東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「経絡」って何ですか?(その3)

2012.04.16

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これまでのお話・・・

 

 

「経絡(けいらく)」って何ですか?

「心包」って何ですか?(その5)

「経絡」って何ですか?(その2)

 


続きいきます!!

 

よく、巷の治療院の壁に掛けてあるこんな図・・・。↓↓

 

 

経絡経穴図

 

(↑↑清明院の院内にもかけてあります。これは某先生から開業祝いに頂いた大切な額です。)

 

これが、人体の「経絡経穴(けいらくけいけつ)」を図示したものです。

 

東洋医学では、経絡が人体の「気の主要な通り道」であり、経絡上に「経穴」というものが存在している、と考えます。

 

これは、機械で計測することも出来ませんし、目で見ることも出来ません。

 

(一部計測出来るという主張もありますが、それはあくまでも”一部”に過ぎません。)

 

術者や患者さんが、”感じ取る”、”実感する”ことでしか、その存在を確認することが出来ない代物です。

 

だからよく、画像や数値で証明できない概念を基本に置いているということで、


「東洋医学は怪しい、胡散臭い。」


なんて言われてしまうことがあるんですが、東洋医学を実践する立場としては、まずコレの存在を肯定せずして、話は始まらないところがあります。(笑)

 

ですので、我々の医学を分かっていただく上で、ここはとても大事なことですから、これに関するお話をしております。

 

前回、経絡の主要なルートは12本ある、というお話をしました。

 

その12本それぞれは、一本一本に、関わりの深い臓腑があります。

 

東洋医学では、人体には6つの臓と、6つの腑があり、主要な12個の臓腑がある、と考えております。

カテゴリ 「五臓六腑」参照

 

この六臓六腑一つ一つが、協調し、それぞれの機能を補い合い、恒常性を保っている、と考えます。

 

これらの12臓腑一つに一本、それぞれ経絡が存在します。

 

なので合計12本存在するワケです。

 

これを、例えば肺の臓に属する経絡のことを、肺の経絡だから「肺経(はいけい)」と呼び、肝の臓に関する経絡なら「肝経(かんけい)」といいます。

(笑・・・そのまんまです。簡単です。)

 

で、これらは一定の規律に従って、順番通りに「循環」しております。

(まあそのように考えられております。)

 

 

「経絡」って何ですか?(その4) に続く

 

 

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春に崩れないために

2012.04.14

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昨日からあいにくの雨が続いておりますが、春は本来、さわやかな季節です。

 

二十四節気も、「清明」に入って、早1週間がたちました。

 

もう、さすがにダウンやコートの時期ではないようです。

(苦笑・・・こないだダウン着て出たら暑かった~)

 

この冬お世話になった強力なアウターたちを、一気にクリーニングに出してしまおうと思います。

 

東洋医学の聖典『黄帝内経(こうていだいけい)』にも、

「・・・春は”生じる”季節・・・」

とあります。

 

『素問 陰陽離合論(6)』など)

 

草木が芽吹き、新緑が生き生きとして、風が吹き、自然の勢いを感じる時期です。

 

 

しかし、せっかくの美しい春も、花粉症アレルギー体質の人にとっては、必ずしもいい時期ではないようです。

 


以前述べたように、アレルギー症状というのは、現代医学的には「人体の免疫機能のイタズラ」なんて言われますが、このいわゆる「免疫」の働きと、

 

東洋医学の言う「肝の臓」の働きは、だいぶクロスオーバーする部分があります。


春のカラダ 参照

 

 


たまに、患者さんによっては、

「小さい頃から春は具合が悪く、今でも春が近づくたびに憂鬱で・・・。」

なんていう声を聞くこともありますが、実は春の養生法としては、これが余計よくないのです。

 

痛い痛いと思っていると本当に痛くなる、なんてことがあるように、イヤだイヤだと、対象をマイナス感情ばっかりでとらえていると、

本当に気の停滞を起こして、実際に「肝の臓」の働きを余計低下させ、症状が重くなってしまう面があるのです。

 

結果的に余計に春が嫌いになる、症状も改善しない、という悪循環です。

 

これを断ち切るために、平素から(理想的には冬からの)の正しい鍼治療と、体調管理、発想の転換が重要なのです。

 


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患者さんの声(20代女性 止まらない咳、嘔吐、精神的な不安定感、体のアンバランスなど)

2012.04.13

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

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久々に、「患者さまの声」をいただきましたので、紹介します!!

 

20代 女性

【症状】幼少から続く、止まらない発作性の咳、嘔吐、精神的な不安定感、体のアンバランスなど

 

清明院にお世話になり出したのは、2年前の2月でした。

症状は、何カ月も長引く、ひどい咳だったのですが、西洋薬も漢方薬も、吐いてしまうので、なかなかいい治療法に出会えず、行き着いた先が清明院でした。

一番驚いたこと。

なんと言っても、細か~いカルテと、長~い問診!

1時間以上も、自分の体について、人と話し合うことなど、今までなかったので、衝撃を受けました。

問診は、

「どうしてそんなことを聞くの!?」

ということも含めて、頭の先から足先まで、自分自身のことを知る時間でしたし、何より、今起きている症状(咳)が、

実は幼少期から何度も何度も繰り返し起きていて、それは、決まった季節に、決まった時間、条件で、似たような感情になっている時に起こっていると分かりました。

体について話している時間でしたが、不思議とその問診は、自分の病気を引き起こしている「心」の傾向を知るきっかけにもなり、

心と体があらためて繋がっていること、どのような症状も、体からの大事なサインなんだと気付くことが出来ました。

キモチをごまかして、慌ただしく生活していると見えなくなっていくものが、竹下院長のワイルドな質問と、どんなことを吐き出してもいいような(笑)包容力によって、

次第に、見えてくるというか、認められるようになってきました。

清明院の治療はとてもマイルドな刺激で、鍼を1、2本しか刺さないのに、まず、心がスーッと開くような状態になり、

その後、体がゆるんでくるのが分かります。

そして、咳が止まってくる、といった感じです。

もちろん、生活があまり忙しくなると、今でも若干の再発はあるのですが、初診の問診の中で、自分のくせを知ることが出来たので、

弱点の季節や環境の時には早めに清明院に行って、体の力を底上げしたりして、なんというか、今まで一人で耐えていた不調に、

二人三脚で対応できるようになった感覚があります。

早めに治療に行くようになって、今まで1カ月から半年も続いていた症状が、2、3回の治療で、通常まで回復します。

また、清明院でのミラクルの一つに、治療中に上あごが動いて、元の位置に戻っていくような感覚がありました。

咳を治療する過程で、顔や骨盤のゆがみが自然に治っていたり、嬉しい副産物がたくさんありました。

本来の自分から、かけ離れて生きていた証拠なんでしょうね。

こうやって、本来の自然な状態に戻ると、「心」が変わってきます。

私にとっての何よりの副産物はそのことだったと思います。

鍼は色んなことに効くけど、私が、人に清明院を紹介する時は、

「”心”に効くよ!」

ということを必ず伝えることにしています。

私自身が2年間通ってみて、そのことで身体が改善したと実感しているからです。

今は、不調が起きたら、まず自分と対話して、食事や生活を見直し、それでも変な時は、清明院で、先生のダジャレを聞きながら、心の回復に努めています。(笑)

 


【清明院からのコメント】

大変、嬉しいお言葉をいただきました。

これを読んで、最近の、ギャグ交じり(というかほぼギャグのみ)のやり取りから考えると、ここまで鍼の奥深い効果が正確に伝わっていたとは!と驚いております。

・・・この方の、初診予約の電話を、よく覚えています。

症状と名前を述べて、予約を入れながらも、咳がキツ過ぎて、何を言っているのか正直よく分からなかったのです。(笑)

待合室でカルテを記入している間も、何度も咳こみ、涙ぐみ、鼻もグシュグシュ、非常に辛そうでした。

・・・ですが、1時間以上キッチリと問診しました。

それは、別にイジめていたワケではなく、この患者さんからの

「本気で困っている、治りたい。治して欲しい。」

という気持ち(魂の叫び?)が伝わったからだし、この患者さんの現在の生活や、これまでの人生といった、大きな大きなバックボーンに、

この病の大きな原因があると直感したからです。

・・・で、実際にそうでした。

診察のあと、「腎虚(じんきょ)≧肝鬱気逆(かんうつきぎゃく)」と証を立て、一回の治療で咳は激減。

それ以来、すっかり鍼のトリコとなり、心も体も楽になられたようです。

初診の時と、表情が、笑顔が、全然違います。

もしあの初診の時、苦しそうだからと言ってすぐに横にならせて、鍼をし、咳のみを治めてすぐに帰していたら、上記のような「患者さまの声」はなかったでしょう。

現象としては「咳」であっても、その東洋医学的なメカニズム、その人のバックボーンをを理解してあげることが、いかに重要か。

体と心が繋がっているということに目を向けることが、いかに重要か。

あらためてそれを勉強させていただいた、貴重な症例だと思っています。

 


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「怪病多痰(かいびょうたたん)」という言葉

2012.03.20

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中医学に、「怪病多痰(かいびょうたたん)」という言葉があります。

 

(東洋学術出版『風火痰瘀論』P136)

 


 この「怪病」という言葉の訳し方は、

「原因不明の病」

だったり、

「複雑怪奇な病」

だったり、

「精神の異常や、異常行動を示す病」

だったりと、まちまちなようですが、およそ重症の病で、主要な病理産物(発病因子)が特定しにくい場合に、この考え方を使うことが多いようです。


ちなみに発病因子については 
カテゴリ 邪気(発病因子) 参照

「痰」というのは、体内にある余分な水、言わば泥水のような濁ったもので、やまいだれに「炎」と書く字からも分かるように、汚いお水に「熱」が加わって、

 

カレーのようにドロドロに煮詰まった、熱くてばっちいお水、と考えてもらったらいいかと思います。


これが、体中のいたるところに停滞して、東洋医学が最も重要視する「気・血・水の正常な循環」を邪魔するのです。


僕らとしては、患者さんの体のどこに、どの程度、この痰が停滞してるかを考えて、一番効くであろうツボを選ぶわけです。


そしてこの「痰」は、臨床上

「有形(ゆうけい)の痰」と、「無形(むけい)の痰」

に分けて捉えられています。


「有形」の方は目で見れて、手で触れる「痰」のことで、主にノドに絡み、吐き出すことのできるあの「痰」のことを指し、

「無形」の方は目に見えず、触れないけども確かにある、体内に停滞した「痰」のことを言います。


臨床的にも、「痰」というのは頑固でとれにくく、なかなか厄介だったりします。

この邪気は、患者さん自身の食生活と直接関与します。

脂っこい物、甘いもののとり過ぎ、過剰な水分摂取、過度の飲酒などなど、すべて「痰」の原料になっていきます。

水をたくさん飲んだら健康になるとか言ってガブガブ飲んでたり、高いお金を払って謎の健康ドリンクをガンガン飲んでたりとか、そういう人は非常に多いですが、

 

それが体内をスムーズに循環しなければみ~んな結果的には「痰のもと」です。(笑)

 

 

そして「怪病」を形成する場合があります。

 

よくよく、考えていただききたいと思います。

 

 

因みに中国明代の名医、張景岳先生『質疑録』の中で、張景岳先生は”怪病”を何でもかんでも痰の仕業と考えることを厳しく戒め、痰が形成される前に治すことが肝心だと提案して下さっています。

 

「張景岳(ちょうけいがく)」という人物   参照

 

 

痰はあらゆる病の原因になりうるけども、何でもかんでもというのは行き過ぎだ、という訳ですね。

 

 

さすが張景岳、まことに正論ですが・・・、現実にはそれがなかなか難しい訳ですね。

 

 

 

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教育崩壊現場

2012.02.22

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先日、清明院の患者さんで、小学校の先生をされている方からうかがいました。

その日、妙に肝鬱所見(かんうつしょけん・・・肝の臓の異常を示す所見)がきつく、

「あれ、なにかあったの??」

と聞くと、

「ええ、実は・・・、」

とおっしゃって、最近学校で起こっていることを教えて下さいました。

なんでも、その小学校では、2年生の子供が、授業中にふざけて、教室から走って逃げ出してしまうんだそうです。

それもなんと、過半数が・・・。

生徒たちは、悪ぶったり、何かに抗議しているいるワケではなく、あくまでも「フザケ半分で」そういうことをやっているんだそうです。

僕らのような、当事者でない外野からすれば、そんなん、ひっぱたいてでも教室に戻せばいいじゃん、と思うけど、

今は”体罰厳禁”の時代です。

そうする訳にもいかず、親御さんと協力して、頑張って指導していきましょうね、と結論付けるしかなく、しかしそれをしても、一向に状況は変わらないそうです。

であれば、「他の生徒の邪魔だから」ということで、そんなやつら出校停止にすればいいと思いますが、それを強制できる権限もないようです。

仕方なく、放置して、残った生徒に淡々と授業をやっている状況なんだそうです。

さらに驚いたことに、中には、それを学校の授業のせいにしてくる親御さんもいるようです。

子供が逃げ出すような、退屈な授業をする方が悪い、という訳です。

近年話題の、モンスターぺアレンツっていう人種ですネ・・・。

その人たちは、

「退屈な授業を、奇声を発して走って逃げ出す」

という野蛮極まりない、無礼極まりない行為よりも、

「つまらない授業をやる」

という行為の方が問題だ、という訳です。

なんかもう、ワケ分かりませんね・・・。

そういう大人に育てられた、そういう子どもが、やがて大人になり、医療をやったりするのかな・・・、と思うと、ドンヨリしてきます。

ゆとり教育だの、教師と生徒は平等で、自由闊達な、個性を伸ばす教育だの・・・。

それを声高にうたった結果、もちろん全部ではないけれど、こういう悲惨な現状が生じるケースもある、ということを、よくよく考えなくてはならないように思うのは僕だけでしょうか。

自由と無秩序は違うと思うし、制約や強制と秩序というのも、違うと思います。

教育は国民の義務で、みんな15歳まで教育を受ける義務があるワケだけど、「どんな教育か」が大事です。

これも結局はバランスだから、難しいは難しいけど、な~んか最近ホントに、おかしくない??

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春のカラダ

2012.02.10

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今日も多くの患者さんを診させていただきました。(感謝)

 


皆さん、すでに春のカラダになっているなあ、という印象です。

 

・・・ここで、「春のカラダ」ってなんじゃ?という疑問がわくことでしょう。

 

コレは要するに、「肝の臓」や「胆の腑」の働きが亢進した状態(カラダ)のことです。

 


「胆の腑」に関してはまだ解説してないけれど、「肝の臓」に関しては
こちら

 

なぜ、春先に「肝の臓」や「胆の腑」の働きが亢進するんでしょうか。

 

「肝の臓」は、その働き、性質の上から五行で分けると「木(もく)」に属します。


「五行」に関しては
こちら

 

東洋医学ではこうやって、「気」というものが凝集することによって出来たカラダ、そしてその中の色々なものを、「陰陽」とか、「五行」に分けるんでしたネ。

「気」についてはこちら

「陰陽」についてはこちら

 

こういう思想が背景にあるから、二十四節気でいう立春が過ぎた、いわゆる春先には、自然界の「木(もく)」の気が高ぶり、当然自然現象の一部である人間の「木」の気も高ぶる、

 

だから「肝の臓」「胆の腑」の働きも高ぶる、という発想になっていくんです。

 


こんなの、ホントかな??

 

 

・・・ウソ臭いな!!

 

 

当然、こう思いますが、この考え方に則ってカラダを診てみた結果、ホントにそのようになっているから、仕方ないんです。(笑)

 

・・・まあ、今の人の知恵もスゴイけど、昔の人の知恵もスゴイ、つまり人間てスゴイよね、でも、最近の地球環境問題に目をやると、大自然に対して不遜になったら、

 

天に向かって唾を吐く結果になるよね、って話です。

 

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寒さの中に

2012.02.08


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今日、バイクで往診で外に出ていて、思いました。

(さらに…)

患者さんの声(50代女性 自律神経失調症、4年間続くめまい、更年期障害)

2011.11.16

 

 

 

 


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「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します!

 

50代 女性

症状 4年間続くめまい、首肩こり、熱っぽさ、足のだるさなど

4年位前から、ふわふわしたような眩暈がひどく、心療内科に通い、数種類の安定剤を服用しましたが改善されず、

年も年だし、更年期障害ではないかと、今度は婦人科をすすめられ、半年前からホルモン療法を始めましたが、

夏ごろからは眩暈が激しく悪化し、さらにはひどい倦怠感に悩まされ、ほぼ寝たきりの日々が続き、わらをもすがる気持ちで、清明院に伺いました。

初診時、竹下先生の

「必ず良くなります!」

という言葉に励まされ、通院したところ、一か月位たった時、眩暈をほとんど感じていない自分に気がつきました。

今では、ホルモン療法もやめ、心療内科の薬もほぼなくなりました。

本当に先生には、感謝しております。

ありがとうございます。

 

 

【清明院からのコメント】

大変、嬉しいお手紙をいただきました。

この方は初診時、まさに「ワラにもすがる」というようなお顔をされて、来院されました。

何とも言えない、疲れ切った中にも、必死の形相でした。

4年前に発症した当時、会社でのストレスが原因だからと、心療内科を勧められて受診され、多くの向精神薬や安定剤を服用するも無効。

今度は年齢のせいと言われ、婦人科でホルモン治療を受けるも、無効どころか悪化。

どんなに薬を飲んでも、初めの症状はおろか、発症時から続く、ひどい不安感は増すばかり・・・。

ここまでヒドイ状態になってから、ようやっと鍼灸院を訪れる・・・、一般庶民の、この東洋医学に対する認知度のなさが、悔しいです。

最初の時点で鍼にかかっていたら、あっけなく治っていたかもしれないのに、この方は4年間も辛い症状に耐えておりました。

ともかく、「心肝気鬱(しんかんきうつ)」と証を立て、初診の治療後、非常に”手ごたえ”があったので、僕はあまり(というかほとんど)この言葉は使わないのですが、

「必ず良くなります!」

と伝えて、治療を開始しました。

治療開始時は諸症状(特に眩暈)がかなりきつかったこともあり、仕事が忙しい中、どうにか時間を作っていただき、

週2回治療し、結果的には1診目から著効あり、7診ほどで、眩暈はほぼ消失、現在では、2~3週間に一回程度、

治療というよりは健康管理目的で来院されております。

4年間も続いた症状がウソのようになくなり、薬もほとんど減り、現在は元気に仕事が出来ております。

今では清明院に入って来られるときの表情が、初診時とはまったく別人です。

こんなに柔和な表情をなさる方だったのか!と驚くぐらいです。

この患者さんと同じような症状で、更年期障害だからしょうがない、ストレスだからしょうがない、とあきらめてしまっておられる患者さんも多いことかと思います。

「あきらめないでほしい!」と、強く思います。

本症例も、”心身一如”の東洋医学の長所がうまく表現出来た症例だと思います。

 

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眠りと脾の臓

2011.11.13

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昨日から今日にかけて、例によって寝まくりました。(笑)

 

 

今日は久々のオフでした。

 

行きたい勉強会があるにはあったんですが、どうしてもというほどではなかったんで、今日の朝の段階の気分で決めようと思っていました。

 

・・・で、今朝、

「もうちょっと寝たい・・・。」

ということで、自分の意志の弱さに負けて、ガッチリ2度寝です。

 

「惰眠」をむさぼる、これも最高の日曜日の一つの在り方です。

 


 

ところでこの時期、脾の臓の弱りが出やすいですね。

 

(苦笑・・・いきなり真面目な話ですが。)

カテゴリ 脾・胃 参照

 

夏の間の暴飲暴食のせいであったり、寒くなって汗をかきにくくなったせいもあったり、気温や湿度の乱高下に腎の臓や肝の臓が悪影響を受けてだったり、

色々な原因が重なっているのですが、食後眠くなったり、横になりたくなったり、体が重だるく、集中力が途切れがちになったり、やる気がもう一つでない、

 

これらは最終的には「脾の臓の弱りの症状」であることが多いです。

(絶対じゃないよ、”多くの場合は”という意味です。)

 


・・・こんな時、どうするか。

 

手足を使った軽い運動+鍼ですよね!?

 

という訳で、ヨヨコーに走りに行ってきます!!!

 

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患者さんの声(30代女性:首肩こり、手足の冷え、頭痛、疲れやすいなど)

2011.08.20

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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。

30代 女性 

症状:首肩こり、頭痛、手足の冷え、耳鳴り、疲れやすいなど

先生の治療を受け始めて約2ヶ月がたちます。

首肩のこりに加え、手足の冷えがひどかったため治療にうかがったのですが、まだそれほど劇的な変化はなく、今も治療継続中です。

ただ、治療を始めてから「何となく」体の調子が良くなってきています。

先生の治療を受け始めて一カ月くらいたった頃、「何か最近調子がいぃぞ」と思うようになり、自分の体が少しずつですが変わってきているコトに気付き始めました。

良く考えると、肩コリや手足の冷え以外に「最近何となく疲れやすいなぁ」とか「最近頭痛起きるコト多いなぁ」などの

「何となく症状」がいくつかあったのですが、これらが消えていたのです。

あまりに何となく症状があらわれていたため、治療後に症状がなくなっているコトにも気付いていなかったのだと思います。

治療を始めた頃、先生に自分は鍼治療で劇的変化を経験したことがないという話をしたところ、「体質や病気によって治り方は違う」と教えて頂きました。

そもそも、私の首肩こり、手足の冷えというのは、自分自身ではなく他人に言われて初めて気付いたモノでした。

「肩ガチガチだね!」とか「手冷たいね~」とか言われ、自分では「うーん…そぉ?」みたいなカンジであまり気にもしていなかったのです。

昔から肩は固いなぁと思っていたし、手は人と比べると冷たいなぁとは思っていましたが、それが私の普通だと思っていたので何も問題とは思っていませんでした。

先生の言う「体質の違い」というのはこのことなのだと気づきました。

 

長い間私の体で普通だった出来事はそう簡単に変化しないのだと思います。

逆に、まだ最近の、自分でも「何かおかしぃなぁ~」と感じる症状には早くに変化が起きました。

体への根づき度、とでも言うのでしょうか…。今はそんな風に解釈しています。

なので、長く根付いている肩コリや手足の冷えは、治療で少しずつ良くなっているとは言え、大きな変化はあらわれにくく、なかなか自分でも変化を感じることはできません。

ですが着実に良い方向へ向かっていると思い、焦らず治療を続けていこうと思っています。

 
手足の冷えは特に冬にひどいため、先生に「私の目標は真冬でも温かい手です!」とお伝えしたところ、「じゃあそこを目指していこう!」と励ましのお言葉を頂きました(笑)
 
体質を変えるというのは、なかなか簡単にはいかないと思います。
 
特にその根が深ければ深いほど。
 
大物を動かすつもりで、今後もよろしくお願いします。(笑)

 

【清明院からのコメント】

この方はもともと、症状的にそこまで切羽詰まった状況で来院されたというよりも、清明院の治療に興味を持たれて来院された部分が多分にある患者さんです。

それもあってか、この方のコメントには、いくつかの興味深い内容が含まれております。

まず、2か月もの間、主たる症状である「首肩こり」には大きな変化は出ていないにもかかわらず、治療を継続されている、ということ。

普通の患者さんであれば、治療をあきらめてしまわれるケースも大いにある(というかほとんど)と思います。

また、主たる症状以外の部分に明らかに良性の変化が出ていること。

「体質改善」ということ が、そう簡単なことではないこと、等々、清明院の鍼を受けることで、色々な気付きがあったようです。

私としては、これもこれで非常に意味のあることだと思っております。

また、この方のように、「他人から指摘されて」初めてその症状を気にするようになった、という風に訴えて来院される方も、たまにいらっしゃいます。

その場合、その症状が、本当にとらなくてはいけない、病的な症状なのかどうか、という問題も出てきます。

つまり本当は、それを過度に気にしてしまう、心持ちの方に問題がある可能性もあるように思います。

その場合は、その患者さんの「心の針の向きが変わる」ように持っていかないと、なかなか改善しないことが多く、それは治療に時間がかかるものです。

ともかく、「肝欝気滞>腎虚」と証を立て、治療を継続しております。

主訴に大きな変化はないものの、随伴症状、体表所見には確実に良性の変化が出ています。

今後もこの患者さんのご期待に早くお応え出来るように、根気よく、全力で治療していこうと思っております。

 

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