりやすく解説しておられました。
サスガでしたね~~
そして最後は神戸の原元氣先生による講義
「胃の気の脈診」。
この脈診は、北辰会独自の脈診なんですが、非常に鍼灸臨床の現場において「使える」脈診法です。
この脈診法を勉強していると、他の脈診法のこともよく分かるようになるという、不思議な脈診法でもあります。
朝から2時間の座学を3コマ、非常にヘビーな内容でしたが、ゾーンに入ったのか、全然問題なく集中して聴けましたね。
そして終わった後も油谷真空先生、藤本新風先生たちと、ずーっと鍼灸医学の学術の話しのみ。
素晴らしい休日でしたね。
(僕にとっては(笑))
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2015.08.26
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東洋鍼灸専門学校、2015年度の後期授業が始まります!
今回、色々と事情がありまして、前期は毎週水曜日に朝一の一コマだけ講義しに行っていたのですが、後期からはさらに3コマ増えまして、
なんと1日4コマ、担当することになりました。
(苦笑・・・ほぼ朝から晩まで、東洋医学を喋りっぱなしです。)
患者さんには、大変なご迷惑をおかけします。
これも東洋医学、鍼灸医学のため、何卒、ご理解ご協力ください。<m(__)m>
増えた3クラスに喋る内容は内容は前期と同じ、
「北辰会方式概論+実技」
であります。
因みに、北辰会方式と銘打っていても、内容は非常に学生に合わせた基礎的なものであり、この医学の基本を何度も何度も確認しながら、
北辰会方式の考え方のエッセンスを紹介するような形で、概論的に浅く広く講義するように心がけています。
ですので、北辰会に全く興味がない学生にも、極力楽しく聴けるように工夫した内容になっております。
(宣伝とか言われたら胸クソ悪いしね。<(`^´)>)
これで、昼夜4クラス、合計100名以上の学生を、半年間受け持つことになります。
どんなことが起こるか、楽しみですな。(*’ω’*)
前期、受け持っていた昼の一クラスについては、同じ講義をもう半年繰り返す訳にもいかないので、北辰会方式の理論の根幹部分であり、
全鍼灸師が治療理論の基礎に置くべきである
「臓腑経絡学」
を、全臓腑経絡、やろうと思います。
さてさて、なかなか大変な日々になりそうです。
しかしだからこそ、やりがいがあります。
因みにここに、この半年間、前期に行った20コマの内容を記しておきます。
1.4.8 ガイダンス~北辰会方式概論
2.4.15 中医学概論 実技デモ
3.4.22 胃の気の脈診 実技
4.4.30 舌診 実技
5.5.13 腹診 実技
6.5.20 背候診 実技
7.5.27 原穴診・八脈交会八穴診 実技
8.6.3 顔面気色診・眼診 実技
9.6.10 井穴診・爪甲診 実技
10.6.17 空間診 実技
11.6.24 臓腑経絡学総論 実技
12.7.1 弁証問診①総論 実技
13.7.8 弁証問診②各論 実技
14.7.15 弁証問診③女性カルテ 実技
15.7.22 弁証問診④男性カルテ 実技
16.7.29 刺鍼術・施灸術 実技
17.9.2 難病症例解説 実技
18.9.9 テスト 実技
19.9.16 公開臨床①(問診)
20.9.30 公開臨床②(体表観察~刺鍼~養生指導)
・・・専門家の皆さん、なかなかのラインナップでしょ??(笑)
上記講義、どのコマも、一切の手抜きナシです。
やるからにはマジです。
・・・でも、辞めろと言われればすぐに辞めます。(笑)
講義が本業ではないのでね。
その分、患者さんをやるだけです。
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2013.11.25
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昨日、11月24日の日曜日は、お茶の水女子大学で行われた(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!!
そして、この日も実は朝から墓マイラーしてきました!
それについては、また書きますが、この日の午前中は後藤りゅう先生による講義
「臓腑経絡学まとめ」
でした。
墓マイラーしてきましたので、途中から聴講させていただきましたが、相変わらず後藤先生の話は分かりやすい!
・・・まあ、臓腑経絡学の基本的な知識がない人にとっては、難しかったかもしれませんが、北辰会は鍼灸臨床家集団。
鍼灸医学の非常に高度なところを目指す、学術研究団体です。
あれを聴いて、よく分からない、難しい、と思った人は、一念発起して、臓腑経絡学を一から勉強し直したらいいと思います。
午後は実技訓練「胃の気の脈診」。
今回も、臨床コースを一班担当させていただきましたが、やはり皆さんちょっと、勉強不足。。。
胃の気の脈診の基本的な考え方、それぞれの脈の分類の定義、そういったことをキチッと理解せずに、脈診の所作だけ教わっても、
片手落ちもいいとこです。
それでは、せっかくいいことを言ってくれている胃の気の脈診も、大して臨床の役に立たないと思います。
・・・ん~、僕が言うことじゃないかもしれないけど、実技指導の内容、ちょっと考え直した方がいいのかもしれませんねー。。。
そして最後は竹山悠樹先生による症例発表「鼻塞、四肢厥冷」です。
「鼻塞」というのは簡単に言えば”鼻づまり”のことです。
「四肢厥冷」というのは簡単に言えば”手足の冷え”のことです。
臨床上、よく見かける症状、と言ってよいと思います。
しかし慢性化すると、なかなか動きにくい、頑固な症状、とも言えると思います。
その頑固な症状を、比較的早期に動かして見せた症例でした。
本部育成部長、藤本彰宣先生に解説も非常に分かりやすかったです。
そして終わった後は酒。。。
今回は色々な先生同士の、色々なテーマでの激論が見れて、非常に面白かったです。(笑)
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2011.05.23
昨日、5月22日の日曜日は、代々木オリンピックセンターで行われた、(社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!!
今回はワタクシ、朝から2時間、講義させていただきました。
内容は、「奇経八脈総論」です。
本当は今年の3月にやる予定だった講義が、例の大震災で流れ、一時はお蔵入りになりかけたものの、ついにこのたび、日の目を見たワケであります!
前日の土曜日は、清明院自体が忙しかった上に、夜は関東支部の役員講師の先生方、役員講師候補の先生方で集まって、前日勉強会・・・。
そのあとちょこっと呑んで寝てからの、朝一講義だったので、朝から妙なハイテンション・・・。(笑)
2時間、ほとんど”テンション高め”に喋り通しでございました。
なんか、会場は節電対策中だからなのか、メチャクチャ暑く、窓を開けても風も入らず、ミストサウナの中で講義している感じで、
それがかえって僕のテンションを高める結果となりました。(笑)
悪条件は、かえって闘争本能を高めます。
好条件なら好条件で、それはそれで普通にテンション高いんです。
つまり、僕の場合、いずれにしてもテンションが高い、ということになります。(笑)
・・・まあ、この講義のテーマである「奇経八脈」というのは、大変内容が深く、まだまだしゃべり足りない感じもあるので、
どれぐらい皆様に伝わったか分かりませんが、まずはアンケートを楽しみにしたいと思います。
(・・・とか言って、まったく反響なかったりしてネ!(爆))
午後は実技指導、「胃の気の脈診(いのきのみゃくしん)」。
ここでも、臨床コースをひと班担当させていただきました。
大変真面目な受講生の先生方で、私も指導しやすかったです。
最後は村上佳絵先生による症例レポート「アトピー性皮膚炎」でした。
言わずと知れた難しい病に、色々苦心しながらも、非常に真面目に、一生懸命治療している様子がよく分かる症例で、
最終的にはキッチリ結果も出しておられて、素晴らしかったと思います。
そして終了後はやっぱり酒・・・。
先輩方や後輩に、午前中の講義の感想を聞けて、非常にためになりました。
そんなワケで放電&アルコール充電で、有意義な週末。(笑)
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2010.07.29
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これまでのお話・・・
「胃」って何ですか?
「胃」って何ですか?(その2)
「胃」って何ですか?(その3)
「胃」って何ですか?(その4)
「胃」って何ですか?(その5)
☆「胃の気」について
これまでの、「脾」と「胃」についてのお話を読んで下さった方には、いかに東洋医学が「脾胃」というものを重要視しているか、少しは伝わったんじゃないかと思います。
結局、人間が、どんな状態であれ「生きている」ということは、「脾胃」の働きがまだある、ということを示しています。
なぜなら、東洋医学では、人間が健康に生きる上で欠かせないのは「気血」が正常に全身を巡っていること、な訳ですが、この「気血」そのものの生産工場である「脾胃」がダメになっちゃったら、
どんどん体は弱っていく、と考えるからです。
そして生命を維持できるだけの「気血」の絶対量に及ばなくなったならば、人間は死んでしまいます。
言わば、川の水源が枯れてしまうようなもんです。
この「脾胃」が気血生産の大本(おおもと)として働いている、全身の活動を正常たらしめている、根源的な働きのことを東洋医学では「胃の気」と呼びます。
そしてその「胃の気」の盛衰をうかがい知るのに、専門家の間で最もよく知られた診察法が「脈診」であります。
脈診については以前、「脈」で何が分かるの?に少しだけ書きましたが、脈から得られる情報というのは他にもたくさんあるのですが、中でも重要なのが、
「胃の気」の盛衰を知る、
ということです。
(一社)北辰会では、この胃の気の盛衰を専一としてうかがう脈診法を「胃の気の脈診」と呼んで臨床応用しており、脈診というものは、色々な情報を与えてくれるけれども、
結局、最終的には「胃の気」の盛衰を診るものである、と位置付けています。
これはなにも、北辰会独自の、オリジナルの考え方という訳ではなく、中国や日本の歴代の医家たちも、みんな重要視した考え方です。
当然、現代においても、北辰会以外の流派の先生方も重要視しておられる部分です。
僕も長いこと、往診での鍼灸治療をやらせていただいておりますので、これまであらゆる重病、難病の患者さんを診る機会をいただいておりますが、
やはり最終的には「胃の気」の存亡を診ていきます。
鍼をして脈がどう変化するか、場合によっては一口水を飲んでいただいて脈がどう変化するか、を指標にしていきます。
これが良性の変化を示せば「胃の気あり」、悪化するようであれば「胃の気の衰絶」と考え、予後は不良、場合によっては死に至る、と考えます。
俗によく、
「口からモノが食えなくなったらもう駄目だ。」
なんて言われることがありますが、これはある意味では当たっていると思います。
点滴や胃ろうのみで、”元気に”生きている人はいません。
「長生き」というのは、単純に生存時間が長いこと”のみ”を言うのでしょうか。
次回に続く
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!