東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2月(一社)北辰会スタンダードコース東京会場

2015.02.23

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昨日は(一社)北辰会の勉強会に参加してきました!!

清明院のスタッフも数名参加しておりましたので、講義内容はスタッフブログを読んでいただくとして、私的な感想。

充実の休日 参照

今回の後藤りゅう先生の症例解説は、北辰会本部の講師候補の若手の先生が、自身の奥さんのお父様の癌を、

亡くなる寸前まで治療した症例でした。

まあ、北辰会の勉強をしていると、生まれた瞬間から死ぬ瞬間まで、全ての場面に、東洋医学の医者として関われるんだ、

ということを知ります。

そして、そういう知識を持つと、実際にそういう、難しい症例、末期の症例を、やってみたくなります。

しかし、これは非常に危険なことでもあります。

よっぽど、患者さん自身との信頼関係、患者さんの周囲とのコンセンサスがとれていないと、大変厳しい結果になるだろうと思います。

東洋医学的に、患者さんの状態を学問的に理解することが出来る、ということと、それを治せるとか、食い止められるとか、

自分の技術で力になれるかどうか、ということとは、まったく別の話です。

今回の解説では、それを、少しく感じました。

最後の森洋平先生による刺鍼実技では、鍼灸学校で教鞭をとっておられるだけあって、非常にプロジェクターを上手く使った講義で、

同じく学校で教えている後輩として、なるほどー!と思うシーンが何度もありました。

ぜひとも参考にさせていただこうと思います。

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(一社)北辰会関東支部主催、代表特別講演

2014.12.22

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昨日、12.21は大森にある、東京衛生学園専門学校で行われた、(一社)北辰会関東支部主催、代表特別講演に参加してきました!!

というか、僕も例年通り、前座で喋ってきました!

(しかも今回は3時間(゚д゚)!)

今回僕が講義させて頂いたのは

「症例解説 肩こり」

という内容でした。

北辰会本部の、若手の宮本先生という方が実際に治療した、”肩こり”を主訴とする60代女性の症例のカルテを使って、

そのカルテから読み取れる、基礎的な部分を解説するという、僕にとっては初めての内容の講義でした。

・・・まあなかなか、人の症例を解説するのって、大変だね。(苦笑)

終わってみると、あー、あれ言えばよかったとか、これ言えばよかったとか、色々な反省が頭に浮かんできますね。

(まあ、講義って毎回そういうもんだけど。)

今回の症例は、この症例をまとめた当時、ごく一般的な鍼灸整骨院に勤めていた宮本先生が、北辰会の詳細な問診情報を、

整骨院の臨床の時間的制約がある中で、何回かに分けてとった症例でした。

抜けてる部分とか、不十分な部分もありましたが、時間的、状況的制約がある中で、よくおやりになった症例だったと思います。

北辰会方式の鍼灸治療を、キッチリと身に付けたいと思っている人は、こうやって宮本先生のように、地道に努力しながら、

少しづつ色んな症例にチャレンジしていかないと、何年たっても身に付きません。

何かを欲したらば、指くわえて待っていてはダメです。

「自助努力の大事」ですな。

・・・で、ラストは蓮風先生による症例発表

「胆管癌」

と、公開実技デモでした。

胆管癌の症例に関しては、大学病院のドクターから紹介された症例であり、しかもそれに対して高い臨床効果を挙げている症例だったので、

おそらく多くの聴講者にとって”異次元レベル”の症例だったのではないかと思います。

でもまあ、東洋医学、鍼灸医学は、ここまでできるのだ、という事は伝わったんじゃないかと思います。

そして公開実技では、経穴に鍼を翳しただけで、全身に劇的な変化が起こるという、これまた異次元レベルの世界を、

見せつけてくださいました。(笑)

まあ、多くの聴講者にとって、いい刺激になったことだろうと思います。

僕としては年末の週末、大仕事を終えて、イイ感じの疲労感でしたね。(笑)

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(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場

2014.12.09

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12.7の日曜日は、大阪で行われた、(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場に行ってきました!!

この日は午前中は実技訓練

「脈診・空間診」

でした。

今回も、藤本新風副代表の後ろに背後霊のようにくっついて、指導の様子を見学させてもらいましたが、

私も実技を関東支部の勉強会や学校で指導する上で、非常に参考になりましたねえ。

やはり脈診するにも

◆適切なフォーム

◆適切な運指

◆脈診結果をどう位置付けるかに関する知識

これが重要です。

これが出来ていないと、いつまでたってもダメです。

空間診では、

◆まず、空間的な気の偏在があるかどうか(適応症かどうか)

◆あとは上級編になりますが、指や手掌の微細な感覚で、どこにどういう反応が出ていて、それが何を意味するかを位置付けられること

がポイントです。

これを非常に上手に指導しておられ、私も勉強になりました。

そして午後は堀内齊毉龍先生による症例解説

「末期肝臓癌」

でした。

この症例は、北辰会の若手の先生が、自身の奥様のお父様を、癌の発覚から、最後亡くなるまで診た、貴重な症例でした。

経験不足で、色々と分からない中でも、一所懸命やり遂げた、立派な症例だったと思います。

今月、私も東京で症例を解説しますが、解説の仕方等々、非常に参考になりました。

そして終わった後は忘年会。

イイ感じで盛り上がってましたねー。

北辰会もどんどんと世代交代が進んでいる印象を受けました。

さて、2014年も残り僅かです。

僕も気合い入れていこうと思います!

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聴診器

2014.11.30

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実はちょいちょい診療に、聴診器を使う。

 

東洋医学の診察法は「望聞問切(ぼうぶんもんせつ)」

 


「四診(ししん)」といいます。

http://www.seimei-in.com/wp/3294/

 

このうちの、「聞診(ぶんしん)」というのは、医師の嗅覚、聴覚を使った診察法。

 

聴覚を使いますので、患者さんの声色とか、呼吸音を参考にします。

 

この、呼吸音を聴くのに、やっぱり聴診器は便利。

 

喘息の患者さんはもちろん、風邪をこじらせて気管支炎に至ったもの、肺癌や肺炎の患者さん。

 

鍼治療の直後で、よく変化が出ます。

 

聴診器なしで聴くのでは分からない、微妙な呼吸音の変化もキャッチできます。

 

 


西洋医学も、いいもん考えたねー☆

 

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(一社)北辰会エキスパートコース大阪会場

2014.11.18

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16日の日曜日は、大阪で行われた、(一社)北辰会エキスパートコース大阪会場に参加してきました!!

午前中は講師の先生同士で、体表観察し合い、鍼をしあう「刺鍼クラス」

皆さん、1日何十人も、それも重症ばかり診ておられる先生たちです。

この日は二人の先生に一本ずつ、計2本、鍼を打ってもらいましたが、僕もよく使うツボでしたが、そこに打つときの意識、

打ち方、どれをとっても先生によって違う。

非常に参考になりました。

同じ鍼で、同じツボでも、やる先生によって、効果は全然違います。

それは、その先生がどういう意識でもってその鍼を打っているかによって、微妙に鍼の深さや角度や打つタイミング、

抜くタイミングが変わってくるからなんです。

・・・で、どういう意識でそのツボに鍼が出来るか、この選択肢の多さ、選択した意識の確かさ、それをキチッと表現出来る技術力、

わずか一本の鍼を打つその瞬間に、全てが試されます。

午後は藤本蓮風先生による症例発表

「胆管癌の症例」

でした。

鍼を開始してから、腫瘍マーカーが下がり、QOLも向上した、治療続行中の症例です。

サスガですね。

でも、ああいう症例が蓮風先生から「しか」出てこないのであれば、よそから見たら、北辰会方式がスゴイのではなく、

蓮風先生がスゴイ、という評価になるのみですね。

我々、後進に課せられた使命は重いと思います。

・・・でもそれだけに、やりがいがある。(笑)

そして最後は実技指導。

どんどん、次から次に、新しい後輩が育ってきているのを感じましたね。

実技指導では、実際に指導者が鍼を翳すだけでツボの状態や症状や所見が変化する様子を見せないと、驚きや感動がないです。

技術を上達する上で、そういう感動、気付きは非常に重要です。

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「ピル」服用の是非

2014.10.14

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清明院には、若い女性患者さんが、婦人科に関する様々な症状を訴えて、よくお見えになります。

不妊症、不育症、生理痛、生理不順、子宮筋腫、卵巣嚢腫、チョコレート膿腫、子宮内膜症、子宮癌などなど・・・、

軽症から重症まで、実に様々な病気で、治らずに彷徨っておられる若い女性患者さんの、なんと多いことか。

こういう患者さんの中で、よく飲んでおられるのが「ピル」というお薬。

参考サイト「ピル・わかるページ」↓↓

http://www.pill-page.com/index.html

もちろん、我々鍼灸師が、婦人科医の処方した「ピル」に関して、どうこう言う権利はありません。

しかし、鍼灸治療で体調が整ったことで、結果的に、徐々に婦人科医に相談しつつ、自己判断で「ピル」を漸減し、

ついにこれを飲まずに、生理痛、生理不順のない状態を手に入れた患者さんがいることは、経験上事実です。


皆さん、どんなに美辞麗句を聞いても、

”身体の状態を薬(化学物質)でコントロールする”

という日々に、不安や不満を感じておられる人は少なくありません。

不安に感じているなら、鍼灸、試してみては如何でしょうか。

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(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場

2014.09.09

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9.7の日曜日は、大阪で行われた、(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場に参加してきました!!

私用により、今回は午後からの参加となりましたが、午後は藤本蓮風先生と、内科医の村井和先生による症例発表

「末期癌の疼痛、腹水の症例」

でした。

この症例は、北辰会の講師で、内科医である村井先生が、蓮風先生の指示を仰ぎながら末期がんの患者さんに鍼治療を中心に行い、

見事腹水や疼痛を好転させ、最後は麻薬系の鎮痛剤や輸液、輸血など、西洋医学的な治療をすることなく、安らかに亡くなった、

という症例です。

本来の鍼灸医学は、患者さんの最後の、こういう場面に、大いに積極的に関わることが出来るのです。

それも、単に気休め的にではなく、治療として、です。

この事実を、全鍼灸師はもっとよく認識するべき、と思います。

ただ、蓮風先生も繰り返し強調しておられたように、これをやるには、術者自身に相当の覚悟と勉強量と技量、

また、患者さんとの緊密な信頼関係が、当然必要になります。

これをなしに、カッコだけ真似をすれば、それこそ訴訟問題です。

このことを、厳密に、また正確に、理解せねばなりません。

そして、常にこういう症例を鍼灸業界、医療業界に突き付けてくる、蓮風先生の刺激的な姿勢、見習いたいと思います。

その後は藤本彰宣副代表による刺鍼実技デモ、関健二先生による講義「望診、脈診の基礎知識」

非常に重厚なスタンダードコースだったと思います。

今回は学生の皆さんが多かったようですが、リアクションはどうだったんでしょうね。

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直後効果がある病とない病

2014.07.13

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学生さんからチョコチョコ出る質問。

「先生はそれだけ長い時間問診して、体表観察して、証と病因病理を立てて、結果的に初診で全然効果がなかったときって、どうしているんですか?」

とか、

「こないだモデル患者さんを治療したら、全然患部の痛みに変化がなかったんですが、治療に失敗したんでしょうか。」

とか。

これらの質問は、治療後に患者さんが実感できる治療効果が出ないといけない、それが無かったらイコール鍼が効いていない、という前提に基づいた質問ですね。

確かに、初診時の直後効果は、患者さんに希望を持ってもらう上で重要です。

しかし、初診時に患者さんが希望を持つ要素というのは、患部の状態、症状の変化、それだけではない。

清明院には、癌の患者さん、糖尿病の患者さん、リウマチの患者さん、アトピーの患者さんなどなど、多くの重傷、難病、奇病の患者さんが、

”その病気そのものを東洋医学的に診立てて、鍼灸で治してほしい”

と訴えて、治療に見えます。

こういったすべての病気に対して、直後で明確な変化を出すのは困難です。

直後効果、直後効果と拘る前に、まずはその病気がどういう病気なのか、自分なりに診断する習慣をつけることが先です。

その場で痛みや症状が取れてないと嘘だ、という考え方に基づくと、そのうちとんでもない失敗をします。

かつての僕のように。(苦笑)

例えば、治療直後は良かったけど、翌日劇的に悪化したとか言われたりね。

 

(それも、悪化の原因がよく分からないとかね)

その場で症状を変化させるということは、患者さんに希望を感じてもらう上では重要ですので、

「そういう病気の場合は」

そうしてあげた方がいいのですが、当然ながら世の中、そういう病気ばかりではないのです。

 

 

例えば癌の患者さんの治療直後に、

 

「どう?癌、小さくなった??」

 

とか、あり得ないでしょ??


その病の陰陽の傾き(表裏寒熱虚実)はどうか、五臓六腑で言うとどれが中心に病んでいるか、邪気の種類はどうか、

正気と邪気のバランスは、などなど、ということが明らかにできて、初めて東洋医学的な治療が成立します。

そういう事を考えずに、どこかに鍼すると、どこかの筋肉がゆるむとか、どこかに鍼すると、どこかの痛みが取れるとか、

そういう反応で無邪気に遊んでいるうちは、その程度の

”治療らしきこと(というか鍼に対する人体の反応遊び)”

しかできません。


残念ながら。

それを治療だなんて、思ってたらヤバいです。

 

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(一社)北辰会エキスパートコース大阪会場

2014.06.17

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6.15の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会エキスパートコース大阪会場に行ってきました!

今回、午前中は刺鍼実技クラス。

講師の先生方と、鍼を打ったり打たれたり。。。

楽しいお時間です。

ここに、3月まで清明院のスタッフであった小池君がモデルとして登場。

彼も関西での修行を頑張っているようで、ずいぶん上達していました。(*^^*)

午後は久々の藤本蓮風先生の講義

「癌についての見解」

であります。

(一社)北辰会が本格的に鍼灸による癌治療を研究し始めて約20年、最近では奈良にある蓮風先生の治療院である、

藤本漢祥院には、当たり前のように毎日癌の患者さんが数多く見え、当たり前のように

「癌が小さくなった」

とか、

「腫瘍マーカーが下がった」

とか、

「癌による激痛が取れた」

とか、

「生活上のこんなことが楽になった」

という会話が繰り広げられています。

なぜそういう事が起こるのか、という話と、今回は免疫学の観点から、血液像に興味深い変化が得られているという報告もあり、

サスガの内容でした。。。

僕もチョイチョイ、癌の患者さんに遭遇することはあります。

2013年度は、本部と関東で症例も発表しました。

(一社)北辰会関東支部2月定例会 参照

僕もいつかは、ああいう臨床をやらなくてはいけないと思います。

そして最後は全員で実技。

講師候補の先生の体表観察(診察)を受け、色々と感じるものがありました。

・・・ま、充実の週末。

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オカルトと東洋医学 その6

2014.03.31

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これまでのお話

オカルトと東洋医学
オカルトと東洋医学 その2
オカルトと東洋医学 その3
オカルトと東洋医学 その4
オカルトと東洋医学 その5

では続きいきます!!

 

前回、なぜ医学の中で東洋医学ばっかりが、寄ってたかって揶揄されるのか、という問題を考えてたら、導入が長くなりすぎました。(笑)


・・・で、今日はその続き。

まあ、こうなってしまう要因の一つには、これまで述べてきたような、

1.東洋医学的に考えて、起こりうるであろう当然の治療効果

と、

2、その予想をはるかに超えた、まるで奇跡のような、通常ありえないような治療効果

の境界線が曖昧であることと、また、1.にも2.にも術者によっての”幅”がかなりあること、が考えられます。


ある名人のところで鍼灸治療をやったら癌が消えてしまった!なんていう話は、もしかしたら聞いたことのある人もいるかもしれませんが、

それが事実だったとして、じゃあその先生の鍼灸治療で消える癌と、消えない癌と、癌そのものは変わらないけど、癌に伴う症状の緩和には有効の場合との間の、

 

客観的なハッキリとした違いは何なのか、という問題に、明確に答えられる先生は、今のところいないでしょう。

普通なら、

「それについてはやってみないと分からない。」

と言う筈です。

 

あるいは、


「治ります、でもその前に生命力が先に無くなってしまうかもしれません。」

とか、

「治ります、いつかはね。」

と言われるかもしれません。(苦笑)


西洋医学では、最低限この処置をやったら、これぐらいの変化は高確率で起こると言われていますよ、という統計学的なパーセンテージぐらいは出ています。

(もちろん、それの信憑性の問題もありますがね。)


東洋医学の場合は、この理論と手法が数千年もの間、無数の患者と医者に支持されてきているのだから、効果が期待できるのは間違いないに決まってるし、

その先生自身の経験則からしてもイケそうなのであれば、いっちょやってみようや、という訳です。


それを聞いて、伝統的経験と、その先生の経験則(東洋医学)では頼りないので、現代物理科学に基づき、ハッキリと数字で、統計で見通しが出てる方(西洋医学)を選ぶ人が多いのも頷けます。


治療を受けるにしても、お金と時間と労力がかかるわけだしね。


この部分の、ある種の「不確かさ」が、鍼灸治療を受けるのに、イマイチ一歩踏み出せない原因でもあろうと思うし、東洋医学に対する、

社会的な認識が変化しないことの原因の一つでもあろうかと思います。

続く

 

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