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2022.12.16
清明院では現在、求人募集しております。
本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?
募集内容の詳細はこちら。
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今日は告知です!!
来週、12.20(火)の15時半から16時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて、再び喋らせて頂きます!!
(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKです!)
内容は、東洋医学における「爪甲診・井穴診」のお話を致します。
指先をちょっと診るだけで、どれほどのことが分かるのか、それをお伝えできれば、と思います。
〇
これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」「経穴診」「顔面気色診」「眼診」同様、東洋医学の「井穴診・爪甲診」は、当然ながら西洋医学の身体診察とは、全く異なる世界です。
東洋医学の診察法は「四診」と呼ばれます。
「四診」の「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)
よく学生さんに言うのですが、これは必ず
「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」
の順番で覚えてね、と教えています。
(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)
患者さんを東洋医学の目で診る時に、
まずは少し引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、術者が主体性と目的意識をもって、大きく全体像を把握します。
次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。
(因みに、匂いを”聞く”という言い方は、お香の世界にも「聞香(もんこう)」として残っていますね。これも、感じ取る側の主体性、目的意識が重視された言い方です。)
次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。
最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。
(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)
パッと「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それはまさに神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、
医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。
今回お話しする「井穴診・爪甲診」は、その四診の中の「切診」「望診」の一つです。
東洋医学では、患者さんの指先にある「井穴」という経穴の周辺を触診したり、爪の状態を丁寧に望診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、
東洋医学独特の生体観において、「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。
数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を慎重に考え、鍼灸を配穴したり、漢方を処方したりするのです。
また、この「井穴診・爪甲診」というものは、近代日本では鍼灸家によって重視されてきた考え方と言えます。
昭和初期、宇和川義瑞先生の『不問診断学』や、柳谷素霊先生の『簡明不問診察法』、平成に入っては藤本蓮風先生の『体表観察学』に纏まっています。
我々、現代を生きる鍼灸師、東洋医学を実践する者は、先輩方が守ってきたこの伝統を継承し、発展させていかなくてはなりません。
まあ、この講義において私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、
医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。
なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!
※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、
多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。
東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>
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2022.11.24
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今日は告知です!!
今週末、11.26(土)の18時半から19時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて、再び喋らせて頂きます!!
(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKだそうです!)
内容は、東洋医学における「顔面診・眼診」のお話を致します。
〇
これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」「経穴診」同様、東洋医学の「顔面診・眼診」は、当然ながら西洋医学の診察とは全く異なる世界です。
東洋医学の診察法は「四診」と言われます。
「四診」の「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)
よく学生さんに言うのですが、これは必ず
「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」
の順番で覚えてね、と教えています。
(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)
患者さんを東洋医学の目で診る時に、
まずは引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、大きく全体像を把握します。
次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。
次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。
最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。
(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)
「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それは神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。
今回お話しする「顔面診・眼診」は、その四診の中の「望診」の一つです。
しかも、望診の代表的な診察法である「舌診」が舌や舌苔の「色」を中心に診るのに対して、北辰会では「顔面”気色”診」と呼んで、「気色(きしょく)」を中心に診る診察法である、と強調しています。
「気色」という用語は色々な古典に出てくるのですが、この「気色」というものについて、蓮風先生は「色なき色」というレトリックを使って説明しておられます。
(因みに”気色”の診方については中国清代、汪広庵『望診遵経』に記載。『体表観察学』P32)
なかなか難しいですが、まあ要は、少し薄暗くした時にかえって浮かび上がったり、沈んだように見えて、目立って見える色のことを言います。
東洋医学では、患者さんの顔面の気色を丁寧に望診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、東洋医学独特の生体観において、
「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。
数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を考え、鍼灸を配穴し、漢方を処方するのです。
また、この「顔面気色診・眼診」というものは、日中を問わず、観相学、人相見の先生方によって重視されてきた考え方と言えます。
観相学も非常に奥の深い学問だと思いますので、講義の中では、軽く触れます。
まあ、私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。
なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!
※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、
多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。
東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>
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2022.10.26
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10.22(土)、再び医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて喋らせて頂きました!!
前回、前々回とうなぎ上りに視聴者数が増えており、だいぶ気をよくしていたのですが、今回は少なかったです。笑
(まあ、ダダ下がりってほどではなかったので、ドクターズプライムさんの方から辞めろと言われない限りは、挫けずに続けていこうとは思っています。)
まあやはり、潜在的に東洋医学に対する興味を抱く医師は多いが、今回のように、少し専門的になってくると、
「マニアックだなー( ;∀;)」
とか、
「いや、そこまではちょっと。。。(^^;」
という医師が多い、ということではなかろうかと思います。
(聞いたわけじゃないから分からないけど。。)
まあ、私がなぜここで恥を忍んで講義しているのかと言えば、1人でも多くの医師、医学生の方に、まずは私なりの東洋医学の話を聴いて頂き、それを良かったと思って頂けたなら賛同して頂く、
あるいは悪かったと思ったなら批評、批判して頂く、ということが非常に尊く、色々な意味で大事なことであり、ひいては患者さんの利益になると思うからです。
また、前回伝えたように、
「過去に様々な仮説はあれども、それでもなお、経絡は経絡、経穴は経穴なのだ!」
ということを再び強調してきました。笑
アンケートの結果はまだですが、参加された医師の一人から以下のような感想を頂きました。
↓↓
(一部省略)・・・経穴診になり、内容がかなりディープになってきたという印象です!
鍼灸師がこれだけの理論をもって診察治療にあたっているということを知ると言う意味ではとてもいいことだと思います。
医師としては西洋医学的に診断治療が出来ない患者でも 東洋医学的に理論を持って診察治療することができるという事実を知ることが1番大切なのかなと思うのです、・・・(以下省略)
〇
これは嬉しかったですね。
こう感じて下さる方が一人でもいれば、喋った甲斐がある、というもんです。笑
次回は11月末(まだ日程は未定)、内容は「顔面気色診・眼診」で行います!!
また近くなりましたら告知しますので、皆様ぜひ。
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2022.10.15
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来週末、10.22(土)の18時半から、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて、再び喋らせて頂きます!!
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内容は東洋医学における「経穴診」のお話を中心に、「経穴診の実際」の実技動画もお見せします。
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これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」同様、東洋医学の「経穴診」は、当然ながら西洋医学の診察とは全く異なる世界です。
「経穴」は、世間一般ではよく”ツボ”と呼称され、有名な”足三里(あしさんり)”や”百会(ひゃくえ)”などなど、一般の方でも知っている経穴もあったりします。
現状の学校教育では、2008年に日本、中国、韓国の有識者ででコンセンサスを得て、WHOが定め、統一された全身の361穴が、全身の正当な経穴(正穴)と言われています。
その中で、臨床上特に重要な経穴を「要穴」と呼び、経穴の教科書には必ず「要穴表」という表に纏められているのですが、実はこの「要穴」のほとんどは手足、それも肘から先、膝から先に集中しているのです。
さらに、手首、足首の周囲には「原穴」「八脈交会八穴」と言われる、要穴の中でも特に重要な”超”重要経穴が存在し、これらの反応を診て、鍼灸をすることで、我々は日々治療にあたっています。
これらの経穴の状態を診ない日はないし、これらの経穴に鍼灸しない日はありません。
東洋医学では、患者さんの手足の重要な経穴を丁寧に触診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、東洋医学独特の生体観において、
「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。
数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を考え、鍼灸を配穴し、漢方を処方するのです。
また、これまでに何度も書いていますが、この「経穴診」というものは、とりわけ日本において非常に重用され、発展してきた診察法です。
西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか。
また、東洋医学の経穴診と言っても、そのやり方、考え方には色々なバリエーションがあります。
今回は、我々北辰会がベースに置いている、江戸期から伝わる「経穴診」の考え方を中心に説明し、動画で実際の様子をお見せしたいと思います。
なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!
※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、
多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。
東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>
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2022.09.27
清明院では現在、求人募集しております。
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9.24(土)、再び医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて喋らせて頂きました!!
前回急増した視聴者数が、今回ダダ下がりしてたらウケるなー、と思っていたんですが(苦笑)、なんと今回も、事前申し込みが100名越え、
リアルタイム視聴も60名越えと、前回の申込者急増をキープできており、嬉しい限りです。
オンデマンド視聴も合わせれば、再び100名は超えるでしょう。
気が引き締まりますね。
まあやはり、潜在的に東洋医学に対する興味を抱く医師は多い、ということだと思います。
この調子で、1人でも多くの医師、医学生の方に、まずは話を聴いて頂き、良かったと思って頂けたなら賛同して頂く、あるいは悪かったと思ったなら批評、批判して頂く、
ということが非常に尊く、大事なことだと思いますので、これは私にとって嬉しいことであります。
今回は背候診の話に絡めて、「ボンハン学説」「デルマトーム」「ホムンクルス」「ファッシア理論」なんかの、
「経絡経穴っていうけど、それって要は、解剖生理学的に何のことなの??」
という、医師が当然抱くであろう疑問に対する、古今の旧説や仮説を紹介し、
「それでもなお、経絡は経絡、経穴は経穴なのだ!」
ということを強調してきました。笑
アンケートの結果を待ちたいと思います。
次回は10.22(土)の18:30~19:30、内容は「経穴診」で行います!!
また近くなりましたら告知しますので、皆様ぜひ。
〇
2020.07.17
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!
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昨日は、順天堂東医研のZoom講義で喋ってきました!!
今回の講師は私です。
テーマは
「東洋医学のキホン 臓腑経絡学 心包・三焦」
「実技動画 経穴診」
という二本立ての内容。
なかなか、二時間で講義するのはしんどいテーマではありますが(苦笑)、どれも、東洋医学独特の、西洋医学にはない概念のオンパレードです。
さあこれを、明晰な頭脳を持った医大生たちにどうまとめ、講義、表現するか、創意工夫しながら、講義内容を作るのが楽しかったですね。(^^♪
アンケートを見ますと、まずまず好評のようだったので安堵しています。
(ただ、あの実技モデルに関して、アンケートで誰も触れてくれてなかったのが、一抹の不安要素ではありますが。。。(苦笑))
〇
2月初めにCOVID-19が日本中で騒がれだしてから、約5か月が経ちました。
感染者数は、今日も東京を中心に、毎日のように最大を更新していますが、検査数自体が三月より増えていますし、夜の街関連や、感染者との濃厚接触者など、
感染している可能性の高い人を重点的に検査(積極的疫学調査)している訳ですから、若年者で、無症状や軽症の感染者も多く、
この数字(毎日ひたすらセンセーショナルに報道される感染者数の合計)自体は、報道の雰囲気に流されないように冷静に受け止めつつ、
このまま、高齢者や高リスク者に拡大する可能性を常に考えて、感染対策は常に意識して生活すべきではないかと思います。
リスクをゼロにするために、全員一生(あるいはいつ出来るか分からないワクチン接種の日まで)ずーっとステイホーム、という訳にはいかないのでね。
(Go toキャンペーン・・・、どうすんでしょうねあれ。。。)
・・・ともかく、今回も全国から20名以上の医大生の皆さんが参加されました。
(今回はテスト時期とぶつかってしまったようで、いつもよりも参加者がやや少なかったですが、どんどん参加大学が増えており、嬉しい限りです。)
Zoomのいいところは、講義を録画しておいて、終了後、すぐに参加者で共有できることです。
これなら、聴き逃した部分をすぐに聴き直して、確認することも出来ますね。
どうしても仕方ない用事で不参加になった人も、あとから動画で受講することも出来る。
何しろオンライン講義は、終了後のアンケートの集計なんかも早い。
(ホント、一瞬です。Google恐るべし。。。)
しかも全国から、自宅から簡単に参加できる。
会場の後方からの聴講で、スライドが見にくいなんてこともない。
実技はまあ、「手から手へ」の指導は無理でも、座学に関しては、もはや生講義よりいいのでは??(苦笑)
まあ今回は、それら、オンライン講義の良さもよーく鑑みて、内容のボリュームも調整しました。
これは素晴らしいことであると同時に、少し寂しい感じもしますね。
黒電話からプッシュホン、FAX、ポケベルに変わり、PHS、携帯に変わっていったように、次の時代の到来を感じます。
コロナ禍によって、思いがけず始まったzoom講義でしたが、このように、全国と繋がれたり、復習が容易になったりと、思わぬ収穫もあったわけです。
時代の大きな潮流の影響を受けて、東洋医学、鍼灸医学はどう変化するか。
2015.08.30
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10月に、伝統鍼灸学会の学術大会で、2日連続で学生さん向けに喋ります。
http://jtams.com/43-tokyo/?page_id=474
何を喋るかというと、今回の学生セミナーのテーマは「触診力」なんだそうで、色々な先生が喋る中、僕のパートは
「経穴診(けいけつしん)」
についてです。
僕ら東洋医学は、西洋医学のように、血液検査の数値や、画像診断の画像、理学所見を元に診断していくのではなく、
東洋医学的な問診情報はもちろんのこと、
手首の脈の打ち方(脈診)、
舌の色や潤い具合など(舌診)、
腹の皮膚表面の状態(腹診)、
背中の皮膚表面の状態(背候診)、
手足の皮膚表面の状態(原穴診、八脈交会八穴診、尺膚診)、
などなどを参考にして、東洋医学的に診断していきます。
だからまあ、
「経穴診」
と言っても、実に幅が広く、全身の重要な経穴を診ます。
全部やったらとても時間が足りないので、この中の一部である、
「原穴診」
と、僕が個人的に好きな、
「八脈交会八穴診」
について、簡単に理論を紹介し、
”百聞は一見にしかず”
なんで、実技をお見せしようと思います。
わざわざ土日を潰して、伝統鍼灸学会に来る学生さんは、普通の学校の授業の学生さんとは、質が違うはず。
我々が日々やっている「伝統鍼灸学」を、真摯に学びたい人が、必ずいるはず。
そういう人に、響くように、全力でやろうと思います。
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!