東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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春のカラダ

2012.02.10

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今日も多くの患者さんを診させていただきました。(感謝)

 


皆さん、すでに春のカラダになっているなあ、という印象です。

 

・・・ここで、「春のカラダ」ってなんじゃ?という疑問がわくことでしょう。

 

コレは要するに、「肝の臓」や「胆の腑」の働きが亢進した状態(カラダ)のことです。

 


「胆の腑」に関してはまだ解説してないけれど、「肝の臓」に関しては
こちら

 

なぜ、春先に「肝の臓」や「胆の腑」の働きが亢進するんでしょうか。

 

「肝の臓」は、その働き、性質の上から五行で分けると「木(もく)」に属します。


「五行」に関しては
こちら

 

東洋医学ではこうやって、「気」というものが凝集することによって出来たカラダ、そしてその中の色々なものを、「陰陽」とか、「五行」に分けるんでしたネ。

「気」についてはこちら

「陰陽」についてはこちら

 

こういう思想が背景にあるから、二十四節気でいう立春が過ぎた、いわゆる春先には、自然界の「木(もく)」の気が高ぶり、当然自然現象の一部である人間の「木」の気も高ぶる、

 

だから「肝の臓」「胆の腑」の働きも高ぶる、という発想になっていくんです。

 


こんなの、ホントかな??

 

 

・・・ウソ臭いな!!

 

 

当然、こう思いますが、この考え方に則ってカラダを診てみた結果、ホントにそのようになっているから、仕方ないんです。(笑)

 

・・・まあ、今の人の知恵もスゴイけど、昔の人の知恵もスゴイ、つまり人間てスゴイよね、でも、最近の地球環境問題に目をやると、大自然に対して不遜になったら、

 

天に向かって唾を吐く結果になるよね、って話です。

 

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寒さの中に

2012.02.08


清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。

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今日、バイクで往診で外に出ていて、思いました。

(さらに…)

眠りと脾の臓

2011.11.13

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昨日から今日にかけて、例によって寝まくりました。(笑)

 

 

今日は久々のオフでした。

 

行きたい勉強会があるにはあったんですが、どうしてもというほどではなかったんで、今日の朝の段階の気分で決めようと思っていました。

 

・・・で、今朝、

「もうちょっと寝たい・・・。」

ということで、自分の意志の弱さに負けて、ガッチリ2度寝です。

 

「惰眠」をむさぼる、これも最高の日曜日の一つの在り方です。

 


 

ところでこの時期、脾の臓の弱りが出やすいですね。

 

(苦笑・・・いきなり真面目な話ですが。)

カテゴリ 脾・胃 参照

 

夏の間の暴飲暴食のせいであったり、寒くなって汗をかきにくくなったせいもあったり、気温や湿度の乱高下に腎の臓や肝の臓が悪影響を受けてだったり、

色々な原因が重なっているのですが、食後眠くなったり、横になりたくなったり、体が重だるく、集中力が途切れがちになったり、やる気がもう一つでない、

 

これらは最終的には「脾の臓の弱りの症状」であることが多いです。

(絶対じゃないよ、”多くの場合は”という意味です。)

 


・・・こんな時、どうするか。

 

手足を使った軽い運動+鍼ですよね!?

 

という訳で、ヨヨコーに走りに行ってきます!!!

 

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患者さまの声(30代女性:首肩こり、手足の冷え、頭痛、疲れやすいなど)

2011.08.20

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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。

30代 女性 

症状:首肩こり、頭痛、手足の冷え、耳鳴り、疲れやすいなど

先生の治療を受け始めて約2ヶ月がたちます。

首肩のこりに加え、手足の冷えがひどかったため治療にうかがったのですが、まだそれほど劇的な変化はなく、今も治療継続中です。

ただ、治療を始めてから「何となく」体の調子が良くなってきています。

先生の治療を受け始めて一カ月くらいたった頃、「何か最近調子がいぃぞ」と思うようになり、自分の体が少しずつですが変わってきているコトに気付き始めました。

良く考えると、肩コリや手足の冷え以外に「最近何となく疲れやすいなぁ」とか「最近頭痛起きるコト多いなぁ」などの

「何となく症状」がいくつかあったのですが、これらが消えていたのです。

あまりに何となく症状があらわれていたため、治療後に症状がなくなっているコトにも気付いていなかったのだと思います。

治療を始めた頃、先生に自分は鍼治療で劇的変化を経験したことがないという話をしたところ、「体質や病気によって治り方は違う」と教えて頂きました。

そもそも、私の首肩こり、手足の冷えというのは、自分自身ではなく他人に言われて初めて気付いたモノでした。

「肩ガチガチだね!」とか「手冷たいね~」とか言われ、自分では「うーん…そぉ?」みたいなカンジであまり気にもしていなかったのです。

昔から肩は固いなぁと思っていたし、手は人と比べると冷たいなぁとは思っていましたが、それが私の普通だと思っていたので何も問題とは思っていませんでした。

先生の言う「体質の違い」というのはこのことなのだと気づきました。

 

長い間私の体で普通だった出来事はそう簡単に変化しないのだと思います。

逆に、まだ最近の、自分でも「何かおかしぃなぁ~」と感じる症状には早くに変化が起きました。

体への根づき度、とでも言うのでしょうか…。今はそんな風に解釈しています。

なので、長く根付いている肩コリや手足の冷えは、治療で少しずつ良くなっているとは言え、大きな変化はあらわれにくく、なかなか自分でも変化を感じることはできません。

ですが着実に良い方向へ向かっていると思い、焦らず治療を続けていこうと思っています。

 
手足の冷えは特に冬にひどいため、先生に「私の目標は真冬でも温かい手です!」とお伝えしたところ、「じゃあそこを目指していこう!」と励ましのお言葉を頂きました(笑)
 
体質を変えるというのは、なかなか簡単にはいかないと思います。
 
特にその根が深ければ深いほど。
 
大物を動かすつもりで、今後もよろしくお願いします。(笑)

 

【清明院からのコメント】

この方はもともと、症状的にそこまで切羽詰まった状況で来院されたというよりも、清明院の治療に興味を持たれて来院された部分が多分にある患者さんです。

それもあってか、この方のコメントには、いくつかの興味深い内容が含まれております。

まず、2か月もの間、主たる症状である「首肩こり」には大きな変化は出ていないにもかかわらず、治療を継続されている、ということ。

普通の患者さんであれば、治療をあきらめてしまわれるケースも大いにある(というかほとんど)と思います。

また、主たる症状以外の部分に明らかに良性の変化が出ていること。

「体質改善」ということ が、そう簡単なことではないこと、等々、清明院の鍼を受けることで、色々な気付きがあったようです。

私としては、これもこれで非常に意味のあることだと思っております。

また、この方のように、「他人から指摘されて」初めてその症状を気にするようになった、という風に訴えて来院される方も、たまにいらっしゃいます。

その場合、その症状が、本当にとらなくてはいけない、病的な症状なのかどうか、という問題も出てきます。

つまり本当は、それを過度に気にしてしまう、心持ちの方に問題がある可能性もあるように思います。

その場合は、その患者さんの「心の針の向きが変わる」ように持っていかないと、なかなか改善しないことが多く、それは治療に時間がかかるものです。

ともかく、「肝欝気滞>腎虚」と証を立て、治療を継続しております。

主訴に大きな変化はないものの、随伴症状、体表所見には確実に良性の変化が出ています。

今後もこの患者さんのご期待に早くお応え出来るように、根気よく、全力で治療していこうと思っております。

 

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「三焦」って何ですか?(その10)

2011.08.17

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これまでのお話・・・

 


「心包」って何ですか?(その6)

「三焦」って何ですか?
「三焦」って何ですか?(その2)
「三焦」って何ですか?(その3)
「三焦」って何ですか?(その4)
「三焦」って何ですか?(その5)
「三焦」って何ですか?(その6)
「三焦」って何ですか?(その7)
「三焦」って何ですか?(その8)
「三焦」って何ですか?(その9)

 

シャンシャンいきます!!!

 

今日の話は、患者さんや一般の方にはちょっと難しいかもしれません・・・。

 


でも、とっても大事な部分なんで、頑張ってなるべく簡単に書いてみようと思います。

 


・・・前回、「三焦の腑」「心包の臓」も、”名前はあるけどカタチがない”から、同じグループなんだよ、だから”表裏関係”といって、関わりが深いと考えるんだよ、というお話をさせていただきました。

 


でもこれだけでは、実際に働きの上でどのように関わるのか、イマイチよく分かりませんよね?

 


そこで今日は、「三焦の腑」の、機能面での、他との関わりを考えてみたいと思います。

 

☆「三焦」と他の臓腑の関わり具合

 



以前、東洋医学の中心的な考え方の一つである、「五行(ごぎょう)」という考え方について、簡単に述べさせていただきました。

「五行」って何ですか?(その8) 参照

 


その時にご説明させていただいたように、「五行」というのは自然界のあらゆるものを、特徴の上から5パターンのシンボルに分類する考え方なんですが、

東洋医学では人体の「五臓六腑」というものも、それぞれこの「五行」というカテゴリーに分けております。

 


・・・すなわち、

木・・・肝、胆

火・・・心、小腸

火・・・心包、三焦

土・・・脾、胃

金・・・肺、大腸

水・・・腎、膀胱

という風に、です。

 

ここで、「火」に属するものだけ、他と違って4つあることに気が付きます。

 

五行の中でも、「火」というのは「陽の性質」が最もよく表現(シンボライズ)されたものです。

 

ですので、五臓六腑ある中でも、他と比べて「相対的に」非常にパワフルに、動的に、活発に働いている、これらの臓腑が分類されるのです。

 


あまり専門用語を使いたくないので、簡単に説明しますが、心、小腸、心包、三焦、どれも「火」に分類されるんだけれども、

実は心と小腸はメインの「火」、心包と三焦は脇役(サブ)の「火」、という分け方なのです。

 


まず、心と心包に関しては、この二つがある意味でニコイチとして協調しながら「血(けつ)」を全身に送り出す、極めて動的な性質を持った臓ですから、

 

陽のシンボルである「火」に分類されるのは当然です。

 


・・・で、心と心包を比較すれば、心包は君主(王様)である心の補助(ガードマン、側近)ですから、サブの「火」になるのは当然です。

 


小腸に関しても、脾胃から来た飲食物を大腸にせっせと送りながら、”必要なお水”と”いらないお水”を分ける働きがメインでしたから、

性質的には非常に動的であり、「陽」に属しますので、「火」に分類されております。

 

ちなみに、心の臓、心包の臓、小腸の腑の細かい働きに関しては、過去の記事、


「心」って何ですか?(その7)
「小腸」って何ですか?(その5)
「心包」って何ですか?(その6)

をご参照ください。

 


では、今回のメインテーマである「三焦の腑」はどうかというと、これまで解説してきたように、「脾の臓」や「胃の腑」、「腎の臓」と深く関わりながら、

「気」や「水」の通り道であり、全身を包括し、常に燃えている(焦げていっている)三焦の腑も、当然「陽」的ですので「火」に分類されます。

 


・・・つまり、”形態ありて形なし”という風に解釈されるように、”常に動的に変化している”という意味で、陽的であり「火」に属するのです。

 

そして、心包の臓が心の臓を補助するのと同じように、三焦の腑が小腸の腑の補助をする面もあります。

 

小腸で分けられたお水は、三焦を通って、最終的に汗になったり、小便になったりする訳です。

 

ですからその意味では、サブとしての「火」に分類される、という訳ですね。

 

しかし、三焦はそれ以外にも、色んな臓腑の働きを助けているし、ちょっと特殊な存在なんです。

 

・・・長くなったので、次回に続く。

 

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患者さんの声(60代女性:変形性腰椎症による腰痛、坐骨神経痛)

2011.08.05

 

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またまた、「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します!!

 


60代 女性 

症状:変形性腰椎症による腰痛、臀部痛、右下肢痛、歩行困難

 

病院で、背骨の軟骨の右側片方が変形していると診断され、それにより腰から右足に痛みがあり家事、歩行が苦痛でした。

整形外科で電気治療を受けていましたが、日に日に痛みが増加してしておりました。

そんな折、古くからの友人の紹介で清明院を知り、竹下先生の治療を受ける事になりました。

夫や娘は、すでに、他の鍼灸院で鍼治療を経験しておりましたが、私は鍼に対する怖さが先に立ち、これまで敬遠しておりました。

初回の、竹下先生の一時間以上に及ぶ問診の間に、先生のお人柄にふれ、安心して治療を受け始める事が出来ました。

現在六回目の治療を終えた所ですが、頭頂部にたった一本の鍼を打つだけの治療ですが、腰、足の痛みがほとんど無くなりました。

私にとっては毎日家事とパートで時間に追われる生活をしておりますので、治療中は、心身共にリラックス出来、治療の一時間は至福の時です。

帰りは、精神面まで治療して戴いたように感じられ、感謝の気持ちで一杯になります。

これからも、何かありましたら先ずは先生にご相談させていただこうと思っております。     

 


【清明院からコメント】



この患者さんは、平成23年の初め位から、特に思い当たるきっかけもなく腰痛を発症し、整形外科では「腰椎(腰の部分の背骨)の変形」と診断され、

湿布、痛み止めなどが処方され、電気治療を継続するも、痛みは一向に改善せず、むしろ徐々に悪化し、清明院に来院される10日ほど前からは、

立ち上がり時に臀部に強い痺れ感を自覚するようになり、普通に歩くこと、立って作業をすることに障害が出てきたので、

古くからのご友人(清明院の患者さんの御家族です。)の強い勧めもあって、これまで敬遠していた鍼灸治療をようやく受診することとなりました。(苦笑)

腰の痛みの原因を、腰の部分の骨の変形と考える、というのは、西洋医学の、整形外科の立場から診た場合のしっかりとした御見解、診断です。

もちろんそれを否定するつもりはまったくありません。

我々は、もちろん西洋医学的な見解も参考にしますが、問診と体表観察(四診合参)によって、「東洋医学的に」痛みの原因を考えます。

この方の場合は、若い時分から、子宮筋腫、卵巣嚢腫等の、婦人科疾患の既往が多いこと、また現在、プライベートな問題で、

肉体的、精神的に極めてハードであること、また、以前から、甘味やカフェイン類の過度の飲食、慢性的で極端な運動不足など、

生活自体に様々な問題があることが分かりました。

そこで「肝胆湿熱(かんたんしつねつ)、右上への気の遍在」と証を立て、治療を開始すると、1回目からビックリするような効果が出て、

4回ほどで日常生活に問題なくなるほどに回復されました。

しかし、こういう、生活習慣、もともとの体質の問題等が複雑に関わり合っている病の場合、それでめでたしめでたし、とはいきません。

予想通り、多少のぶり返しがありましたが、慌てず騒がず、治療と養生指導を続行し、現在では、この患者さん自身が、

東洋医学的な痛みの原因とメカニズムについて理解され、自分から進んで養生なさるようになりました。

「痛みの原因」というものに関して、「腰椎の変形」と言われても、患者さんはどうしたらいいか分かりませんもんね。

仮に「腰椎の変形」があっても、腰に痛みのない人もいます。

この違いは何なのか、それを細かく細かく考えることが、非常に重要と思います。

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患者さまの声(30代女性:10年以上続く肩こり、頭痛、悪心、嘔吐)

2011.07.31

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「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します。

30代 女性 

症状:10年以上続く肩こり、5年以上続く頭痛、悪心、嘔吐


辛い肩こりに悩まされ、酷い時には頭痛や嘔吐があり、指圧やオイルマッサージ、骨盤矯正、ジム、マットレスや枕の交換等々、

一般的に効果的とされるものを色々試してみたものの、いずれも根本的、恒久的な改善には繋がりませんでした。

もう、痛みや違和感が大きくなった時に、マッサージに行ってごまかす方法しかないと、半ば諦めていた頃、鍼灸の専門的な勉強をしていた知人から、「清明院」を紹介されました。

・・・前々から西洋医学には疑問があり、出来るだけ薬の服用も控えてきた私は、東洋医学に関心はあったものの、

以前、海外で中国人が経営する鍼灸院で治療を受けた際に、まったく効果が感じられず、合う合わないがあるとはいえ、こんなモノなのか・・・、と落胆した経験がありました。

そのため、今回も半信半疑でした。

しかし、通院を開始してからわずかの間に、嬉しい効果が現れてきました。

私の場合は劇的な改善、というよりは「確かに軽くなった!」から始まり、

気が付いたら頭痛や吐き気はもちろん、肩こりの辛さからも解放されていた、という感じです。

特に、鍼を打たれている10~20分の間の非常に深い睡眠は、自分でも驚くほどで、肩こりだけでなく、日々の色々な疲れまで癒されているような感覚です。

初めの頃は先生から、通院間隔を詰めて通うように指示され、通っていたので、治療費の面での懸念もありましたが、

比較的早い段階で間隔を開けてもいいと言われ、今は無理のない通院感覚で、快調な自分の体を維持できるまでになりました。

仕事における集中力や、休日の活力が高まり、以前よりも充実した時間が過ごせているように思います。

有難いことです。

紹介してくれた知人と、竹下先生に感謝です。

【清明院からコメント】

この方は、当院の患者さんの紹介で来院されました。

この患者さんが高校生の時に発症し、10年以上も続き、最近ではますます悪化してきている肩こり、頭痛、悪心、嘔吐です。

初めは、

「こんなのが、ホントに治るんでしょうか・・・?」

みたいな、半信半疑丸出しのお顔をされていましたので(苦笑)、この場合は短期間で良性の変化を実感してもらえなければ、

なかなか治療が続かないであろうと思い、週2回の通院をお勧めしました。

「肝脾不和(かんぴふわ)」と証を立て、治療を開始したところ、1回目から効果を実感され、5回ほど治療すると、

全身的な体調の明らかな変化を実感され、そのぐらいからは通院間隔を開けて、現在に至っております。

なお先日、この方は海外旅行に行かれたのですが、長時間の飛行機移動で、これまでは必ず肩こりや頭痛が発症していたのが、

今回は大丈夫でしたと、信じられないといったお顔で報告をいただきました。(笑)

また、この患者さんの場合は、上の文章をみても分かるように、非常にまじめな方で、こちらの言うことにちゃんと耳を傾けて下さり、

しっかりと養生指導や、通院間隔を守ってくれたことも、今回、短期間で非常に高い効果を得ることができた原因だと思います。


ハードワーカーではありますが、今後は、定期的に通院しなくても大丈夫な状態を目指して、治療を続行していこうと思っております。

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患者さまの声(20代女性:4年間続く肩こり、頭痛、全身倦怠感)

2011.07.30

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さらにさらに、「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します。


20代 女性 

症状:4年間続く肩こり、頭痛、全身倦怠感


 

会社の先輩のおススメの鍼灸院、ということで清明院をご紹介いただきました。

慢性的なひどい肩こりと頭痛でこの数年悩まされてきましたが、清明院に通い始めて数回経つと、頭痛が出なくなりました。

また、いつも何となく体がだるかったのが、軽く感じるようになりました。

鍼灸院にかかるのはまったくの初めてだったため、鍼は痛そうだなと不安に思っていましたが、全然痛みはありません。

鍼を打たれているひと時は、眠りにつく直前のような感覚がずっと続き、かなり心地の良い時間です。


そして、治療のあとは毎回体がポカポカになっていて、いつも驚きます。

今後の目標としては・・・、何かと体の不調を鍼頼みにせず、生活習慣も積極的に見直していければ、と思っています。

【清明院からのコメント】


この方は、清明院の患者さんの紹介でいらっしゃいました。

初診時は、今の仕事に就いて以来、4年間以上続く肩こり、頭痛であり、現在も毎日パソコンに向かっている状況なので、

いくらか楽になることはあっても、治りはしないんじゃないか、といった感じの不安顔、半信半疑顔をしておられました。

ところが、「肝欝気逆(かんうつきぎゃく)」と証を立て、治療を開始すると、初診直後から効果あり、3回目には肩こり消失。

しかも初診以来、頭痛は出ておりません。

・・・最近では、

「清明院の鍼の先には魔法の薬が塗ってありますんで~。」

とか、くだらない冗談を言いながら、体調管理目的で治療しております。(笑)

・・・さておき、この方の場合、非常に良かったのは、実に素直に、こちらの言うことをよく守っていただき、きちっと養生した上で、

こちらに治療を委ねてくれたことが、これだけの即効性を表現出来たことの大きな要因ではないかと思います。

なかなか養生を守って下さらなかったり、こちらの言うことを素直に聞けないタイプの患者さんでは、たとえ単純な肩こりでも、

治療な余計な時間がかかったり、場合によってはうまくいかなかったりすることもあります。

誤解を恐れず言うと、どんな病気であれ、「治療」というものは患者さんと治療者との二人三脚であり、患者さんと我々の信頼関係が、

そのまま治療効果に反映されるものなのです。

こういった鮮やかな経過をたどる症例のようには、うまくいかない肩こりというものも存在するのが事実です。

したがって、東洋医学では、病名や症状のみで、治る治らないは判断できません。

こういう症例を経験したからといって慢心せずに、どういうケースであっても快方に導けるように、精進しなくてはいけないと思います。

まあとりあえず、この方に関しては、よかったなー、と思っておりますが。(笑)

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患者さんの声(50代女性:肩こり、腰痛、原因不明の背部痛)

2011.07.28

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またまたまた、「患者さん
の声」をいただきましたので、紹介します!

50代 女性 

症状:慢性的で重度の肩こり、原因不明の背部痛、腰痛など


 

私が初めて清明院さんにお世話になったのは、ある心配事から背中が息苦しいくらい痛くなり、いつもお世話になっている整骨院さんへ行ったものの改善されず、

精神的なものからなので病院でも治らないだろうとつらい思いをしていたときです。

鍼の勉強を始めた妹に相談したところ、清明院さんを紹介されました。

鍼は痛いし怖いという思いがあったのですが、短い鍼でポイントとなる1~2箇所だけの施術なので殆ど痛みもなく、

打って頂いて暫く寝ているとじわじわと気持ちがほぐれていくのがわかりました。

一番感激したのは3度目の治療で、それまで肩こりもひどかったので行きつけの所でマッサージを受けていたのですが、

歳とともに効き目がなくなってきており、年齢のせいだから仕方がないと諦めていたところ、打って頂いて10分くらい経った頃からコリの塊が徐々にほぐれて、

体の芯から緊張が緩和され、何年ぶりかの爽快感が戻ってきたことです。

何よりも体がほぐれると共に心もほぐれ、前向きな明るい気持ちになれたのがとても嬉しかったです。


今は辛い時の駆け込み寺として、とても心強い存在です。

これからも宜しくお願いします。

【清明院からコメント】

この方は、鍼灸師を目指しておられる妹さんの紹介で来院されました。

上の文章にもある通り、ご本人は色々な治療所で


「年齢のせい」


とか


「精神的なものが関係するから仕方ない」


と言われて、ご自身もそのように考え、初めは半ばあきらめ顔で来院されました。

・・・80代、90代ならいざ知らず、50歳で年齢のせいにしてあきらめるのは、ちょっと性急なように思います。(笑)


また、精神的なものであっても、体を調えることによって対応することは出来ますし、東洋医学にはそのための理論、方法論が山ほどあります。

という訳で、よくよく初診時にお話をうかがってみると、もちろん詳しくは書きませんが、数年前からプライベートな問題でのストレスが非常に大きいということが分かりました。

東洋医学は心身一如、心と体を分断して考えません。

精神的な負担が大きいときに、どの臓腑にダメージがいきやすいかは分かっております。

そして実際にお体を診させていただくと、まさにドンピシャの反応が出ておりました。

そして「心肝火旺(しんかんかおう)」と証を立て、治療すると、直後の症状自体の変化はまずまずだったけれど、

体表所見(脈や舌や全身のツボの反応)に、とても良好な反応が得られました。

患者さんも最初は半信半疑のお顔でしたが、続けていくうちに、”体を通じて”、この医学の素晴らしさをご理解下さったようです。(笑)

「体がほぐれると心もほぐれる」

患者さん自身が実感された、大変いい言葉だと思います。

そしてこれは、その逆もしかりなのであります。

つまり、

 

過度のストレス→体の不調

 

という悪循環から、

 

体が調う→気持も明るくなる

 

という好循環に転じることが出来る、ということです。

言葉での説明やカウンセリングのみではなかなか得られない、「鍼の力」による最高の説得力であります。

今では調子を崩した時のみ、「駆け込み寺」として診させていただいております。


清明院はお寺っぽい治療院名だし、まあそれでいいかな、と思っております。(笑)

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「精神的ストレスで悪化、発症する病」について(その2)

2011.07.22

前回のお話・・・

「精神的ストレスで悪化、発症する病」について

続いていきます!


☆なんで「そこに」症状が出たのか。


前回のお話では、精神的ストレスで悪化、発症する病に、東洋医学の言う「肝の臓」が大きく関係している理由を述べました。

今回は、ではなぜ、「そこに」症状が起こったのか、という問題です。


強烈な精神的ストレスがあってから発症、悪化した病も、必ずみんながみんな、同じ病になる訳ではありません。


「肝の臓」に負担がかかったからと言って、それが出る”場所””症状”も一様ではありません。


頭痛になる人、メマイになる人、肩こりになる人、胃痛になる人、坐骨神経痛がひどくなる人などなど、実に様々です。


・・・さあ、これをどう考えるか。


これには、

「もともとのその患者さんの状態(体質素因)」

と、

「どうして、もともとがそうなのか」

に対する理解が重要だと思います。

まー、これを知るために、我々は長い時間をかけて、その患者さんの生活状況、生活環境、体質状況等を、詳しく問診するのです。

つまり、もともと弱点としてあった、その患者さんにとっての

「気の動きが滑らかでない部分」

が、「肝の臓」に負担がかかったことにより、

「さらに気の動きが悪くなった」

結果、今回の症状を発症した、あるいは悪化した、と考え、さらに、

「じゃあどうしてそこが元々気の動きが悪かったのか」

という風に考えていくワケです。


この、「病のメカニズムに対する理解」が正確、精緻であればある程、治療も、患者さんに対する生活指導も、シャープになっていきます。


・・・実はこれが、東洋医学的な診断の重要な部分であり、術者のウデの差が出る部分の大きな一つだと思います。

「肝の臓が悪いんだから、肝の臓を治療できるツボに鍼をすりゃあいいのさ!」

と言っちゃえば、なんかいかにも簡単だけど、

「肝の臓を治療できるツボって、いっぱいあるけど、どこにどういう鍼をするの?それはどうして?お灸はどうしてしないの?」

とかっていう、誰もが疑問に思う、細かい問題の解決は、

「この病気がどういうメカニズムで発生し、そこにどういう風に肝の臓が関わって、今回の症状が出るに至ったのか。」

が分かってなければ、適切さを欠きます。


そして当然それは、”治療効果”に反映されてきます。


ぼんやりと病を理解し、治療してたら、治療効果もぼんやりです。

ピンボケします。

シャープに病を理解して治療してたら、治療効果もシャープです。

(基本的には。)

しかし、実はまだ問題は残ります・・・が、言い出すとどんどん難しくなっていっちゃうので、とりあえずこれでおしまい。

 


気が向いたら続きを書こうと思います。(笑)

 

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