東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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患者さんの声(30代女性:首の痛み、鼻と喉のつまり感など)

2010.10.26

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

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久々に、「患者さまの声」をいただきましたので、載せさせていただきます!

 


これからも不定期に、載せていきたいと思っています!!

30代 女性 

症状:過度のPC作業による首の痛み

 

パソコン仕事なので、首・肩のこりは職業病ですが、ここ半年でさらに労働時間が増え、首が痛むことが多くなりました。

マッサージではよくならず、首を動かさなくても鋭い痛みが走るようになったため、治療を考え始めました。

首の他にも不調を感じていたので、体全体を総合して診てもらえるらしい東洋医学・鍼灸に興味がわきました。

清明院を選んだのは立地と、ブログの更新にやたら熱心な院長先生に


「鍼灸は未知の世界だけど、この先生なら話が通じそう・・。」


と親近感を持てたためです。

(予想通り、先生は気さくな方で打ち解けやすく、院内のそこここに花を生けてあるのも好印象でした。)

初診では先生に、


「長年のパソコン仕事で首がかなり変形してしまっているので、痛みはスッキリとは取れないかも。」


と言われましたが、鍼の効果は他の部分で実感できました。

初回の治療後、以前、耳鼻科で診てもらっても治らなかった、鼻と喉のつまりがとれて、すーっと通ったんです! 

この効果を感じられたことで、焦らずに首の治療に通うことができました。

数日おきの治療で、2週目には痛みが減り始め、3週目には1日に1回あるかないか、4週目には鋭い痛みを感じることは全くなくなりました。

今は6週目です。

これからどんな体の変化があるのか、楽しみに通いたいと思います。

【清明院からのコメント】

この方は大学卒業以来、今日まで10年以上、ずーっとPC関係の仕事に携わり、目や首、肩といった部分を、酷使し続けてきた患者さんです。

初診時は、首を動かすともちろん、歩いているだけでも痛みが走る、とのことでした。

また、首の痛み以外にも生理痛やアレルギー、耳鳴りや大便、小便、睡眠の異常等、色々な症状がありました。

長時間のPC作業をなさる方というのは、常に頚肩部の筋肉や、目などに負担がかかっている状態にあります。

しかも、今回のように症状が出たからと言って、仕事でやっている訳ですから、会社を休むわけにもいきません。

治療しながら、少しづつ少しづつ、いい状態に傾けていくしかない訳です。

患部を診ると、大きな怪我の既往歴がある訳でもないのに、頚部の骨の並びが大きく歪んでいて、長年の負担から、徐々に徐々に変形していったことがうかがえました。

このように、形態的に大きく崩れてしまっていて、なおかつ日常、負担をかけながら治療しなくてはならない場合、治療に時間を要することが多く、

その旨をお伝えした上での治療開始となりました。

証としては「腎気虚(じんききょ)≒肝欝気滞(かんうつきたい)」と考え、治療を開始しました。

患者さんが書いて下さった文章にもある通り、初診時、鼻とのどに違和感を訴えておられたのがその場で消失したことで、

「鍼が効く!」ということを理解され、治療を続ける気になられたようです。(苦笑)

そしてそのまま治療すること、約5回にして、首の症状に変化が現れ、現在では以前のような痛みはほとんど出ていません。

最近では、生理痛や排便、排尿の不安定感を意識しながらも、首から目を離さないように、若干治療間隔を開けながら、治療続行中です。

長年のPC作業によって、人間にとって非常に大事な首、肩、腕、目などに不調を訴える方は少なくありません。

この方のように、首の骨が歪んでしまうほどに悪化していても、鍼によって症状を改善させることは可能です。

このような症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、あきらめてしまわず、是非ご相談いただければ、と思います。

 

 

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急激な温度差と湿度差

2010.09.25

3日前はカンカン照りで、鬼のように暑かったです。

 


しかしおとといはドシャ降りの雨で突然寒かったです。


(前日との気温差10℃以上!!)

 


そして昨日は風が強く、メチャクチャ寒かったです。

 


そしてそして今日は、昨日の夜中からの雨で、朝非常に寒く、しかし昼ごろにはウソのように晴れて、今度はムシ暑かったです・・・。

 

 


・・・一体何なんだ!?この天気の感じ!?

 

 


患者さんの中にはサスガに風邪をひいてしまわれる方も何人かいました。

 

 


この3日間のような、

「急激な温度差や湿度差」

というものが、人間の体に与える影響は絶大です。

 

 


こういう時、人体には「東洋医学的に」どのような現象が起こっているんでしょうか?

 

 


まず「気温差」ですが、これは

1.急激に下がるパターンと、

2.急激に上がるパターン

の2つしかないですよね?

 

1.の場合は、「寒邪(かんじゃ)」という邪気に入られやすくなります。

2.の場合はその逆で、「熱邪(ねつじゃ)」という邪気に入られやすくなります。

カテゴリ 「邪気について」 参照

 

 

次に湿度ですが、こちらも基本的には、

A.急激にむしてくるパターンと、

B.急激に乾燥してくるパターン

の2つしかないですよね?

 


これも、A.の場合は「湿邪(しつじゃ)」という邪気に侵されやすくなります。


B.の場合は「燥邪(そうじゃ)」という邪気に侵されやすくなります。

 


・・・まあここまでは、単純明快ですよね?

 


しかし実際は、これらがいくつか複合的に起こったり、もともとのその患者さんの体の状況によって、症状の出方や程度が大きく異なりますので、

 

治療する上では的確に分析せねばなりません。

 

 


こういった自然界の急激な変動、というのは、よく人間の「治る力」を阻害します。

 

 


「養生(ようじょう)」の迅速さ、的確さが要求される場面であります。

 

 

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「肺」って何ですか?(その10)

2010.09.12

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これまでのお話・・・

「肺」って何ですか?(その1)
「肺」って何ですか?(その2)
「肺」って何ですか?(その3)
「肺」って何ですか?(その4)
「肺」って何ですか?(その5)
「肺」って何ですか?(その6)
「肺」って何ですか?(その7)
「肺」って何ですか?(その8)
「肺」って何ですか?(その9)

 

☆「肺」と「お水」

一般によく言われることに、

「人間の体の約60%は水分!!」

という言葉がありますよね?


今年の夏も、熱中症で多くの方が亡くなりました。


だからこの言葉を、つい最近聞いた人も多いのではないかと思います。

暑くて汗をかき過ぎて、しまいには脱水症状を起こすと、場合によっては生命が危ない。

だから人間の健康は、一つには、この水分の出納(出入り)がうまくいっているかどうかにかかっている、と。

(・・・ただ、だから誰も彼もガンガン飲め、というのは、いかにも短絡的で僕は嫌いなんですがネ。)

僕もこのブログで、以前から再三、東洋医学における「水分」と「健康」の関わりの重要性を説いてきました。


患者さんの質問
たくさん飲んだ方が健康に!?
どうしてムクむの?
どうしてムクむの?(その2)
「湿熱」について
「脾」って何ですか?(その5)   などなど参照


これらを読んでいただくと、


量的に余分なお水、あるいは質的に偏ったお水、あるいはその両方
   ↓
胃腸に入る
   ↓
受け止めきれない(うまく捌ききれない)
   ↓
体内に余分なお水の停滞発生
   ↓
胃腸および全身の働きが弱り、諸症状発生

 


・・・という、簡単なメカニズムがご理解いただけるんじゃないかと思います。


このメカニズムから言えば、お水と直接関わるのは、五臓六腑で言うと「脾胃」や「小腸」「大腸」であり、他の臓腑はあまり関係ないようにも思えます。

しかし、そんなことはないのです。


「余分なお水」と「脾胃、腸以外の臓腑」は大いに関わります。


・・・「めちゃめちゃ」関わります。(笑)


ではどう関わるのか、という問題です。


人間に備わった、主な「余分な水分排出機構」というのは即ち、「発汗」、「排尿」、「排便」ですよね?


このうち、特に中心になるのが「排尿」と「発汗」ですよね?

例えば、「肺」って何ですか?(その6)で述べたように、「肺の臓」には、気を降ろす働きがあります。


気を降ろし、全身に気をくまなく巡らせる、というのは、肺の重要な働きでしたよね?


「気を降ろす」ということは、最終的には「下焦に降ろす」と考えていただいて差し支えない。


ということは、

「下焦に存在する”腎の臓”や”膀胱の腑”に降ろす」

と考えてよい。

「腎と膀胱」の重要な働きの一つは、

「尿を作って(溜めて)体外に排出すること」

です。

カテゴリ 「腎・膀胱」 参照

 

この働きに大きく関わる(助ける)のが、実は、”気を降ろす”働きを持った「肺の臓」なんですよ。


・・・そして、「発汗」ですが、発汗するところはどこかと言えば当然「皮膚」でございます。

「肺」って何ですか?(その7)で述べたように、その皮膚(皮毛)をつかさどるのは「肺」でございましたよね?


さらには、「余分な水分排出機構」の中では脇役である、「排便」に関しても、実は「肺」は大きく関わります。

 


長くなってきたので、その話は次回・・・。(笑)

 

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9月北辰会本部臨床コース

2010.09.06

昨日、9月5日の日曜日は、大阪、上本町にて行われた、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!!

・・・なんだか8月入ってから、ほとんど毎週関西に飛んでますネ。(苦笑)

ついでに交通費でお金もどんどん飛んでいきます。(笑)

まるで翼が生えたかのようです。(爆)

でもその分、「新しい知識」や「新しい気付き」が、どんどん入ってきます!

それを得るために、体力、集中力が続く限り、自分に投資するのです!

だから僕のこの行動は、趣味と実益を兼ねた、「鍼」に対する情熱の表現なのであります!!

・・・今回は、午前中は実技。

今回から新たに初級~上級班に加えて、「講師班」という班が新設されました。

この班では、北辰会の講師の先生同士が、お互いに技術を研鑽し合う、という目的で新設された班です。

僕はここに参加させていただき、『傷寒雑病論』水本淳先生、方剤学島内薫先生、そして関東支部の尾崎真哉支部長という、大変豪華な大先輩たちに囲まれながら、

 

実技の研鑽をさせていただきました。

・・・これは、めちゃめちゃ勉強になりました!

何が勉強になったかは、難しくなるので書きませんが、今回、僕は割と無口に参加していましたが、ヒジョ~に色んなことに気づかされました。

パワーアップでございます。

午後は蓮風先生による「太極陰陽論解説」、「実技DVD上映」でした。

この医学の根幹である「陰陽論」に関する貴重な見解の数々、そして実技DVDでは超絶テクニックの数々・・・。

いつもながら、サスガでしたネ。

その後は以前このブログでも紹介した、神戸の輝鍼灸院(ブログも必見!)の原元氣先生による症例発表「パニック障害」でした。

原先生は、年齢は僕と同年代ですが、開業されて2年半、現在、スタッフさんも増え、患者さんも増え、乗りに乗っておられる先生です。

その勢いをそのまま感じさせるような、素晴らしい症例でした。

僕(清明院)も頑張って追い付かねば、と思います。

同年代に、こういう刺激的な先生がいるということは、とてもありがたいことです。

そして終了後はお酒・・・。

そして最終の新幹線で東京に・・・。

相変わらずの、トランス状態。


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「デトックス」と「鍼灸」

2010.08.11

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こないだ、患者さんから興味深い質問をいただきました。

「先生、鍼とデトックスを併用してもいいですか?」

という質問です。

 

 

実はこの質問、以前にも受けたことがあります。

 

 

これには僕は即答で答えます。

「いや、鍼ってデトックスだよ。」

・・・とね。(苦笑)

 


この質問をなさる方というのは、大体「デトックス」「サプリメントを飲むこと」を同じ意味にとらえてらっしゃるようです。

 


まあ、少し前から、何やら巷で話題の「デトックス」ですが、要するにどんな意味があるんでしょうか。

参考はこちら(wiki)

 


コレを見ますと、「デトックス」とは、何のことはない、「解毒」のことじゃないか、となります。

(・・・まったく、何でも横文字にすれば目新しくってお金になると思って。。。)

 


ツボ(経穴)の中には、古代から「解毒」という効果を持つ、と言われるものがいくつかあります。

 


コレの意味は、そのまんまですが「毒を解く」「毒を排出させる」効果のことです。

 


そして、その場合に”解かれる対象である毒”というものについても、東洋医学の古典では、明確に定義づけられています。

 


古典では、この定義付けが東洋医学の理論に依拠しているだけであって、要するに考え方としてはwikiに書いてあることと大体同じです。

 


(一社)北辰会も、藤本蓮風先生が考案された、”清熱解毒法(せいねつげどくほう)”という非常に強力で、特殊な鍼の技術を持っています。

 


僕も普段治療していて、

「鍼をやるようになってから便通がよくなって、肌がキレイになってきた!」

とか、

「汗やお小水が自然に出るようになってきて、ムクミが減った!!」

なんて言われることは、日常茶飯事であります。

 


・・・まあさー、なんやかんやと目新しいことに飛びつく前に、よくそのことの本質を考えてみましょうや。(笑)

 


ゆえに、鍼灸はとっくの昔からある、確かな「デトックス」なのでございます!

 


併用もへったくれもございません!

 

 

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「胃」って何ですか?(その10)

2010.08.09

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これまでのお話・・・

「脾」って何ですか?(その9)
「胃」って何ですか?
「胃」って何ですか?(その2)
「胃」って何ですか?(その3)
「胃」って何ですか?(その4)
「胃」って何ですか?(その5)
「胃」って何ですか?(その6)
「胃」って何ですか?(その7)
「胃」って何ですか?(その8)
「胃」って何ですか?(その9)

 

これまで「胃の腑」に関するお話を「脾の臓」とも絡めながら、

・機能
・形態
・症状

なんかに注目しながら、具体例も挙げて話をすすめてきました。

 


・・・まあ、このシリーズは専門家に向けたものではないので、概要としては大体のことは述べてきたかな、と思います。

 


なので「胃ってなんですか?」シリーズは、ここらで一旦完結しようと思います。

 


最後に一つ、ついこの間、患者さんを診ていて、

「あー、これはまずいなー。」

と思ったことがあったので、お伝えしておきます。

 

 


☆「足三里」の危険性

 


その患者さんは、80代の女性です。

 


以前から診ていて、経過もよく、安心していたのですが、最近妙に元気がなく、脈、舌、体表観察所見も「脾胃」の反応所見がよくないのが気になっていました。

 


そんなある日、

「先生、最近食事の後、気持ちが悪くなるんです。」

と、その患者さんは訴えました。

 

詳しく聞くと、のどもよく乾く、便も出にくい、食欲も落ちてきている、体がだるいとおっしゃいました。

 

 


患者さんは、

「夏バテかなあ?」

とおっしゃったが、去年はどうだったか、これまではこういうことはあったかと聞いてみると、

「去年、その前はこんなことはなかった。」

とのこと。

 

さらによくよく聞いていくと、

「先生に鍼してもらってから調子がいいので、もっと調子よくなりたいと思って、足三里にここ最近毎日お灸をしている。」

とのこと。

「・・・それだ!!」

と思い、すぐに中止させたところ、上記の症状は消失。事なきを得た、ということがありました。

 

・・・ツボの中には、たまに、誰でも知っているような超有名選手がいます。

 

 

「足の三里」というツボもその一つです。

 

足三里画像


↑↑これです。

 


この「足三里」というツボは、よく「長生きの灸」とか言って、お灸をすると元気で長生きするとか、足腰が強くなるとか言われ、昔から有名です。

 


テレビや、一部の雑誌や書籍なんかで紹介されてたりすることも少なくありません。

 


・・・コレ、とんでもない話です。

 

 

こういう言い方は、迷信もいいとこです。

 


足三里にお灸をするだけで誰もが例外なく足腰が強く、元気で長生きするんだったら、誰も苦労しやしません。

 


確かに「足三里」は、上手に使えば大きな効果を得ることが出来るツボではあります。

 


しかしそれは、確かな東洋医学的な診断に基づいていて、なおかつ適正な術(鍼か灸か)で、適正な刺激量での処方であった場合にのみ、言えることです。

 


当然ながら、治療に使える、ということは、逆に言うと間違った使い方をすれば悪化させることもある、ということです。

 


上記の患者さんは、もともと「胃の腑」に熱がこもりやすいタイプの患者さんでした。

 


本来ならばその熱を冷ます治療、養生法を行い、どんどん「胃熱」を発散、排出させるように持っていかなくてはなりません。

 


しかし、この患者さんがやった「足三里にお灸」という処置は、どちらかというと「胃の腑」を温める治療になります。

 


つまり逆です。

 

 

熱に熱を足してしまっている訳です。

 


しかも、自分で見よう見まねで適当にツボの位置を決めているため、時には右のみが効いたり、左のみが効いたり、効果にばらつきがある上に、

 

その的確な評価も出来ないため、左右のアンバランスなんかも引き起こしやすいです。

 


高齢者が左右のアンバランスを起こし、それがあまりにもきつくなると、たいがい転倒します。

 


歩行姿勢が左右アンバランスで、不安定になるからです。

 


高齢者にとっては、転倒から骨折でもしたら、寝たきり状態にもなりかねません。

 


そうなってから泣いたってわめいたって遅いんです。

 


東洋医学というのは、誰でも簡単に使いこなせるもんじゃありません。

 


僕も場合によっては、遠方でたまにしか治療に来れない患者さんなど、自宅でお灸を据えてもらうこともありますが、その場合は、安全かつ確実なツボ以外は選びません。

 


・・・まあー、これだけ「医学だ、医学だ」と叫んでも、それはごく一部の人にしか伝わりません。

 

 

甘く見られることの方が多いです。

 


でも、それでも僕は叫ぶことをやめません。

 

 

だって「医学」だからです。

 

 

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「胃」って何ですか?(その8)

2010.08.01

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これまでのお話・・・


「胃」って何ですか?

「胃」って何ですか?(その2)
「胃」って何ですか?(その3)
「胃」って何ですか?(その4)
「胃」って何ですか?(その5)
「胃」って何ですか?(その6)
「胃」って何ですか?(その7)

 

☆「胃」と「熱」と「狂」(続編)

 


今日のお話は、ちょっと難しいかもしれないけど、大変興味深い部分でもありますので、続き、いきます!

 


以前、
「脾」って何ですか?(その5)にて、”脾は湿気が嫌い”というお話をしました。

 


その時、「脾はもともと湿っている臓だから、過剰な湿気を嫌うのだ」と書きました。

 


また、「胃はもともと乾いている腑だ」とも言いました。

 


・・・ということは、”胃は熱が嫌い”という考え方が、当然あります。

 

 

なぜならば、よけい乾いちゃうからです。(笑)

(ここには、実は難しいお話(・・というか意味)がありますが、割愛します。(笑))

 


つまり「脾胃」は、人体のど真ん中である「中焦」に存在し、かたや湿り(脾)、かたや乾き(胃)、乾と湿のバランスをも、とってくれている訳です。

 


「胃」って何ですか?(その5)で述べたように、「脾胃」は全身の気血の「昇降のバランサー」でありながら、「乾湿のバランサー」としても一役買っている訳ですネ。

 

(カッチョイー!)

 


・・・東洋医学では、体内、および体外の過剰な”熱”のことを「邪熱(じゃねつ)」と言い、様々な症状、病気を引き起こすもとと考えます。

 


そして特に「胃の腑」が過剰に熱を持つと、それを「胃熱(いねつ)」と呼び、分かりやすいところでは、強いのどの渇き、あるいは食べても食べてもすぐに腹が減る、

 

暑さを極端に嫌がる、などの症状の原因になります。

 


”非”生理的な「邪熱」、および生理的な「熱」というのは、通常、どんどん体外に発散しなくては、正常な体の状態を保てません。

 


大便なり、小便なり、汗なりで、です。

 


「熱」がうまく発散、排泄出来ずに、どんどん「胃」に籠ると、徐々にマズイことが起こってきます。

 


前述のような症状はもちろん、マグマのようにブスブスと籠った熱は、やがてまるで”火が付いた”かのように、突然、一気に激しく「上焦」に向かって突きあげます。

 


これを東洋医学では「胃火(いか)」と言います。

 

(そのまんまだネ。)

 


そして突き上げた先の”上焦”には、「心」と「肺」という臓が存在します。このうち、特に「心」が「胃火」の影響を強く受けると、狂乱、錯乱状態になることがあります。

 


言わば、燃え盛る「胃火」が、「心の臓」に燃え移ってしまった、という状況です。

 


「心の臓」が蔵している「神(しん)」というものが、”顕在意識を清明たらしめているもの”という話は以前
「心」って何ですか?(その6)に書きました。

 


その働きが侵されるために、正常な判断を失い、まるで”もののけ”でも憑いたかのように叫び、わめき、暴れ出します。

 


また、体内の邪熱が極まっているために暑くてしょうがなく、衣服を脱ぎ捨てる、というような状況となります。

 


まさに、前回のブログで紹介した事件のような状況、となる訳です。

 


しかもあの事件の場合は「朝8時ごろ」という時間帯にも大きな意味があると思いますが、それの解説は長くなるので、またそのうち致しましょう。(笑)

 


しかしまあ、あの事件の女性の発言から考えるに、おそらく悪い男に弄ばれたとか、そういうことがあった後のことでしょうから、もしそうだとすれば、

 

ある意味、言ってることにスジは通っています。

 


また、パンツ1枚の姿だった、とか、実際にベランダから飛び降りはしなかった、ということは、少しは理性が残っていたのかも知れません。

 


そういう意味ではそれほど強烈な「胃火」ではなかったか、「心神」がそこまでは弱っていなかったのでは、と考えられます。

 


まあ、いずれにせよ、ああなる前に治療させてほしかったナー、近いんだし・・・。

 

 

という感じです・・・。

 

 


次回に続く

 

 

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「胃」って何ですか?(その7)

2010.07.31

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これまでのお話・・・

「胃」って何ですか?
「胃」って何ですか?(その2)
「胃」って何ですか?(その3)
「胃」って何ですか?(その4)
「胃」って何ですか?(その5)
「胃」って何ですか?(その6)

 

少し涼しくなったと思ったら、また猛暑。

 

・・・でも個人的には、猛暑って、ちょっと好きです。

(笑・・・溶けそうにはなりますがネ。)

 

僕は、育ちは日本一暑い群馬県前橋市なんですが、生まれは静岡県伊東市です。

 


まあ、海周辺で生まれ、山周辺で育ったわけです。

 


この時期になると、海の近くで生まれた血が騒ぐのか、妙に気分が高揚します。(笑)

 


フジツボ、イソギンチャク、ウミウシ・・・ああ、なつかしい・・・。

(見た目キモいのばっかですが。(笑))

 


・・・まあそれはさておき、ついこないだ、「胃」の話をする上で、とても興味深い事件がありましたね。

パンツ1枚の女性が絶叫し、飛び降り騒動 朝の渋谷が騒然

 

ニュースの記事というのはネットからすぐに削除されてしまいますので、ここに概要を述べておきますが、清明院からさほど遠くない、渋谷区円山町で、28日、朝8時ごろ、パンツ1枚の半裸の女性が、

「女をナメんじゃねえ~!!」

とか、

「電話して来い~!!」

とか叫びながら、マンションのベランダから身を乗り出して絶叫していたそうです。

 


一時は飛び降りを警戒して、消防隊も駆けつけ、あたりは騒然となったそうですが、部屋に入った警察がその女性を取り押さえて一件落着、という事件です。

 


今日はこの出来事を、東洋医学的に考えてみましょう。

 



☆「胃」と「熱」と「狂」

 


東洋医学では、上述のような精神錯乱の病を「狂証(きょうしょう)」と呼び、2500年前に著されたとされる東洋医学の聖典、

『黄帝内経(こうていだいけい)』

の中にはすでに「狂証」の分類、発症機序、治療法まで述べられています。

(専門家の先生方、『黄帝内経霊枢』癲狂篇(22)です。ココ、実におもろい。要チェックです。)

 


また今から約2000年近く前、中国は後漢の時代、張仲景(ちょうちゅうけい)という大名医がいました。

 

 

彼が著したとされる、

『傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)』

という書物は、この現代でも、漢方薬で治療にあたる先生方や、我々鍼灸師にとっても、これまた東洋医学の”聖典”の一つとして、不滅の輝きを放っています。

 


そこにもすでに、こういった病の症状や所見、治療法が書いてあります。

(専門家の先生方、陽明病篇、特に大承気湯、桃核承気湯の条文です。これまた示唆に富んでるよ~。)

 


それらを繙くと、結局、こういう「狂証」の治療の最終的な中心は、なんと!いずれも「脾胃」なのであります。

 


特に上述のような激しい錯乱状態を示すようなものに関しては「脾胃」の中でも特に「胃」が治療対象です。

 


そして、この考え方は現在でも支持されています。

 

 

江戸時代の医師の文献なんかには、実際の症例なんかも出てます。

 


僕も、何人かの先輩から、実際に鍼や漢方薬で治療した症例の話を聞いたことがあります。

 

 

また僕自身も、これに近い症例を経験したことがあります。

 


・・・まあとにかく、なぜ「胃」がおかしくなるとこういう症状が出るのでしょうか。

 

 


ちょっと長くなったので続きは次回に!(笑)

 


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同業の先輩

2010.07.18

今日、ふと思いました。

「これまで、何人の同業の先輩たちと会ってきただろうか。」

・・・当然、数え切れるものではありません。

数え切れないほどたくさんの先輩たちから、その職場、その勉強会、それぞれの現場で、いつもご薫陶をいただいてきました。

それが今日の自分の血肉になっている訳です。

もちろん尊敬できる先輩もいましたし、そうでない先輩もいました。

僕は以前は、この「そうでない」先輩の方には、なるべく目を向けないようにしてきました。むしろ嫌っていました。

変な影響を受けるような気がして恐かったんですね。

今はそんなことありません。その先輩のどこが尊敬できないのか、それは何でなのか、また、そういう先輩の中から何を学ぶべきか、などと、冷静に考えることが出来ます。

そこで、以前は今よりも冷静さを欠いていたんだ、ということに気がつきました。

情熱にまかせて、あまり偏ると、今度は自分が「そうでない」先輩の側に立つ可能性が高くなっていくような気がしてなりません。

・・・陰陽論は最高ですネ。モノの見方考え方。

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最近の出来事

2010.07.13

ワールドカップがスペインの優勝で幕を閉じました。決勝戦、激しい試合でしたネ。

 

今回のワールドカップは日本がベスト16ということで、日本国内もずいぶん熱狂しました。

 

 

本田や遠藤という、新たなスターも生まれました。

 

 

前々回の時も盛り上がりましたが、今回もなかなかのもんでしたネ。

 

ちなみに8年前の熱狂の時、僕は渋谷駅周辺にいました。(笑)

 

 

あの時はすごかった・・・。

 

 

日本も捨てたもんじゃないなー、と思いましたね。

 

今回のワールドカップも、まだまだ各方面にかなりポジティブな影響を及ぼすであろうと思います。

 

本田が帰国後のテレビ出演をすべて断って、母校を訪問し、学生に「夢を見ることの大切さ」を説いた、というニュースを見た時、

「・・・あー、カッコいいなー、やるなぁ本田!」

と思いました。

 

 

彼は初戦のゴールも、デンマーク戦のゴールも、インタビューにはえらく淡々と応じていましたね。

 

 

ホントに「サッカーが好きなだけ、ただそれだけ」なんでしょうね。

 

僕もそうありたい、と思います。

 

・・・ところで、参議院選挙で民主党が過半数割れました。

 

今度は逆にねじれちゃいましたネ。(苦笑)

 

 

・・・コレって要はもうすでに、「どの党が」とかじゃなくて、「政治」そのものに対する国民の不信感が反映されているんだと思います。

 

明治以来、あまりにも変わり映えしない政治体制に、みんな飽き飽きしちゃってて、

「どうせ誰がやったって一緒だから、もうどーでもいーよ。それより明日の自分の仕事のことを考えよっと。」

・・・になっちゃってるんだと思います。

 

 

清明院の患者さんでも、そうおっしゃる方は多いです。

 

ここらでいっそのこと政党だの派閥だの、官僚だの、「一回全部バラシ」にした方がいいんじゃないかな、と思うのは僕だけではないはずです。

まあ、ばらしたところで、次に「本気」の人が集まらないと意味がないとは思いますが・・・。

 

本当の意味で「政治家やってるのが好きなだけ。ただそれだけ。」の人たちがネ。

 

(本当の意味の”政治”ですよ!お金と権力、という意味ではありません。)

 

自分が本当に、心の底から「いい」と思ってないことをやっていても、人の心を動かすことはなかなかできませんよね。

・・・東洋医学は「いい」ですよ。(笑)

 

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