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8.29の日曜日は、(一社)北辰会ツイキャスライブ配信を視聴しました!!
今回のテーマは
「起きられない子供たち」。
講師は奈良のタケモトクリニック院長である竹本喜典先生です。
最近増加傾向といわれる、朝起きられない子供たち。
かつてこれを、「フクロウ型」体質と名付け、苓桂朮甘湯という漢方薬を中心に使って治療した、山本巌先生(故人)という漢方家がおりました。
(因みに朝から元気バリバリで強い体質に見えるけど、中年以降高血圧や糖尿病になるようなタイプの人のことは”ヒバリ型”と名付けました。)
現代においても、この「フクロウ型」を専門に治療する漢方外来が福岡県の久留米にあります。
今回は、山本巌先生が残した『東医雑録』という書籍を参考にしつつ、このいわゆる「フクロウ型」と思われるような体質の子供たちの症例から、
北辰会方式を漢方の臨床にどのように運用するのか、という興味深いテーマでご講義いただきました。
話は肝の臓の病理、脾の臓の病理、痰飲の取り方に及び、北辰会ではあまり強調されることの無い「肝気虚」という病理に関して、考え方や配穴に関して、
藤本新風先生からも補足講義して頂きました。
後日聞いたら、新風先生の補足は、さらにブログ等でして下さるそうなので、専門家の方は是非ご注目下さい。
また、少し専門的で上級編の話にはなりますが、いわゆる日本漢方の漢方医の先生方が取っている腹診所見というのも、北辰会なら上手に臨床(弁証論治)に取り込めるのではないかな、
という雰囲気も感じることが出来ました。
今後、東洋医学を実践している鍼灸家が、漢方家と連携するシーンも増えてくると思いますので、漢方に関する知識を習得しておくことは重要ですね。
〇
2019.11.13
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現在の鍼灸学校で使われている『新版 東洋医学概論』の教科書において、「病因」は「古典的病因」と「(現在の)病因」と分けられており、
「古典的病因」として「内因・外因・不内外因」というものが書かれている。
基本として重要ながら、これまで書いていなかったようなので、ここに書いておきましょ。(笑)
「病因」というのは言うまでもなく「東洋医学的な病気の原因」という意味です。
「古典的病因(内因・外因・不内外因)」というのは、中国宋代の陳無択(別名:陳言(1131-1189))が撰した『三因極一病証方論(別名:三因方)』に書いてある分類です。
それに対して「(現在の)病因」というのは、現代中医学における分類法、と考えていいでしょう。
「古典的病因」の内訳は、
外因:六淫(風・寒・暑・湿・燥・火の6つの邪気のこと)、疫癘(えきれい:強力な伝染病、流行性の病のこと)
内因:七情(怒・喜・思・悲・憂・恐・驚)の過不足
不内外因:飲食不節、労逸、房事過多、外傷、鳥獣傷など
と言われます。
で、「(現在の)病因」として、
外感病因:六淫、疫癘
内傷病因:七情、飲食不節、労逸、房事過多
病理産物その他の病因:痰湿、瘀血、内生五邪(風・寒・熱・湿・燥)、外傷
と分類されています。
(「中医学的分類」と書けばいいのに、なぜ書かないんだろうか。。。)
いずれにせよ、これらの病因によって、気血津液の流れが悪くなったのが「病気」であるわけです。
臨床では、これらの病因が、「どこをどのように」侵し、結果的に今現在どのような不調が起こっているのかを明確にして、よーく的を絞り込んで治療すると、
いい結果が得られます☆
2019.08.17
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昨日今日と、お盆明け、イイ感じの緊張感で治療に入らせていただきました。
臨床はホントに待ったナシ。
でもそれが最高。
やっている人にしか分からんね。
色々な名案が、浮かんでは消える。
暑邪傷気と腎着、上焦で痰化しているのは何でか、補瀉の迎隨の考え方・・・、などなど。
この時期は水と気のバランスと位置、寒熱も含めてよく考えないと。
見えるもんも見えない。
楽勝ムードの症例で、足元すくわれる。
あらゆるリスクを考えて進めないと。
気が抜けない。
・・・けども、ありがたい。
2019.05.28
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5.26の日曜日は、高田馬場で行われた(一社)北辰会定例会東京会場に参加してきました!!
今回は朝から実技訓練「脈診・望診・取穴」。
先月と同じテーマでしたが、望診に爪甲診を入れ、取穴のテーマを前回の瘀血から湿熱、湿痰に変えて、蠡溝と豊隆に変更しました。
・・・まあ何と言っても、まずは
の熟読から始まります。
(文字クリックで購入ページへ)
当たり前ですが、学術習得にはそれなりの時間、かかります。
学んですぐに出来るような浅薄なものではない。
でもそれだけ奥が深く、使いこなせるようになれば、素晴らしい世界が待っています。
ですので、たまに勘違いしているアンポンタンがいるけど、「難しいのが売り」というワケではない。
「難しくて高度で、でも素晴らしい世界を、誰でもが共有出来る、分かりやすい理論の次元に落とし込んで、それを時間をかけてじっくりと勉強している」ワケであります。
せっかく、良く晴れた爽やかな日曜日を潰して勉強に来たんですから、頑張って欲しいと思いますね。
午後は関東では久しぶりの「症例レポート」です。
今回は「伝統鍼灸 心月院」院長、坂井祐太先生による「健忘の一症例」です。
「健忘」などという症状を主訴として患者さんが来院するというのも、北辰会方式の鍼灸のいいところでありますね。
本来の伝統的な鍼灸医学というのは、全科疾患を治療してきました。
今回はフロアからたくさんの質問が出て、大変盛り上がりましたね。
たった一症例を、あらゆる角度からナンボでも深めることが出来る、これも北辰会方式の長所ですね。
終了後は、実は同じ日にお茶の水の順天堂医院で開催されていた「良導絡自律神経学会 東日本支部」の勉強会後の懇親会に参加してきました!!
以前このブログに書きましたが、実はこの日は、大阪から北辰会代表理事である藤本新風先生が見えて、特別講演を行っていました。
こちらも非常に盛り上がったようで、良かったです。
良導絡と北辰会、患者さんに対して、全然違うアプローチの仕方だけど、どちらも効果が出ていることは確か。
和風先生と中谷先生のご縁もあるし、こういったコラボも面白いと思います。(゚∀゚)
懇親会では、良導絡の先生方のアツさ、元気さに触れて、面白かったです。
ご挨拶、名刺交換させていただいた良導絡の先生方、大変ありがとうございました!!<m(__)m>
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2019.05.14
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5.12の日曜日は、大阪上本町で行われた(一社)北辰会定例会に参加してきました!!
今回は午前中は実技。
僕は上級班で、風胤堂本院長である油谷真空先生の超絶技巧を目の当たりにしていました。(゜o゜)
午後は久々に、丸々三時間症例検討会。
奈良のタケモトクリニック院長の竹本喜典先生による、「二陳湯加減と鍼灸を併用した三症例」です。
この二陳湯という薬は、このブログにも何度も出てきている、江戸期の多くの医家たちが参考にした、あの『和剤局方』が出典です。
中医学をやっている臨床家であれば、全員持っているであろう、東洋学術出版社の『中医臨床のための方剤学』では、「燥湿化痰剤」の首先に出てくる方剤で、「湿痰」という邪気に使う、超有名選手であります。
二陳湯は、半夏・茯苓・陳皮・甘草で構成されたシンプルな方剤であり、これを生姜、烏梅とともに飲む、と書いてあります。
東洋医学をやっているものにとって、半夏と陳皮のコンビネーションはあまりにも有名ですが、二陳湯の場合、この半夏と陳皮が古いものの方が、
薬性がマイルドになり、より良い、ということで、「半夏と陳皮の二つが陳(ふる)いほど良い。」という意味で「二陳湯」なんだそうです。(^^)
この方剤を、清代の名医である王旭高先生(1798-1862)の「治肝三十法」の考え方を参考に加減して、見事に治してみせた症例を、三例発表して下さいました。
この症例は、今年の6月に新宿で行われる日本東洋医学会学術総会でも、ポスター発表なさいます。
今回聴き逃がした方は、ぜひ新宿に!!(=゚ω゚)ノ
僕も久々に湯液の絡んだ症例で、非常に勉強になりました。
また、中医学をベースにすれば、湯液家とも共通の理論土台の中で討論できるし、やはり中医学理論は有用だなあと思いましたね。
終わった後は呑み。。。
今回、油谷先生が爆裂していました。(笑)
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2019.02.28
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こないだ、患者さんで、「四君子湯」という漢方薬を処方されている方がいらっしゃった。
・・・そこでふと、昔のことを思い出した。
ずいぶん前のことだが(15年以上前かな?)、蓮風先生が実技デモで腹診をしながら、
「これは四君子湯の証や!四君子湯と六君子湯は違うぞ!!どう違うか、お前分かるか!?」
と、当時の講師の先生が指されて、その先生が答えられずにアワアワしていたのを思い出した。
そのあと確か、太白に鍼をなさっていたように思う。
・・・で、当時、帰ってから、四君子湯と六君子湯の違いについて一生懸命調べたことがあった。
久々に思い出したんで、ここに書いておく。
〇
四君子湯の出典は中国宋代の国定処方集である『和剤局方(1110)』で、この方剤は『中医臨床のための方剤学』では「補気剤」のグループの薬だ。
(「補気剤」の代表選手、といってもいい方剤みたいです。)
内容は人参6g、白朮9g、茯苓9g、炙甘草6gとのこと。
(本によって別説もあるようだが。。)
効能は益気健脾、主治は脾気虚とある。
人参と炙甘草で津液を補い、白朮、茯苓では湿邪を取る、この相反する作用をもって、全体としては脾の臓の弱りをフォローする薬、というワケだ。
(相反する作用を持つ生薬をあえて配合して、結果的に効果を高める、これを相反相成というそうです。)
それに対して、六君子湯はどうか。
出典は明代の虞摶(ぐたん 1468-1517)による『医学正伝(1515)』だそうで、四君子湯よりもずいぶん後になって考案された処方らしいですが、
これも分類的には「補気剤」のグループで、四君子湯の脾気虚がさらに進んで、脾胃ともに気虚(脾胃気虚)を起こし、さらに湿痰を生じているものに対する方剤で、
前述の四君子湯の4味に加えて、和胃降逆の作用を持つ小半夏湯の内容(半夏・生姜)を加え、さらに理気健脾、燥湿化痰の陳皮と、補脾、養営の大棗を加え、
全部で8味もの、やや複雑な構成になっている。
総じて効能は補気健脾、和胃降逆、理気化痰、主治は脾胃気虚と痰湿、ということになる。
清代の名医で有名な程国彭(ていこくほう 1662-1735)の『医学心悟(1732)』に、
「・・・気虚挟痰、清陽不昇、濁陰不降、即上重下軽、六君子湯主之。・・・」
と、簡潔に述べているように、臨床的には脾胃の弱りによって中焦から上昇(特に上焦)に痰湿が停滞しているものに使うとある。
四君子湯も六君子湯も、どちらも脾気虚を補うという点では同じだが、六君子湯の場合は胃の気虚と痰湿の邪実が射程に入っている、ということですね。
鍼では、四君子湯の場合は大白への補法でいいと思うが、六君子湯の場合は、大白だけで終われるのは相当腕達者だと思う。
二穴に分けるか、腹を使うか・・・。
いずれにせよ、所見も評価も、全然異なる。
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2019.02.18
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眠れない患者さん、よくいます。
安定剤、導入剤に頼っているケースが大多数。
暫く使っていると、効かなくなってきたのでと、分量を増やしたり、より強い薬に変えていく。
雪だるま式に増えていく。
・・・そうなる前に、鍼灸をお勧めしたい。
不眠症は、東洋医学では「不寝(ふしん)」と呼んだりする。
明代の大名医、張介賓(張景岳 1563-1640)の『景岳全書』(1624)に曰く。
不寝はただ邪正の二字すなわちこれを尽くすと知るなり。
神が安定すれば眠れる。
神を不安定せしめるものは邪の擾か、営気の不足。・・・
〇
と、単純明快に喝破する。
また、清代の呉鞠通(呉瑭 1736-1820)の『温病条弁』(1798)に曰く。
不寝の原因は甚だ多い。
陰虚で陽納出来ないもの、陽亢で陰に入れないもの、胆熱、肝気(肝用)不足、心気虚、心陰虚、心血虚、蹻脈不和、痰飲擾心。
〇
と、多数のパターンを上げております。
どっちも正しいと思うが、張景岳先生の「所詮は虚実」という斬り方が個人的には好き。
標本主従あるけど、心神の関与はあると診た方がいい。
そして、蹻脈と心神、肝胆と心神に関して、生理と病理を整理するべき。
その上での「所詮は虚実」。
【参考文献】
『症状による中医診断と治療』燎原出版
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2019.02.17
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北辰会カルテに、「発汗の左右差」を問う問診項目がある。
発汗に左右差を感じたことの無い人からしたら、
「そんな現象、あんの??」
と思うだろうが、これ、意外といらっしゃいます。
特に腋窩。
緊張すると、どちらかの腋窩にばっかりに汗が出る、という患者さんは、結構いる。
これは中医学では「汗出偏沮(かんしゅつへんそ)」といいます。
これにも色々な考え方(弁証分型)があるのだが、明末清初の名医、張璐(1617-1700)の『張氏医通』によれば、
・・・夏に半身に汗出るは、気血満たず、内に寒飲。
偏枯(片麻痺)、夭(夭疽、あるいは早死に?)の兆しなり。
大剤の十全大補湯、人参養栄湯、大建中湯に行経豁痰薬を加味して治す。云々・・・
この証は血虚に属すが、四物湯などの陰薬を使わないのは、経絡の閉滞を招くからである。
〇
ちょっとした左右差であっても、要注意。
また、ある種の左右差ものに、迂闊な滋陰、補血は危ない。
補気+行経豁痰という考え方、マジ重要。
一穴でやるなら、どこでやる??
【参考文献】
『症状による中医診断と治療 上巻』燎原書店
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2019.02.08
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昨日、立春になり、声を失う。(笑)という記事を書きました。
ついでなんで、今回私が立春早々見舞われた、声音嘶唖(嗄声・失声)というものについて簡単にまとめておきましょう。
ネガティブな出来事を、ポジティブに変換。
この症状は、『症状による中医診断と治療 下巻』の「耳鼻咽喉科症状」のところに、
「喉痒(いんよう:喉の痒み)」
「咽乾(いんかん:咽の乾き)」
「咽腫(いんしゅ:咽喉の発赤、腫脹)」
「咽喉痛(いんこうつう:咽喉の痛み)」
「咽喉白腐(いんこうはくふ:咽喉部に白い膜が出来るもので、ジフテリアに相当する)」
「喉中梗阻(こうちゅうこうそ:梅核気、ヒステリー球に相当するもの)」
「懸雍下垂(けんようかすい:口蓋垂が腫脹して下垂するもの)」
など、喉の炎症症状とともに纏められています。
「声音嘶唖(せいおんせいあ)」の参考弁証分型としては5つ。
1.風寒
2.風熱
3.熱邪犯肺
4.肺腎陰虚
5.血瘀痰聚
とあります。
1.2.は外邪性であり、いわゆる風邪ひき(感冒)の時に声が出にくくなるやつです。
4.はご老人や虚弱体質者などの慢性的な嗄声の場合が多いです。
5.は西洋医学的に言うと声帯ポリープのようなものですね。
今回の僕の場合、外邪の問題が水曜の午後の段階で片付いていたとするならば、3.が妥当(というか一番近い)だと考えます。
今回の嗄声に関しては、外邪の線は考慮しつつも、内傷病として扱いました。
外邪については、悪寒悪風症状や浮脈などはなかったので、内熱が主、外邪はあったとしても風熱で軽度、と考えています。
ただこの場合、内熱(熱邪)の発生源を特定しないことには、結局スッとするのど飴を舐めたり、のどを流注する経絡に対する通経などの、
対症療法に終始することになります。
(もちろん対症療法(標治)も非常に重要ですが。)
・・・さて、熱邪の発生源はどこであったか。
【参考文献】
『症状による中医診断と治療』燎原
続く
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2019.02.01
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これまでのお話し
「腹哀」という経穴 ⑤ 参照
◆「肺先」の意味。(竹下の妄想(笑))
腹哀穴は、日月穴、期門穴(旧説の位置)と縦に並んでおり、鍼灸師とってあまりにも有名な「夢分流腹診図」においては「肺先」と呼ばれる部位の真下あたりに位置する。
『針道秘訣集』には、「肺先」の説明として、
「ここに邪気往するときは息短く喘息、痰出(い)で肩ひじの煩い出る。」
と書いてある。
蓮風先生の『弁釈針道秘訣集』では、
「喘息はむしろ脾募に出る、風寒邪が入ると心下に出る、肝の相火、肺先から心下の邪が結びつくと呼吸困難を起こす。云々・・・」
とある。
蓮風先生らしく、原著に書いてあることをそのまま鵜呑みにするのではなく、必ず実際の現代の自分の臨床と照らし合わせて考えておられることがよく分かるのですが、
まあ、「肺先」というぐらいで、臨床的には呼吸器の病変を反映するんだなと、簡単に理解できます。
ここで当然、じゃあ「先」ってどういう意味??と気になる。
「先」を軽く字解きすると、諸橋徹次の『広漢和辞典』によれば、
①すすむ、すすめる
②さき
③むかし、以前
④死んだ、亡くなった
⑤祖先
⑥さきだち、さきがけ
⑦てびき、紹介
⑧さきぶれ
⑨まず、さきに
⑩さきんずる
⑪先生
⑫碁などで、相手よりも先に碁石を下すこと
⑬姓
と、非常に意味が多いが、個人的には④の「死んだ、亡くなった」という意味が気になる。
白川静『字通』によれば、上記以外の意味では
①死者
②追い越す
という意味があるらしいが、これも個人的には①「死者」が気になる。
夢分流の創始者である夢分斎先生も、首を絞めたり、口鼻を塞いで、呼吸を止めてしまえば、全く健康な人であっても即座に死ぬ、なんていうことは当然知っていたはずだし、
呼吸機能そのものが弱ければ、全身の気血の状態が悪くなり、全ての病気にかかりやすく、治りにくくなる、つまり死に近くなる、ということは当然知っていた筈です。
僕的には、かねてから、この「肺先」というエリアは、その呼吸機能(肺の臓の生理作用)に大きく関わるエリアであり、そこに「先」という文字をあえて入れたのは、単に
「ここは肺の臓の先っぽらへんを示すよん」
という意味”以上の”意味が込められている気がしてならないのです。
「腹哀」という経穴 ③で、小田規矩之介先生の見解として述べたように、腹哀の「哀」の字が「商」に通じ、西方、太陰(経絡で言えば脾肺)を示すということとも繋がって、
夢分斎先生が禅僧であったことも考えると、西方浄土、この世とあの世の境目、順逆を分ける重要な診どころとして「肺先」「腹哀」を意識して診てしまうのです。
ある種の重症疾患や難治性の疾患で、肺先に邪が出ていた場合、治療によってその邪が下外方に移動するか、変わらないか、上内方に移動するか、
沈んでいくかは、けっこう重大な問題なんじゃないかな、な~んて、以前から妄想しています。
・・・とまあ、今日の話は、全くの妄想であり、読者の皆様のご批判を頂ければ幸甚と思います。
割かし、僕の臨床感覚というのは、そういうのが至る所にあります。
もうちょっと続く
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清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
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(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
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